時差ぼけが日増しに悪化せしかと思えば、最早朝昼夕晩どころか日付すら判らぬ有様、体内時計の発狂ぶりは今までに無き程の破綻ぶり、果たしてこの時差ぼけ地獄より、一体いつ脱出し得るものなるか、毎度毎度乍らとは云えこの辛さは、体験せねば判らぬものならん。ガキの頃、実家の界隈には養鶏場建ち並びて、産みたて卵2kg分を購うべく、編籠抱え「御使い」に出されしものなれど、場内常に白熱灯の灯りを以て24時間照らされ続けば、鶏共は眠る事も叶わぬ儘、只管餌を啄ばみ続け産卵に勤しむ様を「こいつらアホか狂ってるかどっちかやな」と、哀れみを以て眺めしを思い出せば、正に今の己れこそ類似せし境遇ならん。「矢鱈滅多羅に眠くしてついぞ惰眠貪り、漸く起きるや空腹にして飯を食らい、飯を食らえば睡魔に襲われ亦しても惰眠貪り…云々」なる奈落行きループに嵌まり込み、万が一にも一生斯様な様続けば、紛う事なく発狂せんとは云わずもがな。常々体内時計矯正に2ヶ月も要せば、未だ残す処1ヶ月を要さんや。如何せんエネルギー消耗具合なんぞ無関係に睡魔襲来すれば、一層の事、レインボーマンことヤマトタケシの如く、エネルギー消耗に由る「ヨガの眠り」へ強制的に誘われたし。況んや果てしなく惰眠を貪り、貴重な人生の時間たるを、只管無駄に消費すればこそ。
「我流激辛痺麻婆豆腐」拵えんとすれど、先達ての「丸美屋 麻婆豆腐の素 辛口」にて大いに往生させられし一件に懲り、矢張り面倒臭がらず己れにて調味料調合すべしと、甜麺醤、ナンプラー唐辛子漬け、風味豆豉、XO醤、
ドライハバネロ、実花椒を召喚せり。
生姜、大蒜共々、豚挽肉を炒めるや、上記の調味料適当に合わせ投下、酒と水を半々程度に注すや、豆腐投入、鍋の縁に軽く焦げ目現れるまで煮るや、水溶き片栗を加え鎮火、花椒油と花椒粉を投下すれば完成、
「我流激辛痺麻婆豆腐+山椒ごはん」食らえば、激烈に美味。
界隈のスーパーにてマテ貝購えば、スペインにて散々堪能せし「Navajas a la Plancha(マテ貝の鉄板焼)」よりインスパイアされしインプロクッキング「マテ貝の大蒜風味オーリーブオイル&ワイン蒸し」拵えし。鉄板焼よりもオリーブオイルは僅かにして、軽くワイン蒸しに処せしに振り掛けし程度なれば、一層美味なり。
マテ貝購入を以て、俄かに「自宅スペインバル」なんぞに興じんとするや、蛸も購いガリシア地方の郷土料理「Pulpo a Feira(祭り蛸)」所謂「Pulpo a la gallega(蛸のガリシア風)」にインスパイアされしインプロクッキング「蛸の似非アヒージョ風」拵えし。オリーブオイル+大蒜+アンチョビペースト+唐辛子を合わせ煮立てるや、茹でし蛸に打っ掛け、刻み葱散らせば完成せり。アヒージョと異なり、オイル煮にあらねば大いにさっぱり、蛸のぷりぷり食感も堅持され、大いに美味。
「間八刺身」流石にカルパッチョなんぞにて食すには勿体なければ、日本居酒屋+西班牙(スペイン)バル融合、所謂「日西式」目指さんと、
「蕪の炊いたん」
「三度豆の胡麻和え」なんぞ日本勢も加勢、
斯くして「日西式晩酌」興じんとすれど、自宅にて滅多に独り飲みせぬ性分なれば、此処は焙じ茶を以て堪能せり。
「蛸の似非アヒージョ風」の調味オイルをリサイクルすべく、蛸の残党召喚、スパゲッティーなんぞ拵えるや、インプロクッキング「蛸のアヒージョ風味スパゲッティー」完成、是亦大いに美味とは云わずもがな。
