コロナ狂騒の煽り食らうや、海外遠征予定は全滅の憂き目に遭い、然れば徒然なる儘に始動、毎週2作品ずつアップせんと宣言せし「Kawabata Makoto official Bandcamp」此処まで新旧222タイトルを順調にリリース、御陰様にてぼちぼちな手応え、御試聴、御購入下さりし皆様、どうも有り難う御座います。而して200タイトル達成記念として、Bandcampにて公開せしデジタルリリース作品のフィジカルリリースにての復刻も、第1弾たる4作品をACID MOTHERS TEMPLE SHOPZONE B.O.にて絶賛通販請承り中。更に第2弾たる4作品も愈々リリース間近、震えて待たれたし。
扨、今週の「Weekly Kawabata」若しくは「週刊 スピードグル」は、1978年に結成せし人生初のグループ暗黒革命共同体に由る、唯一のスタジオ録音作品「暗黒革命」と、今回の為に録り下ろせし最新スタジオ録音ソロ作品「Cyborg’s Obscure Alternatives」以上計2作品を一挙公開せり。
今回の為に録り下せし最新ソロ作品「Cyborg’s Obscure Alternatives」は、アコースティックギターとエレクトロニクスの多重録音に由るサウンドスケープ的な作品なり。アコギと電子音が紡ぐ前半から、重層的電子音ドローンへ変化する展開は、私の諸作に見受けられるひとつの様式の類いなれど、これは若かりし頃の聴覚的実体験に起因するものなり。そもそも私の音楽は、概ねメロディー、リズム、ハーモニー等は然して重要にあらず、全体としての音響こそが肝なるも、是亦然り。
1978年当時「自分が聴きたい音楽を演奏する」為に、志し同じくする級友2人と音楽活動開始すれど、そもそも3人とも音楽演奏に関してはズブのど素人、音楽の授業以外に楽器なんぞ触れし経験あらざれど、其処は初期衝動こそが全てを司れば、奇しくも借り受け得しRoland System100の本体 (Model 101) とエクスパンダー (Model 102) と、未だ楽器購入資金さえあらざれば、理科準備室の実験器具を無断拝借、理科準備室の一角に構えられし写真現像用の暗室を占拠、私が所持せしカラオケ用マイク入力2系統搭載のアイワ製カセットデッキと、メンバーの一人が所持せし超高級機種のステレオラジカセを持ち込み、即興演奏を録音せり。然りとて当の本人達は、当時「即興演奏」を旨とせんと志せしにあらず、当初は「Deep Purple meets Karlheinz Stockhausen」即ち「ハードロックと電子音楽の融合(=自分達の好きな2種類の音楽の融合)」を試みんとすれど、ギター類やドラム等の必要不可欠な楽器一切あらず、然りとて其処で「金を貯めて楽器を買う」選択肢あらずして「楽器がなくても演奏は出来る」と、実験器具をパーカッションとして「演奏」と云う名の下での破壊行為に走れば、結果実験器具を全て破損、後日理科の授業にて実験せんとすれど、教師曰く「実験器具が全部壊れてて出来へん」今や時効と思えば、此処に罪状告白し懺悔するものなり。
Bandcampページに於ける「Weekly Kawabata」一応毎週水曜に更新せんと思えば、旧譜のみならず録り下ろし新作も亦、然れば引き続き何卒御贔屓に御願い奉り候。
既にリリースも224タイトルに至れば、リストページ「Speed Guru's Time」も併せて更新中、こちらは「Solo」「Band & Collaboration」のページに分かれ、各々の内部にて項目毎に分類、而してリスト上のタイトルをクリックすれば、リンクにてBandcamp各ページへ辿り着き得る次第。是非に御活用頂きたし。
AMT公式Bandcampも、未発表ライヴ音源等含め57作品を公開中なれば、是非にチェック頂きたし。
更に「Acid Mothers Temple」Bandcampアルバムリストも設営、バンド毎に「Unreleased live & rare recordings」と「Reissue」2項目に分け、リリース年次にて並べ分類整理、リスト上のタイトルをクリックすれば、リンクにてBandcamp各ページへ辿り着き得る次第。是非に御活用頂きたし。
インド古典音楽家としても活躍される金子ユキ嬢とカネコテツヤ君とのトリオFloating Flowerも、公式Bandcampページにて、スタジオ録音作品やライヴ録音作品を公開すれば、最新ライヴ「West Japan (京滋名) tour 2021」も公開中。是非にこちらよりチェック頂きたし。
Bandcampアプリ入手はこちらから。