山口は萩公演翌日、ヴィッキーと新山口駅にて別れ、彼女は其の儘単身九州ツアーへ赴かれれば、各地大いに好評なりけると知り、今回のツアーをブッキングし乍ら、無責任にも同行叶わねば、漸く安堵。下のライヴ写真は、ネット上にて拾遺せし1枚、此処に無断借用転載させて頂けば、悪しからず。後述せんとすれど、彼女は今夜、九州より再び大阪へ戻られ、難波Bearsにてソロの予定、否、先日デュオにて大好評博せばピカ様の乱入も噂され、大いに期待高まる次第。
山口は萩より大阪アジトへ無事帰還、荷を解くや「手造本醸造本舗 岡田味噌醤油」岡田さんより手土産に頂戴せし絶品醤油「醤々」と米味噌「扇の芝」大いに重宝させて頂かん。
大阪アジトの留守居役務める隻眼出目金の十兵衛なれど、当初は真っ黒たりしが、何故か今は斯くも色が抜け去り、然れば通称「マイケル」とは云わずもがな。
明日香の深山へ帰還、山寺の玄関を開けるや、時折遭遇する「玄関に蟹」なる珍現象再び。一体何処から入って来んねんな。
八町刺身所望すれば、つま共々刻み、自家製山椒出汁醤油、胡麻油、実山椒、擂り胡麻を投下し和え、先ずは「りゅうきゅう」のインスパイア発展系我流料理「竜宮」拵え、帰阪の新幹線車中にて食せり「ふく寿司」酢飯残党にON! 其処へ刻み葱、茗荷、青唐辛子を添え、更には浅蜊甘露煮も盛り合わせ、仕上げに擂り胡麻投下、斯くしてインプロクッキング「竜宮ちらし寿司+焙煎胡麻わかめスープ」堪能せり。
デザートに、山口の道の駅の如きにて贖いし「夏みかん ようかん」1本丸儘一気食いにて満喫せり。
「鮎塩焼+山椒風味サラダ+味付海苔+ワカメの味噌汁+ごはん」食せり。
雨上がりの「植木に蟹」の姿を発見せり。是亦時折見掛ける珍現象にして、どないやって身の丈1m以上もある植木に登ってんな。
愈々明日香の深山にも夏到来、然りとて未だに鶯が囀る季節感の無さかな。
「キビナゴと茗荷の天婦羅+蛤酒蒸し+山椒風味サラダ+ごはん」食せり。
山の中腹より、日没控える奈良盆地を臨む。
日没も近付けば、茅蜩の声が山々に木霊、茅蜩の鳴き声聞こえれば、正に夏到来の証かな。
「2色スパゲッティー(烏賊墨スパゲッティー+バジリコスパゲッティー)+天婦羅盛合せ(キビナゴ+有頭海老の頭+三つ葉)+海老刺身+サナウリアス(スペイン風人参サラダ)」食せり。天婦羅と蕎麦やうどん、スパゲッティーとフリッターの組み合わせ世にあれば、スパゲッティーと天婦羅を以て日本食文化と南蛮食文化との新たな邂逅目指さんとす。有頭海老は頭部のみ揚げ、胴体は生にて供し、天婦羅は天つゆや塩にあらずアリオリソースを添え食せば、そもそも天婦羅とは南蛮渡来、相性悪しき筈なくして大いに美味、2色スパゲッティーとの相性も芳しければ、名付けてこの「天スパ南蛮回帰御前」激烈に美味なるかな。
「鮎の塩焼+切干大根+浅蜊甘露煮+とろろ汁+三つ葉と茗荷の赤出汁+ごはん」食せり。
鉄板にて拵える焼そば、レシピ紹介再び。油を敷きし鉄板に、解さぬ儘の麺を置き、その上に豚バラ肉をON!
もやしを重ね、その上に再び豚バラ肉をON!
