昨年も訪れし「ウルトラマンフェスティバル in ひらかたパーク」なれど、全ライヴ無事終了、漸く仕事納め果たせば、今年も新年を迎える前に、自分へのボーナスとばかり、大のゼットン・ファン自称される実はウルトラ怪獣女子なるカイ☆マキ嬢共々、いざ枚方はひらパーへ赴かん。
ひらパーへ到着すれば、
昨年に引き続きウルトラマンダイナと、
初代ウルトラマンが御出迎え下さりし。
今年も話題沸騰のアトラクション「ウルトラマンライブステージ!」前売券も購入済みとは云え、今年の新シリーズたりし「ウルトラマンR/B(ルーブ)」が、空前絶後の大駄作、最終回すら余りの退屈さに鑑賞中に寝落ち、結局3度目の鑑賞にて漸く最後まで観終え得し有様なれば、今回はこのウルトラアンルーブが主役とは間違いなくして、正直な処、今一テンション上がらぬも仕方なし。
今年よりひらパーとウルトラマンフェスティバルは別入口に分けられれば、ウルトラマンフェスティバル会場内にはトイレあらざるとの旨案内され、然れば先ずは小用済ませるべし。
入口に設営されしモニターにて、ウルトラマンタロウが御出迎え下さりし。後程再び覗けば、メフィラス星人に代わられしとは御愛嬌。
会場内へ突撃するや、いきなり宇宙怪獣 エレキングの襲撃食らい、矢張りウルトラ怪獣御目に掛かればテンション上がるばかりかな。
「ウルトラギャラクシー大怪獣バトル」以降、近年はすっかりベビーターン果たされし古代怪獣 ゴモラなれど、矢張り悪役怪獣としての凶悪な面構えこそ醍醐味かな。
ウルトラマンシリーズに於いて、大阪が舞台となるは大いに稀なれど、その代表的エピソードこそ、ゴモラの大阪城破壊に他ならじ。
磁力怪獣 アントラーにも襲われれば「バラージの青い石」は何処。
「ウルトラゾーン〜ロボット怪獣」コーナー、宇宙ロボット キングジョー、ダークロプスゼロ、無双鉄人 インペライザーは成る程と思えれど、三面ロボ頭獣 ガラオンが最も目立てば、思わず苦笑。
「ウルトラゾーン〜宇宙人」コーナー、先ずは三面怪人 ダダの三様、
「怪獣の目」コーナーもあれば、
当然全問正解せり。
分身宇宙人 ガッツ星人との再会も果たし、
宇宙蝦人間 ビラ星人捕獲に挑めば、
ウルトラマンべリアルに捕獲されし己れのガキを、助けるどころか撮影に余念あらざる母親之圖。
「ウルトラゾーン〜スパークドールズ」コーナーあれば、スパークドールズとは「ウルトラマンギンガ」「ウルトラマンエックス」に登場せし怪獣人形にして、闇の支配者ダークルギエルがダークスパークの力を以て、怪獣のみならずウルトラ戦士までも人形に変容せし代物こそがスパークドールズなれば、劇中に於いて登場するスパークドールズとは所謂ソフビ人形以外の何物にもあらず、即ちバンダイのソフビ人形販売拡大戦略の産物に他ならねば、此処に陳列されしも「ウルトラ怪獣500」として当時新規格にリニューアルされしソフビ人形と知れ。
流石は特撮の円谷プロと唸らせるジオラマコーナー、正に圧巻なるかな。
先ずはウルトラマンギンガ vs 蛾超獣 ドラゴリー、
斯くも御近所にて巨人と怪獣が戦闘中なれど、能天気にも気付かれぬ様か。
かと思えば、逃げもせず戦闘を仰ぎ見る女学生之圖。
大慌てにて逃げればこそ転倒されし御仁、若しくは足の裏の接着面剥がれ転倒せし様か。
自宅の庭より巨人と怪獣の戦闘見物之圖。
上の写真の御仁より、更に戦闘区域に接近せし位置にて、悠長にも戦闘見物之圖。
子供を抱き逃げんとされる御仁もおられれば、
謎の宇宙人が現場目指し、自転車を駆る次第。
戦闘繰り広げられる正にその足許、果たして此処まで危機迫るまで何故避難されじか、今更腰抜かす御仁之圖。
