昨夜のヴィッキーの岡山公演＠Pepperlandに於いては、中2階に上り逆さ吊り状態にて演奏する等、大いにほたえ捲らえ、えげつない程盛り上がれば、本日発売されし英WIRE誌の表紙飾られし次第。巻頭カラー特集ページもあれば、興味抱かれし御仁は、洋書取り扱う書店、若しくはオンラインにて御購入頂きたし。更には公式ページにてオンライン閲覧も可たらん。
WIRE誌の表紙飾られれば、今後その知名度も人気も急上昇必至、ヴィッキータイフーンは愈々全世界を席巻せん。
今朝も今や日課と化されし、界隈のスーパー銭湯にてのんびり寛がれしヴィッキー、然りとて此処から取り敢えず8日間のロードとなれば、いざ山口は防府目指すべく、大阪アジトを出発せり。車内にて食らうべく、新大阪駅構内「551HORAI蓬莱」にて焼売と粽を所望されれど、残念乍ら冷凍されしを購入、結局食し得ぬ儘携行する羽目となりし。空腹の儘新山口駅に到着するや、駅構内に出店されるパン屋「シュクルヴァン」へ突撃、在来線への乗り換えまで随分時間余せば、店内にて食さんとす。
漸く食事に有り付ければ、御満悦なヴィッキー之圖。
謎の炭水化物拒否症候群に苛まされつつも、どうやらサンドウィッチは大丈夫たりし経緯あれば、此処は私も便乗させて頂かんとす。パン達の向こうに見える紙袋の中身こそが、先程食い損ねし冷凍焼売と粽なり。
名物「黄金カレーパン」筆頭に、
鶏と牛蒡のパン（名前失念）やら、
「エビカツサンド」やら堪能せり。
在来線を待つヴィッキー之圖。手には例の551の紙袋携えられし。
今宵の会場たるBAR印度洋へ到着せり。
初めて訪れしは1998年たりしかと記憶すれば、何と25年前なるかな。当時は未だ4人揃われしKISSのポスターも、今やジーン・シモンズが唯1人残されるのみ。
ヴィッキー曰く「日本のお父さん」こと、前回の来日ツアーに於いては、全公演同行されしdoravideoこと一楽さんと、感動の親娘再会果たされし。
更に松山音溶にうっかり忘れし帯鋸を、野本さんに送り頂けば、本日無事受け取り叶いて、野本さんへ感謝あるのみ。
全出演者のサウンドチェックも筒が無く終了するや、皆して界隈の「長崎ちゃんめん」へ繰り出し晩飯とせん。然りとて如何せん謎の炭水化物拒否症候群に苛まされる私なれば、麺も飯も回避せざるを得ず、然れば此処は「生ビール＋餃子 (12個)」堪能せり。
今宵先鋒務め下さりしは、ポップサイケデュオシノワにして、新兵器駆使されしオープニングから、Brigitte Bardot「Contact」のカヴァー等、計3曲のみなれど御披露下さるや、不思議な歌声と妙味漂う手練れギターに、思わず夢心地かな。実はギューンカセットや奈良県に縁深しと伺えば、そもそも御名前は存じ上げておれど、拝聴させて頂きしは初めてにして、今回の出会いを良き縁とさせて頂かんとす。
次鋒務められしはdoravideoこと一楽さん、毎回何かしら進化発展遂げられるとは云わずもがな、而して今回はピカルミンをどつき回され、思わずポケモン虐待と訴えられぬか、他人事乍らついぞ心配する始末。
三番手務められしはkukiya kiya (キヤ キヤ) なるソロユニット、所謂この手の音楽は無縁にして無知無学なれど、昨年末の「GIGANOISE 四国編 vol.5」にて初観戦の機会あれば、いきなりこの不可思議なグニョグニョ感と、血管ぶち切れるが如き絶叫に、脳天杭打ち食らわされしを思い出せり。二度目の観戦たる今回も、その畸形異形な印象は変わらず、このクセになる面白き気色悪さは何ぞや。
今宵はソロにて四番手務めさせて頂けば、重層ドローンからの轟音展開、爪弾くフレーズをレイヤー的に扱いつつ幕引き。
ライヴ写真ネット上にて拾遺叶えば、此処に無断借用転載させて頂く次第、悪しからず。
五番手務められしは、ヴィッキーことVictoria Shen (a.k.a. Evicshen) にして、今宵も大いにほたえ捲りつつ、構築性の高き轟音絵巻を御披露下さりし。
殿勤めしはVictoria Shen + doravideo + 河端一にして、轟音絨毯爆撃すれば皆してカオス極悪浄土へ昇天、若しくは恍惚地獄へ転落せん。
死者1名。
今宵、Evicshen / 河端一 / doravideo＠BAR印度洋へ御運び下さりし皆様、どうも有り難う御座いました。
