先ず記事本文の前に、予め御断り申し述べさせて頂く次第、今回も写真少なければ、そもそもタツヤ君の写真すら1枚も撮影せず終い、悪しからず。
東征より大阪アジトへ帰還するや、機材を入れ替え、今宵の会場たる桜川environment 0gへ出撃せり。
一時帰国中の盟友ナカタニ・タツヤ君とは、昨夏以来の再会なり。手早くサウンドチェック済ませるや、取り敢えずは前打ち上げに興じんと、界隈のたこ焼屋「蛸べぇ」へ突撃、
タツヤ君と2人して各々「得得セット(アサヒスーパードライ+たこ焼6個+手羽中4本+やみつききゅうり)」1000円也を所望、然れば「手羽中」売り切れにして「鶏モモ唐揚げ」にチェンジ、何やら更に得な気分かな。
先ずは缶ビールとたこ焼、私はマヨ不要派なれば、マヨ抜きにて所望、斯くして「ビール+たこ焼」大いに堪能、
続けて「やみつききゅうり」着弾、是亦ビールが進むがな。
「鶏モモ唐揚げ」思わずビール御替わりも当然か。
而して「わんだこ」椀に湛えられし出汁潜らせ食らう、云うなれば明石焼のたこ焼バージョン、これが亦絶品至極。個人的には玉子生地の明石焼よりも、こちらの方が好みなり。
タツヤ君と彼女たるレイコさん共々、前打ち上げに興ずれば、タツヤ君の口癖「サイコーやね!」連発にて、ホストの重責も無事果たせしか。
今宵先鋒務めて下さりしは、インドネシアの影絵ワヤン・クリ駆使と電子音と映像との三つ巴なるCORONA、ノイズが何故か超々高速ガムランに聴こえ来る我が耳、果たして大丈夫か。
次鋒務められしはCastanopsis、当方この手の音楽の詳細存ぜねど、何処となくジャーマンの匂い漂うチル系か。
三番手務められしはJunya Tokuda、ソロにて欧州行脚の際、この類いの音響に馴染み深ければ、何やらenvironment 0gが欧州のクラブに錯覚されしか。
四番手務められしはNobuhiro Okahashi & Kenji Tsuda、アンビエント系電子音楽と映像のコラボ、然れどOkahashi君の矢沢永吉仕様かと思しきオリジナルタオルがどうにも気になり、演奏に集中叶わず、然れど是も亦アンビエントたる音楽のコンセプトを反映させんとする企みならば、見事術中に嵌められしか。
殿務めさせて頂きし我々、そもそも今宵所謂「楽器」演奏せしは我々2人のみ、然れどその我々も変則奏法の応酬なれば、ほんならそれがどないやねんなんぞと思う隙もなく、50分余のセット披露せり。今宵はタツヤ君のセットもマイキング下されれど、ステージ上に於いて私のアンプの出音と、タツヤ君の生音が心地良きバランスにて聴こえれば、快適に演奏させて頂きし。
ライヴ写真ネット上にて拾遺叶えば、此処に無断借用転載させて頂く次第、悪しからず。
今宵、ナカタニ・タツヤ + 河端一@environment 0gへ御運び下さりし皆様、どうも有り難う御座いました。
終演後、中屋さんよりナスカ・カー新譜と大量の不要DVD頂戴すれば、毎度乍らアホ話にて盛り上がりし。ナスカ・カー新譜「あとは野となれ、山となれ・・」限定100枚プレスにて販売価格1000円也とは、新譜にも関わらず何やら再発廉価盤シリーズの如きなれど、装丁に対する経費節約ぶりが、見事反映されるパッケージに、流石は中屋さんと思わず苦笑。而して収録されるシークレットボーナス各曲の完成度の高さに、思わずナスカ・カー本来のオリジナル曲を斯くも凌駕して大丈夫かと、他人事乍ら無駄に心配さえする有様。それだけでも1000円やし買いです。