こちらは市街戦バトルロイヤル、
ウルトラマンビクトリー vs 虚空怪獣 グリーザ(最終形態)、
破壊されしビルや車のディテールの緻密さに感動、
戦闘区域より駆け逃げる御仁、
瓦礫の街角に、何故かくいだおれ太郎の姿あり。
戦闘を遥かに見据えゼットン星人の姿も確認、
ウルトラマンエックス vs 超大魔王獣 マガタノオロチ、その戦闘を自宅ベランダより眺むる御仁、
戦闘を可成りの至近距離にて眺めつつ、立ちションに興ぜらるる労働者の姿か。
ウルトラマンオーブ vs 奇機械怪獣 デアボリック、
超至近距離にて戦闘繰り広げられれど、全く気にも留めぬ風にて闊歩される御仁達、
紫のカーリーヘアに豹柄シャツ、真っ赤なヒールとは、凡そ大阪のおばはんと思しきか、而してグラサンにスーツ、サンダル履きな怪し気な輩、間近にて戦闘中なれど不敵にも何やら世間話中か。
脚立に上り戦闘見物に興じられる御仁もあり。
更には広島東洋カープと阪神タイガースの選手が、何故かこの修羅場にて対戦中。
更にはビリケンさん降臨之圖。
科学特捜隊ハヤタ隊員と思しき発見、
苦戦中なるウルトラマンオーブに助太刀すべく、ベータカプセルを掲げ、今正にウルトラマンへ変身せんとされる刹那か。
ウルトラマンジード vs ベリアル融合獣 キメラベロス、
こちらにも科学特捜隊隊員が駆け付けられし。
ベリアル融合獣 キメラベロスを操るは、均かブラック司令か。
夜景バージョンも亦、いとをかし。
用心棒怪獣 ブラックキング大暴れ之圖。手前のフェンスに貼られしポスターは、この「ウルトラマンフェスティバル in ひらかたパーク 2018 - 2019」の物なり。
パチンコ屋も無残踏み潰されれば、
私がスペシウム光線食らわせんとす。
ウルトラ戦士ずらり並ぶコーナーへ至れば、ウルトラマンレオ&アストラ兄弟 vs 宇宙悪霊 アクマニア星人、
ウルトラマングレート&ウルトラマンジャスティス vs 宇宙大怪獣ベムスター、
ウルトラマンゼロ&ウルティメイトフォースゼロ vs 超銀河大帝 アークベリアルを始め、
ウルトラマンネクサス(アンファンス) vs 放浪宇宙人 ペガッサ星人、後方にはウルトラマンスコット、ウルトラマンチャック、ウルトラウーマンベスなる「ウルトラマンUSA」勢 vs 冷凍怪獣 ペギラ、
ウルトラマン80とユリアンも睦まじく並ばれれば、
而して最早いちいち説明し得ぬ程のカオスぶり、
然れば此処は記念撮影に興じんとす。
其処へ突如ウルトラマンビクトリー登場されれば、これは「ウルトラショット」なるウルトラ戦士との有料記念撮影コーナーの販促活動と知れ。
展示コーナー満喫すれば、いざ話題沸騰のアトラクション「ウルトラマンライブステージ!」へ赴かん。
勿論前売券も購入済み、ウルトラシートなれば、今年も最前列ほぼ中央なる特等席たりし。テレビや映画にて展開される本編とは異なるオリジナルシナリオにて展開されれば、今や「ウルトラマンライブステージ」シリーズのDVDやBlu-rayも続々リリースされる次第。
観客参加型アトラクションなれば、映像とは亦異なる楽しみ方もあり、而して大いに満喫せり。ステージ上のみならず通路等にても戦闘展開すれば、眼前にウルトラ戦士や怪獣達が迫るは、例え我々人間と等身大なれど圧巻かな。
先ずはマグマ星人達に由る素晴らしきオープニング、思わず嘗てハマりし宝塚歌劇さえ想起せり。
怪獣登場すれば、今回は宇宙恐竜 ゼットンと、奇獣 ガンQとは、個人的に大いに御贔屓にさせて頂く2匹、
然れば求めて止まぬは魔頭鬼十朗か。
しゃがむガンQ、オモロ過ぎ。
プロレス同様、悪役こそ技を上手く受けねばならねば、ガンQもこのシェイプ乍ら見事に一回転、
