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Channel: 大ぼら一代番外地
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Amsterdam

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午前4時起床。朝飯は毎度乍らのコンチネンタル・ブレックファースト、苺ジュースとは珍しけれど然して美味にあらじ。紅茶用熱湯にて、持参する即席蜆汁を堪能すれば、心も些か穏やかとなりしか。



午前9時出発、是よりAmsterdamへフライトなれば、地下鉄にて空港へ赴かんと、地下鉄の駅を目指さん。



漸く駅に到着すれど、何と切符の自販機は、全てクレジットカードのみ対応にして、現金にての購入叶わねば、ほなどないせえ云うねんな。欧州方式なれば改札口無し、無賃乗車も充分可能と思われれど、出口にて改札ある場合も懸念されれば、矢張り切符購入すべく、結局吉田氏の尽力にて何とか切符購入果たせば、いざ空港方面行き列車に乗車、然れど空港手前2駅目にて終点、乗り換えとの案内、何と空港発の列車は、この駅までのピストン輸送にして、然れどこの駅止まりの列車が次々到着、ホーム上は瞬く間に混み合えど、況してや本日は生憎の空模様にして、ホームまで雨が吹き込めば、何故斯様に不毛極まりなきダイヤ構成されしか、素直に空港まで列車走らしたれや、アホか云うねん。



ホテル界隈の地下鉄駅より空港まで、所要時間20分と伺えど、切符購入トラブルに加え、均かの乗り換え等、結局1時間を要し、漸くCopemhagen空港到着せり。チェックインに際し、無料受託手荷物1個故、ギターケース機内持ち込み打診すれば問題なし、有り難き限りかな。そもそも今回のツアーに於いて、機動力重視せしパッキングを旨とせしは云わずもがななれど、無料受託手荷物が20kg1個の場合も考慮、然ればスーツケースを小振りにし、重量も20kg以内に纏めれば、スタインバーガーのケース+リュックを機内持ち込みとせず、敢えてアコースティックギター用ギターケースに、スタインバーガー及び手回り品一式を梱包、然れば機内持ち込み荷物は1個となり、楽器扱いにて機内持ち込み許可されんとの思惑あればこそ。

「エアータオル」所謂「ハンドドライヤー」は正しく使うべし、との但し書きステッカーあり。



昼飯を食らわんとバーガーキングにて「Whopper」所望、日本より持参せし「激辛クッキング 辣辛汁なし担々麺の素」なる粉末調味料を召喚、いざ施せば、花椒と唐辛子の風味加わり、大いに香しくして美味と相成れり。



午後3時20分発スカンジナビア航空Amsterdam行き搭乗、ギターケース用に1席無料確保下されば、有り難き限りかな。



Amsterdam到着すれば、タクシーにて今宵の会場たるOCCIIへ。



何やら素人っぽさ漂うとっつぁん坊や風情なサウンドエンジニアの、余りに鈍臭き仕事ぶりに付き合わされつつも、漸くサウンドチェック済ませれば、スタッフ御一同共々、手料理の賄いにて晩飯なり。大蒜1房丸ごと寸胴にぶち込まれ炊き上げられし「ピラフ+法蓮草入りチーズオムレツ+サラダ」にして、ピラフはほぼ味皆無なれば、亦しても「激辛クッキング 辣辛汁なし担々麺の素」召喚、これにて見違える程美味と化せば、今回の救世主アイテムと相成らん。如何せん今回のツアーは、フライト多ければ、液体たるハバネロソースの携行諦め、然ればこそ100円ショップにて、この代物を発見せし次第。



今宵も休憩挟まず8ユニット連続演奏、先鋒たる「Ruins Alone」にて怒濤の幕開け、



次鋒は私こと「河端一 solo」続けて「津山篤 solo」とソロ3連発、



3人揃い「サイケ奉行」更には「Zoffy」「赤天」とデュオ攻勢、



而して「Zubi Zuva X」〆は「Acid Mothers Temple SWR」以上怒濤の約100分を以て、今宵も大いに盛況にて終了。

嘗てAMT宗家欧州ツアーに於いて、Den Haagにてハウスショーを企画して頂きし御一同も、わざわざ馳せ参じて下されば、一旦ホテルにてチェックイン済ませるや、再び会場へ踵を返し、



今宵は大いに飲み明かさん。



先日来日せしDJ UrineことSebastienの元彼女にして電子音楽家たるDewiちゃんと2ショット。



扠、ホテルへ帰還すれば、大いに空腹にして、禁断の夜食を食らわんと、先日アジア食材店にて所望せしタイ製カップ麺トムヤムクンヌードルを召喚、



御馴染み青の器ならぬ「白の器」なり。



トムヤムクンヌードルにハズレなし、美味なり。斯くしてAmsterdamの夜は更け行きし。


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