day 1 Oita
毎年恒例行事たる「グルグル祭り」も無事終了すれば、マニさん&悦子さん御夫妻とは是にて御別れ、我々3名は引き続き「Japanese New Music Festival 西日本ツアー2015」として西征せんとするものなり。
投宿せしホテルの自室にて、ヘルメットが完備されしを知れば、これも地震大国日本なればこそか。扨又嘗ての過激派学生ゲリラなんぞ忍ばんとすればこそか。
今宵は「Japanese New Music Festival 西日本ツアー2015」初日たる大分公演なれば、八幡港よりフェリーにて大分は別府港を目指すべく、先ずは列車にて八幡港へ赴かん。観光客にて混み合う松山駅なれど、未だ有人改札とは、いとをかし。
ディーゼル列車も懐かしきかな。
キオスクにて購いし「四国・やわたはま 唐辛子入りじゃこ天 笑媛スティック」食らえば美味なれど、謳い文句たる唐辛子風味全く感ぜられぬとは、辛味に関し味覚障害なればこそか。
同じくキオスクにて購いし「松山名産 鯛めし弁当」420円也を召喚、御値打ちにして美味。
車窓より満開の桜を愛でれば、
こちらは運転席之圖。
八幡浜駅にて下車、フェリー乗り場へはバスにて赴かん。吉田氏が食らうは「忍者めし 不知火味」なり。
宇和島運輸フェリーにて、いざ九州は別府へ渡らん。
御遍路さん御一行も乗船されん。
2等船室之圖。
甲板より遥か水平線を臨む。
別府港に到着せり。
路線バスにて大分駅へ。而して今宵の会場Athall到着せり。
今宵よりは、3人にて8プロジェクト演奏する段取りなれど、サウンドチェックの際、急遽新ユニット結成されれば、俄かに3人にて9プロジェクトへ変更されし。今宵より新兵器も投入せん。
美容院の表に集う猫共之圖。
Clintonも共にフェリーにて大分へ到着すれば、嘗てMaquiladora御一行に「今までの人生で食べた中で最も美味しいフライドチキン」と云わしめし「庄八」の「とり天」を食らわすべく、いざ出撃せり。
これぞ世界最強のフライドチキンこと庄八の「とり天」なり。頬張るや、中身の鶏肉ジューシーな事この上なくして、衣を残し肉が先に溶け果てるとは、正に「世界最強 究極のとり天」の異名相応しき。
既に10度目の来日果たされしClintonなれば、食ブロガー宜しく食いもんの写真なんぞ撮影される様なんぞ、最早日本人に他ならじ。
西洋人の紫蘇好きは常識的なれば、Clintonも例外にあらずして、然れば先ず「とり天」1皿ぺろり平らげられるや、続けて「鶏のしそ揚げ」を所望、史上最強のとり天に紫蘇加われば、最早全次元世界に於いて最強ならんや、Clintonがその美味さに、驚愕唖然狂喜乱舞恍惚昇天されしとは云わずもがな。
片や私は、日本酒なんぞ呷りつつ、是亦絶品至極なる「八町のりゅうきゅう」満喫堪能せり。
更に大分なれば「関アジ刺身」食らい、その美味さに一発昇天、
「椎茸焼き」も是亦美味にして、
久々に来店叶いし庄八にて、美酒美食大いに堪能すれば極楽天国、斯くして我が舌鼓も大乱打され捲りし。
「Japanese New Music Festival 西日本ツアー2015」初日たる大分公演も開演すれば、先鋒を務め下さりしは「Ruins Alone」
続けて次峰は「津山篤 solo」
而して「河端一 solo」へと雪崩れ込めば、最後は吉田氏と津山さんのゲスト参加もあり、大団円にて一先ず幕。
ソロ三様に続き「Zoffy」「赤天」と繰り出せば、
愈々「Acid Mothers Temple SWR」へ、
殿は勿論「Zubi Zuva X」にて、大爆笑と大喝采の中、セルフ終演アナウンスを以て、無事盛況にて終演せり。
以上、ネット上にてライヴ写真あれこれ拾遺叶えば、此処に無断借用転載させて頂きし次第、悪しからず。
今宵「Japanese New Music Festival 西日本ツアー2015」@Athallへ御運び下さりし皆様、どうも有り難う御座いました。
終演後、御二方は会場階上の宿泊所へ撤収され消灯就寝、私はAthallの河村さん達と打ち上げるべく「青春酒場」へ繰り出すや、河村さんの二階堂のボトルを頂きつつ、亦しても「りゅうきゅう」やら、
きずしこと「〆鯖」なんぞアテに摘みつつ、超弩級アホ話に大輪の花咲かせてこまし捲れば、
斯くして大分の夜は更け行きし。
day 2 Fukuoka
朝飯を求め、吉田氏と津山さん共々界隈徘徊すれど、未だ早過ぎなりければ、結局大分駅構内「丸亀製麺」にて「牛蒡掻き揚げ+かけうどん」食せり。つゆが些か濃ければ、水を注すも毎度の事にして、是にて美味。
商店街にて見掛けしフラワー娘之圖。
津山さんの狙い通り素敵過ぎなる1枚。