ゼットンも大股開きにて転倒、ウルトラ戦士より怪獣達に目を奪われしとは、云わずもがな。
巨大なバルタン合体獣登場にて愈々クライマックス、
眼前にて仁王立されしゾフィーに、思わず見惚れしか。
惜しむらくは、今年は残念乍らウルトラマンR/Bが主役なれば、ストーリーも兄弟愛云々にて白け気味。そもそもロッソ&ブル兄弟及びその合体形態ルーブ
共々、全てデザインも頂けぬ代物、平成最後のウルトラマンとして、何とも汚点残せし駄作たれど、テレビシリーズと異なりレジェンドたるウルトラ6兄弟やウルトラマンティガやウルトラマンゼロも登場すれば、愛しき怪獣達の活躍も含め、何とか救われしか。
最後にエレキングと記念撮影、
悪質宇宙人 メフィラス星人と極悪オヤジ同士2ショットをキメ、これにて会場を後にせん。
物販コーナー覗けば、ウルトラアイ型老眼鏡発見、モロボシダンも愛用の品か。
デコカレー用ウルトラマンのごはん型なんぞもあれば、未だ未だ地球は平和なるかな。
京阪電車にて「京橋」まで帰還すれば、ウルトラマンフェスティバルの余韻噛み締めんと、カイ☆マキ嬢と某串カツ屋へ突撃、
然レど値段倍額にして味は中の下程度、
「揚げ焼売」に至れば、ぼったくりな値段に加え、給仕のおばはんが勝手に酢醤油ぶっ掛ける暴挙に、思わず声荒げんとすれど、そもそも斯様な店を選びし己れの愚かさ呪うべしと、早々に撤収、
結局は御馴染み「地魚屋台 とっつぁん」にて呑み直すべく、熱燗呷りつつ「皮剥刺身」いやはや斯くも安価にて皮剥堪能し得るとは有り難き限り、勿論絶品至極とは云わずもがな。
「縞鰺刺身」是亦絶品至極、
「栄螺壺焼」堪りませんな。
「勘八刺身」も激美味、
「ガシラ煮付け」に舌鼓乱打、
「蛤酒蒸し」等をアテに、
調子良く熱燗呷れば、正に至福のひと時たりしかな。而してウルトラ怪獣女子ことカイ☆マキ嬢と、ウルトラマン薀蓄あれこれ熱く語り明かす筈が、今年後半ハマりし「仮面ライダービルド」を筆頭に、仮面ライダー薀蓄にて盛り上がり、
〆は「ウルトラマン・カラオケ」のみならず「仮面ライダー・カラオケ」にまで興ぜし始末。ウルトラマン歴々のテーマソングのみならず「仮面ライダーエグゼイド」や、
「仮面ライダービルド」のテーマ曲「Be Teh One」まで熱唱すれば、正に特撮ヒーローワールドを存分に堪能満喫せし1日たりしか。蛇足乍らふと気付きしは、この「Be The One」のサビは「ビー・ザ・ワン」と幾度も高らかに歌われれど、正しき英語の発音的には「ビー・ジ・ワン」たるべしとは、作詞作曲担われし小室&朝倉の御両名、是如何に。
過ぐる12月22日にて「ウルトラマンR/B」放送終了すれば、新年より再びウルトラマンギンガ以降のウルトラマンシリーズ再構成番組「ウルトラマン ニュージェネレーションクロニクル」始まれど、近作2シリーズ「ウルトラマンジード」「ウルトラマンR/B」と駄作連発中なるウルトラマンシリーズ、果たして次の新シリーズは期待し得るや否や。片や仮面ライダーは、「仮面ライダーエグゼイド」「仮面ライダービルド」と不朽の名作連発中にして、現在放送中の「仮面ライダージオウ」の評価も鰻上り、落日寸前たるウルトラマンも何とか次作にて起死回生して頂きたし。
「仮面ライダービルド」正当続編として制作されし新作Vシネクスト「ビルド NEW WORLD 仮面ライダークローズ」が、2019年1月25日より期間限定上映、4月24日Blu- ray&DVD発売と発表され、本編予告等の情報が続々公開、こちらの方が大いに楽しみとは、3月上映予定なる「劇場版ウルトラマンR/B セレクト!絆のクリスタル」への興味無さとは、何とも対照的かな。