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Channel: 大ぼら一代番外地
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Floating Flower CD発売記念ツアー 3days in 京都・近江舞子・名古屋

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今やインド古典音楽家としても活躍されるカネコテツヤ君と金子ユキちゃんと共に、1998年に結成せしミニマル・ラーガ・フォーク・ユニット「Floating Flower」21年ぶり新譜「Disappearing Sound to The New Planet」リリースすれば、発売記念プチツアーを敢行、京都、近江舞子、名古屋の3公演行いし。

本来ならば、各日毎にブログ記事綴り然るべきなれど、不覚にも殆ど写真も撮影しておらねば、到底ブログ1記事分に相当する文字数にも満たぬは必至、然りとて著名芸能人ブログの如く、写真1枚と僅か数行の記事とは、流石に内容あらざる上に値打ちこき過ぎかと、已む無く3公演纏めて1記事とさせて頂かんとすれば、悪しからず。

 

ツアー初日は京都にして、いざ明日香の深山より下山し、斑鳩の実家へ愛車預けれど、今宵の会場は叡山鉄道沿線と知れば、そもそもJRにて奈良と京都の古都同士を繋ぐアクセス頗る不便、然れば結局大阪は天王寺駅経由にて京橋駅へ、而して京阪電車へ乗り継がんとす。然りとて京阪電車とは、私が関西私鉄5社中、最も厭う私鉄なれば、そもそも大阪市内に於けるアクセスが不便、更には全く用無き辺境ばかり網羅されれば、京都人が来阪するには便利かもしれねど、大阪人が上洛するには些か不便、矢張り阪急やJRと比較すれば、様々な観点に於いても劣らん。況して私は「京阪アレルギー」患えば、可成りの確率にて、京阪電車に乗車するや、即アレルギー鼻炎発症する次第。

 

 

特急出町柳行きに乗車すれば、ダブルデッカーなる2階建車両にして、私なんぞ関西私鉄に於いて2階建車両とは、近鉄ビスタカーを真っ先に想起、奇しくも1階座席を選べば、近鉄の其れに比べ更に低く感ぜられ一層の地底感あり、インテリアこそ無駄に豪華なれど、網棚や荷物置き場あらざれば、大いに不便極まりなく、京都なんぞそもそも観光地なれば、巨大スーツケース携える観光客は如何にされるか。幸いガラ空きなれば隣席も占拠し得、事無きを得し。

 

 

京阪特急にて終点出町柳駅へ、更に叡山鉄道へ乗り継ぎ茶山駅にて下車、生憎の雨天の中を徒歩15分にて、今宵の会場Villageへ到着せり。

 

 

今宵サポート務めて下さるマロンちゃんと久々なる再会、近況含めあれこれ歓談すれば、テツヤ君とユキちゃんも到着。最近シルクスクリーンにハマると仰せのユキちゃん、今回のツアーに合わせFloating Flower Tシャツ製作持参されれど、何故シンセが意匠されしかと尋ねるや、曰く「だってシンセ可愛いでしょ。」

 

 

先鋒務めて下さりし「marron aka dubmarronics」ことマロンちゃん、コロナ狂騒下、やる事あらざればギター弾くしか術もなしと語られれば、ギター愛溢るる魅惑のギターインスト披露下さり、メロウジャズからアフリカの著名曲カヴァー、十八番なる人力テクノまで、大いに堪能させて頂きし。

 

 

次鋒務めし我々、今宵は3人共がミキサーへマイク及びライン入力なれば、狭き店内故に、生音以外はPAスピーカーよりの出音のみ、然ればモニターバランスなんぞ不可なる状況たれど、今回のツアーより導入せしエレクトリック・ガットギターが功を奏しせしか、以前程の苦戦強いらるる事もなく、機材面に於いては恙無く終了。そもそも「Floating Flower」は、今宵ツアー初日にして共に演奏するはいつ以来かと思えば、2016年12月以来なる4年ぶりかな。今回リリースせし新譜「Disappearing Sound to The New Planet」収録曲を中心に、インプロも交え60分余のセットを披露せり。

ライヴ写真ネット上にて拾遺叶わねば、悪しからず。

 

今宵、素晴らしき選曲にて、会場内を時には和ませ、時には盛り上げ下さりしDJ「す歓喜 akaネコパンチ」氏、マロンちゃんとの然り気なき2ショット。

 

