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明日香の深山にも夏到来せり

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山口は萩公演翌日、ヴィッキーと新山口駅にて別れ、彼女は其の儘単身九州ツアーへ赴かれれば、各地大いに好評なりけると知り、今回のツアーをブッキングし乍ら、無責任にも同行叶わねば、漸く安堵。下のライヴ写真は、ネット上にて拾遺せし1枚、此処に無断借用転載させて頂けば、悪しからず。後述せんとすれど、彼女は今夜、九州より再び大阪へ戻られ、難波Bearsにてソロの予定、否、先日デュオにて大好評博せばピカ様の乱入も噂され、大いに期待高まる次第。

 

 

山口は萩より大阪アジトへ無事帰還、荷を解くや「手造本醸造本舗 岡田味噌醤油」岡田さんより手土産に頂戴せし絶品醤油「醤々」と米味噌「扇の芝」大いに重宝させて頂かん。

 

 

大阪アジトの留守居役務める隻眼出目金の十兵衛なれど、当初は真っ黒たりしが、何故か今は斯くも色が抜け去り、然れば通称「マイケル」とは云わずもがな。

 

 

明日香の深山へ帰還、山寺の玄関を開けるや、時折遭遇する「玄関に蟹」なる珍現象再び。一体何処から入って来んねんな。

 

 

八町刺身所望すれば、つま共々刻み、自家製山椒出汁醤油、胡麻油、実山椒、擂り胡麻を投下し和え、先ずは「りゅうきゅう」のインスパイア発展系我流料理「竜宮」拵え、帰阪の新幹線車中にて食せり「ふく寿司」酢飯残党にON! 其処へ刻み葱、茗荷、青唐辛子を添え、更には浅蜊甘露煮も盛り合わせ、仕上げに擂り胡麻投下、斯くしてインプロクッキング「竜宮ちらし寿司+焙煎胡麻わかめスープ」堪能せり。

 

 

デザートに、山口の道の駅の如きにて贖いし「夏みかん ようかん」1本丸儘一気食いにて満喫せり。

 

 

「鮎塩焼+山椒風味サラダ+味付海苔+ワカメの味噌汁+ごはん」食せり。

 

 

雨上がりの「植木に蟹」の姿を発見せり。是亦時折見掛ける珍現象にして、どないやって身の丈1m以上もある植木に登ってんな。

 

 

愈々明日香の深山にも夏到来、然りとて未だに鶯が囀る季節感の無さかな。

 

 

 

 

「キビナゴと茗荷の天婦羅+蛤酒蒸し+山椒風味サラダ+ごはん」食せり。

 

 

山の中腹より、日没控える奈良盆地を臨む。

 

 

日没も近付けば、茅蜩の声が山々に木霊、茅蜩の鳴き声聞こえれば、正に夏到来の証かな。

 

 

 

 

「2色スパゲッティー(烏賊墨スパゲッティー+バジリコスパゲッティー)+天婦羅盛合せ(キビナゴ+有頭海老の頭+三つ葉)+海老刺身+サナウリアス(スペイン風人参サラダ)」食せり。天婦羅と蕎麦やうどん、スパゲッティーとフリッターの組み合わせ世にあれば、スパゲッティーと天婦羅を以て日本食文化と南蛮食文化との新たな邂逅目指さんとす。有頭海老は頭部のみ揚げ、胴体は生にて供し、天婦羅は天つゆや塩にあらずアリオリソースを添え食せば、そもそも天婦羅とは南蛮渡来、相性悪しき筈なくして大いに美味、2色スパゲッティーとの相性も芳しければ、名付けてこの「天スパ南蛮回帰御前」激烈に美味なるかな。

 

 

「鮎の塩焼+切干大根+浅蜊甘露煮+とろろ汁+三つ葉と茗荷の赤出汁+ごはん」食せり。

 

 

鉄板にて拵える焼そば、レシピ紹介再び。油を敷きし鉄板に、解さぬ儘の麺を置き、その上に豚バラ肉をON! 

 

 

もやしを重ね、その上に再び豚バラ肉をON! 

 

 

紅生姜、削り粉、酒を施し、再びその上にキャベツ、人参を重ね、いざ加熱すべし。

 

 

野菜に包まれる麺が程良く蒸し焼きとなり、上に乗せられし豚バラ肉より脂も溶け出し沁めば、一旦鉄板へ広げソース注入、追い削り粉&紅生姜、更には青唐辛子も投下、

 

 

ラストスパートにて炒め和えるや、

 

 

本日は皿に盛り付ければ、七味と青海苔投下、斯くして「豚焼そば」完成せり。

 

 

壁に蝸牛張り付く様発見せり。

 

 

ライヴの隙を見ては、AMT宗家の録音作業に勤しめど、如何線何れも〆切迫る有様なれば、悠長に飯拵える時間も惜しみ、備蓄食材より「ペヤング イカした焼そば」召喚、

 

 

トッピング具材をぶち込むや、乾燥せし烏賊特有の臭い漂いし始末、

 

 

更にもやしも捻じ込み熱湯注入、湯切りしソース施せば、忌まわしきプラ容器より丼へ盛り付け、トッピングにて干海老、削り粉、紅生姜、青海苔、史上最強万能辛味調味料たる絶品「タケシオイル」投下、斯くして「イカした焼そばSP」食せり。

 

 

最早備蓄食材も尽きかけ、有り合わせ野菜と魚肉ソーセージを具材に「焼飯」拵えれば、斯くして「焼飯+揚げ焼売+焙煎擂り胡麻スープ」食せり。

 

 

夏到来なれば、灯りに誘われ様々な昆虫共が迷い込むは当然なれど、

 

 

仏様にさえ遠慮なし。

 

 

愈々備蓄食材尽きんとすれば、以前差し入れ頂きし「即席 汁なし担々麺ソース」なんぞ召喚、然りとてそもそも人生に於いて「担々麺」たる代物食せしは、あの陳建一が営まれし担々麺専門店が、何処ぞのサービスエリアへ出店されれば、当時は確か宇宙地獄組にてツアー中と記憶すれど、皆して急襲せしその一度のみにして、その陳建一の父たる陳建民が、本来汁麺たりし担々麺を汁なし麺へアレンジされにけりとは、余りに有名な話なり。斯様な「担々麺」土素人なる私なれば、果たして「担々麺」が本来如何なる味わいか知る由もなく、結局は己れの嗜好に沿いアレンジ施さんとすれば、況して麺が素麺とは端から全く以て別物、而して「即席 汁なし担々麺ソース」投下するや、玉葱スライス、刻み葱、茗荷を添え、花山椒粉と史上最強万能辛味調味料たる絶品「タケシオイル」投下、

 

 

斯くしてインプロクッキング「天上天下唯我独尊的我流担々素麺」完成、豪快に攪拌し食せば、案の定市販品たる「「即席 汁なし担々麺ソース」刺激皆無ぶり正に屁の如く、矢張り己れの嗜好に合わせ自作せしに勝るものなし。

 

 

今宵は、マゾ君とヤッチャンとに由る、完全時代錯誤インダストリアル系トリオ「THREE MANTRAS」の久々なるライヴが、難波Bearsにて予定されれば、是亦時代錯誤な骨董品の如き機材一式担ぎ、いざ下山せん。

 

 

今宵のライヴには、九州ラウンドを盛況にて終え再び来阪せんとするVictoria Shenことヴィッキーも出演予定、先達てのピカ様とのデュオも大好評博せば、ピカ様の飛び入り参加の可能性濃厚と是亦大いに期待、オモロ気なな夜になる事必至、見逃し厳禁。

 

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■ 7月12日(木)@難波 Bears (06-6649-5564)

http://namba-bears.main.jp

 

THREE MANTRAS :
山崎マゾ:synthesizer, rhythm machine, voice
河端一:electric guitar
吉田ヤスシ:metal percussion, voice

 

open 18:30 / start 19:00

adv ¥2300 / door ¥2500

 

w/ Victoria Shen, Kevin, 金属太古 + sandersonia

 

「Three Mantras」この名前にピンと来たらライヴに来るべし。時代錯誤な70s末から80s初頭のカオスを想起させるサイケデリック・インダストリアル・サウンド!

 

 

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「Victoria Shen Japan tour 2018」

 

Victoria Shen

サンフランシスコ出身。ニュー・イングランドを拠点に即興ノイズ音楽家、ヴィジュアル・アーティストとして活動している。

 

 

Victoria Shenの音に対しての実践は、音の空間性/物理性、そして身体との関係にあり、彫刻的にその場所を演出し氾濫させる。彼女の音楽はアナログ・モジュラー・シンセサイザー(フラワーエレクトロニクス)、コンタクトマイク、その他、ハンドメイドのエレクトロニクスを駆使し、それらの機材はパラメーターの微妙な操作により、カオス・システムを電子的に生み出すように開発されている。その結果として、既存のハーモニーやリズムを避け、よりエクストリームなテクスチャーと身体性をもった音楽となっている。

 

ShenはVictoria ShenとEvicshen名義で北米、ヨーロッパ、日本などでソロ演奏を行い、北米とイギリスではTRIMというデュオユニットでも演奏を行っている。また、スウェーデンのストックホルムのEMS(Elektronmusikstudion)と、オランダのロッテルダムにあるWORMにも招聘されている。

 

http://evicshen.com/

https://soundcloud.com/evicshen

 

 

◼︎7月12日(木)@難波 Bears (06-6649-5564)

http://namba-bears.main.jp

Victoria Shen 

open 18:30 / start 19:00

adv ¥2300 / door ¥2500

w/ Kevin, 金属太古 + sandersonia, 

THREE MANTRAS :
山崎マゾ:synthesizer, rhythm machine, voice
河端一:electric guitar
吉田ヤスシ:metal percussion, voice

 

 

◼︎7月13日(金)@ 神戸 Helluva Lounge (078-331-7732)

http://helluva.jp

「VICTORIA SHEN Japan Tour in Kobe at Helluva Lounge」

Victoria Shen+河端一

open 18:30 / start 19:00

adv ¥1800 / door ¥2300

w/ 包帯人間, Debutante, 角矢胡桃

 

 

◼︎7月14日(土)@広島 フランス座 (082-295-1553)

http://www.organ-za.com

Victoria Shen+河端一+奇奇 (from jailbird Y + まやかしプラスチック)

open 18:00 / start 18:30

adv ¥2000 / door ¥2500

w/ Lo-shi, タカミヤユウジ, Kneeeeee, たけだちえこ, Nilgrowth, 端島遼一, NiROKAM! 

