ブログ記事の執筆ほぼ完了寸前に、余りに率爾か、亦しても全文消失せり。そもそも己れがわざわざ「下書き保存」せねばならぬとは、今や他のブログサービスなんぞ書き乍ら「自動保存」されるが常識なれば、正にアメーバのユーザーに対する感謝尊敬なんぞ微塵も感ぜられずして、サービス向上の精神なんぞ皆無か、所詮は上得意様たる芸能人ブログに媚び諂いつつも胡座をかく、救い様無き旧態依然な企業体質を晒すばかり、画像使用容量たる2000.0MBも既に90%に達すれば、近日中に他社ブログへ移転、若しくはそれを好機と断筆せんと思う処。
斯くして今更全文綴り直すなんぞ愚の骨頂、最早忽諸抛擲せんとも思えども、如何せん残す処千秋楽分のみなれば、気を取り直し閑却自棄糞にても、何とか投稿全うすべしか。
姫路城大天守保存修理工事も終わりしか、素屋根「天空の白鷺」も解体撤去され、久々にその天守閣拝み得るかと思いきや、北米にて蘇生復活されしゴジラが、何と大天守保存修復を祝いに馳せ参じしが如く出現されにけりて、果たして大天守の命運や如何に…云々と、遥か海を越え伝え聞こえ候。
僅か1時間睡眠にて午前5時起床、扠は明朝帰国の途に就かんとすれど未だ時差ぼけか、扨又帰国を睨み、体内時計が自動調節せんと図ればこそか、兎に角先ずは朝飯でも食らわんと、香港製即席麺「公仔麺 麻油」召喚、冷蔵庫よりベビーリーフ失敬、
更に韓国海苔も添え食らうや、そもそも中国製即席麺ならではの、花椒と唐辛子に塗れし刺激的味わい期待すれど、表記の如く胡麻油風味にして、正に「出前一丁」の如しなれば、大いに落胆残念至極。
無類の麺好き麺党なる東君なれば、今回のツアーに於いても、即席麺を茹で上げるや丁寧に水洗いされる拘りぶり、味付けは素朴に麺つゆやマヨネーズやら塩昆布やら梅干しやら、正に所謂「麺好き」なればこそ麺を堪能されんとすればこそか、而して塩を施す様も、もこみち流を凌駕せんとするばかりか。
帰国便搭乗も明日に迫れば、愈々フライト用パッキングも睨めば、山男たる津山さんは、カセットがぎっしり詰められしスーツケースを、何と背たろう暴挙に出られし次第、是亦各自あれこれ策を練り、工夫凝らさんとすればこそ。
昼飯は、今回のツアーに於いてローテーションの主軸を担いし「牡蠣味噌飯」最終登板と相成るや、是を以てスモークオイスター缶も打ち止め、傍らに東君より御裾分け頂きレタスを敷き、最後の鯖缶をON! 津山さんが廃棄処分せんとされしポン酢残党を救出、これを施せば「牡蠣味噌飯+鯖ポン酢」完成、いざ食らえば大いに美味なれど、帰国するや食らわんと思うきずしに、気持ちは馳せるばかりなり。
今宵の晩飯がBuy Outと知れば、弁当を拵えるべしと、最後の備蓄食材たる人参召喚、東君より大蒜1欠とレタス少々頂戴すれば、それら全て刻み炒め合わせ、而して持参せし固形カレールーも、愈々その使命全うさせるべし、仕上げにパクチー残党も刻み和え、ハバネロソース残党も是にて玉砕全投下、斯くして「ドライカレー」拵えし。楽屋にて食らえば美味、これを以て道中弁当作戦も完了完遂、弁当箱も処分せり。
Bardo Pondの歌姫Isobelちゃんと、Maquiladoraのギタリストにして本業は俳優たるBruce、正に美男美女並び立つ様。
いざNew YorkはBrooklyn目指し出発すれど、行き掛けの駄賃とばかりリサイクルショップを急襲、
奇しくもレコードコーナーが均かの充実ぶり、昨日を以てレコードハンティング打ち止めかと信ずれど、これこそ正に神の声「何をアホな事ホザくか!」終焉未だ早しとばかり我等がGodことJustinも、鋭意あれこれ物色中なれば、
こちとらも脳汁噴出解禁、斯くして緩やかな余韻を楽しまんとばかり、あれこれ掘り起こせし。
ゴージャス・ヒロシ之圖。
兄ぃのケツの下、何やら蠢く様なれば、
何と亦してもリスなり。
トイレ拝借序でとばかり、ダンキンドーナツを訪れるや、何やら怪し気なる代物「Chicken Apple Sausage」発見、
世界B級グルメ探訪家たるみつるちゃんが、斯くなるを見逃される筈もなく、いざ食らわられれば、林檎の木のチップを以てロースとせしソーセージなりけりて、手前勝手に想像せしアップルパイの中身の如きとソーセージの遭遇にあらねば、大いに期待を裏切られし有様、嘗てフィンランドはTampereにて食らいしブラックソーセージ+苺ジャムなる代物と、せめて並び立つ不味さを露呈して頂きたればこそ。
地震なんぞ縁なき東海岸なれば、高速道路の橋架も、斯くなる御粗末貧弱さにて充分とは、設計士も施工業者も御気楽極楽、地震列島日本とは異なり、免震構造耐震構造なんぞ知る術もなし。
Brooklyn到着。街角にて遭遇せしカオル・タチバナ・フランソワ先生の作品たる壁画と、愛弟子ヒロボン、夢のコラボレーション之圖。ヒロボンは日々密かに、公式facebookページ「カオル・タチバナ・フランソワの世界『愛のつばさ』」へ、旅先にて巡り会いし作品群に関し、解説記事投稿されれば、興味抱かれし御仁は、是非ともチェックされたし。
自転車の車輪に施錠すれば、車輪のみ残されるとは云わずもがな。
然ればこそか、車輪ならぬ足を装着せし、斯くも革命的バイクすら見受けられし。
