day 5 Kochi
明け方まで飲み明かせど、相も変わらず2時間程にて目覚めれば、昨夜漂着せし際は真っ暗闇なれど、生憎の空模様なれども朝を迎え、未だ七部咲きの桜を愛でんとす。
いやはや随分な弩田舎なれど、明日香の深山の魔境ぶりを思えば、充分過ぎな程に街ならん。
昨夜の宴の残骸、而して亀井君は爆睡中なり。
昨夜コンビニにて購いし「冷やし中華」「サラダ用野菜パック」召喚、茹で玉子やも添え平岡食品にて所望せしコロッケ残党も添えれば、これにて「野菜増し冷やし中華+コロッケ」食せり。
亀井君は松山への帰路に就かれ、津山さんと吉田氏も起き抜けて来られれば、然して為すべき事もあらずして、のんびり高知へ向け出発せり。
道すがら天使に遭遇せり。
今宵の会場たる高知Chaotic Noise到着。
早く着き過ぎれば、ぶらり「マッシュルーム・レコード」へ出撃、昨夜遂に御陀仏昇天されしワウペダルを新調すべく、中古楽器コーナーにて物色せり。而してレコードも勿論あれこれ掘り起こせば、大いに散財すれど、そのレコード・ハンティングの成果には大いに満足至極。
サウンドチェックも済ませれば、前打ち上げなんぞに興じるべく、単身「葉牡丹」突撃せり。
地元のオヤジ達に混じり乍らカウンターに停まるや、先ずは「ダバダ火振+地牡蠣」牡蠣の粒こそ小振りなれど濃厚な味わいにして美味。
続けて温豆腐たる「豆腐」而してきずしこと「〆鯖」を所望するや、毎度「豆腐」にぶっ掛けられし醤油が塩っぱ過ぎにて往生せられれば、今回も亦同じ失策ぶり。
「大根の田楽」「牡蛎串揚げ」に舌鼓打てば、大いに満喫堪能せり。
帝都は既に満開との報を受けれども、南国高知は未だ満開に至らずとは是如何に。
今宵はワンマンなれば、第1部「Japanese New Music Festival Petit」開演、先ずは「Acid Mothers Temple SWR」而して「Zoffy」「赤天」と続き、
「Zubi Zuva X」にて第1部終了するや、第2部は「Manitatsu」とは云わずもがな。
第3部は「Acid Mothers Guru Guru」にて、今宵も盛況にて無事終演。
遺憾乍らネット上にてライヴ写真拾遺叶わねば、己れが撮影せし2枚のみにして、悪しからず。
今宵「グルグル祭り 2015」@Chaotic Noiseへ御運び下さりし皆様、どうも有り難う御座いました。
御楽しみ打ち上げは、御馴染み「赤たぬき」にて、いざ乾杯。
高知を訪れしも今や数え切れぬと思われれば、最早鰹のたたきなんぞ目も呉れぬ有様にして、御目当てたる高知名物とは「うつぼのたたき」大いに美味、
而して「うつぼの唐揚」是亦大いに美味、
更には絶品「四万十ピザ」に舌鼓乱打、
定番中の定番たる「ねぎ鉄板」も堪能せしとは云わずもがな。
斯くして美酒美食を満喫しつつ、井上社長達高知勢とも大いに歓談、然れば明日は午前11時「葉牡丹」開店に合わせ集合せんとの顛末もあり。
斯くして高知の夜は更け行きし。
day 6 Matsuyama
今回は「赤たぬき」斜向いのホテルへ投宿、毎度井上社長大豪邸に投宿、若しくは朝まで飲み明かし始発バスにて帰路に就くが常なれば、果たして高知にてのホテル泊は初なり。界隈のコンビニにて「鯖寿司+切り干し大根」所望、ゴルゴ13なんぞ拝読しつつ朝飯とせり。
午前11時チェックアウトすれば、いざ「葉牡丹」へ。然れば既に高知勢の皆様御待ち下さり、然ればいざ突撃せり。然れど皮肉にも井上社長は痛風再発にて不参加とは、果たして何の天罰か、然れば井上社長御薦めたる「オムライス」を所望せり。正に薄焼き玉子にて包まれしオーソドックスな一品なれど、いざ食らえば、薄焼き玉子のバター含有率高くして、その味わい濃厚至極、中に潜むチキンライスは懐かしき味わいにして、これは珠玉の一品なり。