DJ : Ian Martin(CALL AND RESPONSE RECORDS) 

Shop:CD-R meeting

予約:https://mailform.mface.jp/frms/pexpox/rfbzl0xb2tlq

 

 

◼︎7月15日(日)@名古屋 納屋橋 特殊音楽Bar Scivas (080-5129-2795)

https://www.facebook.com/barscivias/

http://otyto.hatenablog.com

Victoria Shen

open 18:00 / start 19:00

door ¥1500

w/ 金子ユキ (violin), 森由紀 (bag pipe)

https://www.facebook.com/events/229008831242541/

 

 

 


[追加投稿] Victoria Shen + 河端一 + 矢儀哲也 @萩 新・玉ねぎ畑

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昨夜は、久々なるThree Mantrasのライヴ行えば、凡そ1年ぶりたりしかと思えども、マゾ君とヤッチャン、矢張りこの3人にて演奏するは、同世代と云う背景もあれば、楽しさ格別なり。

詳細はまた後日、当拙ブログへ投稿せんとすれば、いやはやVictoria Shenことヴィッキーも、愈々ツアー終盤戦なれば、益々その暴走ぶりに拍車掛かり、況して昨夜は、ツアー序盤にて運命の出会い果たせしピカ様がゲストとして飛び入りならぬ乱入、各々単体にてでさえ充分に大変な御二方なれど、この爆弾女子2人が合体果たせば、最早世界最強女子タッグ「ピカ&ヴィッキー」と化し、そのやりたい放題は、到底筆舌に尽くせぬ様、オモロ過ぎにして、御本人達も「来年はデュオでアメリカ&日本ツアー」なんぞと盛り上がられる次第。

 

扨、斯様なヴィッキーと私に由るデュオ、更には山口が誇る和牛ブリーダーにしてモジュラーシンセ奏者たる矢儀哲也氏も絡めての三つ巴@萩 新・玉ねぎ畑の模様、岡田さんの奥様にして店長たるマメヨさんが、夥き枚数ならライヴ写真をネット上へ投稿下されば、有り難く此処へ無断借用転載させて頂く次第、悪しからず。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヴィッキーと私は、今宵は神戸Helluva Loungeにてデュオ、明日は広島フランズ座にて、jailbird YのAnndoe君のノイズユニット「奇奇」と合体、4人編成にてライヴ行なう予定なれば、引き続きチェック頂きたし。

関西圏に於いて、今回ヴィッキーは3発のライヴあれど、1発目@HOPKENはピカ様とのデュオ、昨夜の2発目@Bearsはソロ〜ピカ様とのデュオたる内容にして、私とのデュオは今夜@Helluva Loungeのみなれば、ピカ様との最強女子タッグとは亦大いに異なる、年齢格差&性別の違いに裏付けられし、或る意味旧き良き昼メロの如きカオス渦巻く一夜と相成らんと思われれば、今宵も見逃し厳禁なり。

然れば今宵、神戸はHelluva Loungeにて御目に掛かります。

 

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「Victoria Shen Japan tour 2018」

 

Victoria Shen

サンフランシスコ出身。ニュー・イングランドを拠点に即興ノイズ音楽家、ヴィジュアル・アーティストとして活動している。

 

 

Victoria Shenの音に対しての実践は、音の空間性/物理性、そして身体との関係にあり、彫刻的にその場所を演出し氾濫させる。彼女の音楽はアナログ・モジュラー・シンセサイザー(フラワーエレクトロニクス)、コンタクトマイク、その他、ハンドメイドのエレクトロニクスを駆使し、それらの機材はパラメーターの微妙な操作により、カオス・システムを電子的に生み出すように開発されている。その結果として、既存のハーモニーやリズムを避け、よりエクストリームなテクスチャーと身体性をもった音楽となっている。

 

ShenはVictoria ShenとEvicshen名義で北米、ヨーロッパ、日本などでソロ演奏を行い、北米とイギリスではTRIMというデュオユニットでも演奏を行っている。また、スウェーデンのストックホルムのEMS(Elektronmusikstudion)と、オランダのロッテルダムにあるWORMにも招聘されている。

 

http://evicshen.com/

https://soundcloud.com/evicshen

 

 

◼︎7月13日(金)@ 神戸 Helluva Lounge (078-331-7732)

http://helluva.jp

「VICTORIA SHEN Japan Tour in Kobe at Helluva Lounge」

Victoria Shen+河端一

open 18:30 / start 19:00

adv ¥1800 / door ¥2300

w/ 包帯人間, Debutante, 角矢胡桃

 

 

◼︎7月14日(土)@広島 フランス座 (082-295-1553)

http://www.organ-za.com

Victoria Shen+河端一+奇奇 (from jailbird Y + まやかしプラスチック)

open 18:00 / start 18:30

adv ¥2000 / door ¥2500

w/ Lo-shi, タカミヤユウジ, Kneeeeee, たけだちえこ, Nilgrowth, 端島遼一, NiROKAM! 

DJ : Ian Martin(CALL AND RESPONSE RECORDS) 

Shop:CD-R meeting

予約:https://mailform.mface.jp/frms/pexpox/rfbzl0xb2tlq

 

 

◼︎7月15日(日)@名古屋 納屋橋 特殊音楽Bar Scivas (080-5129-2795)

https://www.facebook.com/barscivias/

http://otyto.hatenablog.com

Victoria Shen

open 18:00 / start 19:00

door ¥1500

w/ 金子ユキ (violin), 森由紀 (bag pipe)

https://www.facebook.com/events/229008831242541/

 

 

Three Mantras@難波 Bears

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今宵は、久々なる「Three Mantras」のライヴが、難波Bearsにて予定されれば、いざ下山、斑鳩の実家に愛車を預け、大和路線にて大阪を目指さんとす。如何せん田舎の駅なれば、線路越しに地元のおっちゃん達が会話する様、いとをかし。

 

 

大阪アジトへ立ち戻れど、夏は明日香の深山滞在の為、既に備蓄食材皆無なれば、界隈の激安スーパー玉出へ赴き、惣菜コーナーにて「鶏唐揚」と「わかめごはん」所望、丼へわかめごはん移し、昆布佃煮をON! 味付け海苔にて覆うや、其処へ鶏唐揚をON! 仕上げに自家製ハバネロ花椒油垂らし、花椒粉投下すれば、これにて手抜きクッキング「鶏唐揚丼花椒SP」完成、いざ食らえば花椒の激烈な痺れっぷりに痺れ捲り堪能せしかな。

 

 

而して今宵の会場たる難波Bearsへ到着せり。

 

 

サウンドチェック中なる吉田ヤスシ君ことヤッチャン之圖。

 

 

大いなる時代錯誤インダストリアル系トリオ「Three Mantras」なれば、私の使用機材は通常と大きく異なり、正に当時使用せし機材あれこれも含まれ、御陰様にて大層重量級な荷物となる次第。奇しくも梅雨明けするやいきなりの猛烈にして非情な残酷暑へ突入すれば、この重量級機材背たろい徘徊せしのみにて、濁流の如き発汗ぶり、熱射病と脱水症状のダブルヘッダー併発3秒前なりけり。

 

 

今宵は、九州ラウンド大盛況にて終えられしVictoria Shenことヴィッキーが帰阪、対バンを務められる次第にして、ヤッチャンとヴィッキー共々、前打ち上げに興じるべく立ち飲み屋「二劫」へ繰り出せり。今宵対バン頂く「金属太鼓+sandersonia」こと我々が呼ぶ処の金属君御夫妻も合流頂けば、大いに盛り上がりし。

而してBearsへ戻るや、楽屋に「フリーおかし」なる新たなシステム導入に、思わず酒も進む有様。

 

 

今宵、先鋒務められりしは、メンバー皆様未だ若干二十歳と伺いしトリオ「Kevin」にして、サイケデリックなエコー利かせしヴォーカル、直下型轟音爆裂ギター、怒涛の渾身ドラム、そのホストの如き出で立ちよりは想像し難き後列なサウンド、その余りな若さもあれば、今後が大いに楽しみな大型新人の予感さえ漂うか。

 

 

次鋒務められしは、何かと対バンの機会少なからぬ「金属太鼓+sandersonia」御両人にして、所謂メタルパーカッションとは一線を画するドローン系金属サウンドに、ドローン系ヴァイオリンが絡み合う次第なれど。金属君のマレット振り回し叩く様の妖艶さもあれば、いやはや御夫婦の夜の営みを、障子の隙間より覗き見するが如しなる、何やら不可思議なエロスさえ漂い、正に情念渦巻く愛欲ドローンとでも称せば、些かなりと想像に易からんや。然ればこそ今宵のラインナップの濃厚さ、この時点にて思い知らされし次第。

 

 

残念乍ら私のデジカメにては、上の1枚の如く会場内暗過ぎにして撮影ほぼ不可なれば、ネット上にて拾遺叶いし1枚を以て、此処へ無断借用転載させて頂く次第、悪しからず。

 

 

三番手に登場せしは「Victoria Shen」ことヴィッキー、序盤はバスドラやスネアの上にセットされしシンセを駆使し、ドローン系電子音発せられれど、今宵の「謎のゲスト」と予告されしピカ様が飛び入りどころか、正に乱入されるや様相が一変、客席より男性1人選ばれるや上半身裸に処し、聴診器を以て一見「女医さんごっこ」始まりしかと思えば、挙句はプロレス然とせし肉弾戦へ突入、いやはや世界最強女子タッグ「ピカ&ヴィッキー」案の定なる大暴走ぶり、自分らオモロ過ぎやろ。

是亦ネット上にてライヴ写真拾遺叶えば、此処に無断借用転載させて頂きし次第、悪しからず。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

而して今宵の殿務めさせて頂きしは、我々「Three Mantras」にして、40分弱のセットを披露せり。結成以来全くブレぬコンセプト通りの大時代錯誤なインダストリアルサウンド爆裂、前回は些かダンサブルな展開もあれど、今回は只管冷徹ビートに終始、私も前回までレギュラーの一角を務めしKorg社の初期ギターシンセサイザーX-911を外せば、是亦一層初期キャブスやTGの如きノイジーな音色に終始、マゾ君のリズムマシーンが刻む冷徹ビートにヤッチャンのメタルパーカッションが絡み、轟音シンセとギター、更にマゾ君とヤッチャンのヴォーカルが炸裂、気分はすっかり十代の頃へフラッシュバック、何せ同世代なればこその交感ぶり、今宵もこの3人に由る時代錯誤な演奏大いに堪能満喫させて頂けば、大いに盛況にて幕。

こちらもネット上にてライヴ写真拾遺叶えば、此処に無断借用転載させて頂きし次第、悪しからず。

 

 

 

 

 

 

 

今宵、Three Mantras@Bearsへ御運び下さりし皆様、どうも有り難う御座いました。

 

終演後、曰く「私達は姉妹」なんぞと一層の意気投合ぶりなる「ピカ&ヴィッキー」之圖。

 

 

今宵は多くの知人友人も顔出して下されば、ジョンソンとヴィッキーに由る美男美女2ショット再び。

 

 

実は可成りレアならん「秘部痺れ」Changchangとジョンソンなる2ショット。

 

 

而して是亦レア感漂うヤッチャンとNANI君の2ショット之圖。

 

 

この後は再びヴィッキーとのデュオにて、神戸Helluva Lounge、更には「jailbird Y」率いるanndoe君のノイズユニット「奇奇」と合体してのカルテットにて広島ふらんす座公演控えれば、ヴィッキー共々大阪アジトへ帰還せり。

 

而して今宵はその広島公演なれば、anndoe君よりタイムテーブルも発表されし。

 

 

更には、先日の西日本大豪雨被災の惨状もあれば、会場内に支援募金箱も設置されるとの事。

 

 

然れば今宵、広島ふらんす座にて御目に掛かります。今回のヴィッキーの来日ツアーも、愈々残す処僅か2公演と相成れば、私が同行するも今宵にて完了の予定、ならば個人的には千秋楽気分にて挑まんと思うばかり。

 

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「Victoria Shen Japan tour 2018」

 

Victoria Shen

サンフランシスコ出身。ニュー・イングランドを拠点に即興ノイズ音楽家、ヴィジュアル・アーティストとして活動している。

 

 

Victoria Shenの音に対しての実践は、音の空間性/物理性、そして身体との関係にあり、彫刻的にその場所を演出し氾濫させる。彼女の音楽はアナログ・モジュラー・シンセサイザー(フラワーエレクトロニクス)、コンタクトマイク、その他、ハンドメイドのエレクトロニクスを駆使し、それらの機材はパラメーターの微妙な操作により、カオス・システムを電子的に生み出すように開発されている。その結果として、既存のハーモニーやリズムを避け、よりエクストリームなテクスチャーと身体性をもった音楽となっている。

 

ShenはVictoria ShenとEvicshen名義で北米、ヨーロッパ、日本などでソロ演奏を行い、北米とイギリスではTRIMというデュオユニットでも演奏を行っている。また、スウェーデンのストックホルムのEMS(Elektronmusikstudion)と、オランダのロッテルダムにあるWORMにも招聘されている。

 

http://evicshen.com/

https://soundcloud.com/evicshen

 

 

◼︎7月14日(土)@広島 ふらんす座 (082-295-1553)

http://www.organ-za.com

Victoria Shen+河端一+奇奇 (from jailbird Y + まやかしプラスチック)

open 18:00 / start 18:30

adv ¥2000 / door ¥2500

w/ Lo-shi, タカミヤユウジ, Kneeeeee, たけだちえこ, Nilgrowth, 端島遼一, NiROKAM! 

