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Channel: 大ぼら一代番外地
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Sky Shine & Machine Electrique@防府 印度洋

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午前6時起床、Sebastienの姿あらねば、案の定時差ぼけにて殆ど眠れず終いなりけり、御愁傷様。キッチンにて無料コーヒー入れれば、昨夜会場内に出店されし「工房日々くのお店『ほとりの商店』」にて購入せしケーキ2種なんぞ堪能、美味なり。



午前10時チェックアウトすれば、Mgahertz店長Jimmyさんが迎えに来て下さり、いざ小倉散策へ赴かんとす。取り敢えず荷物一切を預けるべく、小倉駅へ向かえど、超重量級機材を背負うアキラ君、西洋人然とパッケージ下手段取り下手にて、大型スーツケースに加え、ついつい小荷物だらけなるSebastien、昨夜均かの取手崩壊にて全く移動にそぐわぬ形状と成り果てしスーツケースを抱える私、然れば僅かな距離たれど、最早徒歩移動は勘弁願うわんと、僅か1駅なれどモノレールに乗車せんとす。ホームにて、目指す小倉駅の姿も目視し得れど、金にて購い得る幸せは、金にて購うべし。



モノレールが迫れば、あれ?あれってメーテルちゃうん?



何と車両にはメーテルと鉄郎の姿あり。



Sebastienの靴に穴開けば浸水、而して異臭放ちし惨状となれば、靴屋にて新調せんとされし次第、店内に靴が散乱せし様は正にアジア的か、西洋人なれば靴のサイズも出掛けれど、幸い在庫中最大なるが間一髪フィット、斯くして事無きを得ず、異臭騒ぎも終息せり。



Jimmyさんの案内にて旦過市場へ。



練物屋の店先にて、Jimmyさん御薦め「パン巻」なるを所望、



成る程擂り身がパン生地に包まれし代物、これは美味なり。



アキラ君も食らわれれば、余りの美味さに恍惚の表情すら浮かべられし。



「小倉名物 百年床 ぬかみそ炊き」なるに遭遇、大いに美味ならんと思われれば、今宵のアテにでもせんと所望、



Sebastienは、店のおばちゃんとミッフィー繋がりにて、睦まじく記念撮影せり。



旦過市場の裏手を眺むるや、Sebastien曰く「素晴らしい場所だ!まるで日本のベネチアだ!」成る程欧米人の目には、斯様に映るものならん。



市場内散策すれば、嘗て「角打ち」にて堪能させて頂きし「あかかべ」亦機会あれば、是非再訪せんと思う次第。



「小倉旦過 みらく」にて名物「特製海鮮丼」食せば、いやはや激烈に美味、至福の刹那迎えれば恍惚状態、余りの美味さに一発昇天浄土行き。



商店街散策すれば「ベジタコやき」の看板発見、そもそもベジ蛸焼きってなんやねんな、蛸入ってたらベジちゃうし、ベジやったら蛸入れたらあかんやろ。



金のマーメイドとSebastien之圖。



レコード屋「田口商店」突撃せり。



毎度乍ら素晴らしき在庫ぶりに狂喜驚愕、結局1箱分購入すれば、その場にて宅急便着払い手続きも完了せり。



道すがら、白き彼岸花を眺むるや、今頃は明日香村の彼岸花も満開たらん。



小雨降り序でに傘なんぞ購入すれば、何と折り畳み式にして十手型同心仕様なり。



Jimmyさんの案内にて、日本茶専門店&甘味処「つじり茶屋」へ、私は「ほうじ茶サンデー」所望するや、ほうじ茶本来の芳しさ美味さが、見事なまでにソフトクリームに練り込まれれば、絶品至極にて一発昇天至福感に満たされるばかり。



Jimmyさんも交えてのソフトクリーム記念撮影之圖。



扠、在来線にてのんびり防府を目指さんとすれば、駅構内にて発見せしは、マッチ棒にて築かれし小倉城なり。小倉城は兎も角、次回は是非とも松本清張記念館訪れるべしと、己れ自身へ誓うものなり。



