昨年に行いし「ソフビ探訪の旅 三都美濃路篇」以来、凡そ1年ぶりに再びソフビ探訪の旅に赴かんとすれば、ウルトラ怪獣女子にしてソフビ愛好家たる同志カイ☆マキ嬢と合流、いざソフビハンティングの旅へ赴かん。
先ずは「買取王国 港店」へ繰り出せば、いきなりの大収穫。前回のソフビ探訪の旅当時、ターゲットは未だウルトラ怪獣一筋たれど、昨秋「仮面ライダービルド」にハマりし以来、禁断の仮面ライダー関連にも食指伸ばし始めるや、そもそも東京系全国6局に加え地方5局ネットにて放送されるウルトラマンシリーズなんぞとは異なり、テレビ朝日系24局に加え地方4局を以て日本全国津々浦々に至るまで網羅される仮面ライダー&戦隊シリーズとは、今やウルトラマンにその知名度大きく水を開ける次第にして、ソフビ等玩具に関しても亦同じ、共にバンダイと提携されれども、仮面ライダーの圧倒的シェアの前に、ウルトラマン関連玩具なんぞ風前の灯、然ればこそ仮面ライダー関連を禁断のグッズとして近寄らざりし次第も当然、然りとて今やその仮面ライダー関連を解禁すればこそ、今まで回避し見過ごせし宝の山を前に、脳汁大噴出とは云わずもがな。
続けて「良品買館 名古屋みなと店」へ、
更には「BOOK OFF SUPER BAZZAAR カインズモール名古屋みなと店」へ。
嘗ては本やCD/DVD等のみ扱われしBOOK OFFも、今や古着、家電、楽器、生活雑貨、玩具、家具、貴金属、ブランド品まで取り扱われる店舗も増え、素通り出来ぬ有様なり。
このショッピングモール「カインズ名古屋みなと店」内に出店される「スガキヤ」にて腹拵えすべく「ラーメン」所望せり。スガキヤ・オリジナル先割れスプーン懐かしきかな。私は所謂ラーメン店なんぞにて供される本格的ラーメン食すや、体調急降下にて身動き取れぬ窮状に陥る体質なれば、外食の選択肢にラーメンあらざれど、この「スガキヤ」は該当せねば、矢張りこのジャンクの極みたるチープな味わいは、本格派ラーメンと完全に一線を画すればこそか。
而して「買取王国 豊山店」へ。戦利品を手にガッツポーズ決められるカイ☆マキ嬢之圖。
「HARD OFF 名古屋空港店」と、
隣接する「OFF HOUSE 名古屋空港店」を急襲、
而して前回均かの大金脈掘り当て、ソフビゴールドラッシュに脳汁大噴出せし「お宝市番館 尾張小牧店」へ突撃、
いきなり「上杉謙信 飯縄権現鎧兜甲冑」が、年末年始大特価にて198000円也が、何と10万引きなる98000円也。
更には模造刀に紛れ「座頭市 仕込み杖」も6980円也にて絶賛販売中。
「1/1スケール ETレプリカ」も79800円也が、均かの39800円也。いやはや大物商品の凄まじき値引きぶりに驚かされつつも、いざソフビコーナーへ赴けば、
柱に大量のキングジョーが連なりディスプレイされし様、圧巻なるかな。そもそもペダン星製なる宇宙ロボットなれば、現地工場にては大量生産されし筈にして、その様子を一部想像し得る様か。
実際「ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODEYSSEY」劇中に於いて、キングジョーブラックの大群が襲来する件りもあり。
「ウルトラセブン」劇中にて初登場せし際は、神戸へ上陸せしキングジョーなれど、その神戸より「襟具状土偶」なる土偶発掘の報もあり。その名も奇しくも「襟具状(キングジョー)」とは、遥か太古の日本は神戸に、実はペダン星人が既に降臨上陸済みたりし確固たる証拠たらん。
「買取王国 小牧店」巡れば、