「日西式晩酌」残党をリサイクルすべく「間八丼+蕪の炊いたん+三度豆の胡麻和え+即席アオサ味噌汁」食せり。
メタルインドカレーにて御馴染み、今や大同株式会社にて継承される「メタル」ブランド、そのメタル製レトルト「ハッシュドビーフ」召喚、
丼にごはんを盛り、総菜コーナーにて所望せしひと口豚カツをON! 而して其処へハッシュドビーフをON! 流石にカレーにあらねば甘ったる過ぎと、史上最強万能辛味調味料「タケシオイル」投下、斯くしてインプロクッキング「カツハッシュドビーフ丼」完成、ウスターソースならぬデミグラスソースに浮かぶひと口カツ丼を想定すれど、些かイメージ異なりしとは云え、胃への負荷が超重量級たるカツカレーに比べれば些か軽量にして美味。
備蓄食材より鯖味噌缶召喚、斯くして「大根の葉炒め+鯖味噌+ワカメと油揚げの味噌汁+ごはん」食せり。
独り鍋に興じんとすれば、主たる具材はひろうすと焼売、而して牛蒡、椎茸、白菜、豆腐、
これらを昆布出汁+麻辣醤にて炊けば、
嘗て中国食材店にて購いし「香辣菜」を召喚、
これを添え食らえば、花椒と唐辛子の芳しさ炸裂、肉類も海鮮類もあらざる質素極まる鍋とは云え、何とも本場中国の火鍋さえ想起せんとする味わいにして、大いに美味。
私は所謂「餡掛け」を好まぬ故に中華料理も好まぬ次第なれど、何故か「皿うどん」に限り餡掛けを厭わぬ次第にして、突如どうにも皿うどん欲すれば、蛍烏賊、白菜、人参、玉葱、椎茸を以て炒め合わせ餡掛けとし、既製品たるパリパリ麺にON!
自家製「島唐辛子酢」召喚、打っ掛ければ大いに美味。
因みに私が高校生の時分までは、この一品を以て「長崎ちゃんぽん」と称せし次第、然れば「ちゃんぽん」と云えばこの皿うどんを指し、長崎にて御馴染み汁麺「ちゃんぽん」は是如何にと問われれば、大凡当時は未だ大阪に伝来されざりしかと、手前勝手に思うものなり。身近にても、大阪のほぼ同じ地区出身たる津山さんは矢張り私と同じにして、果たしてこれを「皿うどん」やら「バリそば」やらと呼称せしは、いつを起源とせしか。扨は「リンガーハット」へ初めて赴きし以来かと思い返せば、大学入学後に間違いなく、即ち大学2年目の春、級友と長崎を初めて訪れし際、所謂「長崎ちゃんぽん」食せども、既に汁麺たりしに些かの疑問も抱かざりしを以て、合点行くものなり。
御近所さんより頂戴せし野菜類、未だ膨大な備蓄誇れば、如何にしても償却すべく、白菜を塩昆布にて揉み「白菜塩昆布揉み」完成、極薄味嗜好な私には、既製品の漬物が塩っぱ過ぎなる危険性高くして、然れば斯くも自前にて賄うべし。
到底牛蒡に見えぬ極太牛蒡召喚、笹掻きに処せば「金平牛蒡」拵えし。和食の調理に於いても、ヤマサ昆布つゆ+酒のみにて充分こなせば、とんと砂糖を使用せぬ次第なれど、流石に金平牛蒡を甘味抜きにては拵え得ねば、砂糖にあらず蜂蜜を以て代用、然れば甘味に蜂蜜特有のコクもあり、一層美味なり。
先達て大量に拵えし「八町粗煮」召喚すれば、時差ぼけ矯正克服すべく、禁断の一手「飲んで食うて寝る鈍牛作戦」遂行すべく、御膳に「八町粗煮+焼売+金平牛蒡+白菜塩昆布揉み」並べ、日本酒煽れば、大いに美味。然れど飲めども飲めども睡魔襲来せぬ様にして、気付けば5号瓶も空となりし。
