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Channel: 大ぼら一代番外地
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京都二連夜 ソロ@アバンギルド、Anla Courtis+河端一@Viva La Musica

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Mainliner帝都公演も無事盛況にて終了、そもそも徹夜にて帝都へ赴けば、投宿先田畑邸にて均かの寝坊、慌てて新幹線にて帰阪、何せ1月17日(土)たる今宵は、京都Urbanguildに於いて行われる「ジョンソンtsu セカンドアルバム"Doppryo Nyo Petye"発売記念ライブ」へソロにて招聘頂けば、大阪アジトへ帰還せしや疾風の如く機材入れ替え、滞在時間僅かに15分弱、斯くして今度は京都へ赴くべく阪急電車にて河原町へ。斯くしてUrbanguild到着、何とか無事サウンドチェックにも間に合えば安堵。



楽器屋よりの帰り掛けの駄賃とばかり、独り前打ち上げせんと、木屋町のあさひ水産へ赴けば、8割方席埋まる程の賑わいとは云え「いらっしゃいませ!御一人様?少々御待ち頂けますか?」女給は私に斯く申し伝えし後、ドリンクをあちこちへ配膳しつつ注文も伺う多忙ぶり、とは云えカウンター席は空いておれば、態々御丁寧に案内してくれへんかてええから「カウンター席へどうぞ」と通してくれてもええんちゃうん?入口にて彼此数分も待たされれば「客なめくさるんもええかげんにさらせや!」なんぞと文句のひとつも垂れたけれど、此処は堪えるが肝心と、大人しく撤退させて頂きし。Urbanguild訪れし際、幾度か立ち寄りし経緯あれど、兎に角毎度「遅い」事この上なく、アテ3品も頼めば、待たされし間に生ビール1杯+熱燗3合以上呷らされしは常、最早二度と訪れる事なしと此処に宣言させて頂かんとすれば、食べログ等にても「店員の質が悪い」「注文を聞きに来ない」「出てくるのが遅い」「注文を間違う」「ぼったくり」等々、散々酷評され捲り、成る程これにて納得至極、然れど斯様な不良店が未だ健在どころか罷り通るとは、これもアホ学生や観光客が屯ろする京都なればこそか。下の写真はネット上にて拾遺せしイメージ画像、悪しからず。



斯くして気を取り直し、京都と云えばと「餃子の王将」へ赴き「瓶ビール+酢豚+餃子」を所望、独り前打ち上げならばこれにて充分。不覚にも写真撮影し忘れれば、是亦ネット上にて拾遺せしイメージ画像にて悪しからず。





今宵先鋒を務めて下さりしはBikkeさん、久々に聴くBikkeさんの歌声心地良過ぎ、果たしてこの後に私は何を演奏し得るや。



私が次鋒を務めさせて頂けば、何せ久々に純然たるソロ、而してBikkeさんの後を受け、更に此の後はヘッドライナーたるジョンソンへ受け渡さねばならぬ中継ぎなればこそ、ギタードローンにあれこれ歌唱も交えし次第、結果可成りのレアな演奏内容に相成りしとは御愛嬌。
ライヴ写真の類い皆無ならねば悪しからず。



殿は勿論ジョンソンにして、歌詞のみならずMCすら凡そ国籍不明語にて展開されれば、ステージ前に陣取られしフランス人軍団がやんやの盛り上がり、これも幾度もの海外ツアーにて会得されし術と思えば流石、欧州映画なんぞにて見受ける、異国の酒場にて夜な夜な繰り広げられる場末の歌手のステージのシーンの如し、歌とギターのみにて不思議空間を紡ぎ出されし。



最後に、3人にてBikkeさんがこの夜の為に作られし曲を演奏、大団円にて無事終演。
今宵、河端一 solo@Urbanguildに御運び下さりし皆様、どうも有り難う御座いました。

ジョンソンの新譜「ドップリョーニョペッティ」絶賛発売中なれば、あの不思議無国籍空間を是非CDにても体験頂きたし。



完全家内制手工業にて製作されし変形六角形ジャケットも素敵なれば、尚の事。興味抱かれし御仁は、ジョンソンtsuの新たな公式ウェブサイトより御購入頂きたし。



不覚にもBikkeさんやジョンソンと写真撮影なんぞもし忘れ、正にブロガー失格の体たらく。Urbanguildの日本酒も底突けば、JR東海道線にて大阪アジトへ帰還せり。