紅生姜、削り粉、酒を施し、再びその上にキャベツ、人参を重ね、いざ加熱すべし。
野菜に包まれる麺が程良く蒸し焼きとなり、上に乗せられし豚バラ肉より脂も溶け出し沁めば、一旦鉄板へ広げソース注入、追い削り粉&紅生姜、更には青唐辛子も投下、
ラストスパートにて炒め和えるや、
本日は皿に盛り付ければ、七味と青海苔投下、斯くして「豚焼そば」完成せり。
壁に蝸牛張り付く様発見せり。
ライヴの隙を見ては、AMT宗家の録音作業に勤しめど、如何線何れも〆切迫る有様なれば、悠長に飯拵える時間も惜しみ、備蓄食材より「ペヤング イカした焼そば」召喚、
トッピング具材をぶち込むや、乾燥せし烏賊特有の臭い漂いし始末、
更にもやしも捻じ込み熱湯注入、湯切りしソース施せば、忌まわしきプラ容器より丼へ盛り付け、トッピングにて干海老、削り粉、紅生姜、青海苔、史上最強万能辛味調味料たる絶品「タケシオイル」投下、斯くして「イカした焼そばSP」食せり。
最早備蓄食材も尽きかけ、有り合わせ野菜と魚肉ソーセージを具材に「焼飯」拵えれば、斯くして「焼飯+揚げ焼売+焙煎擂り胡麻スープ」食せり。
夏到来なれば、灯りに誘われ様々な昆虫共が迷い込むは当然なれど、
仏様にさえ遠慮なし。
愈々備蓄食材尽きんとすれば、以前差し入れ頂きし「即席 汁なし担々麺ソース」なんぞ召喚、然りとてそもそも人生に於いて「担々麺」たる代物食せしは、あの陳建一が営まれし担々麺専門店が、何処ぞのサービスエリアへ出店されれば、当時は確か宇宙地獄組にてツアー中と記憶すれど、皆して急襲せしその一度のみにして、その陳建一の父たる陳建民が、本来汁麺たりし担々麺を汁なし麺へアレンジされにけりとは、余りに有名な話なり。斯様な「担々麺」土素人なる私なれば、果たして「担々麺」が本来如何なる味わいか知る由もなく、結局は己れの嗜好に沿いアレンジ施さんとすれば、況して麺が素麺とは端から全く以て別物、而して「即席 汁なし担々麺ソース」投下するや、玉葱スライス、刻み葱、茗荷を添え、花山椒粉と史上最強万能辛味調味料たる絶品「タケシオイル」投下、
斯くしてインプロクッキング「天上天下唯我独尊的我流担々素麺」完成、豪快に攪拌し食せば、案の定市販品たる「「即席 汁なし担々麺ソース」刺激皆無ぶり正に屁の如く、矢張り己れの嗜好に合わせ自作せしに勝るものなし。
今宵は、マゾ君とヤッチャンとに由る、完全時代錯誤インダストリアル系トリオ「THREE MANTRAS」の久々なるライヴが、難波Bearsにて予定されれば、是亦時代錯誤な骨董品の如き機材一式担ぎ、いざ下山せん。
今宵のライヴには、九州ラウンドを盛況にて終え再び来阪せんとするVictoria Shenことヴィッキーも出演予定、先達てのピカ様とのデュオも大好評博せば、ピカ様の飛び入り参加の可能性濃厚と是亦大いに期待、オモロ気なな夜になる事必至、見逃し厳禁。
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■ 7月12日(木)@難波 Bears (06-6649-5564)
THREE MANTRAS :
山崎マゾ:synthesizer, rhythm machine, voice
河端一:electric guitar
吉田ヤスシ:metal percussion, voice
open 18:30 / start 19:00
adv ¥2300 / door ¥2500
w/ Victoria Shen, Kevin, 金属太古 + sandersonia
「Three Mantras」この名前にピンと来たらライヴに来るべし。時代錯誤な70s末から80s初頭のカオスを想起させるサイケデリック・インダストリアル・サウンド!
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「Victoria Shen Japan tour 2018」
Victoria Shen
サンフランシスコ出身。ニュー・イングランドを拠点に即興ノイズ音楽家、ヴィジュアル・アーティストとして活動している。
Victoria Shenの音に対しての実践は、音の空間性/物理性、そして身体との関係にあり、彫刻的にその場所を演出し氾濫させる。彼女の音楽はアナログ・モジュラー・シンセサイザー(フラワーエレクトロニクス)、コンタクトマイク、その他、ハンドメイドのエレクトロニクスを駆使し、それらの機材はパラメーターの微妙な操作により、カオス・システムを電子的に生み出すように開発されている。その結果として、既存のハーモニーやリズムを避け、よりエクストリームなテクスチャーと身体性をもった音楽となっている。
ShenはVictoria ShenとEvicshen名義で北米、ヨーロッパ、日本などでソロ演奏を行い、北米とイギリスではTRIMというデュオユニットでも演奏を行っている。また、スウェーデンのストックホルムのEMS(Elektronmusikstudion)と、オランダのロッテルダムにあるWORMにも招聘されている。
https://soundcloud.com/evicshen
◼︎7月12日(木)@難波 Bears (06-6649-5564)
Victoria Shen
open 18:30 / start 19:00
adv ¥2300 / door ¥2500
w/ Kevin, 金属太古 + sandersonia,
THREE MANTRAS :
山崎マゾ:synthesizer, rhythm machine, voice
河端一:electric guitar
吉田ヤスシ:metal percussion, voice
◼︎7月13日(金)@ 神戸 Helluva Lounge (078-331-7732)
「VICTORIA SHEN Japan Tour in Kobe at Helluva Lounge」
Victoria Shen+河端一
open 18:30 / start 19:00
adv ¥1800 / door ¥2300
w/ 包帯人間, Debutante, 角矢胡桃
◼︎7月14日(土)@広島 フランス座 (082-295-1553)
Victoria Shen+河端一+奇奇 (from jailbird Y + まやかしプラスチック)
open 18:00 / start 18:30
adv ¥2000 / door ¥2500
w/ Lo-shi, タカミヤユウジ, Kneeeeee, たけだちえこ, Nilgrowth, 端島遼一, NiROKAM!
DJ : Ian Martin(CALL AND RESPONSE RECORDS)
Shop:CD-R meeting
予約:https://mailform.mface.jp/frms/pexpox/rfbzl0xb2tlq
◼︎7月15日(日)@名古屋 納屋橋 特殊音楽Bar Scivas (080-5129-2795)
https://www.facebook.com/barscivias/
Victoria Shen
open 18:00 / start 19:00
door ¥1500
w/ 金子ユキ (violin), 森由紀 (bag pipe)
https://www.facebook.com/events/229008831242541/