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Channel: 大ぼら一代番外地
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day off 2日目

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昨夜は早々に転寝轟沈すれば、午前3時起床。毎日何故か夜更けに温水パネルヒーターが停止すれば、冷え込み厳しき肝心の明け方に、結局は凍える有様。欧州に於ける暖房なんぞ、立派な暖炉構えられる以外は、大抵斯様な有様にして、立派な体毛と分厚き筋肉や脂肪に身を包まれる、そもそも狩猟民族たりし西洋の方々なれば、その生物学的分類に於いて、先天的耐寒能力高からんや。

 

 

未だ夜明け前なれど、朝飯食らわんとすれば、三度豆、葱、日本より持参せしカップ麺「ビーフカレーLEE 辛くて旨いカレーラーメン」召喚、

 

 

「ポコポコ」にて湯を沸かせば、其処へ冷飯、葱、三度豆、更にはカップ麺より粉末スープと乾燥トッピングのみ召喚し投下、

 

 

これにて「カレー雑炊」完成、青唐辛子ぶち込み食らえば美味。

 

 

未だ昼前なれど昼飯食らわんとすれば、今朝粉末スープと乾燥トッピングのみ消費せしカップ麺残党たる麺を召喚、レタス刻み、欧州に於いては「Surimi」の名にて親しまれるカニかま召喚、

 

 

先ずは麺を茹で笊にて湯切り、

 

 

「赤の器」に刻みレタス共々麺を投下、其処へ割きしカニかまと刻み青唐辛子投下、昆布つゆ施せば、これにて「カニかま入り和風混ぜ麺」完成、

 

 

いざ豪快に攪拌し食らえば美味なれど、拉麺用の麺なれば些か冷やし中華を想起させるか。然れば求めて止まぬは辛子か、胡瓜か、玉子か、否、何より酢こそ不可欠かと思われれど、後々「すしのこ」を利用すれば、酢の代用になり得しかと気付けど時既に遅し。

 

 

〆切逼迫すれば、オフなる本日も、半径数km以内に店舗なんぞ一切皆無たる正に陸の僻地、この巨大貨物船港界隈にて、日がなレコーディング作業に勤しむべし。

 

 

午後のティータイム代わりに、冷飯に熱湯ぶっ掛け、粉末昆布出汁投下、葱、カニかま、縮緬山椒をぶち込み、斯くして「カニかま山椒出汁茶漬け」食せり。

 

 

料理自慢なる家主Lukeが、今宵も御馳走下さると伺えば、

 

 

献立は「サーモン照り焼き+豆腐ステーキ+人参と茸と隠元豆の炒め合わせ+ライス」なり。Luke曰く「ジャパニーズ!」なりけれど、正に海外にて能く御目に掛かる「西洋人が想像する日本食」に他ならじ。矢鱈に胡麻が散らされる辺りも、正に欧式日本食の顕著な様なるかな。然りとて遠来の客を持て成さんとの心遣い大いに有り難ければ、その気持ちに感謝し馳走に肖りし。

 

 

結局徹夜にてレコーディング作業に勤しめば、朝を迎えし有様にして、今更乍ら空腹に気付けば、米を炊き「稲荷寿司」なんぞ拵えんとす。日本より持参せし「ミニ稲荷揚げ 8枚入り」召喚、

 

 

「すしのこ」を以て酢飯とすれば、縮緬山椒も混ぜ込み、

 

 

斯くして「縮緬山椒稲荷」完成せり。

 

 

ごはん残れば、先日購入せし「鯖燻製」召喚、三度豆も茹でれば、斯くして「鯖燻製+三度豆の胡麻和え+大根おろし+即席蜆汁+ごはん」食せり。

 

 

漸く真面な食事を摂れば、磨耗せし活力も復活せしか。いざレコーディング作業へ復帰せん。

而して今宵は、此処Rotterdam市内にて、3日ぶりのライヴなれば漸く外出叶う次第、最早食材も底を突かんとすれば、食材補充こそ本日の絶対的ミッションと知れ。

 

斯くしてRotterdamの第4夜は明け、朝を迎えし。

 

 

 

 

 

 


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