今月のBandcamp Fridayは、疾うに過ぎ去れど、奇しくも既にヴィッキーことVictoria Shen (a.k.a. Evicshen) の来日ツアーに突入済みたれば、音源制作及び公開、更に各SNSへの情宣までは間に合えど、拙ブログへの記事執筆投稿は間に合わぬどころか、ヴィッキーとのツアー突入せし故、日々のツアー道中譚綴るが関の山、斯くして今更乍らの投稿となれど、そもそも日本国内に於けるBandcamp Fridayの売上なんぞ極僅かなれば、悪しからず。
米音楽配信/販売プラットフォームBandcampが実施される、コロナ狂騒の煽り食らいしミュージシャン達の窮状救うべく、売り上げ100%還元下さる太っ腹イベント「Bandcamp Friday」は、欧米に於けるコロナ終息を請け、昨年末を以て終了せしかと思われれど、2月から再開されれば、勿論是非にもその恩恵に肖るべしと「Kawabata Makoto official Bandcamp」にて4作品、AMT公式Bandcampにても4作品を、演奏一切無したる料理イベント「Guru's Grill」含めし横浜2dayや、現在も未だ絶賛巡業中なるヴィッキーことVictoria Shen (a.k.a. Evicshen) のツアーへ突入し乍らも音源制作に勤しめば、此処に公開せり。
而して200タイトル達成記念として、Bandcampにて公開せしデジタルリリース作品のフィジカルリリースにての復刻も、第1弾たる4作品に加え、先達て第2弾たる4作品もリリースすれば、既に残部僅少なれどACID MOTHERS TEMPLE SHOPZONE B.O.にて絶賛通販請承り中、更にLOS APSON?にても取り扱い中なり。
1995年末に行ないしオリジナルラインナップに由るMainlinerのレアなライヴ音源を収録せし「Fandango 1995」、2013年夏に行ないし敬虔なクリスチャンノイズユニットClamg Quartet来日ツアーの際、その首謀者たるScotty Irvingのドラマーとしてのライヴも行えば、津山さんと私とに由るセッションライヴ音源を完全収録せし「Quaint Quixotica」、昨夏大阪にて行いしメタルパーカッショニスト佐野アツシとのデュオのライヴ音源を、完全収録せし「Atomic Ruined Salamander」、而して今回のBandcamp Fridayの為に録り下ろせし最新スタジオ録音作品、シンセサイザーとギターシンセサイザーを駆使せし、パワーエレクトロニクスと20世紀現代音楽の邂逅的前衛作品「Ominous Sign Of Incubation」、 以上4作品を公開せり。
タイゲン君を迎え、魔界転生復活せし新生Mainlinerも、既に今年を以て復活10年目迎えれば、先達ての「Mainliner復活10周年記念ツアー」も盛会にて終了。いやはや復活し既に10年とは、活動休止前の初期Mainlinerよりも既に活動期間長くなりしか。
特に1stアルバム「Mellow Out」録音時のオリジナルメンバーに由るライヴは、僅か2回のみにして、デビューライヴは「Mellow Out Live in 1995」として、当Bandcampページにて、デジタルリリース済みなれば、今回その2度目にしてラストライヴを「Fandango 1995」として公開せり。帝都にてデビューライヴから僅か2ヶ月後、大阪は十三Fandangoにて行えど、このライヴ直後にドラマー小泉一が脱退、而して当時南條さんと私はMusica Transonicなる即興トリオにても活動すれば、そのドラマー吉田達也氏が参加、然れば同メンバー異コンセプトバンドと相成り、混沌を極め行きし次第。
今回、久々にこのライヴ音源を聴けば、3rd「Mainliner Sonic」に収録されし「Tsukisasaru」が、小泉一ドラムバージョンにて存在する事実に衝撃、実はこの曲は吉田氏参加後に作曲されしと完全に思い込めばこそ。因みに吉田氏参加後に録音され乍ら、結局御蔵入りとなりし幻の2nd「Kamikaze」には収録されし。
2013年夏に行ないし敬虔なクリスチャンノイズユニットClamg Quartet来日ツアーの際、その首謀者たるScotty Irvingのドラマーとしてのライヴも行えば、彦根公演に於いては、津山さんと私とに由るセッション行いて、今回そのライヴ音源を完全収録せし「Quaint Quixotica」を公開せり。そもそも敏腕ドラマーたるScottyなれば、津山さんがキーボードとサックス、私がギターにて応酬、自ずから畸形なサイケデリック風味漂うジャズロックと化せり。
因みに彼とは、コロナ狂騒にて全世界的な自粛期間中、インターネットを介し、元MinutemanのベーシストMike Watt達と新バンドSpirit of Hamlet結成、今月17日には、米Broken Sounds Recordsより1st LPがリリースされる予定なり。
昨年8月、BIRUSHANAH等にて活動されるメタルパーカッショニスト佐野アツシ君と、彼が店長務める火影にてデュオライヴ行えば、そのライヴ音源を「Atomic Ruined Salamander」として公開せり。私の憧憬たる20世紀の現代音楽に、彼のメタルパーカッションが交錯する、カオスな一夜のドキュメンタリーなり。
今回もBandcamp Fridayの為に、録り下ろし新作用意せんとすれば、シンセサイザーとギターシンセサイザーを駆使せし、パワーエレクトロニクスと20世紀現代音楽の邂逅的前衛作品「Ominous Sign Of Incubation」公開せり。中学生当時より、自室にてレコードとカセットを同時再生し、今風に云う処の2枚掛け的な行為を、日々あれこれ試し楽しみし敬意あれば、それを安易にDJミックス等に頼らず、今更乍ら全て自作自演せし次第。
Bandcampページに於ける「Weekly Kawabata」今や毎週更新は無理なれど、Bandcamp Fridayを中心に、気紛れに更新せんと思えば、引き続き何卒御贔屓に御願い奉り候。
既にリリースも268タイトルに至れば、リストページ「Speed Guru's Time」も併せて更新中、こちらは「Solo」「Band & Collaboration」のページに分かれ、各々の内部にて項目毎に分類、而してリスト上のタイトルをクリックすれば、リンクにてBandcamp各ページへ辿り着き得る次第。是非に御活用頂きたし。
AMT公式Bandcampも、未発表ライヴ音源等含め79作品を公開中なれば、是非にチェック頂きたし。
更に「Acid Mothers Temple Bandcamp アルバムリスト」も設営、バンド毎に「Unreleased live & rare recordings」と「Reissue」2項目に分け、リリース年次にて並べ分類整理、リスト上のタイトルをクリックすれば、リンクにてBandcamp各ページへ辿り着き得る次第。是非に御活用頂きたし。
インド古典音楽家としても活躍される金子ユキ嬢とカネコテツヤ君とのトリオFloating Flowerも、公式Bandcampページにて、スタジオ録音作品やライヴ録音作品を公開すれば、最新ライヴ「West Japan (京滋名) tour 2021」も公開中。是非にこちらよりチェック頂きたし。
Bandcampアプリ入手はこちらから。