3日前よりVictoria Shen (a.k.a. Evicshen)ことヴィッキーの国内ツアーへ突入、更に来週半ばより「帰ってきたグルグル祭り」も控える中、Bandcamp Fridayも重なる有様に、気付けばブログ更新滞り、先達ての横浜2Daysの記事さえ手付かず終い。然りとてこれ以上の遅延ぶりは、ブログ執筆どころか継続意欲さえ喪失させて余りある窮状誘うは必至、然れば此処は本来Bandcamp Friday新譜公開記事を優先すべきかと思いつつも、幕開け直後たるヴィッキーのツアー道中譚こそ優先すべきと、書き棄て書き殴り上等な有様なれど、何とか此処に綴らんとする次第。
昨日午後、Victoria Shenことヴィッキーより無事に成田空港へ「タッチダウン」との一報届けば、今回のツアーに於いて逗留基地として御使用頂く大阪アジトへも、午後9時過ぎに無事到着され、3年半ぶりたる再会果たせり。
流石に若さ故か、時差ぼけも一切無しにて、午前6時過ぎに起き抜けられるや、午前6時より開店される界隈のスーパー銭湯へ早速繰り出されれば、旅の垢落としのんびり御寛ぎ頂き得し御様子。
帰還されればリクエストに応え「天婦羅蕎麦」供させて頂きし。蕎麦は汁絞らぬ大根おろしぶっ掛けし越前蕎麦風にして、天婦羅は、海老、祝蕾、人参と牛蒡と葱の掻き揚げなる顔触れなれば、
中でも祝蕾を大層御気に召されし御様子、彼女のInstagramストーリーズより無断借用転載させて頂きし。
扨、本日より「Victoria Shen (a.k.a. Evicshen) Japan Tour 2023」幕開けなれば、初日迎える四国は高松へ向け出発せり。不肖私が、今回のツアーの御供務めさせて頂く次第。新幹線「さくら」にて岡山へ、
マリンライナーに乗り換えんとするや、奇しくも向かいのホームにアンパンマン列車到着、大喜びされるヴィッキーとアンパンマン列車之圖。
瀬戸内海を渡り、いざ四国へ。
ヴィッキー曰く、マリンライナーの顔が、何処となくウルトラマンの如し。
成程、特にアンドロメロスを想起させ得るかな。
高松駅に到着、アンパンマンとバイキンマンと共に記念撮影に興じられし。
ヴィッキーの機材はメガトン重量級なれば、今回のツアーはタクシー大いに重宝すべしと、早速タクシーを以て、今宵の会場TOONICEへ到着せり。
彼女曰く、今回は機材多く、セッティングに40分を要するとの事なれば、その隙に今宵の投宿先たる安ビジネスホテルへ赴き、チェックイン済まさんとす。0103にて丸富とは、嫌いやないでこの手のネーミングセンス。
フロントは無人どころかシャッターさえ閉ざされ、設置されるインターホンにて連絡すれば、カウンター右下のキーボックスに、ルームキー用意されれば、電話口にて解錠番号伝達され、斯くしてルームキー確保すれば完了。いやはや完膚無きまでのアナログ無人受付ぶりかな。
会場へ戻るや、ヴィッキーのサウンドチェックも完了、而して私は今回のツアーに於いて、彼女の新発明品たる磁石を用いしmagna bowことV-Bowのプロモ演奏に重きを置かんとすれば、予め発送して頂けど、アメリカ国内の郵便事情の劣悪ぶりに間に合わず、結局彼女に別のプロトタイプを御持参頂く顛末、斯くしてV-Bow初試奏含め、私のサウンドチェックも筒が無く完了。
今回彼女が持参されしツアー記念Tシャツ、御気に入りのピンボールマシーンをモチーフにデザインされし、通称「HENTAI」Tシャツ、枚数に限りあれば、御買い求めは御早めに。
