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Channel: 大ぼら一代番外地
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Hamden

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午前7時起床。早起きは三文の得と申す処なれば、朝飯拵えんとキッチンへ繰り出すや、流石は「女の館」か、いきなりほぼ全裸の女性が起き抜けて来られ、然も屈託無き笑顔にて挨拶なんぞされるや、こちとら思わず目の遣り場に困りつつも挨拶交わし、男とは斯くも弱きものかなと、取り敢えずキッチンより即時撤収し乍らも苦笑せざるを得じ。下はイメージ画像なれば、悪しからず。

 

 

朝飯拵えんとすれど、些かワンパターンな食材に飽き始めしか、三度豆や白菜召喚すれど、一切料理のイメージ湧かず、取り敢えず三度豆と玉葱を胡麻油にて炒め始めるや、

 

 

白菜投下、

 

 

粉末スープ施し蛸缶投下、

 

 

昨日のごはん残党ぶち込み、仕上げに韓国海苔施せば、斯くして「蛸焼飯」食せり。

 

 

目覚めのモーニング激辛ラーメン堪能されしNANI君之圖。

 

 

道中弁当拵えんとすれど、最早三度豆より何のイメージも湧かねば、湯煎し胡麻和えとせり。

 

 

御世話になりし「女の館」是非来年も亦、御世話になりたしと乞い願い乍ら、記念撮影に興ぜり。住人の概ねの方々は、既に早朝より順次出勤されれば、皆様との記念撮影とならざりしも、悪しからず。

 

 

昨夜「野狼活動」あればこそか、名残惜しまれるウルフなれば、本日何箇所かある中継ポイント、若しくは会場にての合流との運びと相成りし。何せそもそもヒッチハイカーとして鳴らせば、移動の術なんぞ憂う必要もなし。

 

 

昨夜の会場にて預かり頂きし機材を積込むべし。

何と我々の前日は、あの「ワイルドワンズ」が演奏されしか。加瀬邦彦自殺されし後も、均か海外遠征までされしとは、知る由もなし。ホンマか。

 

 

巨大アロエ群生する何処かにあるユートピア之圖。而していざHamden目指し出発せり。

 

 

コネチカット州某海辺の街を訪れれば、Justinの妹さん宅へ、Tシャツ第3弾受け取りに立ち寄りし。

 

 

到着するや、我々の目に飛び込みしは、いきなり犬に吠え捲られるウルフの姿なり。犬族の長として威厳を呈せんとされれど、鳴き止む様子皆無どころか一層吠え立てられる有様、然れば此処は、

 

 

御調子拳法奥義「ちょいちょい波」繰り出せど、全く相手にもされぬ体たらくぶりを露呈せり。

 

 

御子息が描きしか、何故か尊師の如き肖像画発見せり。

 

 

細長きドアに「起こすべからず」なる札ぶら下げられれど、そもそも「disterb」が「disterv」とは、日本人の如きスペルミス、更には「please」が「pleas」とは亦これもスペルミス、果たして誰が眠る次第か、これこそが本日のメッセージと知れ。

 

 

凡そ無意識下にて矢鱈に足の指を忙しく動かすウルフ、均か足の指10本各々に地球外生命体の類い寄生されれば、何れ「エイリアン」宜しくウルフを母体に成長繁殖されんやも知れず、大いに注意払うべきか。

 

 

道中弁当に鯖味噌缶召喚、斯くして「鯖味噌丼+韓国海苔+三度豆胡麻和え」食せり。

 

 

海辺に聳える謎の棒こそ、次なるメッセージたらん。

 

 

而して今や廃線と化せし銀河鉄道駅跡之圖。

 

 

今宵の会場Space Ballroomへ到着せり。

 

 

水溜りを凝視されるAMTヤングお兄さんチーム之圖。

 

 

その理由は、水溜りより誘わんとする女性の唇に魅入られればこそ。

 

 

Justinとスリフトストアへ繰り出せば、アメリカにては御馴染みホットソース「Tuong Of Sriracha」が意匠されしTシャツが矢鱈ありて、この漢字を模せし書体は、我々日本人には読み辛けれど「THE PARTY IS OVER」せやけどこんなTシャツ誰が欲しいねんな。