「焼秋刀魚+金平牛蒡+白菜塩昆布揉み+田舎汁風赤出汁+味付海苔+ごはん」食せり。秋刀魚は毎度の通り、塩なんぞ一切施さずして焼けば、大根おろしのみ添え食らえども、極薄味嗜好なる私には、秋刀魚本来が内包する味わいのみにて大いに美味至極、果たして塩やら醤油を施されれば、本来の味を損なうばかりなり。
明日香の山寺傍らに佇む紅葉の巨木、師走に突入すれど未だ天頂部のみ赤く染まりし。
山寺の向かいには、紅葉が茂れども、こちらも紅葉は未だ先なり。然れど麓の石舞台古墳界隈は、既に紅葉見頃なれば、深山の晩秋いと長し。
Twitterを開けば、何やら見慣れぬ画面にして、無駄に横長のレイアウトなれば、TLの記事僅か数件のみ閲覧可能「なんでやねん?」と、
己れのページを表示すれば、壁紙は見事に侵蝕されし有様にして、レイアウトは矢張り横長の儘なり。能く能くURLを見れば、ブックマークせし「https://twitter.com」より入れども、強制的に「https://mobile.twitter.com」なるURLへ転送される有様。成る程、今やTwitterユーザーのほぼ全員が、所謂スマホなんぞにて閲覧すれば、私の如き旧態依然にもパソコンの画面上にて閲覧なんぞ皆無にして、然ればスマホ専用画面へと一本化されしか。
こちらが嘗てのTL画面にして(ネット上より拾遺せし参考画像)、パソコン画面上に於ける見辛さは尋常ならざるとは、一目瞭然なり。
翌日、TL画面構成が再度変更されれば、些か改善されしとも思われれど、相変わらず「https://mobile.twitter.com」なるURLへ転送される次第にして、最早スマホにて閲覧が当然との判断なればと思えども
「You are on Twitter Mobile because you are using old version of Safari」なるメッセージ添えられれば、時代の変遷に追い付けぬ己れの愚行こそ敗因たりしか。最早このユーザーを嘗め腐りし態度に憤れば、面倒臭きばかりにて、近日中にTwitterアカウント削除せんと決意、悪しからず。
明日香の深山より大阪アジトへ赴かんとすれば、ガソリン価格の急落に思わず歓喜せり。
大阪へ向かうべく葛城山を臨めば、空に亀裂入りしが如し。期待されし御仁もおられれば、申し訳無き限りなれど、生憎地球外生命体が繰るU.F.O.には遭遇し得じ、悪しからず。
「焼秋刀魚+牛蒡天+味付海苔+大根の味噌汁+ごはん」食せり。牛蒡天は、例の極太牛蒡なれば、到底牛蒡と信じ得ぬホクホク感を以て、大いに美味なり。
大量に備蓄する白菜を償却すべく、あれこれ白菜料理に勤しまんとすれば、刻みし白菜と、しりしり処せし人参を、ポン酢+自家製島唐辛子酢+擂り胡麻を以て和え、斯くして「白菜と人参の胡麻ピリ辛和え」完成、さっぱりせし味わいにて美味。
同じく大量に備蓄する大根、椎茸、人参、牛蒡を償却すべく、これらを以て「田舎汁風赤出汁」拵えれば、
「焼秋刀魚+白菜と人参の胡麻ピリ辛和え+味付海苔+田舎汁風赤出汁+ごはん」食せり。
名古屋名物「味仙 台湾ラーメン」にインスパイアされしか、然れど即席ラーメンならぬカップ焼そば「味仙監修 台湾焼そば」好奇心にて購いし。
