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Channel: 大ぼら一代番外地
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San Francisco

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昨日は飲み明かせし挙げ句、時差ぼけも相俟り午前6時過ぎ就寝、然れば午前11時過ぎに目覚めれど、些か先駆け目覚められしは津山さんのみにして、皆様未だ大爆睡にて夢の中。裏庭なんぞ散策せんと思えば、謎の蝙蝠男と思しきに遭遇せり。



昼過ぎにもなるや皆様起き抜けて来られ、Bruceが朝飯に「ベーコン&エッグ」拵えて下されば、これぞ正にアメリカの朝食たるべし。ベーコンの焼き加減は、クーパー捜査官宜しく「焦げ焦げのカリカリ」にあらず、Bruce曰く「ミディアム」なれば美味。



現在僅か11日間の休暇にて自宅滞在中なるBruceなれば、数日後にはNew Yorkの舞台に立つべく出発される次第にして、その公演興行は8月上旬まで続くと伺えば、貴重なる休日の2日も我々の為に費やして下さり、大いに感謝するばかり。Maquiladora再来日も8月下旬に計画せんとすれんば、その前にNew Yorkにて再会を誓い、



いざSan Francisco目指し出発せり。



爆走される我等がGodことJustin之圖。



果てしなく直進あるのみ。



我等がGodことJustinとみつるちゃん之圖。



カリフォルニア州のみにてチェーン展開されるハンバーガー・チェーン「In-N-Out Burger」へ立ち寄り昼飯とせん。「Double & Double」なる肉とチーズが倍なる代物(670cal)を所望されしみつるちゃん、撮影されつつも堪らず薄ら笑い漏れる有様。



いざ齧り付かれれば、唾液共々脳汁も団噴出されしか恍惚状態にして、所謂「バーガーハイ」の境地へ到達されし。



「In-N-Out Burger」は、アメリカ人に云わせる処の「ベスト・ハンバーガー・チェーン」にして、野菜も新鮮なれば、フライドポテトも店内厨房にてジャガイモをカットされれば、日本に於けるモスバーガーの如き存在ならん。ドリンクバーには櫛切り檸檬も用意され、



ケチャップ・コーナーには、ハラペーニョのピクルスも並ぶ次第。



斯くして私は「Hamburger Meal」を所望、



シャキシャキレタスに玉葱スライスも忍ばされ、大いにに美味なれど、未だツアー開幕3日目にして味の国粋主義ぶり極まれば、そもそも北米ツアーにてハンバーガー・チェーンを訪れしなんぞ数年ぶりか、然ればこの1個にて最早タップアウトさせて頂く次第、悪しからず。せめて「ベスト・ハンバーガー・チェーン」たりしが唯一の救いか。



道すがら広大なる肉牛牧場を臨めば、Justin曰く「ハンバーガー牧場」成る程な。



San Franciscoも近付けば、愈々大渋滞に巻き込まれし。



愈々橋を渡ればSan Franciscoへ。この眺望には、毎度乍ら新大阪より梅田へ臨む新淀川大橋よりの景色彷彿される次第。



全米に於いてチェーン展開される楽器店Guitar Centerを訪れ、新たに借り受けしMarshallアンプの備品一式等購入、これにて今宵よりアンプに関せば問題解決し得らん。



今宵の会場Bottom Of Hill到着。





バーメニューより食事注文し得れば、Vegi Burgerに齧り付かれるみつるちゃん之圖。



私は「Chicken Tacos」所望すれど、味付けが濃厚塩っぱ過ぎにて食し得ぬ有様、これは無理やで。



今宵先鋒を務めて下さりしは、ストレンジ・サイケ系「Moira Scar」にして、退廃的空気を撒き散らされれば、大いに盛り上がりし。



テキサス・サイケの重鎮「ST 37」今宵も大熱演なり。



今宵よりFender Twin Reverbに加え、新たにOGODのJassoより借り受けしMarshall JCM-800+スピーカー・キャビネットも使用すれば、漸くマトモな演奏も叶いしか。1時間40分程のセットを展開、ラストはNANI君渾身のドラミング大炸裂、満員御礼大いに盛況にて幕。
ネット上にてライヴ写真の類い、下の1枚のみ拾遺叶えば、是亦ステージ背後の窓に映り込みしを喫煙スペースたる中庭より撮影せし代物にして、プロジェクターに由るライトショー展開されれど、完全なる光量不足にてステージ上大いに暗ければ、概ね撮影不可たりしか。然れどライヴ翌日には、ネット上にフルセットのライヴ音源アップされれば、こちらよりダウンロードし得る次第。但し曲名に誤りありて、1曲目は「Dark Stars In The Dazzling Sky」なり。



<追記> ネット上にてライヴ写真拾遺叶えば、ここに無断借用転載させて頂く次第、悪しからず。





Moira Scarの御二方と記念撮影。



物販テーブル背後に聳える兎の要塞、圧巻なり。



今回も素晴らしきツアー・ポスターを製作下さりしシルクスクリーン・ポスター作家John Howard氏と、彼の奥方にしてAmoeba Music Berkeleyのマネージャーを務められるDina御夫妻宅に投宿させて頂けば、彼女が「タイ風チキンカレー」を拵えて歓待下さり感謝感激、刻まれし生ハラペーニョとパクチーをぶち込み、ライムを搾り頂けば、大いに美味にて思わず3杯も食らいし有様。



AMT御一同順次就寝されれど、私はワインなんぞ頂戴しつつ御夫妻と歓談、午前5時にも及べば流石に御開き、而して我々の寝室へ帰還するや、みつるちゃんとNANI君は何とも睦まじくして、凡そ修学旅行生の如しか。



斯くしてSan Franciscoの夜は更け行きし。


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