午前6時起床。投宿するAdam宅の飼い猫、御母堂様曰く「全く愛想なし」なれば、正に無愛想の極みにして、手なんぞ差し出すや爪立てて襲い掛からんとさえ威嚇される始末、愛想無き猫程可愛気無きものなし。
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昨夜夜景眺めしバルコニーより、朝の眺望堪能せり。
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キッチンへ赴くや、昨夜Adamの御両親は、客人達を迎えて晩餐会なんぞ催されれば、その残骸散らかる次第、然れば凡そデザートたりしと思われし、苺にメロンや水瓜ならぬ胡瓜和えられし一品発見、果たして是如何に、是も亦大英帝国流なればこそか。
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日本より持参せし最後のカップ麺「サッポロ一番 x いなば タイカレーマッサマン味ヌードル」召喚せり。
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パッケージの記載に由れば、そのマッサマンとは「『世界一おいしいメニュー』と評判のタイ南部のカレー」なりけりて、但し書きも添えられれば「本商品は、いなば食品監修のもと、『じゃがいも、豆のタイカレーマッサマン』の味わいをイメージしております。本商品の原料に、缶詰は使用しておりません。」而して冷蔵庫よりパクチーを失敬し投下、更に生ハバネロ刻み入れ、いざ食らえば、パクチーの風味芳しくして、タイカレーとの相性素晴らしきとは云わずもがな、大いに美味。
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本日は今回の「KK Null + Kawabata Makoto UK/Europena Tour 2015」千秋楽にして、最終地たるHebden Bridgeへ赴くべく、Adamの父上にBristol Temple Meads駅まで御送り頂けば、その父上曰く、本日の我々のルートに於いて、下の路線図に赤く記される「D」の部分は運転見合わせ運休中なれば、バスにて振替輸送を行う次第、充分に留意されたしとの事。御助言有り難き限りにして、何せ斯様なポスターなんぞ、そもそも英語を母国語とせねば気にも留めぬ有様にして、然れど何やら珍道中の予感漂うばかりか。
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先ずは午後12時48分発Cardiff Central行きに乗車、而してNew PortにてManchester Piccadilly行きに乗り換えん。
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然れどNew Port駅に到着するや、次のManchester Piccadilly行き列車が、何と車両故障にて大幅に遅れれば、電光掲示板にも「次の列車に乗車するべからず」「次の列車はManchester Piccadilly行き」との表示が目紛しく交錯表示、愈々列車到着せんとすれば、待機される車内販売係の方々に確かめんとすれど、職員たる彼等ですら返事は「判らないので今問い合わせ中」どないなっとんねん。ホームは既に溢れんばかりの人混みにして、然れば「これはManchester Piccadilly行きの列車か?」と問えば、一様に異口同音「I hope…」然れば一蓮托生、乗り込むべし。本来車内販売すら乗り込む筈なる長距離列車なれど、車両故障にて凡そ代替車両を緊急手配されしか、僅か4両編成なれば、このホームに溢れんばかりの客全員乗車し得るや、何せここで乗り遅れては、以降致命的ダメージ受けるやも知れず、斯くなる場合は何としても乗り込むべし。
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斯くして何とかデッキ部分に立ち往生状態にて乗車叶えば、車内は斯くの如く乗車率200%、
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トイレの中にさえ中国系の方々が陣取られる有様。
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2時間弱、斯様な状態にて揺られれば、果たして当初伺いしバスにての振替輸送地区は何処か。先の路線図に記されし駅名一切出て来ぬばかりか、振替輸送先たるBirminghamすら未だ到らねば、どないなってんねんな。斯くも大都市Birminghamを見過ごす筈あらざれど、その先の行程も未だ随分長くして、然れば終点Manchester Piccadillyにはいつ達し得るや。
車内アナウンスの音量小さくして聞き取り辛く、周りの乗客に尋ねれば、数駅先にてこの列車より、異なる列車に乗り換えとの事、どうやらバスにての振替輸送が変更されしか。最早Machester方面へ向かわれる乗客達の後を追うのみ、それこそ最善の策と知れ。何処ぞの駅か存ぜねど、明らかにBirminghamにあらずとは明白、然れどそこにて8割近くの客が下車され、果たしてManchester方面はと問えば、この侭乗車との事、而して漸く乗車前に慌ただしく売店にて購入せしサンドウィッチなんぞ食らわんとすれば、挟まれしベーコンとソーセージが不味過ぎ、空腹にても食し得ぬとは是如何に。
