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Channel: 大ぼら一代番外地
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Boise

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昨日の移動の車中にて「ツイン・ピークス THE RETURN」全18話鑑賞終えれば、今、正に斯くの如き心境著しけれど、流石に2042年とは、デヴィッド・リンチは96歳、カイル・マクラクランは83歳、因みに私も77歳なれば、25年も待てぬが本音。実際デヴィッド・リンチ曰く、続編の可能性を決して否定せねば、心の隅に愉しみを潜ませんとす。

 

 

MacBook Pro抱え乍らソファにて不覚にも轟沈すれば、午前7時起床。昨日贖いしハバネロとパクチーを刻み空ペットボトルへ詰めるや、サラダ油と醤油を失敬し注入、斯くしてツアー用調味料「自家製ハバネロパクチーオイル」仕込み完了せり。

 

 

キッチンに貼られしポスター「Clean Or Die」素晴らしき心掛けかな。

 

 

ミシンのある風景。

 

 

留守中なる家主の寝室拝借せしJustinに招かれるや、壁にずらり吊り下げられしは拘束具やら拷問具の数々、人其々知られざる一面あればこそ、互いに興味も沸き尊敬の念も生まれると知れ。

 

 

玄関傍らに掘られし穴。

 

 

車椅子を必要とされる御仁は何処へ。

 

 

完全なる闇。

 

 

いざBoise目指し出発すれば、昨夜通りし海抜0m道路を再び走破せん。

 

 

新たな旅の御供は「中国産生姜飴」ビリビリ効くねえ!

 

 

凡そ当たらずとも遠からぬ場所を走行中と思えばこそ「ツイン・ピークス THE RETURN」内にて示される座標を、実際にGoogle Mapにて検索すれば、

 

 

何と然して遠からぬ地点に「Black Lodge」発見せり。

 

 

然もナイトクラブたりしとは、是亦一興なるかな。次の機会には是非に訪れたしと切望するものなり。

 

 

Justinが朝飯を求め「Riverbend Cafe」へ立ち寄れば、

 

 

本日は米炊きせざりし故、昼飯にと「Chicken Fried Steak」所望、是亦見事に黄金色の一品なれば「チキンフライドステーキ+目玉焼+ポテト+ビスケット」なる顔触れにして、野菜類ほぼ皆無、然りとて久々に食らうアメリカンな食事を満喫せん。

 

 

ロッキー山脈へ突入、いきなり雪景色なり。

 

 

 

更に空は雨模様へ。

 

 

星条旗、いとデカし。

 

 

立ち寄りしガソリンスタンドにて・本場ホットドッグに初挑戦されるジョンソン之圖。

 

 

トレーラーハウス数珠繋ぎ之圖。

 

 

地平線を目指し爆走あるのみ。

 

 

 

我等が「GOD」ことJustin 舌を出し乍ら御茶目に運転中之圖。

 

 

穴の向こう側に気配潜ませる何物か若しくは何某か。

 

 

地平線を目指し爆走あるのみ。

 

 

 

立ち寄りしガソリンスタンド内売店にて、煌びやかなキャップ群に目を奪われし。

 

 

ヘルメット代わりに鉄兜も絶賛販売中、然ればこそ頭部のみにして甲冑は無し。

 

 

 

 

ウルフクッションも絶賛販売中なれば、

 

 

情報をウルフへ伝達せんとす。

 

 

男の夢たる大型トレーラーのミニチュア模型、然れどエアロスミスのツアー仕様とは残念な限り、下段の丸太仕様とは、なかなかの玄人趣味ならん。

 

 

本場アメリカン・ジャンクフード初挑戦をテーマにされるジョンソン、初フライドチキンを「Chester's」にて所望されし。

 

 

