3月初頭より突入せし怒濤のツアー・メドレー、波乱の香港ソロ公演に始まり「MultipleTap」メキシコ遠征、而して帰国するや「グルグル祭り」「JapaneseNew Music festival」にて名古屋より西征、名古屋より畿内を駆け抜け四国九州中国地方も巡礼行脚行えば、昨夜の神戸公演にて「JapaneseNew Music festival」千秋楽を迎えれども、今宵はSky Shine横浜公演なれば、大阪アジトより休みなしにて出陣、新幹線にていざ東征せん。車内にて「缶ビール＋柔らかカツサンド」堪能せり。
新横浜より横浜市営ブルーラインに乗り換えんとすれば、随分御大層な名前なれど地下鉄やんけ、横浜駅にて更に相鉄なる私鉄へ乗り換えれば、実は「相鉄」なる私鉄、その名すら聞きし試しなくして全く存ぜぬ有様、悪しからず、斯くして西横浜駅にて下車するや、ケータイテンノーが迎えに来て下さり、再会大いに祝すばかりかな。
今宵の会場El Puente到着。
何と元スペイン料理屋なりけりて、厨房設備一式残されればパエリア鍋やカスエラもずらり揃い、何とも勿体なき事この上無し。況してスペイン・バル隆盛繁盛な御時世と知れば、此処に眠らせる術もなしか。
サウンドチェックも済ませれば、アキラ君とケータイテンノーに案内され、いざ前打ち上げへ。
界隈の居酒屋なれど、その御品書き素晴らしくして、堪らず「皮剝の姿造り」なんぞ所望すれば、肝も添えられ、その身に肝を添え食らえば、激烈に美味にして舌鼓乱打されし。
「筍の刺身」是亦旬にして大いに美味。
「レバカツ」も大いに美味なれば、
「ガツぽん」即ちガツ＋ポン酢も珠玉のアテならん。
皮剝の骨を揚げて頂けば、熱燗も進むばかりにて、大いに御機嫌至極なり。
先鋒務めて下さりし♂♀デュオ「Voice Me Bass T」こそ見逃せど、次峰務めて下さりしインストトリオ「MYM」の御洒落にして御機嫌なる演奏始まれば、アキラ君もOHP起動され光を放射せり。
今宵の主賓たるスイス人ギタリスト「Kernal」と続き、
いざ我々「Sky Shine」と相成れば、アキラ君はOHP2台体勢にて臨まれる次第。この空間が持つ磁場の影響か、扨又アキラ君の光の錬金術に惑わされしか、兎に角己れの時間軸消失すれば、果たして未だ数分しか経過せぬか、均か既に1時間以上も経過せしか、全く理解し得ぬ有様となり、気付けば己れの心拍もほぼ停止寸前かと思われれば、時間軸が恐ろしき程に引き延ばされしか、終演後に思い返せば「ウルトラセブン」にてイカルス星人が異次元コントロールマシンを以て現出させし四次元空間なんぞすら想起されれど、いやはやえげつない体験と相成れば、案の定演奏もえげつない顛末と相成り、アキラ君曰く「客も皆白目」毎度「銀河鉄道片道切符の旅」なんぞとの謳い文句宣えど、今回は奇しくも「異次元空間片道切符の旅」と相成りし始末。
ネット上にてライヴ写真あれこれ拾遺叶えば、此処に無断借用転載させて頂く次第、悪しからず。
今宵、Sky Shine＠El Puenteに御運び下さりし皆様、どうも有り難う御座いました。
終演後の1枚。無事異次元空間より帰還せり。
出演者＆関係者一同にて記念撮影。
マスターより「河端一のスペイン料理ディナーショー」なんぞも御提案頂けば、是非実現すべく大いに前向きに検討させて頂く所存。いやはや不思議空間El Puente、これを機に今後とも是非御贔屓にして頂きたし。然れど矢張りこの空間の持つ磁場の影響か、その異次元ぶりに、未だ然して酒も呷らねども、会場隅のベンチにて気絶轟沈せり。
斯くして横浜の夜は更け行きし。
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Sky SHINE ＠西横浜 El Puente
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