 

今宵、新居へ投宿させて頂くマドンナ友里ちゃん&祥三君、コロナ狂騒の煽り食らえば、2月末より未だ京都のゲストハウスに滞在中なるLouiseさんも、御運び下されば、音楽に合わせ愉快にダンスに興じられる御二人なり。

 

 

撤収せんとするや、機材一式をテツヤ君の車に積載頂けば、リュック1つの軽装備、友里ちゃんの愛車を拝借し、いざ夜の古都へ繰り出さん。

 

 

友里ちゃん&祥三君の案内にて、居酒屋「村屋」へ突撃、日本酒呷りつつ居合わせし方々と歓談すれど、何せ今朝は午前2時起床なれば、既に24時間以上経過せし故、案の定睡魔襲来にて遂には轟沈せり。

 

 

午前5時過ぎ、漸く投宿先たる友里ちゃん&祥三君の新居へ漂着すれど、2次会へ突入とは云わずもがな、皆して日本酒呷り、祥三君の自家製糠漬けやら、友里ちゃんが御用意下さりし豆大福等をアテに、

 

 

この稀代の美男美女夫婦と3人して、調子良く飲み明かせば、人生は正に楽しきかな。

 

 

然りとて午前11時起床すれば、当然未だ血中アルコール完全分解に至らず、況して年甲斐もなく徹夜明けなれば、加えて思い返せば昨日真面に食らいしとは、明日香の深山出発前に掻き込みし朝飯の豚汁のみ、当然と云えば当然過ぎる程に、その肉体的ダメージ計り知れず、凡そ久々なる半廃人状態にて午後を迎えし。而して昼下がりと相成るや、友里ちゃんが拵え下さりし「豚汁」と界隈の蕎麦屋にて贖われにけり絶品「お稲荷さん」を以て、遅過ぎな朝飯とせり。

今宵は、近江舞子は琵琶湖岸のホテル白汀苑にて開催されるイベント「びわ湖セッションSP2020」へ出演、出番は午後9時前と伺えば、友里ちゃんと三条は「ヒト族レコード」へ繰り出さんとすれど、生憎の休業なれば、結局「珉珉 三条大橋店」にて、美人人妻友里ちゃんと軽く晩酌に興ずるや、体調も既に概ね復活せり。

いざ近江舞子へ赴くべく、地下鉄東西線にて山科駅へ、JR湖西線は近江舞子行き鈍行へ乗り換えれば、懐かしき昭和風情漂う車両、いとをかし。車掌に由るアナウンス「トイレは和式です。御了承下さい。」なるも、令和の世なればこそか。

 

 

テツヤ君が近江舞子駅まで迎えに来て下されば、今宵の会場たる白汀苑へ到着せり。午前11時より幕開けし「びわ湖セッションSP2020」は、既に野外ステージのプログラム全て終了済み、屋内ステージに於けるプログラムを残すのみなり。

 

 

ユキちゃんのTwitterより転載させて頂きし、野外ステージの様子撮影されし1枚なり。

 

 

今宵は、昨夜以上にPA機材環境恵まれねば、可成り過酷な状況下にての演奏と相成れど、その悪条件を逆手に取るべく、仁藤攻介宜しく「ピンチはチャンス」とばかり、モニター環境の劣悪さ故に、己れの演奏ムラも判らねば、此処は勢い任せにて一気に疾走、新譜「Disappearing Sound to The New Planet」収録曲を中心に、インプロも交え45分セットを披露せり。

ライヴ写真ネット上にて拾遺叶わねば、悪しからず。

[追記] ユキちゃんよりライヴ写真頂戴すれば、遅れ馳せ乍ら此処に転載させて頂く次第、悪しからず。

 

 

会場にて写真撮影し忘れれば、正にブロガー失格、是亦悪しからず。

 

ユキちゃんとテツヤ君の地元たる名古屋にて、千秋楽迎えんとすれば、今宵の得三に於けるライヴは、コロナ助成金対象イベントにして、私の投宿先も会場界隈のビジネスホテルなる次第。最上階にはあらざれど、ゴルゴ13宜しく「非常出口に最も近き奥の部屋」備えあれば憂いなしか。

 

 

今宵の会場たる得三へ到着せり。

 

 

今回のツアー睨み製作されしユキちゃんのシルクスクリーン商品の数々、好調な販売ぶりなり。

 

 