ウルフTシャツ、ウルフクッション等、数多のウルフグッズ販売されれど、常々ウルフグッズ求めて止まぬと宣われる割には、実際にグッズあれこれ目の当たりにするや、愛しき奥様よりの苦言諫言想像されビビリズム発動、結局ウルフクッション1個に留まる根性無しぶりを露呈せしウルフなり。どうせなら奥様と愛娘の分もとウルフクッション全3種類コンプリートしてこそ、真のウルフ道求道者と云い得れば、所詮は未だウルフなんぞたる名前に完敗せし犬畜生レベルと知れ。

 

 

Chester's」にてフライドチキン 6ピース所望すれど、3ピース食らうやギブアップ、最早若くあらざれば、諄さの前に敢え無く殲滅せられし。

 

Justinが購入されし虹色のうんこ「EMOJI」果たして何かと思えば、

 

バッテリーチャージャーなり。

 

 

地平線を目指し爆走あるのみ。

 

 

今宵の会場 Neuroluxへ到着せり。

 

 

隣接するレコード屋「Record Exchange」急襲せり。

 

 

夥き数のバービーちゃんが吊り下げられる中、ウォーリーを探せ。

 

 

今宵、先鋒を務め下さりしは、Chicagoよりツアー中なるサイケバンド「Dendrons」アングラサイケ臭ぷんぷん漂わされるヤングジェネレーション、危険な香りも若さなればこそか。

 

 

次鋒務められしは「Yoo Doo Right」今宵も独特なミニマル感を以て大熱演。

 

 

今宵は90分のセットを披露。今回のツアーも2週目へ突入すれば、新編成に由る演奏も第2ステップへ至らんとす。一層の恍惚感を追求せんとすれば、より凶悪にして熔解悦楽感高き音響を探るべし。而して今宵も怒涛の疾走を以て、大いに盛況にて幕。

今宵のセットリストは以下の通り。

1. La Novia

2. 

3. Disco Pink Lady Lemonade ~ La Le Lo ~ Pink Lady Lemonade coda

4. Untitled ~ Nanique Another Dimension ~ Cometary Orbital Drive

 

ライヴ写真ネット上にて拾遺叶わねば、悪しからず。

 

投宿先たる会場界隈の某女性宅へ。夜食拵えんと即席麺2袋召喚、いざ茹で上げれば、

 

 

先程のフライドチキン残党召喚、千切りレタス、しりしりに処せし人参と共に、湯切りせし麺と混ぜ合わせ、醤油と胡麻油をひと垂らし、刻みパクチーと刻み韓国海苔も散らし、

 

 

豪快に攪拌すれば、リサイクルインプロクッキング「フライドチキン入りジャパネスク混ぜ麺」食せり。

 

 

投宿先の家主たる女性、自ら「恥ずかしがり屋」と宣いし上にて、矢鱈滅多羅我々に話し掛け来るどころか絡み来る有様にして、況して我々の英語力を嘲笑するかの如き、激遅口にて話されれば、余りにも遅過ぎにて文章として聞き取れぬ有様。遂に堪り兼ね「普通のスピードにて話されたし」と伝えるや、その刹那のみ通常速度に戻れど、僅か10秒もすれば再び激遅口へ戻る始末。兎に角図々しき程に絡み来る有様にして、こちとら何も出来ぬ有様、余りの鬱陶しさに思わず席を外せば、私のMacBrook Proにて勝手に翻訳サイト開き「私は謙虚で恥ずかしがり屋なので、ごめんなさい」なんぞと打ち込まれれど、謙虚ならば謙虚に弁えられたし。メンバー全員が彼女より逃げ回る有様にして、全く以て寛げねば、仕事も出来ぬ惨状なり。

午前5時頃、漸く彼女も就寝されれば、こちらも大いに疲労困憊、突如ジョンソンがどん兵衛を携えキッチンへ登場、徐ろにどん兵衛食されし一幕を見届ければ、其の儘雑務あれこれこなすべく、今宵も結局徹夜と相成らん。

 

斯くしてBoiseの夜は明け行きし。

 

NANI君のブログも絶賛並走更新中なれば、是非に御併読頂きたし。


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