巨大口琴演奏中なる東君之圖。
おニューのギターに御満悦なるみつるちゃん之圖。
ビルの壁に綴られし「*TWD」とは、果たして如何なる意かと訊ねれば、曰く「Ass, Titties With Dream」即ち「夢のケツと乳」なりけり。
我等がGodことJustinに導かれ、レコードハンティング最後の地たるべきレコード屋「Academy Records」に辿り着くや、奇しくも移転されにけりて、是にて最早万事休す、今回のレコードハンティングも漸く終焉を迎えしかと、内心翻り安堵すらせしも束の間、我等がGodが斯様な程度にて挫ける筈もなく、即座に界隈にてレコード探索、然ればいざ「Rough Trade NYC」目指し行軍再開せり。
その道すがら、正にこれぞレコードの神様よりの天恵か、玩具、コミック、ゲーム等を扱う店にて、大量のレコードも扱われしに遭遇、これぞ今回のレコードハンティング最後の地に相応わしからん、然れば是にてレコードハンターたる本懐遂げんと、玉砕上等万歳突撃急襲せり。
然れどその怒濤の埋蔵量に思わず戦慄、
果たしてこれは、我等がレコードハンター精神を試さんとするものか、然れば微塵も怖じ気づくなんぞ言語道断、最早万歳突撃玉砕あるのみ。
8トラどころかオープンリールすら斯くなる埋蔵ぶりとは、今回の5週間に及びし北米レコードハンティングの旅、その最終地として、我等が墓標打ち立てるに、余りに相応しき限りかな。
無心を以てカセット群に挑まれる津山さん、
正に悟りの境地にすら達せられしか、正座にてレコード物色中なる兄ぃ。
枯渇するまで脳汁大噴出させるべし、而して最後のレコードハンティングも堪能すれば、いざ今宵の会場Knitting Factory Brooklyn到着。
このKnitting factory Brooklynの向かいには、New Yorkにて一番美味なりけるピザ屋「La Bella Mariella Pizza II」あれば、大のピザ好きたるみつるちゃんと東君は、何よりここのピザ食らうを愉しみにされれば、早速所望、何とも満足気な面持ちにして、
堪らず貪り食らわれる様。
Justinも早速所望されれば、
東君なんぞ2ピース食らう有様なり。
今宵はツアー千秋楽なれば、今回のツアーにて使用せしギターをケース共々売却せんと、Shopzoneに陳列せり。
Austin Psych Festにて炎上すれば、ピックガードやボディーに、その痕跡残るばかり、
然れど斯くもひん曲がりしピックガード、演奏に支障来さねば、ギターとして使用頂くも一切問題なくして、勿論今宵のライヴも、このギターを以て演奏せんとは云わずもがな。
因みに今宵のライヴにて破壊せし場合は、代金全額返金とは当然との但し書きも、末尾に添えさせて頂きし。
今宵のポスター、使用されし写真がSpace Paranoidなれど、斯様な誤り数え切れねば、そもそも有名大御所バンドですら、公演メンバーと異なる写真も使われれば、そもそも数十年前の若かりし写真使うも珍しからずして、結局所詮ポスターはポスター、 客視線を引くアイキャッチとして機能すれば問題なし。
今宵先鋒を務めて下さりしは「The Space Merchants」にして、最後はギタリストが、客席に飛び込むほたえっぷり。
次峰を務めて下さりしは、今回共に行脚せしPerhapsにして、千秋楽なればこそか、尋常ならぬほたえっぷり、ツアー初日を思い返せば、正に別バンドの如し、我等の極悪ロック魂、若く純朴なプログレ青年達の血に、見事打ち込まれしか、
而して最後の曲のコーダにて、再びゲスト参戦せり。下のライヴ写真2点は、東君より頂戴せし次第。
さて我々が殿務めさせて頂けば、東君のシンセこそ今宵もアクシデント勃発にて不調なれど、今回のツアーに於ける最狂なほたえ捲りぶり、大いに盛況にて幕。ライヴ写真なんぞネット上にて拾遺叶えば、ここに無断借用転載させて頂きし、悪しからず。
斯くして36日間に渡りし今回の北米ツアー全35公演、此処に無事完遂完了すれば、我等がGodことJustin、共に行脚せしPerhaps共々記念撮影。
私のギターも奇特な御仁へ売却叶えば、どうも有り難う御座います。Thanks a lot.
今宵の投宿先たるJustin友人宅へ到着するや、全員徐ろに、フライト用パッキングに勤しむばかり。如何せん自分を筆頭に皆様、散々レコードやら何やら購入されれば、是非にも規定重量内に纏めんと悪戦苦闘も常、而してパッキング終了せし順に、魅惑のネット世界へ旅立たれ、今や挨拶すら交わさぬ他人行儀ぶりか扨又個人主義ぶり、是亦21世紀のツアーに於ける日常的光景にして、そもそも「最後の金を分け終えれば最早他人」なる我等AMT宗家、然れど奇しくも今回は、久々に皆揃いて同じ便にて帰国なれば、もう暫し他人たるべきも順延されん。
斯くしてBrooklynにて迎えしツアー最後の夜は更け行きし。
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Brooklyn
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