日本各地に驚異と衝撃、深き爪痕残しヴィッキータイフーンことVictoria Shen (a.k.a. Evicshen) 来日ツアーも終え、既に早くも1週間弱が経過せんとすれば、矢張り自宅に滞在する時間の流れと、ツアー中の時間の流れの大きな差異を、改めて感ずる次第。然れば記憶が朧げとなり消失する前に、何とかヴィッキーとのツアー道中譚は脱稿せんと、残す2回分、亦しても書き殴り書き棄て御免、一気に書き抜けんとすれば、悪しからず。
一楽さんと2人、観光客急増に由る宿泊料金急騰の前に見事敗残、敢え無く無宿者と化さんとするや、DOMMUNE宇川さんの御厚意にて、投宿させて頂きしのみならず、何とソファまで新調下さるや感謝あるのみ、御陰様にて快眠叶いしかな。
相変わらず謎の炭水化物拒否症候群に苛まされれば、コンビニ弁当にさえ迂闊に手が出せぬ故、苦肉の策にてトルティーヤに由る所謂ラップなんぞ食せり。
昼飯求めんとするや、一楽さんとパルコ館内「博多天ぷら たかお」へ繰り出し、宇川さん御薦め「たかお天定食」所望せり。ごはんは「小」選択すれど、残念乍ら謎の炭水化物拒否症候群に苛まされる身なれば、申し訳なくも半分以上残させて頂く始末。
海老天は、流石高級海老使用されしか、プリッと歯応え素晴らしけれど、衣の具合が私の好みに合わず、些か残念とは云え、差し引きても充分に美味なり。
未だ彼岸さえ控える三月半ばにも関わらず、帝都は既に彼方此方にて桜開花、果たして今春は開花が随分早からんや、然れば明日香の深山は如何な様か。
某神社にて発見せし狸、いとをかし。
今宵の会場Club Goodmanへ到着せり。今宵は一楽さん企画「GIGANOISE vol.105 ノイズ大学プレオープン day1」なり。
出演者の皆様も集合、セッティングも完了すれば、順次サウンドチェック行われし。
昨日、DOMMUNEにて素晴らしきパフォーマンス御披露下さりしラヂオEnsembles アイーダ嬢、今宵は先鋭アーティストたるギル久野氏とのコラボレーション、サウンドチェックの時点にて既にワクワク感が頂点に達さんとす。
今回のツアーにて、私がモニター務めさせて頂くヴィッキーの新発明新兵器「V-Bow」プロトタイプは、写真右。グリッサンドギターに使用する十手を挟み、写真左は今回のツアーより導入せし電気針なり。
先の大阪公演第2夜＠難波Bearsにて、ヴィッキーがぶち折りしシンバルスタンド、当然弁償させて頂けば、此処は抜け目なく物販商品として販売せんと、サイン入れて頂くや、更には直筆イラストも添えるべく依頼せり。
斯くしてヴィッキーマニア向け限定商品「ヴィッキーが破壊したシンバルスタンド (サイン入り) ＋直筆イラスト」販売、御買い上げ頂けば、どうも有り難う御座いました。
今宵のヴィッキー、予てより共演切望されれば今宵実現せし石橋英子嬢と、女同士にて何処ぞへ出向かれれば、私は一楽さんの御案内にて、昭和風情溢れる界隈の大衆蕎麦屋へ繰り出せり。
割箸の立ち方、いとをかし。
生憎にも謎の炭水化物拒否症候群に苛まされる私なれば、どの道麺類は回避せざるを得ぬ上、そもそも帝都の黒きつゆに浸かる麺類なんぞ不可、然れば此処はワンカップとアテに「お好み天ぷら」摘まんと、鯵、竹輪、春菊を所望せり。大将曰く「天婦羅は硬いから、食べ易くする為に『つゆ』掛けましょうか？」斯くして「つゆだく天婦羅」と化せしに加え、沢庵と福神漬まで供して下さりし。
人生初なる「つゆだく天婦羅」成程、嘗て人生初の「カツ煮」なるを帝都の定食屋にて食らいし以来の衝撃と違和感、天婦羅も所変われば姿も味も変わると知れ。然りとて呷るワンカップと「つゆだく天婦羅」コンビが醸し出すこの情景に、帝都の下町風情の片鱗を嗅ぎ得し貴重体験たりしかな。
今宵、先鋒務め下さりしは妖精マリチェル女史、久しく御無沙汰せし間に、恐ろしく進化されれば、そのパフォーマンスぶりも含め、妖精度が大いに強化され驚嘆。
