ウルトラマン・シリーズに於いて、横浜が舞台となりしエピソード有りしかと調べれば、何と「ウルトラマンオーブ」第11話「大変!ママが来た!」にて、大魔王獣マガオロチ降臨し、破壊の限りを尽くせし街こそ横浜と判明、
然ればナオミとガイが、ナオミの母圭子と会食せしも横浜ならん。
而して第12回「黒き王の祝福」に於いて、サンダーブレスター初登場せしも亦、是即ち横浜に相違なし。
然りとて玉響姫よりベリアルのカードを委ねられる一幕に於いて伺える、この「市営バス 大里」って何処やねん。玉響姫絶命の地として、是非にも聖地巡礼せん。
「ウルトラセブン展〜モロボシ・ダンの名をかりて〜」なるが日本国内を転々と開催されれど、如何せん海外遠征続けば、見事に伺う機会逃し捲り、愈々最終開催たる横浜さえ残す処僅かと知れば、海外遠征よりの帰国直後なれど、遥々その横浜へ出撃せし次第。
会場たる横浜高島屋内8階ギャラリーへ赴けば、本日は運良く「ウルトラセブン撮影&握手会」行われんとすれば、整理券配布にも間に合い、然ればウルトラセブン登場までの1時間弱の間に、クイーンズ伊勢丹内フードコートにて「フォー(牛)」食せり。芳しさも刺激も不足なれど、今や心はウルトラセブン一色なれば、どうでもよろし。
「ウルトラセブン展〜モロボシ・ダンの名をかりて〜」会場へ帰還、
司会の女性に導かれウルトラセブン登場、身長がミクロサイズより40mまで伸縮自在なれど、勿論此処は人間等身サイズにての登場なり。
子供達相手にクイズ大会も開かれれば、心の中にて正解を叫ぶ私なり。
斯くして愈々撮影&握手会へ。
1組につき整理券1枚、整理券1枚にて写真撮影1ショットと伺えば、実は怪獣ギャルことカイ☆マキ嬢共々、各々オーブリングとダークリング翳し、記念撮影に興じんとす。未だ多くの皆様が順番を待たれる中、髪モジャモジャなる面妖な男女2人が、突如オーブリングとダークリング取り出せば、会場よりどよめき上がりしも仕方なしか。
ガキの頃よりのヒーローたるウルトラセブンと握手も交わせば感無量。
然れば展示コーナーへ突撃、濃厚な内容なればじっくり堪能、登場せし異星人達の人間等身大フィギュアもずらり並べば圧巻、メトロン星人との夕陽をバックに戦うジオラマもあれば感無量、
結局1時間半を要し展示を満喫、出口にてセブン&ゼロ親子と記念撮影、オーブリングならぬダークリングなれど「親子の力、お借りします!」
横浜高島屋玄関に仁王立ちされるウルトラセブン像と記念撮影、
実物大ならん巨大アイスラッガーとも記念撮影に興ぜり。この地面へ突き刺さりしアイスラッガーとは、勿論「ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY」に於けるシーンに他ならざらん。
ダンとアンヌと共に記念撮影、いやはや「ウルトラセブン展〜モロボシ・ダンの名をかりて〜」心底満喫堪能せり。
物販コーナーにて見掛けし「ウルトラセブン・ランドセル」何とその御値段は税込価格103680円(本体価格96000円)也。
横浜より川崎へ移動、斯くして「怪獣酒場」急襲せり。
宇宙恐竜ゼットンの後ろ姿垣間見えれば、いとをかし。
入店審査あれば、この「ジャミラの真実の口」へ手を差し込み、地球防衛隊員若しくはヒーローに変身できる能力者に非ざる事を確認されし。如何せん此処は「怪獣酒場」なれば、地球防衛隊員やヒーローは入店不可と知れ。
店内にはバルタン星人を始め、様々な星人や怪獣が佇まれれば、
天井にはナース、
これはエレキングの尻尾なれば、
ピット星人の姿見当たらねど、エレキング此処に鎮座せり。
「人類なって、我々から見れば昆虫のようなモノだ」クール星人降臨せり。
嘗てウルトラマンタロウやゾフィーを倒せし火山怪獣バードンバーナー、
自称「全宇宙の征服者」ビラ星人は、その必殺技「時間停止光線」も徒労に終わりしか、エビフライならぬビラフライに処されし有様。
商売繁盛祈願する熊手は、何とバルタン星人を筆頭に、数多の星人や怪獣にて形成されれば、怪獣墓場等と同様に「怪獣神社」なるも、この宇宙の何処かに存在せん。
座敷に飾られる掛け軸の「全宇宙征服」「怪獣天下」が、何気に涙を誘わん。
ドリンク、フード共に、所謂アトラクション系テーマパーク内フードコートの如きやや高めの値段設定なるも仕方なしと思えばこそ、当初よりネットにて御品書をチェック、注文せんとする一品を予め心に秘めれば、私は「グドンのおススメ!ツインテールフライ」所望せり。造形的にも秀逸なれど、2尾の海老をベーコンにて巻き揚げし一品、パンプキンサラダの頭部も含め、御味の方も美味なり。
下は参考画像、左がツインテール、中央はそのツインテールを常食とするグドン、右は御存知バルタン星人なり。
カイ☆マキ嬢は「出現!宇宙竜ナース」を御所望、スタッフの方よりグループ向けメニューと忠告受けれど御構い無し、注文をこの2品に絞れば、トルネードソーセージなんぞ余裕にてぺろり平らげし。
最も好きな怪獣はゼットンと公言されるカイ☆マキ嬢なれば、そのゼットンとの記念撮影果たし、大いに御満悦なり。
入店条件に「地球防衛隊員若しくはヒーローに変身できる能力者に非ざる事」と明記され「ジャミラの真実の口」にて試される筈なれど、店内には宿敵たる彼等のサインが所狭しと飾られれば、是如何に。
未だ「天中殺月」真っ只中なれど、ウルトラ戦士の力に加護されしか、取り敢えずは無事に過ごせり。