流石に疲労蓄積せしか、午前7時過ぎ起床。ツアーも最早数日を残すばかりなれば、愈々備蓄食材償却を図らねばならねども、折角のパクチー天国アメリカにて、今回はツアー序盤に購入せし1度のみに留まれば、これが最後のチャンスとばかり、先日2束購入せし経緯あり。朝飯を拵えんとすれば、レタス、人参、パクチー、即席麺を召喚、即席麺とレタスを茹で上げ、其処へ超しりしりに処し人参とパクチーをぶち込み、自家製ハバネロオイル、トムヤムクンの素、ヤマサ昆布つゆ、花椒を以て味を整え撹拌、然ればこれにて最早十八番と化しつつあるインプロクッキング「東南アジア風サラダ麺」完成、安定せし美味ぶりを誇れば、いやはや今夏は、日本に於いてさえ食らわん勢いか。然れば日本に於いても、是非パクチー量産を図り、安価にての大量供給を望みたきばかり。何処ぞの農村地域に於いて、新たな特産品として、生産検討して頂きたし。
昼飯を食らわんとすれば、今回も当然備蓄食材償却を図り、即席麺、キャベツ、人参、パクチーを召喚、今朝のサラダ麺と異なるは、レタスがキャベツに代わりしのみ、斯くして「東南アジア風サラダ麺」完成、大いに美味とは云わずもな。
さて本日は午後2時より、巨大レコード店Amoeba MusicのBerkeley店にて、
インストアライヴの予定なれば、いざ出陣せり。
AMT関連商品、正面展示にされておれば、
CDコーナーには、旧譜もそれなりに揃いしか。
「アコースティック・ライヴ」なりけりて、エレアコやらブズーキ等、何方かより借用させて頂かんとすれば、Johnの奥方にしてAmoeba BerkeleyマネージャーたるDinaが、何と70人ものミュージシャンに尋ねて下されど、エレアコのみ確保し得し次第、然れば結局私は、エレキギターにて御茶を濁させて頂きし、悪しからず。演目は「Dark Stars in The Dazzling Sky」「Pink lady Lemonade」「La Novia」3曲を以て約45分のセットたらん。
斯くしてインストアライヴも盛況にて終了、然れば今回のギャラたるクーポン$60.00也を各々握り締め、いざ店内へ散開せり。津山さんは、勿論カセットを物色中。
Amoeba Berkeley前にて記念撮影。
皆様戦利品を掲げ、投宿先へ帰還されれど、我等が神Justinより、界隈のレコード屋情報を受ければ、私のみ、そのRasputin Musicを急襲せり。然ればその埋蔵量に驚愕、所謂「International」やら「Soundtrack」なんぞのコーナーさえ、各々1000枚は下らぬ有様。
一旦投宿先たるJohn宅へ帰還、Dinaの手料理スパゲッティーなんぞ御馳走になれば美味にて、思わず写真撮影し忘れれば、みつるちゃんのfacebook写真アルバムより、無断借用転載させて頂きし。悪しからず。
いざSan Franciscoへ出征せん。遥か洋上に彼のアルカトラズを臨めば、
リンカーン・ハイウェイより臨むSan Franciscoが、
新淀川橋より臨む梅田を想起せらるるは、果たして私のみなるや。
いざSan Franciscoへ上陸せん。
今宵の会場Bottom of The Hill到着。晩飯を、バーカウンターに隣接するキッチンカウンターにて注文し得れば、今回のツアーに於いて、未だ一度もタコスを食らう機会に恵まれねば、況してや巨大ブリトーにてその名を馳せるカリフォルニア州はSan Francisco、斯くして「Chicken Soft Tacos」を所望せり。然れど申し訳程度のパクチーを始め、何とも寂し気残念な中身なれば、持ち帰り手を加え食さんとす。
今宵先鋒を務めて下さりしは、Daevid Allen's University Errorsのギタリストにして、Acid Mothers Gongにても御馴染みJosh Pollock率いる3 Leafsなり。ウード奏者にして元Subarachnoid SpaceのベーシストDiego、Daevid Allen's University ErrorsのドラマーWarren、更に新メンバーと思しき謎のオシレーター担当の御仁なる4人編成にして、緩急絶妙なるサイケデリック・ワールドを展開。
最後は、津山さんもギターにてゲスト参加、パワーロック・セッションを展開、既にほぼ満員なる会場内、大いに盛り上がりし。
次鋒を務めて下さりしはTjutjuna、愈々以て我々の影響大なるか、日に日に轟音を以てアクションも激しくなるばかり。
今宵も爆音にてほたえ捲り、大いに盛況にて終了。昨日より右大腿部肉離れの兄ぃ、アストロ魂「1試合完全燃焼」ならぬアシッドマザー魂「1ステージ完全燃焼」を以て、今宵も決死のパフォーマンスを御披露下されば、左腕と右肘が悲鳴を上げる私なんぞ、何が弱音を吐き得るものか、斯くなる上は玉砕上等、何せ最早2発を残すのみなり。下のライヴ写真は、ネット上にて拾遺せし物なれば、無断借用転載させて頂きし次第、悪しからず。
投宿先たるJohn宅へ帰還するや、会場にて確保せし「Chicken Soft Tacos」を召喚、寂し気なる具材に、千切りレタスとパクチーを大量追加、自家製ハバネロオイル投下、ライムを絞りいざ食らえば、大いに美味と相成りし。
ふとウイスキーボトル1本を発見、何とJohnが我々に寄贈下さりし上「Beer in Fridge(ビールは冷蔵庫に)」なるメモも添えられ、その心遣いに感謝感激するばかりなれど、如何せん嘗ては世界的にもその名を轟かせし酒豪バンド我々Acid Mothers Templeも、哀しきかな、今や老いしか、流石に疲労も蓄積すれば、ウイスキーのボトルにさえ触れず終い。
斯くしてBerkeley第2夜は更け行きし。
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San Francisco
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