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Channel: 大ぼら一代番外地
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Ensenada

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結局2時間程仮眠、午前4時起床すれば、無事に午前5時半にホテル玄関ロビーに集合叶い、迎えの車にて再びMexico City Benito Juarez国際空港へ。
今回は我等が添乗員さんことジョンソン同行なれば、チェックイン作業も丸投げにて全て御任せ、頼るべきは添乗員さんかな。

 

 

斯くしてメキシコ航空 午前8時30分発 Tijuana行きに無事搭乗。機内にて映画鑑賞せんとすれば、前田哲監督作品「ロストケア」選択せり。連続殺人犯として逮捕されし介護士と、女検事の対峙を描きし社会派サスペンス作品なりければ、なかなか興味深けれど、どうにも女弁護士演ぜられし長澤まさみの演技が鼻に付き、佳境に入れば入る程集中し得ず、作品そのものの面白さに何とか救われんと思いきや、ラストの展開は全く不要どころか、長澤まさみのクソ演技に完全にシラけさせられ、全て台無したる顛末、何とも残念至極。

出発が1時間遅れれど、もう1本観終える程の時間残されねば、既視作品にて御茶濁さんと、スタンリー・キューブリック監督作品「時計じかけのオレンジ (原題:A Clockwork Orang)」を英語発声/英語字幕にて鑑賞。私如きの英語力では、流石に英語発声のみにて映画鑑賞は難しけれど、英語字幕付きなれば、英語聞き取りが容易となり、特に本作は台詞回しの異常さ興味深し。

 

正午過ぎ、Tijuana A.L. Rodriguez国際空港へ無事到着。今宵のオルガナイザーFernandoことジェイが迎えに来て下されば、車2台に分乗、いざEnsenada目指し出発せり。下の写真はNANI君のブログより借用させて頂けば、既に紛失されし自撮り棒を駆使しての貴重な1枚と知れ。

 

 

途中立ち寄りしドライヴインにて、整腸効果の為にヨーグルト飲料を、更にメキシコなればこそ、自家製チリオイルと自家製ハバネロソース所望せり。

 

 

道すがら車窓より、巨大キリスト像に合掌。

 

 

2時間程のドライヴにて、今宵の会場たるBloodlustへ到着せり。

 

 

 

既にステージに機材セッティングして下されど、ビデオプロジェクションを投映すべく、ステージ中央を広く空ける布陣なれば、通常の布陣へと変更させて頂くべし。

 

 

 

然りとて何故ベースアンプのみ、ステージ外に着陣せられしか。

 

 

サウンドチェック之圖。

 

 

此の奇妙奇天烈な建造物、中はワインバー&レストランなれば、いざ昼餐とす。

 

 

屋根に穴が開けども、斯様な砂漠地方なればこそか。

 

 

前菜配膳されれば、

 

 

 

こちらは「ガルバンソービーンズのペースト」なり。

 

 

御当地ワインが銘酒と伺えば、いきなり3本供して下さり、是亦何れも大いに美味にて堪能せり。何せ2006年には25軒しかあらざりしワイン醸造所が、今や200軒程にまで急増せし新鋭ワイン産地なり。

 

 

今回此処Ensenadaへ赴くと知るや、異口同音に「EnsenadaのフィッシュタコスことTacos Ensenadaは、世界一美味いフィッシュタコスだから、絶対に食え」と云われれど、残念乍ら本日は売り切れ、然れば代わりの主菜たる「フィッシュサンドウィッチ」着陣、

 

 

 

其処へ先程購入せしチリオイル添え、

 

 

食らえば、大いに堪能せり。

 

 

皆して美酒美食堪能之圖。

 

 

 

「海老塩焼き」是は塩っぱ過ぎにて、極薄味嗜好の私は、即死級超高レベル塩分被曝せり。

 

 

「セビーチェ」亦しても所変わればセビーチェも変わる、マヤの故事成語にもある通りなれど、是亦私には些か塩っぱ過ぎかな。

 

 

多幸感、満腹感、満足感に満たされジョンソン幽体離脱之圖。

 

 

我々のテーブル傍に設置されるモニターテレビの脚は、人身御供仕様なり。

 

 

而して其のモニターテレビにて流されるは、Hawk Zeppelinなる伝説中の伝説たるスーパースペースロックバンドなるかな。

 

 

敷地内には不思議なオブジェも鎮座。

 

 

夕日に輝く巨大大蒜、

 

 

而してステージ背後からの圖。

 

 

巨大大蒜のミニチュアもあれば、いとをかし。

 

 

発疹の如き雲広がる夕焼け空。

 

 

ステージにてDJが盛り上げ下されば、

 

 

こちらもAcid Mothers Temple Shopzone開店、今宵は私も物販部隊に少々御邪魔させて頂く次第。

 

 

 

今宵は、ライトショーも行われる予定なり。

 

 

斯くして90分のセットを披露せり。ツアー初日から均かの3夜連続「砂十島劇場」幕開ければ、幻の銀河超特急緊急発車、乗客の皆様のみならず、サイケデリックなライトに照らされる巨大大蒜共々、宇宙の果て行き片道切符の旅へ。最後はguitar crowd surfingを経て大団円へ至り幕。

 

[set list]

1. Dark Star Blues

2. Santa Maria

3. From Planet Orb With Love ~ Good-Bye Mrs. Uranus 

4. Flying Teapot ~ OM Riff

5. Pink Lady Lemonade prelude ~ Sparkling Pink Lady Lemonade 

6. Cometary Orbital Drive
 

ライヴ写真ネット上にて拾遺叶えば、此処に無断借用転載させて頂く次第、悪しからず。

 

 

 

 

Maquikadora、現Color Forty Nine率いる盟友Philが、国境を越え顔出して下されば、ホラー映画風2ショット記念撮影。

 

 

今宵の投宿先たる民泊先へ。ジェイが夜食にと「アラバマサンドウィッチ」を差し入れて下されば、有り難き限り。Muchas Gracias!! 

 



昨夜からのヨーグルト飲料大量摂取の効能か、凄惨な液状化状態からも無事脱却叶い、美酒美食堪能し得し本日なれば、座右の銘たる「強靭な精神は健全な肉体を司る」今一度己れの心身へ刻印せり。

 

並走するNANI君のブログはこちら
ジョンソンのツアー日記はこちら
祥三君のツアー日記はこちら

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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