DJ : Ian Martin(CALL AND RESPONSE RECORDS) 

Shop:CD-R meeting

予約:https://mailform.mface.jp/frms/pexpox/rfbzl0xb2tlq

 

 

◼︎7月15日(日)@名古屋 納屋橋 特殊音楽Bar Scivas (080-5129-2795)

https://www.facebook.com/barscivias/

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Victoria Shen

open 18:00 / start 19:00

door ¥1500

w/ 金子ユキ (violin), 森由紀 (bag pipe)

https://www.facebook.com/events/229008831242541/

 

 

Victoria Shen + 河端一@神戸 Helluva Lounge

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今宵は、ヴィッキーとのデュオにて神戸Helluva Loungeへ出演予定なれど、彼女の達ての希望にて、神戸へ赴く前に万博公園を訪れんとす。

本日も日中予想気温37℃なんぞと報じられれば、未だ午前中にも関わらず、既に灼熱地獄にして、大阪アジトに隣接する公園は、凄まじき蟬時雨クラスター響き渡れば、流石は電子音楽家かな、ヴィッキーは大いに興味持たれし次第。見上げれば蝉の抜殻だらけ、ふとヴィッキーがその中のひとつを撮影せんとされれば、

 

 

嗚呼、無情かな、何と脱皮半ばにて残念乍ら事切れし輩にして、地下に幾年も潜み、漸く地上へ出んとするや、せめて蝉成虫の短過ぎな夏さえ体験し得ぬとは、何とも無念ならん。合掌。

 

 

万博公園へ到着すれば、先日大改修終えし太陽の塔は、先達てんの大阪北部地震の影響皆無なりけれど、肝心の入場ゲートが被災されにければ、チケット販売場所等も仮設にて代行せり。

 

 

 

太陽の塔を眼前にされれば、ヴィッキーの興奮ぶりピークに達し、既に「タイヨウチャン」なんぞと愛称付けては、親友と再会せしが如く呼び掛けられる次第なり。

 

 

太陽の塔とヴィッキー之圖。

 

 

然りとて何せ残酷暑なれば、ヴィッキーは、大好物なりけるソフトクリーム満喫される次第。

 

 

太陽の塔を仰ぎし。

 

 

 

万博記念館たるEXPO'70パビリオンへ訪れれば、顔ハメパネルに興じられるヴィッキー之圖。

 

 

当時は「鉄鋼館」たりしこの建造物なれば、内部に当時の展示が残され、武満徹やクセナキスの曲に合わせ、目まぐるしきレーザー照射堪能し得る次第。クセナキスの大ファンたるヴィッキーなれば、興奮一入なるかな。

 

 

齢僅か28歳なる彼女は、1970年当時の様子を伺い知り得る写真&動画展示を、全て熱心に鑑賞され、いちいち感激感動される様なり。

 

 

 

斯くして万博公園プチ観光も無事修了、昼飯食らうべく毎度御贔屓にさせて頂く「明石八」へ繰り出し「唐揚定食」500円也を堪能せり。

 

 

ヴィッキーも「唐揚定食」御堪能されにけり。

 

 

而していざ神戸へ向け出発せり。

 

 

未だ入り時刻には早過ぎなれば、2人してぶらり元町高架下を散策せり。

 

 

元町高架下ことモトコーも、5番街ことモトコー5までに至るや、その閑散とせし様半端ならずして、そもそも60年代や70年代、即ち彼女が生まれる以前の時代の雰囲気こそ、当時を知らねばこそ愛されるヴィッキーなれば、多くの店が閉店されしを悲しまれ乍らも、是非に存続切望される次第なり。

 


斯くして今宵の会場たるHelluva Loungeに到着せり。

 

 

今宵、先鋒務めて下さりしは「包帯人間」ミニマルなギターとビートを基調とされし所謂アンビエント系かと思いきや、途中ヴォーカルセクションもあれば、驚かされし。

 

 

時報務められしは、スイス人男性に由るソロユニットたりし「Debtante」にして、Helluva Lounge首領木村君曰く「毎回全然内容が違う」らしく、前回辺りのパフォーマンス内容にて今宵の対バンに抜擢されにけれど、生憎今宵は木村君の思惑外れ、ベースソロにて何やらドゥーミーなソロ披露されれば、海外に於ける即興ライヴ等にて時折遭遇せし西洋人特有とも云い得る素人感、憖っか妙な自身誇られる様伺い得れど、その根拠は何処より到来せしか。

 

 

三番手務めて下さりしは、女性シンセサイザー奏者「角矢胡桃」嬢にして、Reon製Drift Boxとエフェクター類を駆使さての轟音ノイズ乱射されれば、ノイズなんぞと一様に括らんとすれど、女性なればこそか音自体に艶やかさ感ぜられれば、本来凶暴たらんノイズな筈なれど、母性に裏付けられしか包容力さえ伴う、何気に耳当たりさえ心地良き様なり。この不思議感、大いに興味深かき限りかな。

 

 

殿務めしは「Victoria Shen + 河端一」にして、冒頭はビッキーのソロより幕開け、聴診器にて己れの心拍音を採取され加工せしに始まり、バスドラ上にセットされし自作シンセ群へ移行されるや、凶暴な音響響き渡り、その辺りより私も合流、今宵は轟音可なるHelluva Loungeなればこそ、ギターアンプとベースアンプ同時使用に由る極悪音響に徹すれば大暴走、挙句は私のギターアンプのスピーカーに張り付き発せらるる轟音をマイクにて拾遺加工せんとされしビッキーをギターアンプ共々、ガムテープにてグルグル巻きに拘束し幕。

 

 

 

今宵、Victoria Shen + 河端一@Helluva Loungeへ御運び下さりし皆様、どうも有り難う御座いました。

 

終演後、此処はHelluva Loungeなれば、皆してバーカウンターへ宿りグラス片手に歓談せり。

現在活動休止中なる「oopnum」上田君、毎度乍らの御洒落ぶりに曰く「前からです」定番決め台詞も飛び出れば、

 

 

こちらは「oopnum」ドラマーたるキムと愛妻リカちゃんとの睦まじき2ショット、個人的には1日も早き活動再開を望むばかりかな。

 

 

今宵亦しても「ツイン・ピークス」話にて盛り上がりしBATA、今度山寺にて「ツイン・ピークス The Return」を100インチスクリーンへ投影上映し鑑賞せんとすと伝えれば、羨ましがられる事頻りかな。

 

 

ヴィッキーとHelluva Lounge有志達之圖。

 

 

更にはヴィッキーとHelluva Lounge首領木村君との2ショット之圖。

 

 

JR東海道線高槻行き最終鈍行に乗車、ヴィッキーと歓談し乍らの帰路なれば、今回は何とか寝過ごさず、無事大阪アジトへ漂着帰還叶えば、途中立ち寄りしコンビニにて贖いし「ビビンバ」に、自家製ハバネロ花椒油投下、夜食として食せば大いに美味。

 

 

流石に今日1日、灼熱地獄の残酷暑日たりしにも関わらず、ヴィッキーをあちこち案内すべく徘徊すれば、案の定些か熱中症気味にして体調不良疲労困憊、然れば夜食平らげるや即寝成仏せしも無理もなし、斯くして浪花の夜は更け往し。

 

今回のVictoria Shenことヴィッキーの国内ツアーは、昨夜行われし名古屋公演を以て、全日程無事終了せり。彼女より大いに盛況にて千秋楽も幕なりけりと伺えば、ツアーオルガナイザーの重責より是を以て解放され安堵。明日帰国便に搭乗される彼女なれば、本日は浜松にて浜松市楽器博物館を経て、熱海へ赴き熱海秘宝館を訪れられにければ、日本滞在最後の1日を満喫中なりけり。而して熱海秘宝館より下の1枚送信されれば、思わず苦笑。

 

 

今回、彼女の各公演へ御運び下さりし皆様、どうも有り難う御座いました。亦、各地にて御世話になりし関係各位の皆様も、どうも有り難う御座いました。

 

Victoria Shen + 河端一 + 奇奇@広島 ふらんす座

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今宵は、ヴィッキーとの広島公演を控えれば、広島に「宇宙の杜」なるが存在すると知れど、是に関する情報皆無、果たして一体何ぞや。均か無数のU.F.O.を抱える秘密基地の類いならんや、残念乍ら今回調査する時間的余裕あらねば、亦何れの機会とせん。

 

 

朝飯は、界隈の激安スーパー玉出にて、八町刺身贖えば、そのつま共々、定番たるオリジナル料理「竜宮」へと化しごはんにON! 斯くして「竜宮丼+山盛り葱の味噌汁」食せり。

 

 

いざ広島へ赴くべくJR新大阪駅へ向かうや、駅前ビルの温度計が37℃を表示、エアコン効きし大阪アジトより一歩外出するや、汗が濁流の如く吹き出せしも当然か、地球温暖化の影響や否や真実は存ぜねど、兎に角近年の残酷暑続きを思えば、果たして20年後には、日本の夏は気温50℃なんぞにまで上昇せんや。今の内からサウナなんぞにて耐暑訓練に励むが、生き残る為の賢き知恵と相成らん。

 

 

然りとて斯様な灼熱地獄の下、新作シンセの為の電子機器部品あれこれ求めんと、午前中より日本橋の電気屋街へ出動され、その素晴らしき成果たる大量の電子機器部品を抱え、御満悦なるヴィッキーと合流果たせば、山陽新幹線「さくら」にて、いざ一路広島へ向かわんとす。

広島駅よりタクシーにて、今宵の会場ふらんす座へ到着。

 

 

今宵のオルガナイザーにして、カルテットとして共演せんとするanndoe君とさよっこちゃんとも挨拶交わし、サウンドチェックも無事済ませるや、ヴィッキーが広島名物「ホルモン天ぷら」切望される故、女主人ゴトウイズミ嬢より御奨め店教えて頂き、タクシーにていざ出撃、斯くして「みやさん」へ到着せり。

 

 

広島名物「ホルモン天ぷら」所望するは、これが人生二度目にして、前回はピカ様と、今回はヴィッキーと訪れれば、未だ地元の方と訪れし経緯皆無にして、然ればこそ注文の仕方も解らねば、女将さんに伺うや「何個にする?」と問われれど、そもそも何個で如何程の量かも判らぬ故、女将さんに2人で以て丁度ええ塩梅と御願いすれば「肉7個・野菜3個」計10個と相成りし。

 

 

「このポン酢付けてね」小皿にポン酢も注して下されば、どうも有り難う御座います。天婦羅にポン酢とは、大分の鳥天なんぞ想起せられ、これは西日本特有の文化ならんや。大阪に於いては、揚げ物とは天婦羅等であれ揚焼売であれウスターソース、矢張りソース文化なれば、この境界線は何処辺りならん。

 

 

ゴトウイズミ嬢御薦め「でんがく」も所望せり。「でんがく」とは云えど、所謂「田楽」とは全くもって似ても似つかぬ代物にいて、女将さんに尋ねれば「ホルモン汁」なりけり。果たして何故、これを「でんがく」と称せられるか、その由来大いに興味深し。

 

 

ヴィッキーは「ホルモン天ぷら」は勿論なれど、この「でんがく」甚く御気に召されし御様子なり。そもそもホルモンの類いを余り得意とせぬ私には、若干漂う生臭さと、凡そその生臭さ相殺せんとされればこそか、矢鱈に塩っぱ過ぎにて、ヴィッキーに此処はどうぞ存分に味わい堪能下さりたしと、敢えて譲らせて頂きし。