「保温機能付マルチ電気クッキングケトル」なる代物発見、欧州ツアーに於いて毎度電気ケトルを携え「ケトルクッキング」に精出す私とNANI君なれば、斯くなる代物も既に存在するとは衝撃、欧州にて使用可能な220W仕様なら即購入なれど、残念乍ら100Wなる国内向け仕様とは云わずもがな。
今回のソフビ探訪の旅に於ける最終店舗「買取王国 春日井店」へ辿り着きし。
斯くして今回のソフビ探訪の旅 - 尾張名古屋小牧篇も無事終えるや、此処は久々に「風来坊」にて、名物にして絶品至極「手羽先唐揚」なんぞ堪能しつつ、打ち上げに興じんとす。
女将さん御薦め「娘が作った金平牛蒡」なんぞアテに、先ずは生ビールにて乾杯せり。
この「金平牛蒡」甘さと辛さのバランスが絶妙至極にして激烈に美味。
扨、愈々登場せしは、名物「手羽先唐揚(4人前)」なり。嘗て大学入学の為、名古屋へ転居せし当時、名古屋特有の濃厚な味が全く口に合わず、大いに辟易せし最中、遂に発見せし名古屋の美食こそが「風来坊の手羽先唐揚」と「味仙の台湾ラーメン」たりし。然ればこそ当時の感動さえ思い出されつつも、嘗てのバンド仲間たりし中学時代の級友テツシが、名古屋へ立ち寄りし際、2人して連れ立ち「風来坊」へ繰り出しては、〆て手羽先唐揚を計28人前平らげ、然りとて彼は更にターザン焼なる鶏半身もペロリ平らげ、流石の私を驚嘆させしも今は昔。
久々に食らう「手羽先唐揚」激烈に美味、揚げたてなれば、ジューシーな事この上なく、況してこの幻のタレの味わいに痺れ捲るばかりかな。
2人して4人前なんぞ瞬殺、然れば追加にて再び名物「手羽先唐揚(4人前)」所望せり。座せりカウンター席越しに伺えるオープン厨房にて、女将さんの娘さんと思しき女性が、只管名物「手羽先唐揚」揚げられるを眺むれば、ついぞ余計な気遣いにて纏めて4人前所望せし次第なれど、矢張り揚げたての美味さ格別なれば、御面倒掛けれども2人前ずつ注文すべきかと後悔、次回は鬱陶しがられようが2人前ずつ注文させて頂かん。然りとて些か冷めようが激烈に美味なるは当然にして、結局この4人前もペロリ平らげしとは云わずもがな。
楽しきかなソフビ探訪の旅、大阪アジトへ帰還するや、先ずは全身可動フルアクションフィギュアBCR(ボトルチェンジライダーシリーズ)の限定商品「スナップライドビルダー」を組み立て、ビルドアップ・シーン再現を目指さん。後述の高級食玩「大創動 仮面ライダービルドセット」のラビットタンクフォームは、例のフレミング右手の法則のポーズを取る事も可能なれど、このBCRシリーズのラビットタンクフォームは、武器類を握り得る様に指関節さえ2本ずつ可動すれど、残念乍らフレミング右手の法則のポーズは叶わぬ次第にして、然れば矢張りビルドアップは、この初期形態たるラビットタンクフォームを以て然るべしか。ニンニンコミックフォームは、中古なればこそか武器たる4コマ忍法刀欠損、然るに自ずからビルドアップの対象と化し、ハーフボディへと解体、スナップライドビルダーへ装着させて頂き、斯くして「ラビットタンクフォーム」より「ニンニンコミックフォーム」へのビルドアップシーン再現に至れり。
因みにこの「スナップライドビルダー」ビルドドライバーより伸びる試験管類を組み立てんとすれば、こちらを繋げばあちらが外れる有様にて、大いに苦戦強いられし次第。
全身可動フルアクションフィギュアBCR(ボトルチェンジライダーシリーズ)購入せし他の8体もずらり並べば圧巻かな。
仮面ライダービルドの「ゴリラモンドフォーム」「ホークガトリングフォーム」
「ライオンクリーナーフォーム」「海賊レッシャーフォーム」
「ファイヤーヘッジホッグフォーム」而して「仮面ライダーローグ」
ローグは背中のダイヤルを回せば頭部が回転、両脇の鰐の口が閉じ正面を向けば変身完了と、変身シーン最後の件りを再現、惜しむらくは後頭部にあるべき「割れ物注意」ステッカーあらざる点か。
