午前5時起床。ふと目覚めると、眼前にゼットン星人が…
この「線の細さ」紛う事なく、奇しくも最恐宇宙恐竜ゼットンを操る様とは裏腹に、実は宇宙一屁垂れな宇宙人ゼットン星人に他ならぬと確信すれど、
能く能く見ればウルフにして、曰く「ウルフ流ワイルド睡眠術」なりけり。
投宿させて頂く此処の家主様達へ、今更乍ら御挨拶させて頂きし。
朝飯なんぞ食らわんと、日本より持参せし「ペヤング やきそば 酸辣MAX」とケトルを召喚、
ケトル本来の使用法を以て、湯を沸かさんとするや、猫が興味深げに接近遭遇、
湯が沸き始めゴボゴボ音がし始めるや、驚きて硬直、
蒸気噴出するや、戦れ慄かれしか、椅子の下へ飛び去り退却せり。
熱湯注入以前より。予めカットわかめを仕込みし次第。この酸辣MAXなる代物、そもそもソース味にあらざりて、然れどエスノ路線なればこそのの刺激や芳しさも皆無にして、何とも屁垂れ極まりなければ、おろし大蒜とpiripiri投下、
いざ食らえど、矢張りボヤけし締まらぬ味わいなり。
道中弁当仕込むべく、ケトルにて玉葱とロメインレタスぶち込み、ひと沸かし。
既に大いに重宝する「汁物用カップ型弁当箱こと携帯用カップ」毎回斯くも長々綴るも面倒なれば、ここに「赤の器」と命名させて頂く次第。斯くして「赤の器」に汁共々移せば、そこへ先日スーパーにて購入せし粉末トマトスープ投下、何とドライズッキーニなんぞも秘められれば、これも具材とさせて頂かん。
キッチンのスパイス棚よりクミン、コリアンダー、カルダモン、カレーパウダー、而して醤油等拝借、此処は惜し気もなく全軍投下、更に大蒜ペースト、piripiriも投下、最後に昨夜Morganが愛と執念を込め炊きしごはんを、ウルフがキープすれば御裾分け頂き、冷飯を投下。斯くして「カレー雑炊弁当」完成せり。
いざベルギーはBrusselsへ向け出発。道すがらスーパーへ立ち寄り食材補充せん。巨大葱と巨大生姜を手にされるNANI君之圖。
「ルーズリーフ」発見、成る程我々世代が愛用せし着脱化ノート用紙「ルーズリーフ」の由来は、この代物たりしか。この穴にパセリ等を通し、茎と葉を容易に切り分ける優れ物なり。
ポテトチップスとバケットとクリームチーズを購入されしミツルコさん、因みにこの直後、バケットほぼ1本+クリームチーズ1箱ぺろり平らげられれば、いやはやその食の嗜好とは、完全に「フランス人」ならんと判明、そもそも十代の食べ盛りならば未だしも、既に五十路にもなり乍ら、未だハンバーガー、ステーキ、パスタ、カレー、フライドポテトなんぞ、饕餮の如く貪り得るとは驚愕、片や所謂日本の家庭料理然とせしを好まれぬ風にして、自ら魚や野菜を食らわんとする姿なんぞ、未だ御目に掛かりし試しなし、然れば東君と2人して「タバタミツル フランス人説」唱えるや、NANI君も賛同下されど、そのセルフィッシュな性格もフランス人なればこそかと皆して納得するや、何かに付けて己れの立場が危うくなれば、間近に居ながら聞こえぬ風装い完全無視キメ込まれる幼児行動ぶりを、今回も恥ずかし気もなく堂々露呈、
私と東君が幾ら話し掛けれども、全く以て聞こえぬ様にて、愛しのNANI君へ救いを求める逃避ぶりなんぞ、正に典型的マザコン系一人っ子の証し、
何れ私か東君より、何らかの報復制裁措置食らうは間違い無しと思われれど、その注意勧告すら聞こえぬ風にて完全無視とは、ええ根性しとるやないけ。まあ精々首よう洗うて待ってなはれや。否、このブログも読まれぬ風ならば、果たしてこのメッセージも届かぬか。
然れど他人のFacebookページに、斯くも怒涛の投稿ぶり、是亦正に他人の存在なんぞ目に入らぬセルフィッシュぶりなればこそか。
今宵の会場Magasin4到着、食堂に貼られるそのタバタミツル若かりし頃の写真に、皆してひと笑いさせて頂くは恒例なり。
食堂の電子レンジ拝借、斯くして道中弁当「カレー雑炊」食せり。スーパーにて贖いし唐辛子も齧れば、刺激も充分に堪能せり。
サウンドチェック済ませるや、晩飯と相成れど、バイカーオヤジたる名物シェフが、その腕を振るわれ、御馳走あれこれ御相伴に預かりしも今は昔、今はボランティアのスタッフが、当番制にて調理係務められる次第にして、今宵は陽気なおばちゃんチームが炊事当番たれど、肝心の献立は「ソーセージ+温サラダ+マッシュポテト+豆のトマト煮」何とも微妙な味わいにして、あの「フランス人」たる御仁を除けば皆、Morganですら食が進まぬ有様か。勿論昨夜の糞ベジ料理に比ぶれば、遥かにマシとは云え、そもそも昨日のあの糞ぶりは許されざるレベルたれば、本来比較対象とするべからず。食に関し保守派なる私なんぞ、僅かばかり食するや気持ち悪くなりて、トイレへ立てば、いきなり嘔吐せし有様、その不味さ推して知るべし。
本日のミツコさん。花なんぞ飾られしヴィジュアル系エレガンスぶりに、思わず「Yoshiki?」
組合長が遥々御越し下されば、再会祝し乾杯せり。
更にはGeoff Leighも顔出して下さりし。
今宵も60分セットを展開、前半ゆったり演奏すれば、後半時間切れが危惧される始末にして、怒涛の畳み掛けメドレー状態と化せば、奇しくもその即興アレンジに目から鱗、これより亦、新たな地平さえも臨み得らん。ミツコさんのお色気パフォーマンスも炸裂、大いに盛況にて幕。
ライヴ写真ネット上にて拾遺叶えば、此処に無断借用転載させて頂きし次第、悪しからず。
Guy Segersも顔出して下されば、
女性映画監督Shazzula Sharon Schievers女史も馳せ参じて下さりし。
終演後、Geoffや組合長達と、ワイン片手に歓談すれど、バーテンダーに勧められしリキュール呷れば、そもそも開演前はウイスキー呷りしも忘れ去り、気付けば大いに酩酊、これより記憶希薄なれば、前時代的旧型iPod Touchに残される昨夜最後の写真2枚、笑顔のウルフと、
楽屋にて、夜食の「どん兵衛」密かに啜るミツルコさんの圖。
因みに例のグループも「インキン君とタムタムちゃん」へと装い改め新展開迎えんとの事なれば、ミツル及びミツコファンの皆様、どうぞ御贔屓に。下の写真、右が「インキン君」にして、左は洋装コウメ太夫ならぬミツコさんの新ギミック「タムタムちゃん」なり。
斯くしてBrusselsの夜は更け行きし。
NANI君ブログも並走更新中なれば、是非に御拝読頂きたし。