こちらは使用済み切符10万枚にて作られし小倉城なれど、何故アニメキャラ擬きまでおられるのやら、斯様な中途半端なセンスこそ命取りと知れ。斯様な手作りクラフトファンは、アニメキャラこそ邪魔と思えば、片やアニメ好きは、斯様なクラフト作品に於ける、完成度も中途半端なキャラには興味なし、結局双方より無関心示されるがオチならん。



午後1時55分小倉発鈍行に乗車せり。網棚が未だ網なれば、懐かしき限りかな。



窓の開閉金具も、懐かしき形状にして、いやはや暫し鈍行列車の旅を満喫せん。



絶賛時差ぼけ中なるSebastien之圖。



連日連夜スパークし続けるアキラ君も、今は静かにその光源オフ状態なり。



いざ関門トンネルへ、愈々本州へ帰還せん。



車窓より、海中の様子伺える筈もなく、唯只闇が続くばかり、海底トンネルなればこそ、水族館宜しく海中の様見えれば、さぞや楽しからん。



午後2時9分下関到着。



乗り継ぎ待ちなれば、プラットホームに佇む我々一行荷物の様なり。



午後2時27分下関発鈍行列車へ乗り継ぐや、午後3時55分防府到着、



今宵の会場たる印度洋に到着せり。



サウンドチェック済ませれば、スーツケース新調すべしと、界隈の大型量販店げ赴けば、何と満身創痍なアトム発見、それも檻入りとは御気の毒様。



スーツケースも無事新調叶うや、印度洋階上の某居酒屋チェーンにて、前打ち上げに興じん。



会場へ戻れば、3番手務めて下さりし「味噌御院家」の読経アンビエント仏教サイケ世界に一撃食らわされ、いやはや流石は本州最西端のカルトスポット印度洋、斯様な最終兵器未だ隠し持たれしとは恐るべし。如何せんボーカルの方は、正真正銘坊さんを生業とされにければ、然れどその怪しさは正にロックなればこそか。



而して今宵の「Sky Shine」は、印度洋なればこそ長尺セットにて挑むや、遂には「Pink Lady Lemonade」さえ繰り出せし始末、開演前に告げし通り「銀河鉄道片道切符の旅」無限の彼方まで展開せり。





休憩を挟み「Machine Electrique」更には「DJ Urine」ソロセットへ突入、大いに盛況なれば、





会場内に投げ捨て巻き散らかされしゴミレコード上を、今宵出演されし山本初子女史が寝転げ回り、大団円にて幕。
今宵、Sky Shine & Machine Electrique@印度洋に御運び下さりし皆様、どうも有り難う御座いました。



その山本初子女史、ワンピースをアキラ君に染めて頂きし。然れどアキラ君曰く「光は消えて残らないからいいけど、インクで染めたものは残ってしまうから…」然ればアキラ君に由る、最初にして最後のインク染めと相成らん。



インドさんとの3ショット之圖。



いざ打ち上げへ。



アテに「フライドチキン&ポテト」やら



「づけ」やら



「ソーセージやら何やらの盛り合わせ」やら、



更には「水炊き」やらも登場、



Sebastienも酩酊崩壊寸前、



何故か桑名正博「セクシャルバイオレットNo.1」にて盛り上がれど、不覚にも私は、猛烈な睡魔襲来にて敢え無く轟沈、その後も皆様大いに盛り上がられれば、阿鼻叫喚酒池肉林酩酊地獄絵図を展開されにけれど、勿論知る由もなくして、目覚めれば既に見慣れ過ぎる顔触れのみが居残られれど、最早完全崩壊1秒前、最早素面に戻りし私なんぞ、斯様な乱痴気ぶりに気後れこそすれ、対抗し得る筈もなければ、斯くして防府の夜は更け行きし。


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