前打ち上げに繰り出さんとするや、リクエストは「チキン」にして、TOONICE井川店長の御薦めにて、界隈の居酒屋「鉄板焼居酒屋 えん」へ。箸置がハッピーターンなれば、箸を置く間もなく食らいし始末。
「チキン大好き」と称されるヴィッキーなれば、此処は骨付鳥のメッカたる高松、是非に堪能頂かんとす。然れば今宵は「チキン尽くし」たるべく、先ずは「せせりのわさび焼き」「とりの皮焼き」にて幕開けるや、どちらにも舌鼓乱打の御様子、特にせせりは初体験なりけりて、大いに興味持たれしか。
而して定番「若鶏の唐揚げ」
高松名物「骨付鳥 親」「骨付鳥 ひな」なんぞと、正に「チキン尽くし」なるかな。
大の日本好きなヴィッキーなれば、今回の来日に際しても日本の美食堪能を、大いに楽しみにされ、先ずはツアー初日「高松チキン尽くし」御堪能頂き、更には「男梅サワー」へ瞬殺フォーリンラヴの御様子、然ればツアーオルガナイザーとしての本日の重責、先ずは完遂し得しか。
今宵先鋒務め下さりしDying declaration間に合わず見逃せば、大変申し訳なし。
次鋒務めて下さりし熊本年孝 from 壊れたホテル、音の土石流の如き轟音ドローン、ミラーボールの光も相俟り、大流星群の如き印象残せしか。
今宵はソロにて三番手務めさせて頂けば、ヴィッキーの新発明に由る新兵器V-Bowデビュー、発せらるる音が大層興味深く、あれこれ試さんとする中、高速回転する磁石が、その磁力にてスチール弦に吸い付かんとすれば、可能な限り接近しつつも触れぬ距離保つがなかなか難しく、ついぞ覗き込むや、不覚にも髪の毛が高速回転するギアに巻き込まれ、慌てて髪を引っ張るや回転部分たる円盤のジョイントが捥げ落ち損壊、斯くしてV-Bowデビュー戦は、いきなり鮮烈なサウンド発せられ乍らも、一瞬にして敢え無く潰え果てし顛末。更には繰り出す重低音の振動に、電源コンセントが抜け落ち、重層ドローン展開中に演奏中断なんぞと、なかなか苦戦強いられれど、最後はメガ爆音高速連射も繰り出し幕。
ヴィッキーのInstagramストーリーズに、V-Bow演奏中の写真あり。因みに眼鏡を掛けてのライヴとは、凡そ1990年以来33年ぶりたりしかな。眼鏡を掛けて演奏せし理由は全く以て皆無、単なる気紛れなり。
ライヴ写真ネット上にて拾遺叶えば、此処に無断借用転載させて頂きし次第、悪しからず。
四番手務め下さりしは、御馴染みDeadpudding、今宵はSPACEGRINDERこと亀井君不参加なれど、マスメタルとでも呼ぶべき激烈サウンドは不変。
今宵殿務められしはヴィッキーことVictoria Shen (a.k.a. Evicshen)、自作シンセ群に加え、今回は自作ターンテーブル2台等、機材も大幅に増量強化、3年間のコロナ狂騒期間中に、自宅工房兼スタジオにて切磋琢磨開発されし新基軸の数々、遂に本邦初公開なり。彼女の音楽パフォーマンスの凄さ/オモロさは、私如きにては到底筆舌に尽くせぬ次第にして、未だツアー幕開けしばかりなれば、是非に会場へ赴かれ身を以て体験頂きたし。
私が撮影せしライヴ写真のみならず、ネット上にて拾遺叶えば、些か此処へ無断借用転載させて頂き、その雰囲気の片鱗なんぞ感じて頂きたし。
Victoria Shen a.k.a. Evicshen
— kinotaco (@kinotaco) March 1, 2023
最後はヴィッキーの 道具 / 武器 である 鞭 が登場 !!
