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Channel: 大ぼら一代番外地
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「神戸フォークジャンボリー 2015」@神戸 Helluva Lounge

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今更なれど過ぐる8月22日(土)神戸Helluva Loungeにて開催せし「神戸フォークジャンボリー 2015」のブログ記事投稿せんと思えど、如何せん主催者にしてフードも担当、更に4ステージに出演すれば、写真撮影なんぞ殆ど為し得じも当然、然ればネット上にてライヴ写真の類い拾遺させて頂かんと目論めど、全く発見し得ねば、結局隙見ては僅かばかり撮影せしを以て、ここにブログ記事綴らんとす。然れど「フォークジャンボリーと宣いつつ殆どフォークにあらじ」「フォークジャンボリーなれど最後はモッシュ大会にて大団円」なんぞと、正に狂乱のイベントと化せば、私如きには斯様な様、到底筆舌に尽くせぬ次第にして、幸いにも無料動画サイトにて全出演者の模様ダイジェストにてアップ頂けば、そのリンクを以て私の駄文に代えさせて頂く所存。そもそも斯くなる弩阿呆イベントとは、その現場に居ればこそ存分に堪能し得るとは云わずもがな、然れば果たしてこれらライヴ動画を拝見頂きし処にて、何が伝わり得るか判然とせぬものなれど、私の駄文や下手糞写真に比べれば月と鼈、せめて何故私が敢えて「フォークジャンボリー」なんぞと、化石の如き黴生えし名称を用いしか、些かなりとも推察頂ければ幸いにして、亦、神戸の魔境魔窟にしてアホの聖地ことHelluva Loungeなればこその狂乱狂騒狂熱ぶりも感じて頂ければ、一層幸いなる事この上なし。



音楽フェスと云えば、所謂「フェス飯」も楽しみのひとつならん。前回の拙弩阿呆企画「KOBE EXPLO'14」に於いては、稀代のカレーフリークにしてカレー部部長たるみつるちゃんに由る「田畑カレー」出店頂き大好評博せど、今回は当ブログにても御馴染み、私の十八番「タイ風混ぜ麺」を提供させて頂きし。更には天下無双の麺好きにして「麺神」の異名さえ取る東君の御協力どころか絶大なるサポートと有り難き御教示もあれば、自ずからバージョンアップ、



而して「タイ風混ぜ麺」提供させて頂けば、御陰様にて大好評を博し、有り難くも早々に売り切れ御免、食い損なわれし御仁も多く居られにけれど、こればかりは悪しからず。御召し上がり頂きし皆様、どうも有り難う御座いました。動画



今回DJを務めて頂きし中屋さん、新兵器導入にて「これからはDJでも仕事取れる」との事、然れば開場と同時に濃厚選曲にして、会場内はいきなり暗黒化、苦笑否めねど流石は中屋さんかな。



先鋒務めて頂きしは「春田一樹+アケミ」何と現在活動休止中squimaotoのドラマーなるアケミ嬢がゲスト参加下されば、いきなりのサプライズに、私も含めsquimaotoファン達は狂喜。その何とも独特にして不可思議な春田ワールドにて「神戸フォークジャンボリー 2015」愈々幕開けし。動画



次峰務めしは「Floating Flower」インド古典音楽家たるカネコテツヤ&金子ユキ夫妻と私に由るラーガ・フォーク・トリオなり。動画



3番手務めて頂きしは「MOSCOW」気怠目不貞目なれど可憐さすら感ぜらるるボーカルが心地良し。動画



4番手務めて頂きしは「ゆうさりゆうされば」ノイジーなギターに鬼気迫る女性ボーカル、この辺りより愈々今回の「神戸フォークジャンボリー」たるべき空気感が、会場内に立ち籠め始めし。動画



然れば未だ夕方4時過ぎにも関わらず、Helluva Lounge首領木村君と、秘部痺れのギタリストChangchangは、テキーラ呷り満面の笑顔にて崩壊の一途辿られんとすれど、未だ先は長いんでっせ。



而して5番手務めて頂きしは、今回キュレーター務める私の特別枠にて、是非にと出演頂きし「砂十島NANI」愈々登場せり。出演依頼に際し「僕、フォークなんか演ったことないし、ギターも弾いた事ないんですけど…」と御返事頂けば「NANI君が思う処の『フォーク』を演ってくれたらええから」と意図を説明、斯くして快諾頂きし経緯あればこそか、何とNANI君なりの反戦フォーク御披露頂き、その圧倒的天才ぶりと余りに余りな完成度に皆して唖然驚愕すれど即大爆笑の嵐と化せば、終演後も大爆笑伴いつつも大絶賛、正に此処に本日の大真骨頂大真髄の一片垣間見しか。然れど「ロックしようぜ!」の一言には、思わず終演後「NANI君、せやから『フォーク』や云うたやないけ!」申し訳なくも苦言呈させて頂けば「あっ!しまった!」チャンチャン。動画



6番手務めて頂きしは「DJ 中屋浩市」にして、最早所謂DJの概念すら一蹴せんとされしか、私個人の邦画ベスト3に数えらるる「砂の器」台詞入りサントラLPのB面フル再生+電子音なる掟破りぶり、エコー処理されし丹波哲郎の熱き台詞に絡む宇宙音、頬を伝うべき涙も無重力空間にては玉となり、宇宙空間へ消え果てん。動画



7番手担い下さりしは、Londonより一時帰国されし「Taigen Kawabe (Bo Ningen)」ベース弾き語りからサンプラー等駆使されし轟音ノイズまで、サイケデリック・ネクストジェネレーションなればこその「フォーク」たりしかな。而して御本人曰く「こう見えてもフォーク歌手の息子です。」動画