扠、オムライスを平らげれば、愈々本番とばかり「熱燗+豆腐」を所望。昨日亦失策せし「豆腐」なれば、ヘドラちゃんよりの一言にて思い出し「醤油抜き」にて更に「芥子添え」所望、これならば温豆腐を堪能し得る次第、而して美味。
熱燗調子良く呷れば、更には2種の味噌添えられる「大根の田楽」をアテとせり。
「葉牡丹」にて昼飯昼酒堪能すれば、未だ満開に至らぬ桜を眺むるばかり。
私の我侭昼呑みにも御付き合い下さりしのみならず、御丁寧にも御見送り頂き恐縮至極、どうも有り難う御座いました。
斯くして高速バスにて松山へ。松山へ到着するや、美食家吉田氏は早速「労研饅頭」所望されし。
今宵の会場Caezar到着。
サウンドチェックも済ませれば、オルガナイザーSpacegrinderこと亀井君と共に、彼の御薦めなる一軒「とんそくの店 清香園」へ突撃せり。
亀井君が注文されし何やらにして鶏肉炒めの類い、大いに美味にてビールも進めば、
「キムチ鍋」是亦美味なり。
店内の様子は斯くの如し、曲者オヤジ達が集う憩いの場ならん。
虎に描かれし朝鮮半島圖とアグネス・ラムが激渋かな。
水屋には大将が仕込まれしあれこれ並べば、朝鮮人参と蛇が漬けられし瓶もあり、果たして何ぞや、均か朝鮮人参ハブ酒ならんや。
絶品「ホルモン煮込」と、強烈な一杯は自家製と思しき「マッコリー」にして、
米粒も伺えれば、これが発酵具合芳しく大いに美味。
亀井君とマッコリー酌み交わせば、
大将曰く「来るから気を付けて」酔い心地素晴らしければ、これは珠玉の逸品なり。
道すがら発見せし誘拐多発地区標識。
先鋒を務めて下さりしは、松山のRuins Aloneか「Mineo Kawasaki」
次峰を務めて下さりしは、白石伸吾氏と中ムラサトコ嬢に依る「TeaPots」
3番手には、急遽「Spacegrinder+河端一」中盤には、吉田氏がベース、津山さんがドラムにて乱入、大団円を迎えし。
而して「グルグル祭り 2015」千秋楽を迎えれば、第1部「Japanese New Music Festival Petit」開演、先ずは「Acid Mothers Temple SWR」
続けて「Zoffy」更に「赤天」へ、
「Zubi Zuva X」にて〆。
第2部「Manitatsu」
第3部「Acid Mothers Guru Guru」今宵も盛況にて無事終演。
以上、ネット上にてライヴ写真あれこれ拾遺叶えば、此処に無断借用転載させて頂きし次第、悪しからず。
今宵「グルグル祭り 2015」@Caezarへ御運び下さりし皆様、どうも有り難う御座いました。
終演後、中ムラサトコ嬢とマニさんの2ショット記念撮影。
打ち上げは「居酒屋はだかの王様」にて。津山さんのみホテルへ撤収されれど、グルグル祭り最後の夜なれば、皆してグラス片手に大いに歓談爆笑。
オルガナイザー亀井君と共に記念撮影。
奇しくも「薬指が離れないゲーム」に興じれば、いと楽し。
今宵、帝都より馳せ参じ下さりしClinton、この後も亀井君と3人連れ立ち2次会へ。
毎度御世話になりし「星空Jet」へ繰り出し2次会、然れど流石に全員疲労困憊、概ねフェードアウトとは云わずもがな。
斯くして松山の夜は更け行きし。
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「グルグル祭り 2015」後編
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