4年振りに 逃げ惑う善良でない小市民 になりました。
隣に居た某氏は「鞭が当たった !!!」と仰っていました !!!!! pic.twitter.com/yfRTR1XF3C
今宵、Evicshen / 河端一@TOONICEへ御運び下さりし皆様、どうも有り難う御座いました。
終演後、ヴィッキーのメガトン重量級機材を携えての徒歩移動は困難極めるは必至、然れば折しも雨模様と化す中、タクシーにて投宿先ホテルへ赴きし。
ホテルにて荷を解くや、明日にBandcamp Friday控えれば、その音源制作ミッションへ突入せり。
ヴィッキー、今宵は大阪公演第1夜@桜川 environment 0gにして、関西の新鋭気鋭女性ミュージシャン勢揃い、斯くも豪華な面々一同に会する機会は稀なれば、是非に御運び頂きたし。
然れば今宵、桜川 environment 0gにて御目に掛かります。
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Victoria Shen (a.k.a. Evicshen) Japan Tour 2023
前回、前々回の来日公演に於いて、その衝撃的パフォーマンスで日本各地を震撼させた驚愕の女性サウンドアーティストEvicshenことVictoria Shenが、日本再上陸を果たす!
コロナ禍期間中には、爪にレコード針を仕込んだ「Needle Nail」や、満を持して発表された1stアルバム「Hair Birth」にも、ジャケットに自作スピーカーが埋め込まれる仕掛け搭載等、様々なD.I.Y.的アプローチによる制作活動を行い、世界中で話題沸騰。
大成功を収めた昨秋の欧州ツアーに続き、いよいよ日本へ再上陸を果たす!
今回のツアーでは、ソロパフォーマンスを主眼に置きつつ、併せてセッション等も行う予定。
音と身体の関係を重要視する体験型パフォーマンスだからこそ、是非その現場にて目撃体験して頂きたし!見逃し厳禁!
Victoria Shen (a.k.a. Evicshen)
サンフランシスコを拠点とし、「Evicshen」という名でも知られるサウンドアーティスト、実験音楽パフォーマー、そして発明家。
彼女が音を出す時、その核となるのは音の物質性/身体性および音と身体との関係性である。彼女の音楽を特徴づけるのは、アナログのモジュラー・シンセサイザー、塩ビ盤レコード、そして自作の電子楽器であり、その音楽は因習的なハーモニーやリズムを意識的に避け、極端な質感や体の動きがもたらす感覚を重視する。
ネイル (付け爪) にレコード針を埋め込み、レコードの溝を最大5本同時に鳴らすことができる「Needle Nail」を発明したことでも知られる。
シェンのD.I.Y.的アプローチは楽器の範疇にとどまらず、発表する作品にまで及んでいる。デビューLP「Hair Birth」の表ジャケットには銅が用いられており、このレコードを、ジャケットをスピーカーとして再生することができるようになっている。最近では拾った素材を埋め込んだ手製の塩ビ盤レコードのリリースを開始した。このレコードは、音楽の再生が可能というだけではなく、ユニークな芸術的オブジェという機能もある。
北米のみならず、欧州、メキシコ、日本等でもライヴ活動を行い、様々なフェスティバルにも出演。またストックホルムのElektronmusikstudion EMS、ロッテルダムのWORM、ニューヨークのKurimanzutto、コペンハーゲンのSound Laboratory of The Royal Danish Academy、サンフランシスコのAUDIUM等にて教鞭を執っている。
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■ 3月4日 (土) @ 桜川 environment 0g
https://nuthings.wordpress.com/
「シンギュラリティ2」
Victoria Shen (a.k.a. Evicshen)
河端一
Juri Suzue
浅野和恵
角矢胡桃
山根明季子
Junya Hirano (environment 0g / remodel)
open & start 17:30
door ¥ 3000 (1D付)
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■ 3月5日 (日) @ 防府 BAR印度洋 (0835-38-5324 *21:00~)
Victoria Shen (a.k.a. Evicshen)
河端一
doravideo
ayato
シノワ
谷康弘
open 19:00 / start 19:30
door ¥2500
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■ 3月6日 (月) @ 大分 Athall (097-535-2567)
「Noisy Heaven」
Victoria Shen (a.k.a. Evicshen)
河端一
… (a.k.a. Nikola Mounaud)
S_B_B
P.O.V.