 

 

「ホルモン天ぷら」第1陣を平らげし我々、ヴィッキーが御替り所望すれば、先と同じ「肉7個・野菜3個」御願いすれど、先程とその具材大いに異なる次第、これも女将さんの胸先三寸たらん。

 

 

而して第2陣を迎撃せんとされるヴィッキー之圖。

 

 

カウンター上に「辣韮」の壺あれば、一皿所望せり。ガキの頃より慣れ親しむ「河端家の辣韮」は、所謂甘酢にあらず、大蒜と唐辛子がぶち込まれる鋭角的味わいにして、然れば世の甘ったるき辣韮なんぞ、到底食し得ぬ次第なれど、この辣韮は甘み控えめなれば美味なり。

 

 

斯くして広島名物「ホルモン天ぷら」堪能、満腹にて会場ふらんす座へ帰還すれば、既に狭き店内は満員御礼、然れば今宵はイベントあらざりて通常営業中なるヲルガン座へ赴き、生ビールなんぞ呷り、顔出して下さりしミクちゃんと歓談せり。然ればanndoe君より出番との知らせにて、いざ階上たるふらんす座へ戻り、いざ開演せん。

 

annodoe君とさよっこちゃんが、入口付近に睦まじくセット並べられ、私はステージ上にアンプ共々配置、ヴィッキーは客席カウンター前にて、バスドラの上に機材並べる形を以て陣取れば、いざスタートすれど、案の定ヴィッキーが大人しく定位置に留まり演奏する筈もなく、気付けば私のアンプのスピーカー部分にコンタクトマイクを当て、其の儘そのアンプを客席へ強制連行、一緒に引き摺られし私のエフェクター群のみならず電源等、スタッフの皆様が大慌てにてフォロー下されど、そもそも狭き店内に今宵は多くの出演者控えられればこそ、電源コードのみにても相当数にして、それが一層絡まり乍ら引き摺られ行けば、音切れどころか電源落ちさえ当然至極、私が使用せしギターアンプはこの急場にて再生不可と判断されるや、スタッフの方々が裏手より別のアンプを運び下さり、こちらへ繋ぎ直せば無事復活、然れどこのアンプも数分後には、亦、ヴィッキーの餌食と相成るや、結局その音切れを以て幕と相成りし。強制連行されしアンプは、その場にて観客へ手渡され、そのアンプを抱え乍らライヴ観戦強いられし方もおられれば、ヴィッキーに頭撫でられる方等、いやはや今宵もやりたい放題たりしヴィッキー劇場、ふらんす座をカオスの海へ沈めれど、大いに盛況にて幕。ヲルガン座へ出演させて頂く度、音量問題にてイズミ嬢より睨まれる私なれば、今宵は況してやふらんす座なれば、サウンドチェックに際し、一層音量に気を遣いし次第なれど、結局斯くもカオスな展開を迎え、況して己れのアンプが己れの管轄下より逸脱せし展開を迎えれば、どないしようもあらざりて、果たして今宵もイズミ嬢の逆鱗に触れしや否や、今更乍ら知る由もなし。

セット中、1台目のギターアンプが強制連行され、音切れすれば復旧せんとすれど、結局復旧叶わずして演奏諦めれば、ヴィッキー劇場の撮影に興じし刹那ありて、その折に撮影せし数枚の写真、此処へ掲載させて頂く次第。

 

 

 

 

 

 

ネット上にてライヴ写真拾遺叶えば、此処に無断借用転載させて頂きし次第、悪しからず。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今宵、Victoria Shen + 河端一 + 奇奇@ふらんす座へ御運び下さりし皆様、どうも有り難う御座いました。

 

結局店内満員御礼なれば居場所あらざりて、階下のヲルガン座にてハイボール呷りつつ歓談に明け暮れれば、他の出演者のライヴ観戦の機会皆無にして、一切のレポや写真もあらざれば、悪しからず。

 

今宵は、先達ての西日本豪雨にて被災されし方々への「豪雨災害支援募金」も行われれば、ヲルガン座にて樽募金も行われし次第。

 

 

後日、anndoe君より募金総額と寄付の報告もアップされし。

 

 

鹿の剥製を大いに気に入られれば、記念撮影されるヴィッキー之圖。

 

 

 

丁度午前0時を以て全プログラム終了、斯くして階下ヲルガン座にて、有志に由る打ち上げへ雪崩れ込みし。引き続きハイボール呷りつつ、ヲルガン座の美食あれこれ堪能せり。

 

 

打ち上げも終われば、今宵はanndoe君宅へ投宿させて頂く運びなれど、他の出演者の方々も同宿にして、結局2次会へと突入せりとは云わずもがな。

 

 

ヴィッキーは、今宵知り合われし菜月嬢と、何やら日本カルトスポット本を眺め、あれこれ内容を翻訳して頂きつつ、次回の来日の際に訪れるべしと既に計画立案中。

 

 

始発新幹線にて帰阪、更には明日香の深山まで帰還せんとすれば、皆様より一足先に御暇させて頂く次第、ヴィッキーとも亦の再会を誓い是を以て御別れ。

 

 

タクシーにて広島駅へ赴くや、連休中日たるも影響せしか、新幹線駅構内コンビニエンスストアは、尋常ならぬ長蛇の列なり。

 

 

斯くして午前6時発東京行き「のぞみ」に乗車、いざ帰阪せんとす。

 

 

本日17日、ヴィッキーも成田空港より帰国の途に就かれれば、是を以て今回のヴィッキー来日同行珍道中記も脱稿せん。

 

AMT宗家、明日より露西亜と大英帝国へ夏季遠征せん

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ヴィッキーとの国内ツアー前より、AMT宗家の新譜やSplit盤等、新録音源あれこれの製作に勤しめば、ツアー中も隙を見てはこつこつ進行、而してツアーも終われば一気に完成目指さんとすれど、何と「AMT宗家 露英遠征2018夏」の出発が、明日に控えしを昨日気付く能天気ぶり、そもそも「海の日」なんぞといつの間にやら制定されし休日も挟めば、そんな休日知らん云うねんな、その影響にて見事に1日暦をズレて認識せし顛末、斯くして予定も大幅に変更強いられれば、AMT新譜録音作業は、この露英遠征の道中へと持ち越される次第と相成りし。然りとてツアー中とは即ちメンバー全員身近にいる故、何かと好都合かとも思われ、是も亦神が与え給いし好機として、精々仕事に勤しむべし。

そもそも今回の露英遠征とは、ロシアはMoscowにての「FORMA FESTIVAL ФОРМА 2018」なるフェスティバルに招聘されしに端を発し、更には大英帝国に於けるフェスティバル「Bluedot Festival」や「Standon Calling」よりも招聘頂けば、序でに足伸ばさんとせし次第。斯様な中、LondonはCafe Otoにて通常ブッキングのライヴあれど、今やAMT宗家のLondon公演とは、年々会場が大規模化辿る次第にして、今回のCafe Oto公演とは、以前行いし時と同じく、小規模会場なればこその特別な内容にして行わんとするものなれば、今回は「ACID MOTHERS TEMPLE – VARIATIONS」と銘打たれ、ジョンソンのヴォーカルをフューチャーせしアコースティック・セットと、私とNANI君に由るエクスペリメンタル・サイケデリック・ノイズ・ディスコ・デュオこと「NANI ∞ GURU」欧州初公演と相成る次第。

 

然れば暫し灼熱地獄の日本を離れ、露西亜と大英帝国へ遠征せんとするものなり。

 

 

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"ACID MOTHERS TEMPLE  & THE MELTING PARAISO U.F.O. Russian & UK Summer Tour 2018"

 

Acid Mothers Temple & The Melting Paraiso U,F.O. :

Kawabata Makoto : guitar, synthesizer, speed guru

Higashi Hiroshi : synthesizer, noodle god

Jyonson Tsu : vocal, guitar, bouzouki, midnight whistler

Satoshima Nani : drums, another dimension

Wolf : bass, space  & time

 

 

21st Jul. (sat) @ FORMA FESTIVAL ФОРМА 2018 - Moscow Russia

https://formafestival.ru

https://www.facebook.com/events/194430427827900/

 

 

 

22nd Jul. (sun) @ Bluedot Festival - Cheshire UK

https://www.discoverthebluedot.com

 

 

23rd Jul. (mon) @ Cafe Oto - London UK

https://www.cafeoto.co.uk

https://www.cafeoto.co.uk/events/acid-mothers-temple-variations/

 

"ACID MOTHERS TEMPLE – VARIATIONS"

 

- NANI ∞ GURU 
Makoto Kawabata pairs up with drummer Satoshima Nani for a duo show. The pair have recorded an album together since collaborating together on this project for the first time in residency in Mexico in Winter 2017.

 



- Acoustic Psychedelic Session
When AMT played at Cafe Oto previously - in October 2013, their acoustic set featured everything from acid folk to acapella folk song. Prepare for the unexpected.

 

26th Jul. (thu) @ The Winchester Gate - Salisbury UK 

https://www.facebook.com/winchestergate

 

 

27th Jul. (fri) @ Fish Factory Art Space - Penryn UK

http://www.fishfactoryarts.com

https://www.facebook.com/events/653229058369712/?active_tab=discussion

 

 

28th Jul. (sat) @ Standon Calling - Standon, UK

https://standon-calling.com

 

 

7月16日を迎えれば「ツイン・ピークス The Return」再び鑑賞せり

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彼の7月16日を迎えれば、明日香の山寺に設営されし100インチ・スクリーンにて「ツイン・ピークス The Return」上映鑑賞せんとす。

 

 

 

 

 

 

ヴィッキーとの広島公演より、始発新幹線にて帰阪すれば、大阪アジトが入るマンションの壁は、先の大阪北部地震に由る爪痕を未だ残す有様、何せ数ヶ月を要し外壁等の大規模な補修改修工事行い、漸く工事完了かと思しき矢先の出来事にして、以来工事は中断せし儘なり。

 

 

 

エレベーター横の掲示板に「マンションいい話コンテスト2018」なんぞと云う、何とも白々しきイベントのポスター貼られし。

 

 

界隈の激安スーパー玉出にて所望せし「奈良大和路 割子うどん+竹輪磯辺揚げ+海老天」食せり。

 

 

明日香の深山へ帰還せんとすれば、大阪アジト界隈の公園にて、怒涛のサウンドクラスターの如き蟬時雨響き渡り、

 

 

見上げるや至る所に夥しき数の蝉の抜殻、

 

 

1枚の葉に2体どころか、

 

 

上に覆い被さりし様、正に先を争うが如くにして羽化されしか。

 

 

明日香の深山への帰路みて立ち寄りしスーパーにて、巨大西瓜発見、添えられしコピー「写真撮影歓迎」「インスタ映え間違いなし」に、思わず苦笑せり。

 

 

明日香の深山へ帰還果たせど、流石に下界が灼熱地獄たる残酷暑なれば、況して完全な無風状態、果たしてこの山寺へ引っ越せし以来初めてたらん暑さを体験せり。今まで如暑しと感ぜられれど、所詮は扇風機「弱」稼働にて充分たれど、本日は均かの「強」発動たる異常事態、然ればこそ果たして下界は如何な灼熱地獄たらん。

 

扨、セルフ上映会を行わんとすれば、自宅上映会の素晴らしき点は、晩酌しつつ映画を堪能し得る事に尽きん。

斯くしてアテあれこれ拵えれば「合鴨ロース炙り焼 山椒風味」

 

 

「刺身盛り合わせ(生鯖+生蛸+河豚)」

 

 

「有頭海老刺身+頭のフライ アリオリソース添え」

 

 

