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Channel: 大ぼら一代番外地
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ナカタニ・タツヤ+河端一@大牟田 Fuji

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人生初の鹿児島訪問なれば、桜島噴火なんぞも杞憂たりしか。果たして火山との共存共生とは、所謂火山国日本に居住する身なれども、実際には然う然う実感し得ぬものなればこそ。



朝飯を食らうべく、昨夜購入せしエースコックとオリバーソースのコラボ商品「どろソース焼そば」食せども、麺の太さと食感が、改悪されし日清UFO同様、中途半端に本格指向なれば、カップ焼そばなればこそのジャンク感損なわれ、何とも残念な結果と相成りしか。



松本氏と女性彫刻家たる田原迫華女史の案内にて、界隈の温泉へ赴かんとすれば、何とも懐かしき路地裏風景が現出せり。



「あんま」の看板、いとをかし。



何とも奇想天外、向かい合う2軒に渡されし電柱に、街灯据えられれば、是亦いとをかし。



界隈の寺院にて遭遇せし仁王像、いとをかし。





境内にも1体あれば、是亦いとをかし。



斯くして「かごっま温泉(旧・朝日湯)」へ突撃、これにて取り敢えずは温泉満喫せり。



松本氏が時折イベント主催される「レトロフト」へ。ギャラリーのみならず古書店やカフェ等、興味深気な店舗が相容る先鋭的空間なりけり。古書店にて些か散財せり。



ホットドッグとホットポーク之圖。



駐車場へ向かえば、道すがら見掛けし「hair trip」なるコピー、果たして何を生業とされるか。



「SOFT AICE(ソフトアイス)」なる看板掲げられるソフトクリーム屋発見、果たしてこれはスペルミスか、扨又故意に誤りし屋号たるか、真実は知る術も無し。



駐車場まで松本氏に御見送り頂けば、3人揃いて記念撮影せり。タツヤ君共々2人して、人生初鹿児島訪問、素晴らしきひと時過ごさせて頂けば、是非亦訪れたしと思うものなり。



然ればいざ福岡は大牟田へ向け出発せん。



昼飯を食らわんとすれど、道すがら手頃な飯屋発見し得ず、仕方なく「吉野家」へ突撃せり。果たして吉野屋なんぞ訪れしはいつ以来か。「牛丼(アタマの大盛り)」所望すれど、肝心のアタマは私が知る「並」の如きショボさにして、如何せん久しく訪れぬ間に、凡そ盛り付け量も変化されにけりか、然れば現行の「並」とは、さぞやショボき限りならん。紅生姜と七味大量投下すれど、何せ所謂「おかず食い」なる私は、案の定アタマのみならず紅生姜も食い尽くせど、未だごはんが半分も余る次第、然れば自棄糞にて紅生姜+七味を御替わりにて再度ON! 単なる「紅生姜丼」として食せば、美味なれど空しきかな。仮令牛丼チェーンを訪れる機あらんとても、吉野屋なんぞ金輪際二度と訪れぬと、此処に誓うものなり。因みに激不味化の一途を辿られし「なか卯」へも、既に絶縁状叩き付け済みなり。



一路大牟田を目指し爆走すれど、立ち寄りしSAにて、この寒空の下、焼芋販売されるおっちゃんおられれば、



「寒いでしょう」と声掛けられ、有り難くも焼芋1個、無料にて頂戴せり。



しっとりせし甘味広がり、堪らぬ程に美味なり。



熊本県の山間部へ突入するや、突如雪も降り始め、今宵より大雪たる天気予報は、見事的中されんや。



結局雪は山間部のみにて、無事大牟田は今宵の会場Fujiへ到着せり。



サウンドチェック済ませるや、独り前打ち上げに興ずるべく、界隈を散策するや、ナイス気ないか焼の暖簾発見、



その傍らに設営される長テーブル上には、味噌汁の鍋なんぞ用意され「おみそ汁無料です」の貼紙あり。ホンマかいな、なんちゅう大盤振る舞いやねん。



結局「寿司 うどん」なる提灯掲げられる「割烹 あらき」の暖簾潜れば、



先ずは熱燗を所望、



「刺身4種盛り」所望、鮪を外して頂けば、間八、蛸、鯖、鯛の4種にして、先日の「庄八」以来、刺身に醤油施さず、檸檬汁+山葵のみにて食せば、愈々魚そのものの味わい大いに堪能、これは大いに美味なるかな。



「焼牡蠣」所望すれば、



何とも大粒にして、その濃厚な味わいに昇天寸前。



焼牡蛎は余り好まぬ次第なれど、斯くも見事な焼き具合なれば、焼牡蛎の評価を大きく改めるべし。



会場Fujiへ戻るや、デコ担当「竹と人」に由る、素晴らしき竹細工照明が、エントランスに設置されし。





一楽さんとタツヤ君邂逅之圖。



今宵先鋒務めて下さりしは「電子たくわん」村里杏嬢のドラミングも愈々鬼気迫れば、嘗ては女子高生ドラマーなる売り文句あればこそとも思われれど、今や大人の女性ドラマーとして、大きく飛躍されんと確信せり。



些か小腹も空けば、大牟田名物「イカ弁当」所望せんと「マイ・キッチン」へ出撃す。



随分な混雑ぶりにて、イカ弁当完成までの間、鄙びしスーパー店内を徘徊、醤油や麺つゆ等全て、マルヱ醤油の製品なり。



「イカ弁当」を食らわんとすれば、イカフライが和えられしタルタルソースが諄過ぎにして、半分程残せば、亦明朝にでも食さんとす。



「klagenicole」演奏開始よりバスドラにトラブル発生するや、一楽さんが電光石火の速さにて救済策講じられ、流石と感心感服させられつつも、何より女性ドラマーの笑顔ぶりに感動せり。



「ドラびでお」とは今や名ばかりとは御存知の通り、今宵もレーザー乱射にて恍惚の大殺戮大会と化すや、レーザー焦身自殺志願者達に由る、歓喜の嗚咽と絶叫が交錯せし会場内は、正に地獄絵圖若しくは天国絵図。







今宵は45分のセットを展開、一楽さんのブログにライヴレビュー掲載頂けば、興味抱かれし御仁は御拝読されたし。ネット上にてライヴ写真拾遺叶えば、此処に無断借用転載させて頂きし、悪しからず。







店内を彩る魅惑の照明器具の数々、旧き良き昭和の匂い残されし。





界隈の居酒屋にて、打ち上げ開催されれば、熱燗呷りつつ「鰺の刺身」堪能せん。



そもそも焼鳥屋なれば、串の数々ずらり並べられし。



皆様グラス片手に大いに歓談、







斯くして大牟田の夜は更け行きし。


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