spaceship airguitars
らぶりぃ✳︎しいちゃんず
open 19:00 / start 19:10
adv ¥2500 / door ¥3000 (1D込み)
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■ 3月7日 (火) @ 岡山 Pepperland (086-253-9758)
「世界の港町」
Victoria Shen (a.k.a. Evicshen)
河端一
彼岸
MANISDRON
A tribe Called NoiZ
MIND’s CRUISER
open 18:30 / start 19:00
adv ¥2500 / door ¥3000 + 1D ¥600
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■ 3月9日 (木) @ 福岡清川 cafe&bar gigi (092-531-7011)
https://sound.jp/cafe-gigi/infogigi.html
「煙草と惡魔」
Victoria Shen (a.k.a. Evicshen)
ニルオド
… (a.k.a. Nikola Mounaud)
Minamiguchi ERI (a.k.a. OPERA)
ムジャラ
floor :
uranomoyan
SPYCO
黒山羊
shop :
TOWA (Spice curry)
open 19:30 / start 20:00
door ¥2000 + Drink
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■ 3月10日 (金) @ 広島 Jimo Cafe (082-512-4710)
「PEXPOX ART EXHIBITION MELTING Closing Gig Final - Day 5」
Victoria Shen (a.k.a. Evicshen)
toiret status
セーラーかんな子
A.P.O.S.
AUTO-DESTRUCTIVE ART : anndoe
DJ : JARA,
CURRY : ROOTZ
open 18:00 / door ¥2000
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■ 3月11日 (土) @ 北九州八幡 Del Sol Cafe (093-662-2013)
https://www.facebook.com/DelsolCafe?locale=ja_JP
Victoria Shen (a.k.a. Evicshen)
谷本仰
open 19:00 / start 19:30
door ¥2500 (別途要オーダー)
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■ 3月12日 (日) @ 静岡 Freak Show (054-273-5588)
Victoria Shen (a.k.a. Evicshen)
K2
伊藤大樹
庭
open 14:00 / start 14:30 (end 16:30 / curfew 17:00)
door ¥ 2500 + 1D
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■ 3月13日 (月) @ 京都 ミングル
Victoria Shen (a.k.a. Evicshen)
河端一
open 19:00 / start 19:30
door ¥2500
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■ 3月14日 (火) @ 難波 Bears (06-6649-5564)
Victoria Shen (a.k.a. Evicshen) & Pika (あふりらんぽ)
河端一 × Juri Suzue
KK manga
open 19:00 / start 19:30
adv ¥2300 / door ¥2500
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■ 3月15日 (水) @ 渋谷 DOMMUNE
「Noise 大学プレオープン」
Victoria Shen (a.k.a. Evicshen)
河端一
doravideo
天鼓
ラジヲEnsemblesアイーダ
start 20:00 / door ¥2000
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■ 3月16日 (木) @ 秋葉原 Club Goodman (03-5846-9453)
「GIGSANOISE vol.105 - Noise 大学プレオープン vol.1」
Victoria Shen (a.k.a. Evicshen)
河端一
doravideo
石橋英子
ラジヲEnsemblesアイーダ
妖精マリチェル
open 18:30 / start 19:00
adv ¥3300 / door ¥3800 通し券¥6000
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■ 3月17日 (金) @ 秋葉原 Club Goodman (03-5846-9453)
「GIGSANOISE vol.105 - Noise 大学プレオープン vol.2」
Victoria Shen (a.k.a. Evicshen)
河端一
doravideo
中村達也
T.MIKAWA
安永桃瀬
open 18:30 / start 19:00
adv ¥3300 / door ¥3800 通し券¥6000