今宵は福岡公演なれば、高速バスにて博多天神へ赴かん。然れどバス乗車を控えるや、突如津山さんに蕁麻疹発症、同時に私も激烈な体調不良へ陥れば、果たして斯くなる苦難受難は何故か。高速バス車中にて忍耐の限りを尽くせば、福岡へ到着せし際には、何とか峠を越せしと思われ、今宵ホテル泊たる御二人はチェックインへ向かわれ、オルガナイザーおはぎちゃん夫妻宅に投宿予定なる私は、おはぎちゃんと待ち合わせ、いざ福岡飲み倒れ行脚へ赴かん。
おはぎちゃんに先ず御案内頂きしは「天ぷら ひらお」にして、未だ午後3時前なれど、揚げたて天婦羅にて飯を搔き込まれる方々にて満席とは恐るべし。
食券販売機にて酒と天婦羅各種購うや、
卓上には塩辛やら漬物各種取り放題にて並べられ、何と気前良きサービスならん、これだけでも飲めるっちゅうねんな。天婦羅各種大いに美味、先程までの体調不良も何処吹く風、美酒美食&美人人妻の「美のトライアングル」を以て完全復活果たせば、酒に天婦羅にと追加食券購入してこまし捲り、大いに堪能満喫せり。
昼飲みの梯子酒とは当然至極、斯くして立ち飲み屋「角屋」へ。大衆食堂宜しく、おかずならぬアテを陳列ケースより取り出すシステム、
漸く仕事帰りの方々にて賑わう時刻と相成れば、
こととら「日本酒+がめ煮」果たして「がめ煮」とは何ぞやと思えば筑前煮なり。成る程此処は九州北部にして嘗ての筑前国なれば、わざわざ「筑前煮」たる名称は不毛にして、明石にては「明石焼」にあらず「玉子焼」、広島にては「広島焼」にあらず「お好み焼」、帝都にては「関東炊き」にあらず「おでん」なんぞと称するも同じならん。
更には蛸山葵ならぬ「貝山葵」是亦酒が進むばかりかな。
斯くして「美のトライアングル」にて御機嫌至極、おはぎちゃんとの2ショット記念撮影。
漸く会場入り時刻と相成れば、今宵の会場Grafへ。
サウンドチェックも済ませれば、界隈にて夜桜なんぞ眺めつつ、
中古レコード屋「Juke Records」を急襲せり。均かの在庫ぶりに脳汁大噴出、思わず大散財とは、是も哀しくも愚かしきレコードハンターの性なるかな。
前回その美味さにハマり捲りし「呉朝明」のワンタンを堪能すべく突撃すれば、先ずは大分の地酒にしてにごり酒「西の関」を所望、アテには「鯛わたの塩辛」を以て、大いに堪能せり。
先ずは「焼ワンタン」矢張り激烈に美味なり。
而して「ゆでワンタン」これぞ究極の逸品にして奇跡的美味さかな。
おはぎちゃん&ウッチー夫妻も合流下されば、おはぎちゃん御薦め「バンバンジー」我々が知る棒棒鶏とは何やら趣き随分異なれど、是亦大いに美味なる代物。
流石は福岡博多、ウッチーはラーメンも食らわれれば、そもそも1日限定40杯のラーメンこそ名物なりけり。
今宵先鋒を務めて下さりし「マクマナマン」大熱演之圖。
而して「Japanese New Music Festival 西日本ツアー2015」福岡公演へ雪崩れ込めば、先鋒を務め下さりしは「Ruins Alone」
次峰は「津山篤 solo」
3番手は「Zoffy」4番手に「赤天」
5番手には「Acid Mothers Temple SWR」登場、
殿は勿論「Zubi Zuva X」にして、大爆笑と大喝采の中、セルフ終演アナウンスを以て、無事盛況にて終演せり。
以上、ネット上にてライヴ写真あれこれ拾遺叶えば、此処に無断借用転載させて頂きし次第、悪しからず。
今宵「Japanese New Music Festival 西日本ツアー2015」@Grafへ御運び下さりし皆様、どうも有り難う御座いました。
女性バーテンダーの御二人、ナイスですね~!
終演後、御二方は会場界隈のホテルへ撤収されれば、私はおはぎちゃん&ウッチー達と打ち上げるべく居酒屋「みなみ」へ繰り出せり。
突出し4種、何れも大いに美味ならんと思われれば、
名物「トロケル豚足」正に蕩ける有様にして激烈に美味。
御一同口を揃えての大推薦なる一品「グラタン包み揚げ」是亦大いに美味。
所謂創作料理況して創作和食を好まぬ私なれど、この「トマトーフ」成る程と納得の美味ぶりかな。
「焼き牡蛎」絶品至極とは云わずもがな。
ウッチー&おはぎちゃん夫妻、前座務めて下さりしマクマナマンのドラマーの方と飲み明かせど、流石におはぎちゃん共々昼下がりより飲み続けなれば、遂には浸水ならぬ寝酔轟沈せり。
斯くして福岡の夜は更け行きし。
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「Japanese New Music Festival 西日本ツアー2015」 前編
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