「タイ風鰹のたたきサラダ」

 

 

「万願寺の炊いたん+枝豆豆腐+ゴーヤの浅漬け+茗荷酢の物+コロッケ」

なる布陣なり。

 

 

北米ツアー前に「ツイン・ピークス 完全なる謎 Blu-ray BOX」購入すれば、これは「伝説のTVシリーズとその劇場版が初Blu-ray BOX化。映像からパッケージ、特典物にいたるまですべてデイヴィッド・リンチが直接監修。『TVシリーズ』の全エピソードに加え、オリジナル・ネガから4Kスキャンした新たなリマスター版『ツイン・ピークス/ローラ・パーマー最期の7日間』(劇場版)も完全収録した永久保存版。」なる代物にして、このボックスセット最大特典は「ローラパーマー最期の7日間」の削除されし未公開シーン・ディスクなり。私は輸入版を購入すれば、日本版特典のTシャツこそあらざれど、日本語対応(吹替・字幕あり)にして、日本版の半額以下なれば当然かな。

このボックスセット購入当時は、まだBlu-rayプレイヤー所持せざれど、先日購入果たせば、漸く鑑賞し得る次第。

いざ上映すれば、映画公開版にはあらざりし、キーファー・サザーランド演ずるサム・スタンリー捜査官と、デイル・クーパー捜査官との共演シーンに思わず興奮、如何せんこれは若き日のジャック・バウワーとデイル・クーパーの共演に他ならねばこそ。

 

 

デヴィッド・ボウイ演ずるフィリップ・ジェフリーズ捜査官の謎も、削除されし未公開シーンを鑑賞すれば、あれこれ手掛かりもありて、これこそ即ち「ツイン・ピークス The Return」への布石たりしか。

 

 

而して「ツイン・ピークス The Return」へ突入、是亦欧州版Blu-ray BOXを購入すれば、日本語対応(吹替・字幕あり)にして、日本版の半額以下たりし代物、矢張りデカきスクリーンにて鑑賞すれば圧巻かな。因みに「WOWOW放送版は映像に一部修正が加えられていましたが、ブルーレイの本編映像はオリジナル版です」なりけり。

 

朝を迎えれば、晩酌のアテ残党も交え、いざ朝飯とせん。ヤマサ昆布つゆに干椎茸と玉葱スライスぶち込み加熱、斯くして即席素麺つゆ拵えるや、トッピングに錦糸玉子ならぬ玉子焼、魚肉ソーセージなんぞ添え「素麺」食さんとす。箸休めには、八町のアラを湯煎するや氷水に晒し解し、大根おろし、刻み大葉共々、練り梅+ポン酢にて和えし代物「冷製八町アラの梅おろしポン酢和え」やら「冷やしトマト バジル添え」昨夜の残党「茗荷酢の物」添えし。

 

 

スクリーン設営する部屋は、四方を戸と壁に囲まれる故、昼間であれ上映可、斯くして引き続き「ツイン・ピークス The Return」堪能せり。

 

昼飯は、先日レシピ公開せし「タワー焼そば」再び、生憎本日はタワーと称するには低過ぎれば、悪しからず。

 

 

斯くして「豚焼そば」完成、

 

 

目玉焼も添えるや、未だ聞こえる鶯の囀りに耳傾けつつ、濡れ縁にて食さんとす。

 

 

1日1度の定例ネット接続果たすべく下山、コンビニの無料Wi-Fiを以て雑務に勤しめば、その帰路、子狸に遭遇せり。凡そ自動車を恐れぬ様なれば、未だガキもガキにして、さては母狸と逸れしか。

 

 

夕陽が空を染めれば、

 

 

茅蜩の涼し気な鳴き声が、山々に共鳴せり。

 

 

引き続き「ツイン・ピークス The Return」上映鑑賞せんとすれば、今宵のアテは「鰤刺身」

 

 

「合鴨ロースと葱の炙り焼 山椒風味」

 

 

大衆酒場の定番たる「揚げ焼売+赤ウインナー」

 

 

今朝の残党「「冷製八町アラの梅おろしポン酢和え」

 

 

八町アラの皮を湯引きに処すや、氷水に晒し、其処へ蒲焼タレと実山椒+粉山椒施せば、胡瓜を添え、インプロクッキング「八町皮湯引き うざく擬き」拵えし。皮のプリプリせし食感が、正にうざくの如くにして、これは我乍ら妙案な一品なり。

 

 

「アリオリ風味 ポテトサラダ+ゴーヤ浅漬け+冷製トマト バジル添え+スナップ豌豆」なる布陣にて挑まん。

 

 

斯くして無事「ツイン・ピークス The Return」再び全話鑑賞せり。

 

昨日の残党「冷製八町アラの梅おろしポン酢和え」をリサイクルすべく、一旦水気を切り、2食分へ分けるや、1食分を刻み生姜等と炒め合わせ、ごはん投下、斯くして「梅しそ風味 八町焼飯+アリオリ風味 ポテトサラダ」食せり。

 

 

「冷製八町アラの梅おろしポン酢和え」残党召喚、是亦水気を切り、刻み大蒜や刺身つま残党を刻みし等と炒め合わせ、

 

 

スパイスあれこれ投下、水も注せば煮立たせ、一見キーマカレーの如し拵えるや、

 

 

斯くして「八町キーマカレー+プチトマト バジル添え」食せり。いやはやカレーにするや、全てはカレーに成り果てる次第、然れば斯くも魚のアラたれど一切問題なくして、大いに美味なり。

 

 

鉄板にて「お好み焼 豚玉」拵えんとす。

 

 

見事焼き上がれば、大いに美味なり。

 

 

「ツイン・ピークス The Return」上映も完遂すれば、AMT新譜のレコーディングに勤しむ次第。境内より聞こゆる蟬時雨が交錯、果たして東君の宇宙音と、電子音の如き蟬時雨、どれがどちらの音か判然とせぬ程なれど、何とも素晴らしきコラボレーションなれば、AMT宗家+蝉時雨サウンドクラスターなるセッション、思わず一聴衆として大いに堪能させて頂きし。

 

 

 

 

不覚にも1日分、暦を勘違いすれば、露英遠征は明々後日と思い込めど、実は明後日と知るや、スケジュール大幅に変更強いられ、慌ただしくも下山、いざ大阪アジトへ。奇しくもNANI君も全く同じ勘違いされしと知れば、他人事乍ら思わず苦笑。

「鯖巻+自家製大根と胡瓜の朝漬け」食せり。

 

 

鰹のたたきを刻み、刻みしレタスや玉葱をON! せしごはんの上に重ねてON! 刻み青唐辛子、更には史上最強万能辛味調味料たる絶品「タケシオイル」底突けば、中にぶち込まれし丸儘の大蒜や生姜を取り出し刻み、これも薬味としてON! その傍らにてモヤシを湯煎、自家製ハバネロ花椒油と酢を以て和え、斯くしてスパイシー和食御膳「スパイシー鰹のたたき丼+モヤシピリ辛酢の物」食せば、大いに美味なり。

 

 

大阪アジト界隈なる一角にて、日がな何やらフィードバックの如きドローン系発信音が、可成りの音量を以て共鳴共振すれば、これは一体何ぞや。然れど誰も不快感示される風にあらず、そもそも気にも掛けぬ風ならば、均か聞こえるは私のみならんや。何やら「ツイン・ピークス The Return」内にて、グレートノーザンホテル内に響き渡る例の音さえ想起せり。

 

 

スーパー玉出惣菜コーナーにて贖いし「やみつき唐揚」を、キャベツ千切りをON! せしごはんの上に重ねてON! 、更に自家製ハバネロ花椒油と花椒粉施せば、斯くして「ハバネロ花椒風味鶏唐揚丼+自家製大根と胡瓜の浅漬け+おろし納豆+大根の味噌汁」食せり。

 

 

明朝は成田空港へ、ほぼ始発新幹線&成田エクスプレス乗り継ぎにて赴かんとすれば、迂闊に寝れば寝坊の恐れもあり、此処は徹夜にて挑まんとす。夜食には、暫し和食と無縁の生活強いられると思えばこそ、八町刺身贖い、刻みしつまに自家製山椒出汁醤油施しごはんへON! 其処へ八町刺身を重ねてON! 刻み青唐辛子、擂り胡麻施せば、斯くして「八町丼+厚揚焼+おろし納豆+黒酢もずく」食せり。

 

 

而して数時間後には、いざ成田空港目指し出発せん。

 

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"ACID MOTHERS TEMPLE  & THE MELTING PARAISO U.F.O. Russian & UK Summer Tour 2018"

 

Acid Mothers Temple & The Melting Paraiso U,F.O. :

Kawabata Makoto : guitar, synthesizer, speed guru

Higashi Hiroshi : synthesizer, noodle god

Jyonson Tsu : vocal, guitar, bouzouki, midnight whistler

Satoshima Nani : drums, another dimension

Wolf : bass, space  & time

 

 

21st Jul. (sat) @ FORMA FESTIVAL ФОРМА 2018 - Moscow Russia

https://formafestival.ru

https://www.facebook.com/events/194430427827900/

 

 

 

22nd Jul. (sun) @ Bluedot Festival - Cheshire UK

https://www.discoverthebluedot.com

 

 

23rd Jul. (mon) @ Cafe Oto - London UK

https://www.cafeoto.co.uk

https://www.cafeoto.co.uk/events/acid-mothers-temple-variations/

 

"ACID MOTHERS TEMPLE – VARIATIONS"

 

- NANI ∞ GURU 
Makoto Kawabata pairs up with drummer Satoshima Nani for a duo show. The pair have recorded an album together since collaborating together on this project for the first time in residency in Mexico in Winter 2017.

 



- Acoustic Psychedelic Session
When AMT played at Cafe Oto previously - in October 2013, their acoustic set featured everything from acid folk to acapella folk song. Prepare for the unexpected.

 

26th Jul. (thu) @ The Winchester Gate - Salisbury UK 

https://www.facebook.com/winchestergate

 

 

27th Jul. (fri) @ Fish Factory Art Space - Penryn UK

http://www.fishfactoryarts.com

https://www.facebook.com/events/653229058369712/?active_tab=discussion

 

 

28th Jul. (sat) @ Standon Calling - Standon, UK

https://standon-calling.com

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いざモスクワへ

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御存知「ラッパのマークの正露丸」とは、そもそも日露戦争に際し誂えられし丸薬なれば、その名はそもそも「征露丸」にして、

 

 

今尚その名前や意匠に、その名残伺える次第にして、然ればこそ未だロシアへの持ち込み禁止品目に名を連ねると、噂に聞くものなり。

 

 

扨、AMT宗家の歴史に新たなページ開くべく、いざロシアへ出征せんとすれば、生憎「正露丸」携行せぬ次第なれど、そもそもフランス製スーパー下痢止め「smecta」常備すれば問題無し。

未だ蟬時雨も幕開けぬ早朝午前5時半過ぎ、大阪アジトを出発すれば、

 

 

始発に続く午前6時3分発東京行き「のぞみ」乗車、

 

 

大阪は大快晴たれど、残念乍ら富士山は裾野すら殆ど拝み得じ。

 

 

品川駅にて午前8時49分発成田空港行き成田エクスプレスへ乗り継げば、

 

 

車内にて、携行せし「稲荷寿司」食せり。

 

 

午前10時前、成田空港に到着。早朝に到着すればこそ、余裕ぶちかまし空港内にて朝ラーメンさえ堪能されしウルフなれど、ターミナル違い発覚せしアホ過ぎるウルフも含め、此処に無事全員集結、チェックインも恙無く済ませば、いざ搭乗ゲートへ向かいつつ、何処かにて壮行会なんぞに興じんとす。

然レどセキュリティーゲート通過すれば、免税店ばかりにて、ビール供される店皆無にして「国際空港やのにどないなっとんねんな!関空でさえ搭乗ゲート近くに、うどんとカレー出すショボい店あるやんけ!」漸く搭乗ゲート並ぶエリアの果てに、土産物等も販売される売店にて、缶ビール販売されるを発見、最早他の選択肢あらざれば、此処にて立ち飲みに興じんとす。

 

 

一応「立ち飲み&立ち読みコーナー」もあれば、

 

 

いざ露西亜へ、更には大英帝国へ出征せん。乾杯!