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斯くしてこの列車の終着駅たる何処ぞへ到着すれば、20分後のMacchester Piccadilly行きに乗り換えるべしと、乗務員に伺いし次第なれば、ホームのベンチに漸く腰掛けし。その刹那、駅員が「 Manchester Piccadilly行きは1番ホームに変更です」との案内叫ばれれば、いざその1番ホームへ、超重量級荷物携え移動、
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ホームに着くや、20分後の筈の列車がいきなり到着、而して午後4時47分発Manchester Piccadilly行きに乗車せり。
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然れば1駅目がいきなりManchester Airport駅にして、何とBirminghamなんぞ通過せずManchesterに到れば、果たして如何な路線を辿り此処へ至りしか。最早全く理解不能、今やManchester Piccadilly行きに乗車せしのみ確認すれば、時差ぼけと疲労にて思わず轟沈せり。
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Nullさんに起こされれば、漸くManchester Piccadilly駅に到着せり。Manchester Piccadilly行きよりタクシーにてManchester Victoria駅へ赴けば、
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午後18時15分発Leeds行きに乗車、
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田舎路線なれば何とものんびり旅気分、
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斯くして予定より1時間遅れにてHebden Bridge駅到着。オルガナイザーNedが迎えに来て下されば、
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タクシーにて、今宵の会場たるRobin Hood到着。
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旧き良き大英帝国式パブ、いとをかし。
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男子トイレは、何故か元「Smoke Room」なり。
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Hebden Bridge在住Acid Brothers & Sistersの皆様方、再会嬉しきばかりにして、先のLondonに於けるRaw Powerにも遠征下されば、初日と千秋楽にて御目に掛かりし次第、有り難き限りかな。
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晩飯は、賄いにて何やらチーズ刻みしに玉葱等和えしを挟むサンドウィッチ、而してサラダなれど、パン食らわぬ私なれば、殆ど食し得ずして、
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キッチンにて電気ケトル拝借、即席麺、カット若布、即席蜆汁を召喚すれば、
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これにて「味噌混ぜ麺」拵えし。些か味にパンチ掛ければ、激辛麻婆豆腐の素を施すや美味。いやはやこれにて今後、楽屋にて即席麺食らうも可と思えば、次回の欧州ツアーより実践せん。
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今宵先鋒務められしは「Jake Blanchard」にしてスチールギターの如しを用いドローン奏でられし。
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PAスピーカーが随分可愛気なれば、果たして爆音大放射許されるや否やと思われれど、そもそも私や日本のアングラ系に造詣深きNedのオルガナイズなれば構わぬ筈と、爆音大放射乱射すれば、左PAスピーカーとベースアンプが御陀仏御昇天すれど、今宵も盛況にて幕。
ライヴ写真あれこれ拾遺叶えば、此処に無断借用転載させて頂く次第、悪しからず。
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会場裏のパティオにて赤ワインなんぞ呷り歓談すれば、これにてツアー終了の実感も漸く抱かれん。
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投宿先たるNed宅へ、明朝にはManchester空港へ向かう故、2階のゲストルームはNullさんに占拠して頂き、私は1階のリビングにて、先ずはフライト用パッキングに勤しまん。因みにNedは、今夏アメリカはアリゾナPhoenixへ家族共々引っ越される故、此処に投宿させて頂くもこれが最後とならん。而して無事パッキングも完了すれば、最早満身創痍疲労困憊にして睡魔急襲、即身成仏せり。
斯くして「KK Null + Kawabata Makoto UK/Europena Tour 2015」全日程終了.
Hebden Bridgeの夜は更け行きし。

