MASONNAこと山崎マゾ君が、嘗て「宇宙電子音楽」を演奏する為に「アナログ・エレクトロニック・コズミック・サウンド・プロジェクト」と称し始動されしSPACE MACHINE、私もそのクルーとして、幾度かライヴに参加すれば、そのライヴ音源も収録されし豪華木製ボックス入り3LPセットが、伊URASHIMAよりリリースされにけり。
詳細はこちらが詳しければ、是非に参照頂きたし。
私が参加せしは「Orbit Vector Generator」なる曲にして、便宜上Disc-2と数えるべき盤の片面を以て収録される次第。URASHIMA公式Bandcampページのこちらより試聴可なれば、興味抱かれし御仁は、是非にチェック頂きたし。
因みにこの音源は、2004年に米P-Tapesより8cm CDにてリリースされしが、オリジナルリリースなり。
SPACE MACHINEの思い出と云えば、2002年12月19日、大阪はアメ村Big Step内BIG CATにて、ゆらゆら帝国の前座として出演せし、所謂「800対3」と呼ばれるライヴなるか。800名のゆら帝ファンに由り鮨詰め状態の会場にて、緞帳上がるや皆様ゆらゆら帝国登場かと思われ大歓声、然りとてステージ上には、アナログシンセを前に座するマゾ君、同じく椅子に座しギター弓弾きする私、テルミン駆使されるNasca Car中屋さんの3名のみ、然れば緞帳上がり切る前に歓声はフェードアウト、其の儘ドローンを基調とする宇宙電子音が延々演奏されれば、鮨詰め会場内に於いて、体調不良訴え倒れる若き女性多発、然りとて斯く子完全アウェイな状況下、我々3名は全く動ずる事なく無事演奏終了せし次第。
如何せんSPACE MACHINEが20年前とはどうにも実感あらざりて、先日マゾ君も曰く「もう20年も前なの嘘みたいですね。」気付けば還暦迫る今、この20年間の歳月の速さを、漸くひしひし実感し始める有様にして、況して歴々の訃報続く昨今、残される時間を悔いなく生き抜かんと、改めて思う次第。