而して翌日たる1月18日(日)今宵も亦京都はViva La Musicaに於いて、Anla Courtisとのデュオを控えれば、本日は京阪電車にて出町柳へ、更に叡山鉄道に乗り換え「茶山」にて下車、徒歩7分にて今宵の会場Viva La Musicaに到着せり。



未だAnlaも到着せねば界隈を散策、古書店を訪ね数冊購えば、更に雑貨屋にてレコード販売されるを発見すれど、残念乍ら収穫無し。



結局Anlaは道に迷いにければ到着遅れ、サウンドチェックもあらざれば、独り前打ち上げに興ずるべく、結局2夜連続にて「餃子の王将」へ。因みに「天下一品ラーメン 本店」が隣接すれど、私はラーメンを食わねば全く無縁、悪しからず。
そもそも王将に関せば、今や「ジャストメニュー」なる小鉢サイズの御品書きも用意され、亦大衆酒場宜しく1合瓶にて日本酒を供される故、下衆極まりなきチェーン居酒屋なんぞより、遥かに安価にてあれこれ堪能し得ると知れば、先ずは「日本酒+餃子」にて充分に堪能せん。



更にジャストサイズ即ち小鉢「麻婆豆腐」を所望、



日本酒をもう1合追加、而して「肉焼売」を堪能、醤油+」芥子が付け合わせとして添えられれど、そもそもウスターソース派の私なれば、此処は本場中国式麻辣宜しく醤油+辣油+芥子にて食せば美味。



如何にも酒のアテたらん一品「トルコ料理風 骨付鶏唐揚」を所望、果たして「トルコ料理ケバブ風ミックススパイスで仕上げました」なんぞと謳われる程、然してスパイス芳しくあらねども、王将の鶏唐揚は凡そ胸肉にしてパサパサ気味なれど、こちらは腿肉なれば肉汁溢れる柔らかさにて美味。斯くして日本酒2合+4品を以て大いに堪能、会計も大衆酒場にて独り飲みせし程度の安さ、然ればこそ「困った時の王将飲み」なり。



今宵先鋒を務めて下さりしは、昨年のAnlaとのデュオ@Urbanguildと同じく「もぐらが一周 するまで」なれど、今宵はパーカッションとのデュオ編成、浮遊感溢るるダンサブルなアンサンブルは、正にミニマル恍惚系、終盤の展開へ突入されし刹那が素晴らし過ぎ。



今宵DJを務めて下さりしは「wataru」可成り面白気なる選曲なれば、日本酒片手に思わず耳傾けし。



斯くして私とAnlaのデュオ再び。今回彼が持参せしは、毎度私が愛用するSteinberger Spiritなれど、奇しくも私は今回、Mainliner帝都公演を前に下山せし際、不覚にもSteinbergerを明日香の山寺に置き忘れし失態、然れば大阪アジトより左利き用ストラトを持参せし次第。今回も亦2人してドローン・アンサンブルの如きと化せば、是も亦ひとつのミニマル恍惚系の姿なり。
下のライヴ写真は、Mandog宮下君の奥方キクちゃんのfacebook写真アルバムより、無断借用転載させて頂きし次第、悪しからず。







終演後、今度はAnlaがDJを務められれば、アルゼンチンのみならず南米の70sロックをプレイ、彼自身もノリノリにして、斯くも大はしゃぎされる姿なんぞ、既に10年の付き合いなれど初めて拝見すれば、些か驚愕。



如何せん京都は北白川なれば、せめて終電にて帰阪せんとすれば、未だ午後11時前なれど御先に失礼させて頂き、いざ叡山鉄道「茶山」駅へ。今宵はMandog宮下君ことマンちゃんと奥方キクちゃん夫妻も顔出して下されば、途中まで帰路を共にせん。



京都出身のキクちゃんなれど、叡山鉄道に乗車されるは凡そ初なりけりとは驚愕千万。既に切符の自販機にシャッター下されれば、ワンマンカー故、バス同様に整理券を取り「出町柳」改札にて現金払い、是も亦いとをかし。これら帰路の写真も亦、キクちゃんのfacebook写真アルバムより、無断借用転載させて頂きし次第、悪しからず。



而して京阪電車に乗れば、御二人は「清水五条」にて下車され、而して私は独り「淀屋橋」へ。マンちゃんとは、来たる1月25日(日)@北堀江Futuroに於いて、ナカタニ・タツヤ氏と共にトリオにて演奏するものなれば、そちらも大いに愉しみなり。



流石に終電なれば乗客も疎らなり。



而して無事大阪アジトへ帰還果たせば、是にて京都二連夜も終了せり。


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