昨夜夜景眺めしバルコニーより、朝の眺望堪能せり。

キッチンへ赴くや、昨夜Adamの御両親は、客人達を迎えて晩餐会なんぞ催されれば、その残骸散らかる次第、然れば凡そデザートたりしと思われし、苺にメロンや水瓜ならぬ胡瓜和えられし一品発見、果たして是如何に、是も亦大英帝国流なればこそか。

日本より持参せし最後のカップ麺「サッポロ一番 x いなば タイカレーマッサマン味ヌードル」召喚せり。

パッケージの記載に由れば、そのマッサマンとは「『世界一おいしいメニュー』と評判のタイ南部のカレー」なりけりて、但し書きも添えられれば「本商品は、いなば食品監修のもと、『じゃがいも、豆のタイカレーマッサマン』の味わいをイメージしております。本商品の原料に、缶詰は使用しておりません。」而して冷蔵庫よりパクチーを失敬し投下、更に生ハバネロ刻み入れ、いざ食らえば、パクチーの風味芳しくして、タイカレーとの相性素晴らしきとは云わずもがな、大いに美味。

本日は今回の「KK Null + Kawabata Makoto UK/Europena Tour 2015」千秋楽にして、最終地たるHebden Bridgeへ赴くべく、Adamの父上にBristol Temple Meads駅まで御送り頂けば、その父上曰く、本日の我々のルートに於いて、下の路線図に赤く記される「D」の部分は運転見合わせ運休中なれば、バスにて振替輸送を行う次第、充分に留意されたしとの事。御助言有り難き限りにして、何せ斯様なポスターなんぞ、そもそも英語を母国語とせねば気にも留めぬ有様にして、然れど何やら珍道中の予感漂うばかりか。

先ずは午後12時48分発Cardiff Central行きに乗車、而してNew PortにてManchester Piccadilly行きに乗り換えん。

然れどNew Port駅に到着するや、次のManchester Piccadilly行き列車が、何と車両故障にて大幅に遅れれば、電光掲示板にも「次の列車に乗車するべからず」「次の列車はManchester Piccadilly行き」との表示が目紛しく交錯表示、愈々列車到着せんとすれば、待機される車内販売係の方々に確かめんとすれど、職員たる彼等ですら返事は「判らないので今問い合わせ中」どないなっとんねん。ホームは既に溢れんばかりの人混みにして、然れば「これはManchester Piccadilly行きの列車か?」と問えば、一様に異口同音「I hope…」然れば一蓮托生、乗り込むべし。本来車内販売すら乗り込む筈なる長距離列車なれど、車両故障にて凡そ代替車両を緊急手配されしか、僅か4両編成なれば、このホームに溢れんばかりの客全員乗車し得るや、何せここで乗り遅れては、以降致命的ダメージ受けるやも知れず、斯くなる場合は何としても乗り込むべし。

斯くして何とかデッキ部分に立ち往生状態にて乗車叶えば、車内は斯くの如く乗車率200%、

トイレの中にさえ中国系の方々が陣取られる有様。

2時間弱、斯様な状態にて揺られれば、果たして当初伺いしバスにての振替輸送地区は何処か。先の路線図に記されし駅名一切出て来ぬばかりか、振替輸送先たるBirminghamすら未だ到らねば、どないなってんねんな。斯くも大都市Birminghamを見過ごす筈あらざれど、その先の行程も未だ随分長くして、然れば終点Manchester Piccadillyにはいつ達し得るや。
車内アナウンスの音量小さくして聞き取り辛く、周りの乗客に尋ねれば、数駅先にてこの列車より、異なる列車に乗り換えとの事、どうやらバスにての振替輸送が変更されしか。最早Machester方面へ向かわれる乗客達の後を追うのみ、それこそ最善の策と知れ。何処ぞの駅か存ぜねど、明らかにBirminghamにあらずとは明白、然れどそこにて8割近くの客が下車され、果たしてManchester方面はと問えば、この侭乗車との事、而して漸く乗車前に慌ただしく売店にて購入せしサンドウィッチなんぞ食らわんとすれば、挟まれしベーコンとソーセージが不味過ぎ、空腹にても食し得ぬとは是如何に。