次鋒務められしはラヂオEnsemblesアイーダ＋ギル久野、最早私如きの脳味噌と知力にては、御二方が一体何を行われるかさえ理解不能、果たして如何な絡繰仕掛けなるかなんぞ、到底想像及ばぬどころか、古代人が現代文明を目の当たりにし呆然とするが如きか。然りとて眼前にて展開される視覚世界と音響は、余りに恍惚的亜空間たれば、永遠にこの世界に留まりたしと思うばかり。
三番手務めさせて頂きしは、我々こと河端一＋doravideoにして、昨夜とは打ち変わり、巨大ベースアンプとギターアンプ界の良心ことRoland JC-120を確保すれば、メガ重低音轟く轟音絨毯爆撃可、斯くして一楽さんはモジュラーのみならず己れの生命さえ削られドラム演奏、懐かしき一楽さんの重戦車グルーヴに絆されこちらも応酬、楽しき肉体派セッションにてほたえ捲れば幕。
ライヴ写真ネット上にて拾遺叶えば、此処に無断借用転載させて頂きし。
ヴィッキーのInstragramストーリーズより無断借用転載させて頂きし、悪しからず。
こちらは妖精マリチェル女史のInstagramストーリーズより。是亦悪しからず。
四番手務められしは石橋英子女史、今宵はフルート等をループ＆変調させる等、淡々と重層的音響を展開されれば、その夢幻世界ぶりに気絶寸前。
私の撮影せし写真があんまりなれば、こちらネット上より無断借用転載させて頂きし次第、悪しからず。
五番手に登場されしヴィッキーことVictoria Shen (a.k.a. Evicshen)、ステージ上にあらず客席の中にセッティングされれば、彼女のパフォーマンスは愈々以て本領発揮、今回のツアーも残す処、今宵も含め僅か2公演なれば、正に総決算的パフォーマンスを展開されし。
上の動画こそ撮影すれど、不覚にもライヴ写真撮影し忘れれば、ライヴ写真をネット上より無断借用転載させて頂く次第、悪しからず。
殿務められしはVictoria Shen (a.k.a. Evicshen)＋石橋英子なる才女デュオなれば、決して轟音一直線のみにあらじと証明されるヴィッキーのアプローチ、而して最後は今回ツアー中、暇さえあれば練習に余念あらざりし口琴を、ライヴにて遂に世界初披露、いやはや正に才女2人が織り成す夢幻音響たりしかな。
ヴィッキーのInstagramストーリーズより無断借用転載させて頂けば、重ね重ね悪しからず。
ライヴ写真ネット上にて拾遺叶えば、此処に無断借用転載させて頂く次第、悪しからず。
今宵、Evicshen＋石橋英子 / 河端一＋doravideo@Club Goodman「GIGSANOISE vol.105 - Noise 大学プレオープン day1」へ御運び下さりし皆様、どうも有り難う御座いました。
天鼓さんが顔出して下されば、国籍も世代も超越せし才女トリオ、此処に爆誕せり。是亦ヴィッキーのInstagramストーリーズより無断借用転載させて頂けば、悪しからず。私の事を「マコちゃん」と呼ぶは、ピカ様とヴィッキーの2人だけかと思われれど、果たして天鼓さんの事を「Tenko chan!」と呼び得るは、ヴィッキーとイクエ・モリ女史だけか。
打ち上げ大好きチキン大好きなヴィッキーなれば、今宵も打ち上げを大いに楽しみにされれど、如何せん秋葉原界隈の居酒屋は、終電に合わせ軒並終業の様子なれば、店探しに往生コケど、正に諦めんとせし刹那、偶然看板見かけし焼鳥居酒屋にダメ元にて突入すれば、均かのOK頂くや、斯くして今宵も無事打ち上げに興じ得る運びと相成りし。
今宵の打ち上げ参列者は、ヴィッキー、一楽さん、妖精マリチェル女史、ラヂオEnsemblesアイーダ＋ギル久野の御両名、而して今宵私が投宿させて頂く家主TOMO君と私、以上7名なり。
熱燗呷りつつ「えんがわ炙りポン酢」存分に堪能、何せ常々「平目は全身縁側でええ、鯖は全身血合でええ」と云い放つ私なればこそ。
楽しきひと時も終わり散開、総武線終電ギリギリ間に合えば、高円寺のTOMO君宅へ荷物降ろすや、2人してその足にて再び飲みに出向き、スター・ウォーズ話にて大いに盛り上がりつつ、結局明け方まで飲み明かせし。