現在活動休止中なる名古屋の酒豪女傑バンド「フリーダム」のドラマーたるカイ☆マキ嬢より「サイケ組☆秋の遠足~民博&明石八~」の御誘いあれば、折角の行楽シーズン、此処は是非とも行楽気分に興じんと、いざ出撃せんとすれば、何と自販機にて切符を購入せんと小銭を探らるるは、恒点観測員340号ことウルトラセブンならんや。成る程彼は、ウルトラマンなんぞと異なりカラータイマーも装着されねば、地球上にての活動時間に制約あらずして、然ればわざわざ今や老いさらばえしモロボシダンの姿なんぞに変態する必然性すらあらざりしか。扨は何処へ赴かれんとするものか、大いに興味深けれど、残念乍ら今の私は、待ち合わせ場所たる大阪モノレール千里中央駅へ急ぐものなり。
千里中央駅前にて、日本酒の試飲販売行われれば、Adios Diosのベーシスト聖さんと、試飲に興じ昼酒気分。
先発部隊として、発起人たる「フリーダム」のカイ☆マキ嬢を筆頭に、漢の料理人にして「Silent Head」の中谷君、「秘部痺れ」のChangchang、「Adios Dios」の聖さん、「魚雷魚」の祥三君、マドンナ友里ちゃん、而して常にこの人ありたる木村君が集えば、太陽の塔を背に記念撮影とは云わずもがな。更には「sarry」「秘部痺れ」の821君、「いかんせん花おこし」の礼香ちゃんも追うて合流されし。
太陽の塔を仰げばデカし、我が気もON!
扠、秋の遠足第1ミッションたりし「民博」こと「国立民族学博物館」へ。果たして民博を訪れるはいつ以来ならん。先ずは特別展「イメージの力―国立民族学博物館コレクションにさぐる」へ。
皆して展示物を興味深く鑑賞、気分は懐かしや社会見学なんぞたらん。
吹田市のゆるキャラ「すいたん」おられれば、女性陣は大いにはしゃがれ、記念撮影に興じられし。因みにこの「すいたん」モチーフとは、吹田市名産伝統野菜「吹田くわい」なりけり。地味やのう。
而していざ民博本館へ。「モアイと私」之圖。
怪し気な一団なんぞと疎むべからず。
なれば此処は「世界の椅子」コーナーなり。
展示物あれこれ鑑賞、大層興味深し。
参加型展示なり。
こちらは他薦に由る自主的参加型展示なり。背後に吊り下がるパネルは、漫才コンビにあらねば悪しからず。
今回の「サイケ組☆秋の遠足」第2ミッションは、私と中谷君に依る「スワンボート遊覧撮影会」にして、4人乗りなりければ、フロントローには私と中谷君、セカンドローには「秘部痺れ」のロン毛物怪コンビことChangchangと821君たるフォーメーションにて臨まんとす。然れば「我が青春のアルカディア号」いざ出航。
機を見計らい船窓より乗り出すや、流石に箱乗りとはいかねども、
おっさん4人睦まじうスワンボートを満喫せり。
大いに満喫堪能、斯くして下船すれば、何やら妙な充実感と連帯感、而して些か感ずる疲労感、クルー4名並び記念撮影。
スワンボート乗船に際し「飲酒厳禁」なる但し書きあれば、今回残念乍ら乗船叶わざりし御二方こと聖さんと木村君なり。
第2ミッションも完遂すれば、第3ミッション果たすべく、万博公園を後にせんとするや、
突如ウルトラセブンが出現、
何と太陽の塔を相手に、組んず解れつの大格闘を繰り広げられれば、一体太陽の塔の正体とは是如何に。均か地球外生命体の地球入植計画に関連せしや、何せ恒点観測員を生業とされるウルトラセブンが戦闘されるとは、是即ち緊急事態に他ならねばこそ。
而してその顛末とは、皆様も御存知とは思われれど、先日の拙ブログに投稿せし記事へ至りしか。
ウルトラセブンvs太陽の塔なんぞと云う世紀の決戦も、然う易々とは決着つかぬ風にして、然れば我々は第3ミッション果たすべく、後ろ髪引かれつつも現場を立ち去りし。下の写真は、太陽の塔増殖繁殖之圖。
奇しくも想起連想されしは、ガキの頃にトラウマ寸前と相成りし、バンデル星人の増殖せし様なり。
扠、第3ミッション即ち本日の最終ミッションとは、せんちゅうパル地下1階にある「『酒房 明石八』にて飲み倒れ」なり。午後5時前に突撃すれば、何とか全員入店果たし、先ずは乾杯。
彼岸には女性陣おられれど、
此岸には、むさ苦しきロン毛オヤジ&お兄さんが、ずらり悪党面を揃えれば、異様な空気を漂わせ、最早営業妨害寸前ならんや。
この機に「sarry」のふじゆき女史も合流果たされれば、華やかさも倍増、これにて我々が醸し出せしむさ苦しさも緩和されしか。
矢張り熱燗、酔い心地もええ案配やがな。
カイ☆マキ嬢は既に絶好調、その様に冷ややかな視線を送られし中谷君之圖。
男なればこそ「男前アイス」を所望、アイス食らいつつ熱燗呷れば、正に極楽天国かな。
甘味王たる中谷君も、余裕の表情を以て「男前アイス」ペロリ平らげられしとは云わずもがな。
Changchangの奥様ことプロフェッサーともちゃんも合流、而して酒宴は未だ未だ続かん。
酩酊され御機嫌至極なカイ☆マキ嬢は、女給のおばんちゃんと意気投合。
第3ミッション「『酒房 明石八』にて飲み倒れ」何と5時間にも及べば全う、而して御勘定して頂くや、レシート斯くの如き長さにすら至りし次第。そもそも入店当初「テーブル席は2時間で御願いします」と告げられし経緯あれど、幸いにも繁忙時間帯に何とか来客全て収容叶えば、結局「2時間でなくてもいいですから、どうぞごゆっくりして下さい」なる歓待ぶりにて、然ればとことん飲み倒さんと景気付きしとは、是も偏えに我々人間のクズ共なればこそ。御馳走様。
午後10時も疾うに過ぎ、漸く帰路に就けば、
御嬢様方は酩酊にして御機嫌至極、
皆様ええ感じに酩酊、
北大阪急行の車中にて、木村君も謎の行動、而して傍らにて静観されるプロフェッサーともちゃんも、実は酩酊にて記憶あざりしとは後程伺い知る次第。
そのプロフェッサーともちゃんが、記憶あらざれどカメラには残されし一連の写真がこちら「ちょっとずつ出てくるかわばたさん」而して私もこの写真撮影されし記憶無し。皆して記憶大いに希薄若しくは皆無、何と幸せな限りかな。斯くしてこの後、毎度の有志連にて、大阪アジトに於いて2次会へ突入、是亦記憶も希薄なれど流石に写真も残されねば、察するに随分愉快な夜を過ごせしか、然もあらん、然にあるべし。
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サイケ組☆秋の遠足〜民博&明石八〜
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