御愉しみたる打ち上げは、毎度御馴染み「海風屋」へ繰り出し、美酒美食堪能せり。
隙あらば口琴の練習に余念なきヴィッキー、温かく見守る「日本のお父さん」こと一楽さんかな。
玉ネギ畑の岡田さん、今夏も「玉フェス」に招聘頂けば、大いに嬉しき限りかな。
打ち上げ散開後、私はホテル印度洋にチェックインなれば、インドさんと2次会へ突入すれど、流石に連日の飲み疲れもあれば、申し訳なくも敢え無く轟沈。エイメン。
本日のヴィッキー、今回のツアー唯一のオフ日なり。
御供たる私は、今宵から「帰ってきたグルグル祭り」参戦なれば、彼女は明日より当面単独行動になる次第。斯くして明日は、福岡清川gigiへ襲来予定なれば、福岡界隈在住の皆様、是非に御見逃しなきよう。
最後に、昨夜のヴィッキー＠岡山Pepperlandに於ける、中二階からの逆さ吊り演奏を撮影投稿下されば、此処に無断にてリンク貼らせて頂く次第。
Evicshen (Victoria Shen)
— Ficus Lot / Ito (@ficuslot) March 8, 2023
2023/3/7 Pepperland
ヴィッキー、よかった！ pic.twitter.com/AjIeSEu7ER
______________________________________________________________
Victoria Shen (a.k.a. Evicshen) Japan Tour 2023
前回、前々回の来日公演に於いて、その衝撃的パフォーマンスで日本各地を震撼させた驚愕の女性サウンドアーティストEvicshenことVictoria Shenが、日本再上陸を果たす！
コロナ禍期間中には、爪にレコード針を仕込んだ「Needle Nail」や、満を持して発表された1stアルバム「Hair Birth」にも、ジャケットに自作スピーカーが埋め込まれる仕掛け搭載等、様々なD.I.Y.的アプローチによる制作活動を行い、世界中で話題沸騰。
大成功を収めた昨秋の欧州ツアーに続き、いよいよ日本へ再上陸を果たす！
今回のツアーでは、ソロパフォーマンスを主眼に置きつつ、併せてセッション等も行う予定。
音と身体の関係を重要視する体験型パフォーマンスだからこそ、是非その現場にて目撃体験して頂きたし！見逃し厳禁！
Victoria Shen (a.k.a. Evicshen)
サンフランシスコを拠点とし、「Evicshen」という名でも知られるサウンドアーティスト、実験音楽パフォーマー、そして発明家。
彼女が音を出す時、その核となるのは音の物質性/身体性および音と身体との関係性である。彼女の音楽を特徴づけるのは、アナログのモジュラー・シンセサイザー、塩ビ盤レコード、そして自作の電子楽器であり、その音楽は因習的なハーモニーやリズムを意識的に避け、極端な質感や体の動きがもたらす感覚を重視する。
ネイル (付け爪) にレコード針を埋め込み、レコードの溝を最大5本同時に鳴らすことができる「Needle Nail」を発明したことでも知られる。
シェンのD.I.Y.的アプローチは楽器の範疇にとどまらず、発表する作品にまで及んでいる。デビューLP「Hair Birth」の表ジャケットには銅が用いられており、このレコードを、ジャケットをスピーカーとして再生することができるようになっている。最近では拾った素材を埋め込んだ手製の塩ビ盤レコードのリリースを開始した。このレコードは、音楽の再生が可能というだけではなく、ユニークな芸術的オブジェという機能もある。
北米のみならず、欧州、メキシコ、日本等でもライヴ活動を行い、様々なフェスティバルにも出演。またストックホルムのElektronmusikstudion EMS、ロッテルダムのWORM、ニューヨークのKurimanzutto、コペンハーゲンのSound Laboratory of The Royal Danish Academy、サンフランシスコのAUDIUM等にて教鞭を執っている。
———————————————————
■ 3月9日 (木) @ 福岡清川 cafe&bar gigi (092-531-7011)