「仮面ライダークローズチャージ」「仮面ライダーグリス」因みにこのグリスも、腰のボタンを押せばマスクがポップアップし装着可能と、是亦ローグ同様、変身シーン最後の件りを再現、惜しむらくはマスク装着に際し指にてのサポートを必要とする点か。
以前購入せし高級食玩「大創動 仮面ライダービルドセット」あれば、そちらの「スナップライドビルダー」もあれど、如何せん先のBCRシリーズの完成度には全く及ばぬチープさ、因みにこちらは「オクトパスライトフォーム」から「ゴリラモンドフォーム」へのビルドアップシーンなり。
この「大創動 仮面ライダービルドセット」に「スナップライドビルダー」共々同梱されし「ラビットタンクフォーム」は、先述の通り例のフレミング右手の法則ポーズが可能にして、矢張りこのキメポーズを以て飾りたしと思えばこそ。
「仮面ライダービルド」と云えば、その武器類のオモロさも注目すべき点にして、例えば「海賊レッシャーフォーム」にて繰り出す「海賊ハッシャー」なる、海賊船の錨を模せし弓より、電車が発車される代物あれば、当然の如く玩具化、劇中に発せさらるる必殺技音声ギミックも発動する優れ物、
その必殺技音声ギミックを楽しまんとすれば、今回安価な中古品見つけるや衝動買いせり。この必殺技音声ギミックの「海賊電車〜!」なる一節を大いに好まれるNANI君には、是非に自慢したき一品なるかな。
因みに昨年暮れに、矢張りその必殺技音声ギミックに惹かれ、ついぞ安価な中古を衝動買いせし「ニンニンコミックフォーム」が繰り出す武器「4コマ忍法刀」は、先達ての「サイケ組新年会」にてNNI君へ自慢済みなり。
その他「仮面ライダー電王」のイマジン4人中「モモタロス」「キンタロス」を始め「「仮面ライダードライブ」のライバルキャラ「魔進チェイサー」やら「仮面ライダーゴースト」の「仮面ライダースペクターノブナガ魂」やら、更には「劇場版 仮面ライダービルド Be The One」にて登場せし「仮面ライダービルド クローズビルドフォーム」やビルド最強フォーム「ジーニアスフォーム」「仮面ライダークローズ」果ては「仮面ライダーエグゼイド」の檀黎斗の変身形態たる「仮面ライダーゲンム アクションゲーマーレベル2」加えて檀黎斗の父たる檀正宗の変身形態「仮面ライダークロノス」まで居れば、禁断の仮面ライダー商品の深みに、確実に嵌りつつあるとは疑いの余地もなし。
何せ所謂マニア向け高額商品なるS.H.Figuartsシリーズへは、未だ嘗て、ダークリングを掲げる姿にヤラレれば「ジャグラスジャグラー」唯1体のみに手を出せし次第たれど、先達て遂に「檀黎斗神」に出を出せし始末。それも全ては「コンティニュー土管」こと「神の復活台座」もあればこそ。
斯様にいきなり仮面ライダー関連商品に散財しつつも、矢張りウルトラマン関連も地道に増殖すれば、今回の戦利品のひとつに、ウルトラマンが白衣とゴーグルを装着せしが如き「Dr.エッグ」ソフビやら、
銀色バージョンの「ウルトラマンメビウス」「ウルトラマンマックス」等、
その他怪獣も数体追加されれど、最早このカオス状態、果たして何処に新顔混ざりしか一見不明、悪しからず。
ガキの時分、玩具どころか自転車さえ然う然う買い与えて貰えず、何かと只管辛抱ばかり強いられればこそ、今やその反動にて斯くも物欲の権化と成り果てしと思われれば、片や「南国生まれの温室育ち」と自称される東君なんぞ、社長御曹司たれば、当時あれこれ買い与えられし経緯以て曰く「御蔭で物欲がなくなった」成る程な。然れば世に子供抱える皆様へ告ぐ、子供達に無理な我慢強いるべからず、然れば挙句私の如き末路辿る可能性もあればこそ。南無三。