 

 

サウンドチェックも恙無く終了すれば、テツヤ君と2人して「きも膳」へ繰り出し、前打ち上げに興じんとす。

 

 

美酒美食堪能しつつ、あれこれ歓談すれば、何とも楽しきひとときかな。

 

 

今宵、先鋒務めて下さりしは、御存知「ザ・オックス」初代ヴォーカリスト「栗山純」さん、ジャックスのカヴァーにて幕開けし、円熟のファズギター弾き語り、魅惑のロックボーカルは、其処彼処の若僧共とは、そもそも別次元なるを知らしめ余りある説得力と凄味かな。

 

 

次鋒務めしは我々「Floating Flower」にして、流石は得三とは云わずもがな、今回のツアーに於いて最も充実せしPA機材群と、敏腕エンジニア河本さんの御陰にて、安心して演奏に集中し得れば、VJ務めて下さりしYumさんのサイケデリック・イリュージョンも相俟り、冒頭のドローンより浮かび上がるインプロに始まり、ファズバイオリン炸裂の大団円迎えしエンディングまで、千秋楽に相応しき充実の75分セットを披露せり。

ライヴ写真ネット上にて拾遺叶えば、此処に無断借用転載させて頂く次第、悪しからず。

 

 

 

第3部は、純さんと合体しての「エレクトリック・セッション」にして、ユキちゃんが嘗てギタリストたりし時代に愛用されしFender Mustangを拝借、純さんのボーカルをフューチャーせしディープサイケセッションを展開、20分セットを披露すれば、ファズギターも遂には炸裂、大団円へ至り幕。

 

 

この千秋楽名古屋公演は、同時に有料ライヴ配信も行なえば、VJ務めて下さりしYumさんが、何と配信動画にも更なる魅惑のサイケデリック・ライヴコラージュ施して下さり、単なるライヴ動画に留まらぬ、素晴らしき映像作品へと昇華仕上げて下されば、アーカイヴは22日(木)午後10時まで視聴可能、是非是非御覧頂きたしと切望するものなり。

 

チケット購入はこちら。

※10月22日22:00(日本時間)までアーカイブにて視聴可。

https://streaming.zaiko.io/_item/331515

 

buy your ticket & please enjoy! 

you can watch archive til 22nd Oct. 22:00 (JST)!! 

https://streaming.zaiko.io/_item/331515

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回の「Floating Flower CD『Disappearing Sound to The New Planet』発売記念ツアー」3公演へ御運び下さりし皆様、及び有料配信を御覧下さりし皆様、どうも有り難う御座いました。

 

 

隣接する中古レコード屋「Wild Honney」経由にて、投宿先たるホテルへ撤収せんとすれば、遅過ぎな晩飯食らうべく、コンビニにて「ビビンバ+豆腐チゲ」所望、コロナ狂騒下にて久しくツアー生活なんぞより遠去かれば、流石にこの3日間の疲労噴出せしか、敢え無く轟沈せり。

 

 

午前4時起床。午前5時より大浴場利用可能なれば、のんびり入浴に耽り、満を持して朝飯バイキングへ突撃せり。使い捨てマスクとゴム手袋支給され、装着しての配膳たれば、その様子いと滑稽かな。

日本のビジネスホテルの朝飯バイキングの充実ぶりは、世界に誇るべき代物にして、和洋中見事に取り揃えられれば、鯖味噌煮と酢豚とビーフシチューを同時に食い合わせるも、是亦「食」に貪欲にして、歴史的にも究極の折衷文化を誇る日本人なればこそか。

 

 

納豆と刻みオクラとワカメサラダをフュージョン、斯くして「ネバネバトリニティー」さえ堪能し得し。

 

 

ユキちゃんが営まれるセレクトショップ兼煙草屋「Alphaville」へ赴き、清算及び事務処理等諸々。

 

 

而してテツヤ君とユキちゃんの御案内にて、スリランカ料理店「カフェパハナ/PAHANA」にて昼餐とす。「ホームメイドプレート」所望せり。

 

 

品数数多なる御値打な一品にして、本日のカリーは「マトンキーマ」所望、何れも大いに美味なれば、流石は毎年渡印される御二人御用達なるかな。

 

 

斯くして「Floating Flower CD『Disappearing Sound to The New Planet』発売記念ツアー」も無事終了すれば、当ブログ記事も是にて幕。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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