https://sound.jp/cafe-gigi/infogigi.html
「煙草と惡魔」
Victoria Shen (a.k.a. Evicshen)
ニルオド
… (a.k.a. Nikola Mounaud)
Minamiguchi ERI (a.k.a. OPERA)
ムジャラ
floor :
uranomoyan
SPYCO
黒山羊
shop :
TOWA (Spice curry)
open 19:30 / start 20:00
door ¥2000 + Drink
———————————————————
■ 3月10日 (金) @ 広島 Jimo Cafe (082-512-4710)
「PEXPOX ART EXHIBITION MELTING Closing Gig Final - Day 5」
Victoria Shen (a.k.a. Evicshen)
toiret status
セーラーかんな子
A.P.O.S.
AUTO-DESTRUCTIVE ART : anndoe
DJ : JARA,
CURRY : ROOTZ
open 18:00 / door ¥2000
———————————————————
■ 3月11日 (土) @ 北九州八幡 Del Sol Cafe (093-662-2013)
https://www.facebook.com/DelsolCafe?locale=ja_JP
Victoria Shen (a.k.a. Evicshen)
谷本仰
open 19:00 / start 19:30
door ¥2500 (別途要オーダー)
———————————————————
■ 3月12日 (日) @ 静岡 Freak Show (054-273-5588)
Victoria Shen (a.k.a. Evicshen)
K2
伊藤大樹
庭
open 14:00 / start 14:30 (end 16:30 / curfew 17:00)
door ¥ 2500 + 1D
———————————————————
■ 3月13日 (月) @ 京都 ミングル
Victoria Shen (a.k.a. Evicshen)
河端一
open 19:00 / start 19:30
door ¥2500
———————————————————
■ 3月14日 (火) @ 難波 Bears (06-6649-5564)
Victoria Shen (a.k.a. Evicshen) & Pika (あふりらんぽ) & 角矢胡桃
河端一 × Juri Suzue
KK manga
角矢胡桃緊急参戦決定！
open 19:00 / start 19:30
adv ¥2300 / door ¥2500
———————————————————
■ 3月15日 (水) @ 渋谷 DOMMUNE
「Noise 大学プレオープン」
Victoria Shen (a.k.a. Evicshen)
河端一
doravideo
天鼓
ラジヲEnsemblesアイーダ
start 20:00 / door ¥2000
———————————————————
■ 3月16日 (木) @ 秋葉原 Club Goodman (03-5846-9453)
「GIGSANOISE vol.105 - Noise 大学プレオープン vol.1」
Victoria Shen (a.k.a. Evicshen)
河端一
doravideo
石橋英子
ラジヲEnsemblesアイーダ
妖精マリチェル
open 18:30 / start 19:00
adv ¥3300 / door ¥3800 通し券¥6000
———————————————————
■ 3月17日 (金) @ 秋葉原 Club Goodman (03-5846-9453)
「GIGSANOISE vol.105 - Noise 大学プレオープン vol.2」
Victoria Shen (a.k.a. Evicshen)
河端一
doravideo
中村達也
T.MIKAWA
安永桃瀬
open 18:30 / start 19:00
adv ¥3300 / door ¥3800 通し券¥6000