先ずはデフォルトに食らえば塩っぱ過ぎにして、麺が伸びるリスクあれど背に腹は替えらねば、味を薄めるべく微量の湯を注すや、薬味に刻み葱も大量投下、然れば葱の味わい強烈至極なれど、肝心の台湾ラーメンたるべき大蒜と唐辛子の刺激皆無、何とも残念な代物なり。
名古屋地下鉄某駅にて発見せしトイレ落書き、ベビーチェアの使用方法たるべきが、是は如何に。而して謎たるは、何を以て「千利休」たるか。均か迷宮入りせし茶道家元殺人事件に関連するキーワードならんや。然れば久しく開店休業中たる本業こと私立探偵業、今こそ満を持し再開すべきや否や。
アキさんより「薬膳パクチーキムチ」なる代物頂戴すれば、
これは大いに美味そうならん。
然れば刻みし白菜に「パクチードレッシング」をON! 更に「タケシオイル」にインスパイアされし「自家製タケシオイル擬き」を垂らせば、これにて「白菜パクチードレッシングサラダ」完成、
斯くして「鰺フライ+白菜パクチードレッシングサラダ+薬膳パクチーキムチ+味付海苔+ワカメの味噌汁+ごはん」食せり。「薬膳パクチーキムチ」美味にして、味付海苔共々食らうや一層美味。
ふと思い立ち、久々にカレー拵えんとすれば、先ずジャガイモを下茹で、玉葱、人参、椎茸、蓮根、ピーマンをタジン鍋へぶち込み、水の代わりに久しく酒棚にて眠るバーボンを投下、月桂樹の葉を施し8分間加熱調理、片や骨付鶏腿肉を、大蒜、生姜、クミンシード、コリアンダー、玉縁起微塵切り等と共に是亦バーボン注せし鍋にて炒め煮、これら全てを合わせれば、スパイスあれこれぶち込みひと煮立ち、斯くして「骨付鶏腿肉と野菜のバーボンカレー」完成せり。
河端家特製辣韮も添え盛り付け頂くや、ハバネロもぶち込みし故か、辛味も程良く心地良く、大いに美味。予めタジン鍋にて調理されし野菜類は、野菜本来の旨味閉じ込められ、蓮根なんぞ食感も素晴らしくして、大いに美味なるかな。
一旦カレー拵えるや、暫しカレー続きとなるは常、急遽「カレー祭」開催せり。ごはんに納豆をON! すれば「納豆カレー」美味なり。
納豆に葱も合わせれば、バージョンアップせし「納豆カレー」是亦美味なり。
大根、牛蒡、人参、ジャガイモ、椎茸を以て「粕味噌汁」拵えれば、大いに美味。
鯖味噌缶召喚すれば、斯くして「鯖味噌+納豆+薬膳パクチーキムチ+味付海苔+粕味噌汁+ごはん」食せり。
斑鳩の実家より明日香の深山への道すがら、斯様な「連帯」街宣車に遭遇「他人の痛みは我が痛み」のコピーにて御存知なれど、労働組合活動隆盛たりしも今は昔、何気に空しさどころか寂しさすら漂うも御時世なればこそか。
白菜償却メニューとして、刻みし白菜を干海老と縮緬共々、唐辛子とヤマサ昆布つゆ施し炒め合わせ青海苔施せしインプロクッキング「白菜のお好み炒め」ジャンクな味わいにして美味、然れば「鰺フライ+白菜のお好み炒め+味付海苔+ワカメの味噌汁+ごはん」食せり。
御近所さんより頂戴せし膨大な野菜群、椎茸残党は干椎茸とせし故、漸く白菜1玉と大根1本を残すのみとなれば、明日に控える「第14回 ACID MOTHERS TEMPLE祭」も終えるや、暫し鍋なんぞに興じ完全償却を目指さんとす。
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師走なれど未だ時差ぼけに苦悶すれば惰眠貪る饕餮なり
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