生憎ピンボケ写真と相成れど、今や東君を除く各メンバーが、SNSへ各々写真投稿される次第なれば、写真撮影に関せば何とも御気楽至極かな。

 

 

NANI君のブログより無断借用転載させて頂きし。

 

 

AMT公式Instagramページより転載せり。

 

 

ウルフのInstagramページより無断借用転載させて頂きし。

 

 

ジョンソンのFacebook写真アルバムより無断借用転載させて頂きし。

 

 

腹ペコNANI君は、焼そばも食されし。

 

 

店内眺むれば、余りにもあまりな意匠施されし土産物たるショットグラスもあり。この余りに余りな出来栄え、いとをかし。

 

 

それまで閑散とせし店内が、突如帰国便に搭乗される中国人観光客にて大混雑、缶ビール御替りせんとすれば、いきなり長蛇の列、

 

 

何せ我々のフライトの出発時刻が1時間遅延されしと知れば、最早腰据えて飲むしか術も無しと、更なる缶ビールとつまみも確保、

 

 

 

皆して次第にほろ酔い気分と相成れば、結局は缶ビールにて立ち飲みたれど、一切問題あらざりし。

 

 

結局調子良く缶ビール数本空ければ、ええ感じにて仕上がりし。

 

 

日本を離れるに際し、最も心残りなる事のひとつに「温水洗浄便座」あれば、今や紙なんぞにてケツを拭く等、何とも不潔極まりなき蛮行かと知れば、せめて自前にて携行せんと切望する有様。

 

 

嘗て戸川純も曰く「おしりだって、洗ってほしい。」顔さえ水洗いするが当然なれど、何故ケツは紙で拭かんとするか、然れば「おしりだからこそ、洗ってほしい。」

 

 

ほろ酔い気分にて搭乗ゲートへ向かえば、いざ搭乗せん。私とNANI君は、搭乗に際し最後に搭乗せんとするが常なれば「俺が最後のカスタマー」このフレーズに東君が爆笑、挙句チェッカーズ風楽曲を以て「俺が最後のカスタマー」なるを即興にて披露せん。

 

 

British Airways午後12時55分発London Heathrow行きに無事搭乗せり。

機内誌にて上映映画リストをチェックせんとすれば、機内サービスにて提供さらえる音楽リストに、何とジョイ・ディビジョン特集あれば、均かジョイディビジョンが機内にて鑑賞し得る時代到来せんとは、当時誰が想像し得しか。

 

 

一発目の機内食は「ビーフ焼肉」にして、何やら合成肉と思しきが4枚、然れど味わい的には充分に及第点差し上ぐる程度にして、携行する七味施せば尚芳しき。

 

 

空の旅に於ける私の愉しみとは、ハリウッド娯楽大作鑑賞に他ならずして、然れば1本目は、絵本が原作にして1995年に公開されし娯楽冒険映画「ジュマンジ」の続編たる、ジェイク・カスダン監督作品「ジュマンジ / ウェルカム・トゥー・ジャングル(原題:Jumanji : Welcome to the Jungle)」鑑賞せり。原作の絵本及び同名のボードゲーム、前作の映画も全く存ぜぬ次第なれど、主役務めるロック様ことドウェイン・ジョンソンのみ存ずれば選択せり。ゲームプレイヤーが、ゲーム内キャラクターと同化、直接体験を以てゲームを完遂せんとするストーリーなれば、オタク少年がロック様演ずるマッチョなブレイブストーン博士、マディソン・イズマン演ずる今様美少女がデブ中年

男オベロン教授たりしと、現実世界とゲーム内に於いては全く対照的な人物と化す事に由り、少年少女達が今までの人生にては気付かざりし様々な事を発見し成長する様は、正に青春群像映画そのものにして、亦、本来と全く異なるキャラを見事に演ぜられし名演ぶりも滑稽にて大いに堪能せり。

 

2本目は、ウェス・ボール監督作品「メイズ・ランナー:最後の迷宮(原題:Maze Runner : The Death Cure)」鑑賞せり。小説「Death Cure」実写映画化作品3部作の最終作なりけれど、原作も全2作も存ぜねば、序盤全く設定が理解し得ずして退屈至極、緊張感に欠けるアクションシーンが続けば睡魔誘発、幾度も襲い来る睡魔と苦闘しつつ何とか観終えれど、生き残りし皆して新天地の島へ移住、御気楽キャンプ村の如き能天気ヒッピーコミューン形成、キャンプファイヤーを囲み、皆して迎えるハッピーエンドに思わず反吐出んとさえすれど、そもそも生き残りしの大多数は白人にして、僅かばかりの黒人と中国人とは、ホワイトウォッシングなんぞと糾弾されるハリウッドなればこその、ささやかな対処策か。斯様なハッピーエンド先には、決して映画に描かれぬ未来として、コミューン内に於ける愛欲相関図に起因せられし派閥抗争権力抗争勃発、而して哀しくも再び死闘繰り返すと知れ。

 

3本目は、フランシス・ローレンス監督作品「レッド・スパロー(原題:Red Sparrow)」鑑賞せり。ジェニファー・ローレンス演ずる元花形バレリーナたりしドミニカ・エゴロワが、ハニートラップと心理操作を武器にミッション遂行せんとする妖艶なロシア女スパイへ転身、アメリカCIAと祖国ロシアの諜報機関の間にて展開される諜報戦線に呑み込まれ乍らも、充分に想定内たれど所謂「意外な結末」へ至る傑作なり。ロシアへ赴く機内にて、本作鑑賞すれば、最早ロシア美女は皆「レッド・スパロー」に思え来るか。

 

4本目は、山崎貴監督作品「DESTINY 鎌倉物語」鑑賞せり。西岸良平の原作漫画なんぞ存ずる筈もなく、興行収入も24億円に至りし話題作たりしなんぞとも全く存ぜぬ次第、況して主演務められし堺雅人や高橋光希を筆頭に殆ど誰も存じ上げねば、出演陣に於いて存ずるは田中泯、中村玉緒、薬師丸ひろ子等、片手にて数え得るばかり。所謂世間と無縁になり随分久しければ、全くもって時代より転落せしアナクロ人間なりとは、此処に亦改めて痛感せられし。

何やらスタジオジブリ作品の実写版の如きにして、80年代末以降の邦画全般に嗅ぎ取り得る「甘さ」は本作に於いても否めず、高橋光希の80年代アイドル風顔立ちに心踊る以外は、凡百な娯楽作品として堪能し得し。とは云え、今や大手配給される邦画の殆どが、既に鑑賞にすら耐えられぬ駄作ばかりと思えば、充分すぎる程の佳作なり。

 

到着前の機内食配膳されれば「チキンカレー」食せば、これも充分に及第点差し上ぐる次第。然れど苦言呈させて頂けば、先の食事も含め、食前のドリンクサービスあらざれば、どんだけ手抜きなサービスぶりやねんな。そもそも我々が座する席の数列前までは、ドリンクサービス行われしを眺め知れば、尚の事か。凡そこの界隈の席は、日本人と思しきアジア系乗客に占められれば「コノ黄色イ猿共ニクレテヤル酒ハ無イ!自分ノ小便デモ飲ンデイロ!」なんぞとさえ妄想し得るか。

 

 

1時間遅れにて出発すれど、凡そ定刻通りにLondon Heathrow空港へ到着。此処にて約5時間余の待ち合わせを以て、Moscow行きへ乗り継ぐ次第。出発予定掲示板を眺むるや、本日の予定末席にて漸く我々のフライトナンバー発見せり。

 

 

時間は売る程に余せば、BゲートよりAゲートへの移動さえも、空港内シャトルを用いず地下4階の地下トンネルを徒歩にて移動せり。

 

 

斯くしてAゲートへ到着すれば、(ジョンソンのFacebook写真アルバムより無断借用転載させて頂きし)

 

 

日本より持参せし「バッテラ」食せり。鞄の底に秘められれば、些か押し潰され気味なれど、味に影響あらざれば一切問題無し。

 

 

NANI君も持参されしおにぎり召喚、然れば道中弁当の類い持参せぬジョンソン大いに悔しがる之圖。

 

 

御存知世界中を股に掛け活躍される吉田氏より「そういえばモスクワに丸亀製麺が結構できてるよ」と、日本食情届けば、何とも有り難し。

 

 

NANI君とジョンソンと連れ立ち、空港内バーへ赴き、此処はギネスにて乾杯せり。(ジョンソンのFacebook写真アルバムより無断借用転載させて頂きし)

 

 

斯くして何とか時間潰せば、漸く搭乗ゲートへ。然れば只管スマホにてパズルに興ぜられしウルフ発見せり。お前、他にやるべき事あらへんかったんかいな?

 

 

British Airways午後10時55分発Moscow行きに無事搭乗、4時間の空の旅にていざMoscowを目指さんとす。

機内にて、スティーヴン・S・デナイト監督作品「パシフィック・リム:アップライジング(原題:Pacific Rim: Uprising)」鑑賞せり。前作「パシフィック・リム」鑑賞せし際、然して好印象残らねば、最早日本語吹替映画リストにて残されし、未見のアクション系映画最後の1本たればこそ選択すれど、珍しくも1作目たる前作よりも遥かに面白ければ、結局「Kaizu」との全面対決ストーリーにあらざりて、PPDC(環太平洋防衛軍)内部に於ける謀略ストーリーたればこそか。矢張り「怪獣モノ」は、仮令如何なるハイテクを以て信じ難き映像を展開されれど、御家芸たる円谷プロには叶わぬと知れば、ハリウッドはハリウッドなればこその展開が、功を奏せしか。黒人男性とアジア人女性が英雄と化し、黒人男性と白人少女が、白人男性エリートを凌ぐ結末とは、何か付けてホワイトウォッシングなんぞと糾弾されるハリウッドなればこそか。

 

出発せし翌日午前4時半、最終目的地Moscow Domodedovo空港に到着せり。成田空港にてチェックインせしより此処まで、丁度24時間が経過せり。

22年前、Londonへのトランジットにて立ち寄りし以来なるMoscowなれば、免税店の殆どが閉店されれば薄暗く、英語話される職員も僅かたりし当時とは、全く以て様相も激変せられれば、当時抱きしロシアの暗黒な印象も一瞬にして払拭、KFCの看板さえ伺い得れば、何処ぞの国際空港と全く変わらぬ次第かな。

 

 

 

明日出演予定なるフェスティバル「FORMA FESTIVAL ФОРМА 2018」の男性スタッフが迎えに来て下されば、その細やかな気遣いぶりに「キィツカイスキー」君と命名させて頂きし。

いざ投宿先ホテルへ赴かんとするや、先日までサッカーW杯開催されし故、未だその名残至る所に見受けられ、

 

 

売れ残りしW杯グッズ販売される店も、未だ軒連ねし。以前ならば「かねを借りてでもあれこれ買ってたやろな」苦笑される東君、嘗てはW杯全試合を録画される程の熱烈サッカーファンたれど、突如サッカーに興味失せられ、今や忌み嫌われる程なれば、人間とはどうにも不可思議なるかな。

 

 

グラサンの標識あろて果たして何ぞやと思えば、白夜なればこそグラサン着用を促される次第なり。

 

 

タクシーに分乗しホテルへ向かえば、車窓より橋を渡り摩天楼を眺むる景色に、思わず「梅田やん」なんぞと云い放てば、NANI君が抱かれし初ロシアなればこそのワクワク感に、大いに水注せし顛末と相成りしか。NANI君、御免。

