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Channel: 大ぼら一代番外地
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U.F.O.に導かれ地球外生命体と遭遇すれば、而してヘラバ忘年会にて夜を明かす

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[第1章]

夜の梅田を闊歩、立ち飲み屋にて独り熱燗なんぞ呷り、御機嫌至極にて夜空を見上げれば、何とU.F.O.発見せり。



そのU.F.O.に誘われし儘、到着せしは梅田Hard Rainにして、いざ突入すれば、何と地球外生命体と思しきが、エレキギターを搔き鳴らし乍ら熱唱中、えっ?これはどう云う事やねん?流石に年の瀬、不可思議な事さえ然り気なく勃発するものかな。









彼等は「カラフトワーク」なる、地球外生命体の面々と思しきに由るロックバンドなりければ、スペースエイジ・サウンドの地球代表たるKraftwerkのカヴァーなんぞも御披露されし。否、もしかすれば実はこちらがオリジナルにして、地球外生命体と秘密裏にコンタクト成功せしKraftwerkが、人類史上初たりし地球外音楽をカヴァーされしとも考えられれば、これぞ正真正銘スペースロックなるかな。



はて扠、この地球外生命体こと即ち宇宙人、果たして2012年「新春鏡割ライヴ」@ムジカジャポニカに於いて、中屋さんが連行せしあの宇宙人と、どうにも同系統と思われば、果たして大阪の何処ぞに秘密アジトなんぞ構え潜伏されるや。地球外生命体に由る大阪入植計画も、殆ど完了完遂されしとも考えられれば、油断召さるべからず、今や隣人が地球人かすら疑わしきか。

大ぼら一代番外地


[第2章]

明日香の深山に夕暮れ迫るや、今宵は「Helluva Lounge 忘年会」へ参加すべく、いざ下山せん。



毎度何かと御世話になる神戸Helluva Loungeなれど、毎年年末最後の2営業日は「忘年会」と称し、ライヴハウスなれどライヴなんぞ一切行われずして、チャージ+1drink 3000円也を以て入場すれば、首領木村君と奥様アケミ嬢が御用意下さりし絶品鍋各種を食らい乍ら、酒を酌み交わし大いに歓談、更にはステージ上に雀卓がセットされ、只管麻雀に興ずる酒宴催される次第。而してこの1年Helluva Loungeに御世話になりしミュージシャン各位が、首領木村君に御礼と挨拶に伺う慣例なれば、是亦流石は神戸かな。然れば今年も「神戸フォークジャンボリー」なんぞにて散々御騒がせし私も、勿論御礼と御挨拶申し上ぐるべく推参せり。



亦しても何とも御洒落なジャケットにて参上されしoopnum上田君を始め、



Helluva Loungeにては御馴染みの面々、出演者のみならず常連客の方々も参戦されれば、是亦流石は、常々「ぶらっと行っても何かオモロい事やってる」Helluva Loungeなればこそか。
扠、これ以降の記事内容とは、只管宴に興じては、多幸感溢れ捲る参加者皆様のハピネスな写真数珠繋ぎにして、実際あの場に居合わせじ方々に於いては、何の面白味もあらざらんと思われ、況してそもそも他人の幸せ至極な様子なんぞ見ては、バーチャルに多幸感を共有せんなんぞとは、真っ平幻想にすら至らず、ややもすれば大いに妬まれ疎まれて終いとは重々承知之介、然れば最早これよりあれこれ綴るはやんぴにさせて頂き、手前勝手にその雰囲気を御想像頂くなり、一気に最下段までスクロール頂くなり、どうぞ御自由にされたしと思えば、悪しからず。
如何せん私の如き五十路男が、若人達がやんや楽しくはしゃがれる場に、ぬけぬけ無遠慮に座するも野暮と思えば、毎年カウンターに宿る次第なれど、今年は気付けばカウンター内にて、何故かバーテンなんぞ勝手に務めし有様にして、挙げ句「Kawabata Special」たるインプロ・カクテルさえ編み出せば、果たして酔っ払い相手なればこそ御好評頂きしか、可成りの杯数供せし次第、どうも有り難う御座いました。斯様な経緯を以て、殆どカウンター内に陣取れば、写真アングルもカウンター越しが多くを占めしも当然、是亦御愛嬌にて候。































































結局終電を逃し、朝までコースと相成りしや、是も亦Helluva Loungなればと、当然の如く覚悟の上。斯くして午前5時を過ぎるや、始発列車の時刻と相成り、漸く御暇させて頂き、いざ店外へと出るや、その路上にて手袋発見。果たしてこれは、これに端を発する猟奇事件の序章たらんや。年末年始は、AMT宗家新譜レコーディングにてフル稼働せねばらぬ故、残念乍ら本業なる探偵業は暫し休業せざるを得ぬ次第、悪しからず。



扠、素直に家路に就けば良いものを、人間失格人間の屑たる我々、何となくChangchangと「最後に生ビールでも一杯飲んで〆たいよなあ」なんぞと、未だ営業中なる居酒屋や中華料理屋を訪ねれど、何処もこの明け方にも関わらず超満員にて入店不可とは是如何に、況してや殆どが夥しき中国人観光客の方々にて占拠されし有様に驚愕、一体どないなっとんねんな!而して漸く漂着せしは、立ち食いうどん店とは、嗚呼、哀しきばかりなれど、



折角なればと「掻き揚げうどん」なんぞ食らいつつ、何故か生ビールならぬ熱燗呷り、



而して漸く帰路に就かんとす。
斯くして年の瀬の神戸の夜は明け行きし。



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