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Channel: 大ぼら一代番外地
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Poitiers

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Mikeが云う処の「乱交パーティー用ルーム」私の説にては「地球外生命体に由る人類との交配実験場」と推察されて然るべき建造物内にて、グルーピーにも地球外生命体にも寝込み襲われる事もあらずして、午前5時起床せり。



うどん1玉を後生大事に温存すれば、そもそもはLondonの会場Corsica Studio界隈の大型アジア食材スーパーにて、レトルトカレーを購い、カレーうどんとして食らわんと目論めばこそなれど、御存知の通り大渋滞にて開演間際に到着すれば、レトルトカレー購入果たせず、而してカレーうどんは露と消え去りしかと失意落胆すれど、昨日、東君より均かのレトルトカレー御裾分け頂けば、これにて遂に悲願果たし得らん。斯くしてうどん玉とレトルトカレー、更にドライハバネロ召喚、



キッチンあれば、電気ケトル調理ならず、鍋にて茹で上げし次第、斯くして「夢のカレーうどん」食らえば、激烈に美味なるかな。東君、どうも有り難う、御馳走様でした。



折角キッチンあれば、これぞ神の思し召し天恵かな、昨日購いし「日清焼そば」2袋共、トッピングにスモーク・オイスター缶を召喚、本日は12時間に及ぶ長距離移動を予定すれば、纏めて2食分の弁当拵えんとす。



この「日清焼そば」こそ、電気ケトルなんぞにて調理するには勿体なき代物にして、矢張りフライパンにて調理すべしと思えば、フライパンにて湯を沸かし投下、概ね茹で上がるや湯を捨て、其処へ刻みし人参、更にはNANI君より御裾分け頂きしキャベツぶち込み、添付される粉末ソース投下し炒め合わせれば、



仕上げに刻みしドライハバネロ施し、更には一層「ソーシーな味わい」楽しむべく、日本より持参温存せしとんかつソース弁当用パック2個を垂らし、これにて道中弁当「日清焼そばスモーク・オイスター&WソースSP」完成せり。



いざPoitiers目指すべく、スイス出国、今回の欧州ツアー最終地たるフランスへ入国せり。



実年齢とは逆様なる仲睦まじき愚弟賢兄コンビなれば、



案の定愚弟が愚弟ぶりを以て風邪拗らせし挙げ句、賢兄へ伝染せし有様。



トイレ後進国フランスなれば、男子公衆トイレの大便器には、便座あらざるを以て常とせり。



ガソリンスタンド内売店にて、バケット製エッフェル塔マグネット発見、



こちらは撮み食いされしバージョンか。



本日の「Mikeのヴィーガン・ジャンクフード料理教室」は、バン内にて拵え食らう一品なれば曰く「バンドウィッチ (Vandwitch)」にして、ヴィーガン用パン、例の3種のパテ(茄子、ルッコラ、マッシュルーム)更にはヴィーガン贋サラミ、ヴィーガン用贋バター召喚、



パンにヴィーガン用贋バター塗りたくれば、



この代物、植物油大豆にて為される代物なりけりて、尋ねるや「マーガリンとは限りなく近けれど異なる代物」にて候。



これよりヴィーガン・ジャンクフードたるべき真骨頂、山葵塗るや、



3種のパテも塗りたくり、



ヴィーガン用贋サラミ挟み、これにて完成せり。この贋サラミ味見すれど、正に出来損ない極まる味わい、中途半端にサラミなれど肉なればこその旨味皆無とは当然至極、これを美味と歓喜される感覚は、到底分かち合えぬ次第。



然れば己れの道中弁当「日清焼そばスモーク・オイスター&WソースSP」召喚、いざ食らえば激烈に美味過ぎにして、いやはや今回のツアーに於いて食せしあれこれに於いて、間違いなくベスト3にランクインすれば、残念乍ら豚肉も烏賊もあらねども、スモーク・オイスターの風味が、意外にもソーシーな味わいと見事に共鳴和合、至福感に満たされ昇天寸前。