 

 

タクシーに搭載されるカーナビを覗けば、現在地を示す自車アイコンが戦車なり。

 

 

ホテルへチェックイン果たせば、毎度乍らNANI君との相部屋なり。日本より持参せし「チキンカツ弁当」召喚、是亦この為に別途携行せし小袋入りとんかつソース施せば、大いに満喫堪能せり。因みにチキンカツの下には、冷蔵庫に残りしキャベツが、刻まれ敷き詰められし次第。

 

 

腹も膨れれば睡魔襲来、そもそも大阪アジト出発以来、此処まで何と30時間半が経過すれば当然か。なんぼ程長い1日やってんな。

 

斯くしてMoscow第1日目の朝を迎えし。

 

NANI君のブログも並走更新中なれば、是非に御併読頂きたし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


day off in Moscow

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2時間程仮眠すれば、午前8時起床。夢見れば「ウルトラマンネクサス」にてダークメフィストこと溝呂木眞也演ぜられ、亦「ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル」シリーズにてクマノ隊員演ぜられし俊藤光利が、そのクマノ役にて「ウルトラマンネクサス」に登場せし「フィンディッシュタイプビースト ガルベロス」をバトルライザーにて召喚せんとするイメージシーンが「ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル NEVER ENDING ODTSSEY」第8話にて、ザラブ星人の勘違い想像シーンとして一瞬披露されしに起因されしか、本日の夢の中とは、そのクマノが実は矢張りレイオニクスにして、フィンディッシュタイプビースト ガルベロスを操り乍らも、

 

 

更にその正体は溝呂木にしてダークメフィストへ変身されし、全く異なる2番組を股に掛けし、何とも俊藤光利ファン垂涎なる1本なれば、大いに充実せし心持ちにて目覚め得しかな。

 

 

NANI君と連れ立ち、階下のレストランへ繰り出し、ブレックファースト所望せり。先ずはコーヒーとアメリカンチェリーに始まり、

 

 

牛ミンチ施されし「SOS」なるオープンサンドウィッチ食せば美味なり。

 

 

NANI君も同じ「SOS」所望されし。

 

 

何やら視線感ずれば、テーブル上の目と視線合いし。

 

 

ブレックファースト食い終われど、NANI君としょうむない話にて大いに盛り上がれば、其の儘「酒でも飲もか」と、給仕に尋ねれば「ウォッカなら御出し出来ますよ」との事、而してウォッカを呷り始めるや、結局メンバー全員集合、皆して御替り繰り返し、ウォッカ1本とジン1本のボトルを空にし、新たなるジンのボトル開栓せし辺りにて、昨日空港へ迎えに来て下さりし「キィツカイスキー」君登場、斯くして明日の会場界隈のレストランへ出向きランチとせん。

前を行くキィツカイスキー君とウルフ、はて?その横は誰や?キィツカイスキー君の友人たるロシア人男性なんぞかと思えば、実はジョンソンにして、余りに意外な私服ぶりと体格の良さに、思わず惑されしか。

 

 

道すがら「ガンダーラ」も通り抜ければ、

 

 

仏像の薄さに驚愕、こりゃ御利益もさぞ薄からん。

 

 

超自然主義且つ超素材主義貫かれる、芸術魂に溢れし電柱なるかな。

 

 

壁一面に這う配線、圧巻なるかな。

 

 

而してその夥しきケーブル群は、宙を這い、何と隣家へと繋がる次第。

 

 

正面のレンガ造りの建造物が、目指せしレストランなり。

 

 

皆して、全く解読し得ぬ御品書きに悪戦苦闘、

 

 

 

キィツカイスキー君に何とか英語に翻訳して頂き、何とか注文完了せり。

先ずは酸味ある「黒パン」と、

 

 

高級ワインに始まり、

 

 

キャベツがキムチの如きにして、ヨーグルトソース添えられし「キュウリとキャベツと玉子のサラダ」

 

 

鮭がぶち込まれし「海鮮スープ」何気に欧風味噌汁の如きか。

 

 

而して主菜は「ミートボール」なれど、主菜されば大振りな代物想像すれど、正に所謂肉団子にして、添えられし麦食らいつつ頂戴すれば、是が亦何とも変哲あらざるトマトソース味にして、果たしてこれがロシア料理たるかと思い得ねば、案の定高級イタリア料理店なりけり。

 

 

馴染みあらざる高級レストランなれば、皆様神妙な面持ちにて頂戴せり。

 

 

食後に、NANI君と2人してグラッパ所望、

 

 

これがこの昼餐にて最も美味とは、何とも微妙なれど、グラッパの美味さに思わず白眼卍。

 

 

レストランを後にすれば、道すがらメッセージたる番号を発見せり。

 

 

電柱に妙な穴を発見、何の為かと思えば、皆様ゴミ箱として使用される次第なれど、これはホンマはどないやねんな。

 

 

公園に、大胆にも排水管露出せり。

 

 

モータープールにて、謎の赤き物体発見せり。

 

 

今や剥離崩落せられし壁画の残骸、凡そ社会主義時代の名残にして、プロパガンダ壁画が施されしか。

 

 

欧州に於いては然う然う御目に掛からぬエアコンなれど、此処ロシアはMoscowに於いては、凡そ全戸が装備せられし。

 

 

酒屋にて晩酌用ワイン所望せんとすれば、入口まで伸びるこのダクトの如きは何ぞや。

 

 

バンド経費にて購入せし赤ワイン2本を、まるで何処ぞの家より略奪し、己れの手柄の如く誇り振る舞われるウルフ之圖。相も変わらぬ「勘違いワイルド」ぶりなるかな。

 

 

時折ビル屋上に見受けられるピラミッドの如き代物こそ、冷戦時代にソ連が、未来の宇宙戦争を予期すればこそ開発に勤しまれし、所謂「宇宙線制御システム」発見、噂は予々耳にすれど勿論実物を目にするは初めてにして、果たして今も稼動されるや否や。

 

 

工事中のエリアに、何やら巨大銅像群が発見すれば、

 

 

キィツカイスキー君が、工事関係者に敷地内立ち入りを直談判、

 

 

斯くして工事現場内への立ち入り許可も得れば、

 

 

巨大銅像群「The Monument to the heroes of the Revolution of 1905」なる革命モニュメントを臨みし。

 

 

然れば皆してスマホ片手に、いきなりの観光客化。

 

 

 

巨像群と同じポーズを以て記念撮影。

「AMT宗家@The Monument to the heroes of the Revolution of 1905」

 

 

工事現場は、地下鉄駅に面すれば、

 

 

Moscowの夜に吠えるべく夜狼活動せんとされるウルフは、単身地下鉄駅の雑踏へ消え行きし。

 

 

残されし我々は、ホテルへの帰路を辿れば、道すがら何とも愛らしきトラクターを目撃、

 

 

ロシアが世界に誇る、本国アメリカの其れをも軽く凌駕して余りある程に超巨大なマクドナルド、

 

 

而してビルの上には、冷戦時代の名残たる「対大陸間弾道弾衛星防御システム」のアンテナなんぞ見受けられし。

 

 

ホテルへ帰還するや、未だ午後6時過ぎにも関わらず即寝成仏せり。流石に、昨日の余りに長き大移動疲れ、更にはMoscowの予想に反する暑さもあれば、是亦当然なるかな。

 

片やキィツカイスキー君に案内され、繁華街へ繰り出せしウルフのその後の動向は、彼奴めのSNSに投稿されれば、以下の如く「街角アナリスト 内藤タケシ」としての活動を報告、

 

 

 

 

然れどその後の動向は一切投稿あらざれば、凡そ投稿不可なる悪行の数々に惚けられしとは、火を見るよりも明白なり。

 

 

 

斯くしてMoscowの第1日目は幕閉じられし。

 

NANI君のブログも並走更新中なれば、是非に御併読頂きたし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 

Moscow「FORMA FESTIVAL ФОРМА 2018」

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昨夜は、ホテルへ帰還するや即寝成仏すれば、午前2時起床、是亦完全無欠な時差ぼけ確定とは、云わずもがな。昨日のホテル到着以来、只管ホラー映画チャンネルを垂れ流せば、何やらロシア産B級ホラーと思しきが放送中、ふと嘗てロシア産B級映画「Wild Gals A Go Go」サントラを、AMT宗家にて担当せしを思い出せり。

 

 

早過ぎな朝飯食らうべく、日本より持参せしカップ麺召喚、荷物のコンパクト化図るべく、プラ容器廃棄し中身とスープのみラップに包み持参すれば、中身を持参するレンジ対応プラ容器へぶち込み、生憎ホテルの自室にケトルの類いも電子レンジもあらざれば、洗面台より湯を注入、

 

 

洗面台の湯なれば熱湯にあらざれど、約15分放置すれば麺も戻り「麺硬めスープぬるめ味噌ラーメン」食せり。

 


 

垂れ流されるホラー映画チャンネルにてジェームズ・ワン監督作品「インシディアス(原題:Insidious)」をロシア語吹替にて鑑賞せり。現代音楽作曲家Joseph Bisharaに由るサウンドトラック素晴らしきかな。

 

 

朝飯を求め、階下のレストランへ繰り出すや、昨日隣の席に座する御仁が食されしフルーツ&クリーム山盛りトーストの如き所望せんとするや、一足先に朝飯済まされし東君が、矢張り同じフルーツ&クリーム山盛りトースト食されしと知り、彼がより「メニュー上から2番目のフレンチトースト云々っ書いてあるヤツ」と御教示頂き注文するや、全く異なるハム挟まれしフレンチトースト到来、思わず女給に確認すれどこの代物に相違なくして、何とも残念な結果と相成り、そもそもハムを好まぬ私なれば、ましてや今や脳が甘口所望せんとする状態と化せば、最早味覚感知拒否状態を以て、単に空腹を凌ぐ為のみにて口へ運びし次第。

 

 

本日出演予定なるフェスティバル「FORMA FESTIVAL ФОРМА 2018」会場へ到着せり。

 

 

我々の出番は、この野外ステージに於いては殿なれど、現在サウンドチェック始まりしばかりと伺えど、既にタイムテーブルに遅れ生れば、我々の出番の頃には、相当の遅れとなるは必至ならん。

 

 

我々が出演する野外ステージ全景。

 

 

ロシアン屋台、

 

 

鶏の剥製飾られれば、

 

 

このお兄ちゃんの後ろに、鶏共が収監されれば、均かその場にて絞め殺し「挽きたて」フライドチキンなんぞ供されんやと思えば、生みたて玉子料理なりけり。

 

 

グラインダーにて何やら金属切断中の御仁と、その仲間達之圖。

 

 

「Save Point」とは何ぞやと思えば、概ね喫煙所の如しなれど、野外なれば其処彼処にて皆様喫煙されれば、ほんでホンマは何やねんな。

 

 

ビーズにて拵えられしテントの如きの屋根に飾られる、フェイク鳩之圖。

 

 

屋台あれこれ並べば、豚まんの類いと思しきも見受けられし。

 

 

工事中高層ビルが会場に隣接すれば、組み上げられしその足場が木板とは是如何に、更には鉄骨足場もそのジョイント箇所が可成り適当な具合に見受けられれば、思わずあれこれ杞憂せられしか。

 

 

覆われし布より鉄骨構造体が突き出る様、思わずヘルレイザーなんぞ想起せられし。

 

 

会場内に出店されるコーヒー屋台、

 

 

御品書眺むれば、思わず「ババタン」と読み得る一品発見、因みに「ババタン」とは、関西弁にて「うんこ」の意とは云わずもがな。

 

 

コーヒーカップの蓋に、人の鼻と唇が意匠されれば、

 

 

