AMT宗家北米ツアー秋の陣、既に第1ラウンドたるメキシコラウンド無事終了、既にアメリカ本土へ帰還し、昨夜San Diego公演も盛況にて終了すれど、当拙ブログはと云えば、時系列は未だメキシコはTijuanaにして、加えて出発前に執筆投稿叶わざりしライヴ日記や自炊備忘録山積み、果たしてどれ程の記事が投稿遅延中なるかなんぞ、最早神のみぞ知るレベル、今回のツアー前半に、何とか時系列追い付くべしと思えど、均かの体調不良等もあり、現行ブログ記事さえ遅延する様なれば、前途多難どころか絶望的展望なるかな。
然れば今回の記事は、オフ日不要と宣うAMT宗家ツアーには珍しきオフ日、此処は盛大に手抜きさせて頂かんとすれば、悪しからず。
午前7時起床。そもそも可成りのショートスリーパーたる私が、ツアー序盤にも関わらず6時間近くも睡眠するとは、余程の潜在的疲労抱えるか、我乍ら些か驚愕するばかり。
午前10時、同室のNANI君と連れ立ち、ぶらり朝飯求め出動するや、牛タコス専門店発見、突撃あるのみ。
店の表に屋台構えられれば、こちらにて調理され、店内へ持ち込み食らうシステムなり。
御品書がスペイン語表記のみ、私はイタリア語が若干解読し得れば、何となく理解し得るか、然れど面倒なれば、店内の客を指差し「彼と同じものを」と所望、斯くして牛肉と野菜トッピング山盛りに、ワカモレ添えられしタコス着陣、
添えられるサラダに、細切りハバネロ仕込まれれば、何気に食らい予期せぬ刺激に不意突かれる有様。然りとてタコスは頗る美味なるかな。
謎の緑色の液体が、サービスにて添えられれば、何やら瓜系ジュースと思われれど、日本の西瓜ジュースなんぞより遥かに美味、何処となく砂糖入り抹茶飲料の如きか。
タコス堪能されるNANI君之圖。
能く能く見れば、極太牛骨煮込まれれば、其の周囲の肉がトロトロにて大層美味そう、然れば指差し所望するや、骨より肉を剥がし刻まれ、
牛骨周りの肉タコス、とろとろ食感堪らぬかな。
折角のオフを、ホテル自室にてブログ執筆なんぞに費やすとは愚の骨頂、然れば腹熟しも兼ね、NANI君と連れ立ち、いざ街へ繰り出さん。
建設中のビル仰ぐや、ブロック積み上げるばかりの華奢ぶり、地震大国メキシコなれど、ホンマにこれでええのんか。
昨夜遠目に眺めしzonkyなり。
観光エリアへ突撃、
宗教グッズ蒐集を趣味とする私なれば、神様ショップに誘われるも仕方なし、
メキシコには、日本における盆の如き「Dia de muertos (死者の日)」にて、死者を偲ぶ風習あれば、数多の骸骨やら死神像も並べられ、出発前からBandcamp Fridayまでの重責果たせし己れへの御褒美として、容赦無く散財させて頂きし。
マネキンの顔が手描き、いとをかし。
実際の顧客の体型を考慮すればこそか、可成り豊満なマネキン之圖。
灰野さんTシャツ発見せり。
正体はX (元Twitter) へ御投稿頂きし通り。
神様ショップならぬ悪魔ショップ発見すれば、ガキの時分より常々「魂を悪魔に売りたい」と切望する私は、誘蛾灯に誘われる蛾の如く入店せり。残念乍ら此の店にて魂売却は取り扱われねど、今や然して余命あらざれば、叩き売りにも応じる覚悟なり。
一旦ホテルへ帰還すれば、昨夜のオルガナイザーJosemarが、我々を晩餐に案内せんと迎えに到着、斯くして界隈の海鮮料理屋へ。
入り口には、死者の日が迫れば、飾り一式が施されし。
先ずは今宵も「海鮮スープ」にて幕開け、ライム搾れば一層美味。
続けて「海鮮盛り」ボイル海老、生海老、帆立貝柱、蛸、蟹爪、生牡蠣等、、豪快に盛り合わせられし一品。
無類の牡蠣好きな私は、常々中る事なんぞにビビる事なく、大いに堪能させて頂かん。
大好物たる牡蠣や鯖に中り死ねども、人生に一点の悔いもなし。
何某たる貝やら、
何某たる魚フライも着陣せり。
トルティーヤにて包み食らえば、大いに堪能せり。
骨を齧る東君之圖。
酒3種並べ御満悦之圖。
亦しても「margarita con mezcal」堪能、
更には毒蛇漬けられしメスカル所望、
而して今宵何度目の乾杯か。
美酒美食を存分に堪能すれば、酔い覚まし&腹熟し兼ね、国境線が太平洋へ沈む場所へ御案内下さりし。然れど搭載AIがシンギュラリティーに達し暴走繰り返すiPhone6Sにて撮影するや、斯くの如き芸術写真と相成る始末。
未だ搭載AIがシンギュラリティーに至らぬiPhone6にて撮影せしが、こちらなり。私はiPhoneを2台所有すれど、どちらも遺物たるiPhone6とは、私のアナクロぶり推して知るべし。
San Diegoより越境し、今宵も顔出して下さりしPhil、一緒にバーへ繰り出せり。
メキシコ最終夜なれば、矢張り此処は「margarita con mezcal」にて〆。
メキシコ最後の夜を堪能せり。
斯くして楽しき一夜も、名残惜しけれど是にて散開。
ホテルへ帰り掛けの駄賃にて、コンビニにてドーナツ3個購入、然りとて余りの不味さに半分も食らわぬ間にギヴアップ、気付けばソファにて轟沈せり。