2022年も早や9月に突入、今年も残す処4ヶ月となり、その内10月と11月は、3年ぶりに再開せんとするAMT宗家欧州遠征控える故、此の儘残暑厳しければ、コロナ狂騒以前と同じく日本の秋を逃すは必至、せめてもの救いは、彼岸花の開花時期に、未だ日本滞在し得る事かな。
拙ブログの遅延停滞は慢性的なれど、9月はライヴ予定皆無故、此処はライヴ日記だけでも完全脱稿目指すべく、毎度乍らの書き殴り書き棄て御免、悪しからず。
今宵は京都にて、Mandong宮下君ことマンちゃんと藤掛君に由る新トリオDANGOMワンマンライヴあれば、会場たるAnnie's Cafeへ到着せり。京都のライヴハウスとは、個人的には馴染み薄き京阪沿線に多ければ、先ず以て電車にては行き辛き場所にあり、今宵も是亦微妙な立地にして市内とは云え伏見、近鉄と地下鉄を乗り継ぎ、山寺より片道2時間半も要せり。
サウンドチェックも速やかに完了。今宵のセッティング。
界隈の昭和情緒溢れる「レストラン辻川」へ繰り出し、前打ち上げに興じんとす。日本酒はコップ酒にて供されれば、いとをかし。
「ポテトサラダ」にサクランボがON! されれば、これぞ昭和風情たらん盛り付けかな。斯くもサクランボON! とは趣き深く、そもそも味的に影響及ぼさねば、オーソドックスなポテトサラダの味わい堪能せり。然りとて何処ぞの糞居酒屋宜しく、学校給食の如くポテサラに林檎入れるなんぞは言語道断、万死に値すると知れ。
アテに「ハムカツ」所望するや、厚切ならぬ薄切ハムなれば、個人的にはこちらの方が好みにして、施されしソースの味わい是亦郷愁誘えば、嘗て百貨店の大食堂にて供されしを想起せり。ふと思えば、この懐かしき昭和の味わいのソースとは、果たして何処にて求め得るや。
「コロッケ」も所望すれば、こちらにはソース施されず、成る程こちらは卓上に備えられるウスターソースにて食らえとの意か。是亦自家製コロッケ然とせし素晴らしき味わい、洋食系大衆食堂なればこその美味さかな。
DANGOM前打ち上げ＠辻屋レストラン乃圖。
今宵はワンマンなれば二部に分け、40分のセットを2セット披露せり。ベースアンプならぬRoland JC-120使用すれば、自ずから一昨夜とは異なるアプリーチとは云わずもがな。今宵は急遽フジタナオキ氏がVJ務めて下されば、幻想的空間を演出下さり、彩られし異空間の中を心地良く銀河彷徨大漂流、住劫から壊劫経て空劫へ、而して遂には成劫へ到達するや幕。
ライヴ写真ネット上にて拾遺叶えば、此処に無断借用転載させて頂きし次第、悪しからず。
今宵、DANGOM＠Annie's Cafeへ御運び下さりし皆様、どうも有り難う御座いました。
メンバー3人揃い記念撮影に興じし。
記念すべき初ワンマンライヴたりし今宵を睨み、一昨夜のDANGOMデビューライヴ＠桜川environment 0gライヴ音源（DANGOM + Juri Suzue合体セッションも含む）を以て、昨日僅か1日にて急遽限定CDR制作、今宵会場にて販売せり。
因みに既にBandcampにて公開済みなれば、興味抱かれし御仁は、こちらよりチェック頂きたし。
僅かに残りし在庫は、藤掛君やマンちゃんのライヴ会場にても販売されんと思う一方、近日中にオンラインショップACID MOTHERS TEMPLE SHOPZONE B.O.にて通販承らんと現在準備中、フィジカルリリースを好まれる御仁は、暫し御待ち頂きたし。
先達て感動的なライヴ御披露下さりし畑下マユ嬢が、遠路遥々顔出して下されば、終演後、グラス片手に歓談させて頂きし。
京都は伏見から明日香の深山まで、今夜中に電車にて帰還せんとすれば、地下鉄烏丸線くいな橋駅を午後10時50発が、近鉄電車終電に接続なれど、ついぞ時の経過忘れれば、ギリギリ間に合わず、然ればJR京都駅を経由し、大阪アジトにて一夜逗留すべく、急遽予定変更。
京都地下鉄車内へ、自転車にて乗り込まれし乗客おられれば、京都市営地下鉄は、自転車を折り畳まずとも、持ち込みどころか乗り込みさえ可能なるか。
地下鉄車内にて藤掛君と2ショット之圖。藤掛君とのデュオSquit Squadの1stアルバム「Squid Squad」は、本日9月1日リリースなれば、是非御買い求め頂きたし。
斯くして急遽大阪へ向かうべくJR京都駅到着、
予定せざりし大阪アジトにて一夜明かさんとは、明日香から京都とは、諸星大二郎「暗黒神話 (愛蔵版)」にて、ヤマトタケシが餓鬼共と辿りし道程とは云え、矢張り遠き道程かな。
