午前7時半起床。いきなり偏頭痛に苛まされる朝かな。投宿させて頂く地下室、皆様未だ御就寝中之圖。搭載AIがシンギュラリティーに達し暴走、芸術魂に目覚められし我がiPhone6Sに由る撮影なれば、悪しからず。
投宿させて頂くVinnie宅、玄関に巣喰う古代猫の化石なり。
朝飯拵えるべく、台所へ出撃、先達て贖いしタイチリツナ缶召喚、御丁寧にクラッカーも同封されれど全く以て不要なれば、申し訳なくも廃棄処分とさせて頂きし。
鍋にキャベツと、ケータリングより失敬せし人参ぶち込み、日本から持参せし粉末出汁とメキシカンチキンブイヨン投下、冷蔵庫よりケチャップ少々拝借、適量注水するや煮込むのみ、キャベツが蕩けるまでに煮込まれれば、タイチリツナ缶投下、而して亦暫し煮込むや、
パクチーとハバネロ刻み投下、斯くしてインプロ似非ニッククッキング「メキシカンツナキャベツ煮込み」完成、いざ食らえばツナは何処へ、然れどキャベツの甘み芳しくして、パクチー風味やハバネロの味わい深さとも相俟るや、優しさの中にも一筋のアクセント光り、予想を凌駕して余りある美味さかな。
Vinnieはサックス奏者にして、2009年のAMT宗家北米ツアーには、元ありぢごくの気違いドラマー36 (Sam) さんと、Justinの前任ツアードライバーにしてノイズミュージシャンJon君とのインプロトリオSonic Suicide Squadにて、全日程同行下されば、久々の再会嬉しき限り。コロナ狂騒にてNew Jerseyから此処Portlandへ転居されにけり。
2009年当時のブログ記事より、当時のVinnieの写真を転載。
而して彼のガレージへ案内されれば、何ですか!この近未来的なイカしたマシーンは!!防犯システムも、最先端テクノロジー採用せし近未来仕様にて盗難不可とは、いやはやアメリカのテクノロジーの進化を目の当たりにせり。
親愛なるVinnieと記念撮影之圖。
いざワシントン州Seattleへ向け出発すれば、道すがらスーパーへ立ち寄りし。ハロウィンも終わればこそか、南瓜が捨て値にて投げ売りされし。
チキンラーメンと称するカップ麺、2個にて$1,00也。登録商標的にはええのかと思わず危惧すれど、日清が北米大陸にてチキンラーメン販売しておらぬと思われれば、問題あらざらんか。
今回購入せしは、レタス、パクチー1束、牛サーロインステーキ肉、ワカモレ、コーンビーフ、トマトサルサなり。
今宵は「Freakout Festival」なるフェスへ出演なれば、会場たるThe Tractor Tavernへ到着せり。
物販ブース狭小にて、物販部隊の御苦労察して余りあるかな。
今回のツアーに於いて、アメリカの公衆トイレが、男女共用オールジェンダートイレへ移行せしを実感、凡そ時代の流れを反映しての事たらんと思えど、女性とトイレにて鉢合わせれば、アラ還ジジイはどうにも気不味きばかりかな。
搭載AIがシンギュラリティーに達し暴走する我がiPhone6S、其の前衛的芸術魂に大いに共感されるJustinなり。
其の前衛的芸術魂を以て、スペースニードル撮影すれば斯くの如し。
一旦宿泊先たるホテルへ向かわんとするや、スペースニードル仰ぎし。
実はブッキング上の手違いたらん、当初は明日の土曜にブッキングされれど、金曜日に出演と公式アナウンスされれば、ネット上にてファンからの指摘あり、出演予定日の間違い発覚、然れば大慌てにて金曜へブッキング移動されし経緯あり、今宵は奇しくもWヘッドライナーと化せり。須くホテルの予約日変更されるべきが為されぬ儘、一時は野宿の可能性さえ覚悟すれど、幸いに空室あれば事なきを得し。
無駄に高級ホテルなれば、ラウンジの充実ぶりにて推察するや十分覚悟すれど、客室に電子レンジなんぞたる下衆な代物ある筈もなし。
テレビを点けるや、東君の名前連呼されし。
開場時刻に間に合うよう会場へ帰還せんとすれば、ホテル滞在時間は僅かに15分程、然れど猛烈な空腹にて飢餓状態と化せば、巨大烏賊缶、トマトサルサ、ハバネロソース、トルティーヤ召喚、レタス、ハバネロ、パクチー刻み和え、超々速クッキング「瞬殺烏賊タコス」3個を掻き込み、いざ会場へ帰還せん。
ホットプレートにて瞬時に湯を沸かし焼そば拵えしNANI君、Justinよりの招集にてホテル玄関前へ至れば、ドベタかと焦り急行せし我々2人が、均かの一番乗り、どう云うこっちゃねんな。然れば高級ホテル玄関先にて、山盛り焼そば啜るアジア人男性之圖。
而して会場へ帰還。
我々は当初の出演日たる明晩から、今宵へ無理からに捩じ込まれれば、ヘッドライナー前の出演なれど、早めに終演し得る方が楽なれば、大いに歓迎するものなり。
会場内は超鮨詰め状態にして満員御礼、然れば結局楽屋に篭り切りにて、出演されし他のバンド一切観れねば、悪しからず。
今宵は45分の超短尺セットを披露。原則として60分以内のセットは行わぬ慣わしなれど、今宵に限り特例なり。
超圧縮セットなれば、開演と同時にインターセプター起動、怒涛の轟音絨毯爆撃大疾走、而して「砂十島劇場」幕開けるや、天体制圧用最終兵器ゼットンさえ起動、guitar crowd surfingを経て、ラストライド宣告するやギター粉砕にて大団円へ至り幕。
[set list]
1. Dark Star Blues
2. Blue Velvet Blues
3. Spakling Pink Lady Lemonade
4. Cometary Orbital Drive
ライヴ写真ネット上にて拾遺叶わねば、粉砕されしギター残骸写真を以て、御茶を濁させて頂かんとす。
投宿先ホテルへ撤収するや、贖いし牛サーロインステーキ肉召喚、塩や胡椒携行せねば、メキシカンブイヨン施し下拵え、
電子レンジあらざれば、NANI君のホットプレート拝借、