斯くしてこの列車の終着駅たる何処ぞへ到着すれば、20分後のMacchester Piccadilly行きに乗り換えるべしと、乗務員に伺いし次第なれば、ホームのベンチに漸く腰掛けし。その刹那、駅員が「 Manchester Piccadilly行きは1番ホームに変更です」との案内叫ばれれば、いざその1番ホームへ、超重量級荷物携え移動、

ホームに着くや、20分後の筈の列車がいきなり到着、而して午後4時47分発Manchester Piccadilly行きに乗車せり。

然れば1駅目がいきなりManchester Airport駅にして、何とBirminghamなんぞ通過せずManchesterに到れば、果たして如何な路線を辿り此処へ至りしか。最早全く理解不能、今やManchester Piccadilly行きに乗車せしのみ確認すれば、時差ぼけと疲労にて思わず轟沈せり。

Nullさんに起こされれば、漸くManchester Piccadilly駅に到着せり。Manchester Piccadilly行きよりタクシーにてManchester Victoria駅へ赴けば、

午後18時15分発Leeds行きに乗車、

田舎路線なれば何とものんびり旅気分、

斯くして予定より1時間遅れにてHebden Bridge駅到着。オルガナイザーNedが迎えに来て下されば、

タクシーにて、今宵の会場たるRobin Hood到着。

旧き良き大英帝国式パブ、いとをかし。

男子トイレは、何故か元「Smoke Room」なり。

Hebden Bridge在住Acid Brothers & Sistersの皆様方、再会嬉しきばかりにして、先のLondonに於けるRaw Powerにも遠征下されば、初日と千秋楽にて御目に掛かりし次第、有り難き限りかな。

晩飯は、賄いにて何やらチーズ刻みしに玉葱等和えしを挟むサンドウィッチ、而してサラダなれど、パン食らわぬ私なれば、殆ど食し得ずして、

キッチンにて電気ケトル拝借、即席麺、カット若布、即席蜆汁を召喚すれば、

これにて「味噌混ぜ麺」拵えし。些か味にパンチ掛ければ、激辛麻婆豆腐の素を施すや美味。いやはやこれにて今後、楽屋にて即席麺食らうも可と思えば、次回の欧州ツアーより実践せん。

今宵先鋒務められしは「Jake Blanchard」にしてスチールギターの如しを用いドローン奏でられし。

PAスピーカーが随分可愛気なれば、果たして爆音大放射許されるや否やと思われれど、そもそも私や日本のアングラ系に造詣深きNedのオルガナイズなれば構わぬ筈と、爆音大放射乱射すれば、左PAスピーカーとベースアンプが御陀仏御昇天すれど、今宵も盛況にて幕。
ライヴ写真あれこれ拾遺叶えば、此処に無断借用転載させて頂く次第、悪しからず。








会場裏のパティオにて赤ワインなんぞ呷り歓談すれば、これにてツアー終了の実感も漸く抱かれん。

投宿先たるNed宅へ、明朝にはManchester空港へ向かう故、2階のゲストルームはNullさんに占拠して頂き、私は1階のリビングにて、先ずはフライト用パッキングに勤しまん。因みにNedは、今夏アメリカはアリゾナPhoenixへ家族共々引っ越される故、此処に投宿させて頂くもこれが最後とならん。而して無事パッキングも完了すれば、最早満身創痍疲労困憊にして睡魔急襲、即身成仏せり。
斯くして「KK Null + Kawabata Makoto UK/Europena Tour 2015」全日程終了.
Hebden Bridgeの夜は更け行きし。