トイレ後進国フランスに於いては、先述の通り、男子公衆トイレの大便器には、便座あらざるを以て常とすれば、これなんぞ製作されし時点にて、便座取付不可なる仕様なり。



況して旧態依然なる所謂「トルコ式」も男女問わず健在なれば、嘗てMelt Bananaと御一緒させて頂きし際、女性陣より「文明開化以前」と揶揄されしが印象的かな。和式に馴染み深き日本人なれば、ついつい奥へ向かい屈まんとすれど、飽く迄も手前の扉側に向かい屈むべし。



ヴィーガン・ジャンクフード愛するヴィーガンデブMikeなれば、御気に入りの林檎ジャムを取り出されるや、



1瓶ぺろり一気食いにて平らげられ、曰く「美味過ぎて止められない」その満足せし笑顔は少年の如し、とは、はてさて身近に全く同じ類いの御仁おられしか。



フランスなれば、ドライヴインの売店にて絶賛販売されるは、バケットサンドウィッチにして、然したる具材も挟まれねば、況してバケットは地獄の硬さ、然れどその御値段は先ず€5.50也(約720円也)と篦棒にぼったくりなればこそ、日本や北米に於いては決してマクドを訪れぬ私なれど、常々「フランスに限ってはマクド解禁、どない考えてもマクドの方が、味、値段、共に勝ればこそ」と、フランス人共が果たして如何程揶揄誹謗糾弾せんとすれど、絶対的にマクドを選択、フランス名物バケットサンドを完全否定し拒否せんとするものなり。



然りとて此処にはマクドもあらずして、他の選択肢あらざれば、忌まわしきバケットサンド購入されしNANI君、御愁傷様。



「自立出来ぬ男」みつるちゃんは、今日も勿論凭れ掛かり人生にて、其処等の適当な代物に凭れ掛かられる次第。



凡そ12時間弱の長距離ドライヴにて、今宵の会場Le Confort Moderne到着せり。



既に併催される「サイケデリックロックの歴史講座」隣合わせるホールロビーにて開講中なれば、取り敢えずはセッティング完了せり。



会場内楽屋トイレには、奇しくも便座備えられれど、成る程男女共用なればこそか。然りとて何故に、男性トイレのみ便座備えざるものか。



晩飯は、界隈のレストランにて、今宵のスタッフ貸切ビュッフェなれば、鶏胸肉ソテー、トルコ式肉団子キョフテ、その他サラダ等、



然れど如何せん何れも可もなく不可もなくレベルに留まれば、NANI君の助言にて、ヴィーガン用汁米粉のつゆを施せば、その見て呉は正に生ゴミの如しと化せど、味レベルは若干向上せり。これこそが真のフランス大衆料理と知れば、美食大国なんぞとは何れの口が宣うや。



ワインのアテにと、ブルーチーズ堪能せんとすれば、ブルーチーズなればこそのエグさ皆無なる屁垂れな代物にして、大いに落胆せられし。



レストランの隣が、奇しくもレコード屋「Transat」なれば緊急出動、均かの大戦果に脳汁噴出散財せり。



今宵も盛況にて、恙無く終了。ライヴ写真ネット上にて拾遺叶えば、此処に無断借用転載させて頂く次第。悪しからず。







頭部にロボトミー手術施され、愈々以て「改造人間 ミツルダー」と化されしみつるちゃん。



因みに2段変身仕様にして、最終形態「ミツコDX」と化すものなり。



ツアー最終盤なればこそ疲弊摩耗満身創痍にして、更に風邪まで食らいしNANI君、最早夜更かし困難にてベッドの寝心地、存分に楽しまれたし。



流石は官能の歓びを極めんとする恋人達の国フランスなれば、深夜番組枠にてソフトポルノ映画放映されるは常識、然れば今宵は全文に官能の世界を堪能せん。ネットモラル遵守せんとされるアメブロなれば、検閲削除該当記事となるを避けんが為、画像は全て自主規制にてモザイク処理施せし次第、悪しからず。





斯くしてPoitiersの夜は更け行きし。
連日絶賛双頭並走更新中なるNANI君のブログも、併せて御拝読頂きたし。


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