 

 

Justinがサングラスを新調されれ曰く「I'll be back!」

 

 

楽屋に雑誌あれこれあれば、英国プログレ専門誌「PROG」発見、然も「Jethro Tull」結成50周年記念号なり。

 

 

本日の物販ブースことSHOPZONE、東君の足元にはモニタースピーカーも完備。

 

 

今宵先鋒務めて下さりしは地元ジャムロックバンド「Pangalactic」にして、宛ら「Trad Gras och Stenar」を些か想起させる雰囲気なれど、如何せんリードギタリストのポマードにてバッチリ七三に分けられキメられし髪型こそ、いとをかし。

 

 

次鋒務められしは勿論「Yoo Doo Right」にして、昨日のNANI君のブログ記事にて、我等が呼ぶ処の「リーダー」ことキーボード奏者Charlesが、唯一ヴォカルを務められる曲に於ける所作をアップされれば、此処は私も肖るべく、ステージ下手に陣取り、リーダー密着撮影せんとす。

 

 

曲中なれどヴォーカルパート迫れば、マイクをスタンドより取り上げ、

 

 

マイクスタンドに巻き付けられしケーブルを解き、

 

 

そのケーブルを手繰り、

 

 

二巻き程をマイク共々掴むや、

 

 

ケーブル二巻き共々ハンドマイクにて、いざ絶唱、

 

 

シャウト!

 

 

斯くしてリーダー近影、シャウト之圖。

 

 

今宵は95分のセットを披露せり。今宵を以てツアーも折り返しなれば、後半戦を睨み、更なる深化を模索すべく静寂とカオスの極みへ、而して怒涛の疾走を迎えれば、今宵も大いに盛況にて幕。

今宵のセットリストは以下の通り。

1. Dark Star Blues

2. Blue Velvet Blues

3. From Planet Orb With Love

4. Disco Pink Lady Lemonade ~ OM Riff ~ Pink Lady Lemonade coda

5. Cometary Orbital Drive

 

下の画像は、私がステージ上にて撮影せし3枚。

 

 

 

 

ライヴ写真ネット上にて拾遺叶えば、此処に無断借用転載させて頂く次第、悪しからず。

 

 

 

今宵の投宿先は「666 Benjamin Room」にして、荷を解くや遅過ぎなる晩飯拵えんとす。白菜、三度豆、玉葱、えのきを、マイ鍋へ山盛りにぶち込み、粉末出汁とトムヤムクン・ペーストを忍ばせ、

 

 

蓋を綴じいざ加熱、

 

 

煮えれば是にて出来上がりとは簡単至極、斯くして「野菜だけトムヤム鍋」完成、矢張り海鮮や畜肉系味わいに欠ければ、些か物足らなけれど、此処数日は体調不良なれば、これにて充分。

 

 

珍しくも今回マイ笊を忘れられし「麺神」東君なれば、自ずから「和洋折衷様式ざる蕎麦」となるも止む得ぬを堪能されし。

 

 

絶賛調理中なるNANI君を静観される家主之圖。そもそも到着するや各々調理し始め飯食らい、腹も膨れれば魅惑のネット世界へ旅立ち、果たして何の為に宿を提供せしかと思われても申し開きの余地もなし。何せ我々にとって最善の家主とは、我々に一切関せず放置下さる方なればこそ。

 

 

夜食の焼うどん完成されしNANI君なれど、ダイニングテーブルと椅子の高さが同じどころか逆でさえあり、

 

 

何とも食い辛そうなれば申し訳なし。

 

 

キッチンスタジアム大混戦の殿務められるはウルフにして、何と先達て里芋贖えば、里芋を炊かんとすれど、灰汁抜きもされぬ様子なれば、思わず老婆心ならぬ老爺心にて助言差し上げる次第。

 

 

夜毎の「夜狼活動」も御盛んにして調子コキ捲り気味のウルフなれば、その座を狙う同じ犬族「ミスターフォックス」の魔の手が、今正にウルフの背後へ迫らんとす。危しウルフ、犬族の長としての座を死守し得るや。

 

 

斯くしてHamdenの夜は更け行きし。

 

NANI君のブログも絶賛並走更新中なれば、是非に御併読頂きたし。


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