昨夜は些か深酒すれど、午前5時起床。朝飯を食らわんとすれば、昨日アジア食材店にて所望せし台湾製袋入即席麺「維力香辣牛肉麺」召喚、吉田氏より白菜と葱の御裾分けもあれば、
昨夜のケータリングたりしハムも投下、更に冷蔵庫にて発見せし中国製「香辣豆鼓酱」もぶち込めば、御馴染み唐辛子と花椒芳しく香り立つ、刺激的且つジャンク感極まる味わいと相成りて、大いに美味、大いに堪能せり。
出発前に些か早けれど、昼飯を食らわんとするや、再び台湾製袋入即席麺「維力香辣牛肉麺」召喚、白菜と葱のみならず、冷蔵庫より失敬せし生赤唐辛子やサラミ、昨夜のケータリングたりし人参をもぶち込み、冷蔵庫にて発見せし中国製「香辣豆鼓酱」も投下、是亦大いに美味なり。然れど矢張り台湾製即席麺は、本場中国製に比べ、花椒と唐辛子のえげつない程の刺激も希薄なれば、矢張り中国製即席麺に勝る物なし。
本日は、再びスウェーデンへ戻りGothenburg公演を控えれば、当然徒歩にて高速バス乗り場へ向かわん。然れば道すがら、イスラム教ショップの店頭にて。
巷にて話題沸騰なりける某の巨人云々、全く知り及ばぬ私なれど、均かの薔薇を贈らんとする巨人の出現か。
Per君曰く「新製品のムース肉ホットドッグ」ムース肉はトレンドなりけりて「ムースバーガー」なんぞも人気博せりとの事。ムース肉は、以前幾度か馳走になりし経緯あれど、大いに美味なれば、次回是非ともムースバーガーの類い食さんと誓いし次第。
正午発Copenhagen行き高速バスに乗車、車中にて爆睡せり。
3時間半のドライヴにて、Gothenburg到着すれば、津山さん曰く「これがヨーテボリ(Gothenburg)の有名な『ヨーテ濠』や。」
オルガナイザーが迎えに来て下されば、今宵の会場Oceanen到着。
あのThe Space Ladyって活動再開してはるんかいな?そのライヴ観戦の機会、是非にも切望するばかり。
吉田氏サウンドチェック之圖。何やら御洒落なカフェバー風なれば、用意されしドラムセットもベースアンプも小ぢんまりせし代物にして、嘗ての経験由り、この類いの雰囲気に差し当たり、用意されるギターアンプとは、到底演奏困難至極な是亦しょぼしょぼアンプに当たる率高ければ、案の定御用意下さりしは、思わず失笑誘うしょぼしょぼのパーな代物、然れどサウンドエンジニアより「ギターとシンバルの音を下げろ」と駄目出し食らえば、おんどれ等、一体我々に何を求めんとするや。況してギターは、アンプの目盛りを下げれば良しなれど、シンバルってなあ…気の毒過ぎやろ。
サウンドチェックも何とか終了、晩飯は賄いにて、店の厨房よりシェフと思しき御仁自ら配膳下されば、何やら「豆スープの如き+フライドポテト」にして、スープには乱切り生姜がぶち込まれれば、生姜の風味激烈な有様、片やフライドポテトは主食なればこそか、塩も何も施されずして、充分及第点差し上ぐる次第なれど、果たして何処を目指して拵えられし料理たるや、全く以て創造に難し。
開演まで時間余せば、一旦ホテルへチェックインせんとす。ホテルまでトラム2駅と伺えば、当然徒歩にて赴かん。
道すがら見掛けし寿司屋「Myの壽司」紛う事なく経営者は日本人にあらざらんと思えば、因みに「my」は所有格なれば「の」は不要なりと、何方か経営者へ御教示すべしと知れ。如何せん店名に文法的誤り有りとは、由々しき問題なればこそ。
今宵も昨夜同様休憩挟まず、怒濤の8ユニット連続演奏を以て展開せんとすれば、先鋒は「Ruins Alone」
次鋒は私こと「河端一 solo」而して3番手に「津山篤 solo」と、怒濤のソロ3連発食らわせり。
ステージ脇より、吉田氏とオルガナイザーChristianが、撮影に勤しまれれば、
吉田氏のfacebook写真アルバムにて、上の写真に写る吉田氏のカメラにて撮影されし1枚発見、ここに無断借用転載させて頂く次第、悪しからず。
愈々3人揃いて「サイケ奉行」更にはデュオ「Zoffy」(吉田氏のfacebook写真アルバムより、ライヴ写真拾遺叶えば、ここに無断借用転載させて頂きし次第、悪しからず。)
「赤天」と続けば、
再び3人揃いて「Zubi Zuva X」殿は「Acid Mothers Temple SWR」しょぼしょぼのパーなギターアンプには、大いに苦戦せられし上、せめてもの救いたる筈のモニターも、本番にては殆ど返して寄越さぬ有様、概ねPAよりの外音も、ボーカル以外、即ちギターに限らずほぼ全楽器カットされし様子にして、ホンマどんだけしょぼしょぼの音作りしてくれてんねんな。然れど観客の皆様大いに堪能満喫満足興奮されし御様子なれば、郷に入れば郷に従え、常々斯様なしょぼしょぼサウンドにてライヴを楽しまれる御仁達なれば、斯様なしょぼしょぼのパーな出音にて充分たりしか。嘗てスイス某所に於いて、J.F.Pauvrosとのギターデュオのライヴ行いし際、計6台のアンプを以て、大爆音大轟音のライヴを展開すれば、翌年同会場にて再度ライヴを行うに当たり、事前に「尋常ならぬ大爆音」との噂流布され、人々大いに畏怖され捲りし挙げ句、皆様御来場遠慮されれば、興行的には惨憺たる結果招きし挙げ句、依頼二度と招聘頂けぬ経緯もあれば、兎に角観客の皆様堪能満喫下さりし様子を以て、全て良しとす。
ネット上にて、ライヴ写真あれこれ拾遺叶えば、ここに無断借用転載させて頂く次第、悪しからず。
元Ghost馬頭君との共演にて御存知ならん女性チェロ奏者Helena Espvall嬢が、御来場下されば、2ショット記念撮影せり。
勿論徒歩にてホテルへ撤収、果たして時差ぼけ克服せしか、午前1時前には就寝せり。斯くしてGothenburgの夜は更け行きし。
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Gothenburg
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