今宵は、sarryのベーシスト821改めWamei君との初デュオライヴなれば、会場たるenvironment 0gへ到着せり。
サウンドチェック済ませれば、Wamei君と界隈の居酒屋にて、前打ち上げに興じし。彼の御愛息が「王様戦隊キングオージャー」ファンなりければ自ずから一緒に鑑賞する親御さんもハマる定石通り、彼もファンなりけりて、ついぞリッたん話にて盛り上がるは当然かな。
今宵、先鋒勤め下さりしは、浅野姐さんこと浅野和恵女史、自作楽器を駆使されてのアンビエントドローン、今宵もDJ務め下さるHirano君 (environment 0g / remodel) に由る照明効果と相俟り、素晴らしく幽玄なセット展開されしかな。
次鋒務めさせて頂きしは、我々こと河端一 + Wameiなり。Wamei君がハーディーガーディーとシンセを駆使されると伺えば、私はギタードローンにて交感交錯せんとす。ハーディーガーディーやシンセのPAからの出音との共鳴ぶりも考慮すれば、私のギターもアンプからPA直結との2系統に分配せり。十八番たる弓弾きとグリッサンドギターを主軸に、轟音ドローンを以て展開すれば、35分のセットを披露させて頂きし。
ライヴ写真や動画、ネット上にて拾遺叶えば、此処に無断借用転載させて頂く次第、悪しからず。
河端一(gt/from Acid Mothers Temple)&Wamei(hurdy gurdy/from Sarry)@SpeedGuru69 @sarry821
— environment 0g (@environment_0g) July 1, 2023
サイケマスターの2人によるドローンセッションがヤバくないわけはないんですが、想像より遥かにヤバい。3時間くらいの超ロングセットを観たい。 pic.twitter.com/DszOPRUGhU
三番手に登壇されしはJuri Suzue女史、いやはや今宵もその圧倒的天上天下唯我独尊な音楽性とパフォーマンスは圧巻、後半に登場せし自らの語りのカットアップこそ、彼女なればこそのユニークな音楽的方法論の一側面と、予々認識すれど、今回は聞き取り得るその言葉が、いつもにも増して意味不明且つオモロ過ぎ、愈々以て「Juri Suzueの不思議な世界」の深みへ、ズブズブと嵌り込むばかりか。
殿務められしは、sarryのボーカリストFuji-Yuki女史とダンサー古川友紀女史に由るデュオなり。或る意味ミニマルミュージックを想起させるFuji-Yuki女史の聖歌的歌唱に、古川友紀女史のストイックな肉体表現が交錯する中、個人的には背後に映し出される影絵の如き、いとをかしくして、ついぞ目で追うばかり。然りとて前時代的遺物たるiPhone6S内蔵カメラにては、この暗がりにての撮影困難、然ればその影絵的な写真撮影叶わず、悪しからず。
今宵の出演者一同にて記念撮影。
旧知の仲なれど実は今宵が初デュオ、Wamei君との2ショット。
今宵、河端一 + Wamei ＠ environment 0gへ御運び下さりし皆様、どうも有り難う御座いました。
今夏7月8月の2ヶ月間に於いて、関西圏にてのライヴ5件中、何と4件が此処environment 0gにて行われる次第。8月末にはHirano君渾身の企画「未だ見ぬ思い出」も控え、現在話題沸騰人気急騰中の女性デュオ沼、而してFuji-Yuki女史も再び、私はアコースティックギターソロを予定せり。
「未だ見ぬ思い出」とは、ガキの時分、夏休みの宿題の絵日記を、7月中に未来日記として8月末日まで一気に書き上げし私には、奇しくも余りに相応しきかな。 然れば音の未来日記なんぞ奏でんとす。
Juriさん、浅野姐さん、Hirano君と共に、界隈の居酒屋にて打ち上げに興じし後、地下鉄終電にて大阪アジトへ漂着帰還せり。