時差ぼけや否や、単なるジジイ化すればこその早起きなるか、午前2時半起床。
昨夜のケータリング残党Carrot Batonsなる人参スティックの如き召喚、
しりしり器あらざれば、これをナイフにて刻み、
昨日の「フライドされてへんチキンテンダー」残党召喚、玉葱、大蒜、生姜共々、ケトル様ダーク ノワール・ブラック・シュバルツへぶち込むや起動、
インターバル挟み数度沸かせば、奇しくも「フライドされてへんチキンテンダー」の衣溶け出し、とろみ付き鶏野菜スープベース完成、
其処へ春雨投下、ひと煮立ちさせれば、トムヤムペースト、アメリカ人なら愛して止まぬ国民的ホットソース「Sriracha」や、胡椒や葱等施し、檸檬も添えるや、インプロ似非ニッククッキング「トムヤム春雨」堪能せり。
メンバー各部屋とはメッセンジャー介し連絡取り合えば、今朝のブレックファーストは、イングリッシュならぬ「スコティッシュ・ブレックファースト」との入電あり。ビュッフェスタイルにてのフルブレックファースト、久々なればひと通り確保しコンプリート、大英帝国なればと此処はトースト、然れどコーヒーは譲れず、カプチーノに追いエスプレッソ施せし1杯なり。この英国式フルブレックファースト、一度なら堪能し得れど二度目以降は飽きる故、今回はこの1回にて充分かな。而してビュッフェスタイルの闇、ついぞ食い過ぎれば苦悶せらるる顛末なり。
今回のスコットランド・ラウンドは、珍しくも昨夜のGlasgowのみ僅か1公演にして、
然ればThe PastelsのSteveが営むレコード屋「Monorail Music」訪れ、スコティッシュポンド散財銷却せんとす。
凡そ日本に於いては入手困難たらんRichard Youngsの諸作を筆頭に散財せり。
4時間半程のドライヴにてNewcastleへ、今宵の会場たるThe Star And Shadow Cinemaへ到着せり。
その名の通り映画館なれば、均か楽屋が映画館(本日は上映あらざればこそ)
隣室は映写室なり。
トイレの壁にて、スフィンクスか開明獣かの如き発見、いとをかし。
能く能く見れば、トイレの壁さえギャラリーの如し。
PAトラブルにてサウンドチェック予定は頓挫、復旧に時間要すると聞けば、界隈のレストランにて晩餐に興じん。壁にベイダー卿描かれば、銀河帝国直営店か。
壁に「スター・ウォーズ」グッズ展示されれば、
何とGonk Droidまで居られ、思わずにやりとさせられし。
「Lamb Tagine, Yoghurt, Pomegranate, Coriander, Mint, Focaccia」なる「羊肉タジン」所望、石榴入りとは即ち酸味の為か。円やかにて芳しき味わい、美味なり。
昨日、快適ツアーライフを送る新兵器として、前回のツアーに於いてはメイン務め乍ら、現在はスペアに甘んじるギターを、貴方の電子レンジと交換せんとすと、Facebookへ投稿するや、怒涛の反響ぶりと挙手の多さに驚かされつつも、今宵持参し得ると連絡下さりしJohn Nellist氏に決定、然れば楽屋まで持参下さり、世にも珍しからん、ミュージシャンが己れの楽器と電子レンジを交換せし刹那ノ圖。
是にて電子レンジ確保すれば、今後のツアークッキングに革命的変化及ぼすは決定的、これより充実の快適ツアーライフ興じ得ると確信せり。
今宵は90分セットを披露。客席眺めれば老若男女にて満員御礼、然れば今宵はスタンダードな趣きにて展開、怒涛の疾走にて駆け抜ければ、大団円へと至り幕。
ライヴ写真ネット上にて拾遺叶えば、此処に無断借用転載させて頂く次第。
セットリスト:
1. Astro Intro ~ Sycamore Trees
2. Dark Star Blues
3. Chinese Flying Saucer
4. Pink Lady Lemonade ~ Sparkling Pink Lady Lemonade
5. Flying Teapot ~ OM Riff From The Melting Paraiso U.F.O.
6. Cometary Orbital Drive
機材一式と物販搬出及び積み込み済ませるや、ホテルへ向かう車内にて体調急降下、自室へ漂着するや即寝成仏せり。
NANI君のブログも並走されれば、是非に御併読頂きたし。
ジョンソンのツアー日記は、Facebookにて展開中。
祥三君のツアー備忘録も、Facebookへ投稿される次第。