8番手を務めて頂きしは、神戸Helluva Lounge出演レギュラー陣に於いて唯一のフォークバンドと称される「さんましめさば」御存知タケヤリ君と美女御二方おくむら嬢とあきた嬢に由る、関西フォークの至宝にして、今回のイベントに於いては勿論特別シード枠にて出演頂きし次第。流石のパフォーマンスに、終演後は会場内より溜息すら伺えし程。動画



9番手にて満を持し登場頂きしは「田畑満」今回はみつるちゃんのトレードマークたるギターシンセ搭載せぬ「普通のエレキギター」を以て参戦下されば、嘗てリリースされし歌ものアルバム「ルシファー」更にはリリースが待たれる新作「ベルゼブブ」より数曲披露、最後の曲にて僭越乍ら私がドラマーとしてゲスト参加せし件もあり。動画



10番手に登場頂きしは「アラヨッツ(ゑでゐ鼓雨磨 + 柔流まぁこん + 村岡充)」にして、此処まで大いにカオス炸裂、最早「フォークジャンボリー」なる名称なんぞ忘却の彼方へ吹き飛ばされし惨状なれど、掃き溜めの鶴の如く見事に美しきフォーク歌い奏で下されば、流石は手練達に由る夢語りか。動画



而して愈々殿たる11番手「Maquiladora +河端一 + 東洋之」登場すれど、均かの爆音ぶりにてBruceのノイズギター爆裂、所謂アシッドフォーキーな「表マキーラドーラ」に対する「裏マキーラドーラ」現出、これも神戸アングラ界の巣窟たる魔境Helluva Loungeなればこそ成せる業か。



斯くしてアンコールを迎えれば、来日2日目に明日香の山寺にて急遽作曲されし新曲2曲「Let's Go To The Love Hotel」「Abu Buchikorose」を連続初披露せり。嘗て4度の来日を果たし、温泉や海水浴に始まり秘宝館すら訪れし彼等なれど、未だ訪れる機会に恵まれぬラブホテルへの熱き憧憬歌いし「Let's Go To The Love Hotel」は、先日PVも製作アップすれば、こちらにて御覧頂き得る次第。而して明日香の山寺滞在中、今夏何故か異常発生せし虻の襲撃に苛まされし奮闘譚を歌とせし「Abu Buchikorose」は、十代にてはパンク少年たりしBruce曰く「Maquiladora流ハードコアパンク」なりければ、急遽客席より、神戸が誇る遅過ぎし珠玉のポストパンクバンド「BLONDnewHALF」の爆弾女性ドラマーCOZちゃん、而して元リフォームにして現Adios Diosなる無双の手練ベーシスト森田聖さんを召喚、斯くして誰もが想像だにし得ざりしハードコア曲披露すれば、フォークコンサートに於いては禁断の大モッシュ勃発、私が秘かに用意せしプラカードも掲げられれば、皆して「虻ぶち殺せ!」大合唱、フォークコンサートと云えば大合唱と相場決まれば、これにてフォークコンサートたるべき定義はクリアせしと確信せり。斯くして弩阿呆極まりなき大団円を以て「神戸フォークジャンボリー」全演目無事終演せり。動画



終演後も中屋さんのDJはエンドレスにプレイ続けば、そのネタも毎度御開示下さる親切ぶり。









而してマドンナ友里ちゃんに、新兵器の説明中の圖。



NANI君と聖さん、大いに御機嫌至極なり。



NANI君とYuu嬢(She Border Picture)人気者同士之圖。




今回ステージ前に設営されし「模擬野外仕様」ゾーンにて、談笑される正午なりの御二方+みつるちゃん+カイ☆マキ嬢之圖。



同じく寛がれるoopnum上田君と秘部痺れChangchang。



然れどその後方、バーカウンター付近にては、未だ狂熱ぶり冷めやらず、



大層な盛り上がりぶりなり。



本日「神戸フォークジャンボリー 2015」@Helluva Loungeへ御運び下さりし皆様、どうも有り難う御座いました。

扠、愈々打ち上げへと突入、中屋さんを筆頭に肉食派が多くを占めれば、卓上にはずらり肉類ばかり並べられ、先ずは皆様只管肉を貪り食らわれ、満面の笑みが百花繚乱。

















やや崩壊気味なるBruce之圖。



散々ステーキ貪られし中屋さんなれど、更にハンバーグをも所望、どんだけ肉食わはるねん。



齢14歳にして激烈な美少女なるEricの愛娘Mayaの写真を、何とか拝ませて頂かんと強請るChangchangに、Ericは只管苦笑せしばかり。



みつるちゃん+春田君+Bata、何とも睦まじき限りかな。



中屋さん&東君なるSpace Synthesis、絶好調にて若人達を蹴散らし大暴走。



而して神戸の夜は更け行き、朝を迎えんとす。

参加頂きし全出演者(ゆうさりゆうさればを除く)の未発表音源を収録せしコンピレーションCDR「神戸フォークジャンボリー 2015」引き続き販売中なれば、興味抱かれし御仁は是非とも御求め頂きたし。今回出演下さりし皆様に何れ御届けの予定なれば、各々のライヴ会場等、更には高円寺円盤や大阪エジプトレコード辺りにも納品せんと思えば、店頭にても御求め頂き得る予定なり。CDRの内容等に関しては、こちらのブログ記事を参照頂きたし。


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