飲まんとするや鼻が当たるは、下唇に開けられし飲口が、どうにも往生コカされるばかりにて飲み辛く、単なるオモロさのみ実用性皆無な代物なり。

 

 

サウンドチェック之圖。

 

 

 

サウンドチェック済ませれば、昨日と同じイタリア料理屋にて、ランチとせん。ランチメニューは昨日と同じにして、せめて昨日と異なる代物選択線と思えども、いきなりサラダが所望せし一品売り切れなれば、昨日と同じ「キュウリとキャベツと玉子のサラダ」所望せざるを得じ。

 

 

2品目のスープにて、ウルフが昨夜街のレストランにて食し絶賛せしスープと似通いし一品なりけるを、彼奴目の言葉をついつい鵜呑みにし、皆して所望すれど、一口食せしジョンソンの反応が、余りに微妙過ぎにして、

 

 

「うわっ、これめちゃ微妙な味やなあ…何の味やろ…」苦笑されつつ宣われれば、

 

 

甘酸っぱめな味わいなれど薄ければ、味の根幹欠落気味にして、添えられしヨーグルトとマスタードぶち込めど、

 

 

一層の不味さ助長されしか。そもそもその見て呉より、当初「麺つゆの如き味わい」を皆して想像すれば、その予想だにせぬ味わいに困惑せられしに始まり、今トッピング投入を以てえげつない惨事と相成るや、ほなどないせえ云うねんな状態へ突入、一旦塩少々投下すれど暖簾に手押しなれば、最早「南無三!とばかり逆説的にそこそこの量の砂糖投下、然れば当初の麺つゆには遠けれど、何やら和風な微風も吹き、当初より欠落せし味の根幹も無理からに成されれば、何とか完食果たせり。皆して美味とホザきしウルフを断罪すべく糾弾すれば、曰く「いや、昨日食べたのは美味かったんですけどね…」そもそも「どん兵衛」と「赤いきつね」の違いも判らぬ味音痴を信じし我々がアホたりし。

 

 

主菜配膳されれば、ジョンソンが所望せし、キィツカイスキー君曰く「肉餃子のような物」とは、実はロールキャベツにして、然れどその余りな貧相な盛り付けぶりに、思わず苦笑せざるを得じ。

 

 

私が所望せしは、キィツカイスキー君曰く「like a Fish Beaf Steak」思わずなんじゃそりゃ?魚でビフテキ?もしや鯨ステーキか?なんぞと思い巡らせど、スマホの英訳機能駆使され再び曰く「Fish Cutlet」フィッシュカツ?果たして如何なる「Fish」か尋ねるは面倒なれば、如何せん欧米に於いては、時には海老や貝類さえも指される場合ありて、万一にも海老フライなんぞたればラッキーにして。扨、いざ運ばれ来れば、サーモンの擂り身ハンバーグの如きにして、サーモン特有の生臭さが漂う代物、而してセンスゼロなる是亦御粗末過ぎな盛り付け、見ても嗅ぎても味わいても楽しめぬ一品たりしかな。

 

 

味わい的な満足あらざれど、取り敢えず腹も満たされれば、ホテルに帰還し口直しに、昨日贖いしワインなんぞ呷らんとす。東君の部屋が会場となれば、部屋主なる彼は、バスローブにて寛がれる次第なり。

 

 

ウルフが持参せし「うに豆」を、彼奴目と同部屋なジョンソンが提供下されば、

 

 

ワインも尽き、各自持参する焼酎や日本酒やラムへスイッチ、今一度乾杯せり。

 

 

 

 

しょうむないバカ話百花繚乱、大いに盛り上がれば、ええ調子なるMoscowの昼下がりかな。

 

 

楽しき宴も遂には散開、自室へ戻れば、

 

 

 

 

ホラー映画チャンネルにてアレキサンドル・アジャ監督作品「ピラニア3D(原題:Piranha 3D)」ロシア語吹替にて鑑賞せり。爆乳繚乱なお色気ぶり、堪りませんな。1978年に公開されしジョー・ダンテ監督作品「ピラニア(原題:Piranha)」は、中学生当時、彼女とデートにて封切ロードショーにて鑑賞、奈良は田舎の映画館なれば、邦画と洋画の2本立て封切り公開にして、本来御目当てたりし竹下景子主演「ブルークリスマス」との抱き合わせと記憶、デートには些か不向きな内容たれば、鑑賞後何とも気不味き空気と相成りしも亦、記憶せり。

 

 

 

午後7時半、会場へ立ち戻れば、案の定1時間程の遅れにて進行中なりけり。

 

 

会場内には、様々なステージが設けられ、多種多様な催し展開中なり。

 

 

ゴシック系エレポップダンスパフォーマンス、然りとてその「緩さ」も相俟り、懐かしき「竹の子族」なんぞ思い出されし。

 

 

1時間遅れにて出番と相成れば、今宵は90分のセットを披露せり。何せ20年目に突入せしAMT海外遠征の歴史に於いて、初ロシア公演なれば、此処は

名刺的内容たるべく定番曲群を以て挑みし次第。開園直後に、私のMarshall JCM-2000敢え無く御陀仏御昇天されれば、残されしFender1発のみにて奮闘強いられれど、怒涛の轟音絨毯爆撃にて大疾走、大いに盛況にて幕。

今宵のセットリストは以下の通り。

1. Dark Star Blues

2. Blue Velvet Blues

3. Flying Teapot ~ Disco Pink Lady Lemonade ~ OM Riff ~ Pink Lady Lemonade coda

4. Improv. ~ Cometary Orbital Drive

 

下の画像は、私がステージ上より撮影せし4枚なり。

 

 

 

 

 

ライヴ写真ネット上にて拾遺叶えば、此処に無断借用転載させて頂く次第、悪しからず。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

我々の終演後も、フェスティバルは未だ未だ続けば、

 

 

様々なパフォーマンスも展開されし。

 

 

明朝は、早朝午前4時出発にて空港へ向かい、大英帝国への異動控えれば、皆して夜食に屋台のハンバーガーなんぞ所望、いざホテルへ撤収せんとす。

 

 

深夜を迎えんとすれば、フェス内の巨大クラブにても催されるオールナイトイベントへ繰り出すべく、ロシア美女が今頃大挙して押し寄せれば、昨日機内にて「レッド・スパロー」鑑賞せし直後たるもあれば、皆が皆「レッドスパロー」に見え来る有様。フェス会場入口界隈は、場内のみならず道路も含め大渋滞引き起こせり。

 

 

ホテルへ帰還、先程購いし「ハンバーガー」召喚、バンズが真っ黒にして、中にはジャムが塗りたくられ、所謂アメリカ的なケチャップ+マスタードとは、全く異なる味のベクトル指し示せど、これはこれにて有りかと思われれば、パティは肉汁滲み溢れる様にて美味。

 

 

徹夜にて出発時刻午前4時を待たんとすれど、不覚にも轟沈。

斯くしてMoscow第2夜も更け行きし。

 

NANI君のブログも並走更新中なれば、是非に御併読頂きたし。

 

 

「Blue Dot Festival」- Cheshire

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午前3時40分、徹夜の積りが不覚にも轟沈すれば、同室のNANI君に起こされ起床。毎日、海外の美女共より写真付きスパムメール届けば、せめて斯様な美女に起こされたし。

 

 

午前4時、タクシー2台に分乗しホテルを出発、いざMoscow Sheremetyevo空港へ向け出発せり。この2日間、そのニックネーム通りに大いに御気遣い下さりしキィツカイスキー君が、御見送り下されば、最後に皆して記念撮影せり。Спасибо!

 

 

何と空港入口にて、いきなりセキュリティーゲートあれば、空港内へ入るに際し既に長蛇の列成す有様、嘗て成田空港へ入るに際し、誰もが身分証提示を課せられし不毛ぶり思い出されし。

 

 

ギターケースを預ける追加料金も支払い、無事チェックインも済ませれば、搭乗ゲートへ赴かんとす。土産物屋店頭にてプーチン大統領マトリョーシカ発見せり。

 

 

搭乗ゲート前にバーガーキング発見すれば、

 

 

皆して朝飯に「ダブルワッパー・ミール」なんぞ購入、

 

 

配給之圖。

 

 

ドリンクバー+フライドポテト+ブルーベリーパイ+ダブルワッパーなる大盛りセット、空腹なればペロリ平らげし。

 

 

アエロフロート午前7時15分発London Heathrow行き搭乗、機内にて朝飯配膳されれば、私は「オムレツ」所望せり。然れど先程ハンバーガー等食らえば、オムレツとレタスのみ食させて頂きし。

 

 

約4時間のフライトにて、London市街上空へ至れば、

 

 

Pink Floyd「Animals」のレコードジャケットにて御馴染みバタシー発電所も目視確認せり。

 

 

御存知の通り豚飛ばされし例のヤツなり。

 

 

Heathrow空港へ到着すれば、ブッキングエージェントTomと、今回前半戦のドライバーの御仁(名前失念すれば悪しからず)更には下の写真にては姿確認し得ねど、御存知「組合長」が、迎えに来て下さりし。

 

 

本日出演を予定する「Blue Dot Festival」会場目指すべく、いざCheshireへ向け爆走せり。

 

 

道すがら立ち寄りしドライヴイン内売店にて、何やら妙な民芸品あれこれ発見せり。

 

 

 

 

大英帝国に於いて、正に今話題沸騰中なる超人気商品「反重力テント」なれば、壁に張るも容易なり。

 

 

早朝出発に加え、未だ絶賛時差ぼけ中なれば、皆様車内にて轟沈。

 

 

 

愈々車窓より「Blue Dot Festival」会場たるJodrell Bank Observatory、即ち天文台臨み得れば、

 

 

会場へ到着するや、天下御免の御調子者ウルフは満面の笑み浮かべ「俺は今、海外フェスの風を感じてる!」まあ精々満喫して下されや。 

 

 

私なんぞ、そもそも出演者一覧より何とか存じ上ぐるは、Gary Numan、The Orb、Adrian Sherwood、Mad Professor程度、度々同じフェスティバルに出演されれば名前のみ存じ上ぐるSlowdive、レコード屋店頭にて名前程度存じ上ぐるThe Chemical BrothersとThe Flaming Lipsを以て全て、そもそもフェスティバルの類い好まぬ私なれば、全く以て興味皆無。楽屋とバックステージ以外は出歩かぬと思われ、凡そフェスティバル会場の写真撮影なんぞ不可と思えば、悪しからず。

 

 

Jodrell Bank Observatory入口にて手続き済ませれば、

 

 

嘗て「S/T(Space and Time)」なんぞと恥ずかし気もなく自称されしウルフ、此処の壁面に「Space and Time」と書かれしを発見するや、大いに浮かれる有様。云うとくけど、それ君の事とちゃうからね。

 

 

而して出演予定さるステージへ連行之圖。

 

 

この巨大テントステージが、我々の演奏場所なり。

 

 

楽屋にて、組合長と再会祝し、改めて乾杯せり。

 

 

ビール飲み飽きれば、日本より持参せし日本酒と饅頭召喚、大いに堪能せり。

 

 

昨日Moscowのフェス会場にて頂戴せし「ありがとう」Tシャツ数枚あれば、

 

 

 

これにメンバー直筆サイン入り超限定AMT公式Tシャツとして、販売せんとす。

 

 

午後5時頃、我々の出番と相成るや、本日は60分のセットを披露。昨夜以上にアッパー且つハイパーな怒涛の疾走ぶり、60分のセットリスト的には通常より1曲少なめなれば、各セクション充分にパワーチャージ叶いて、況して本日は私の通称「地獄の3段積み」たるMarshall JCM-900、Roland JC-120、スピーカーキャビネットが、一切のトラブル知らずにて火を吹けば、終盤にこそ東君のシンセにトラブル勃発せし一幕もあれど、最後は大団円を以て大いに盛況にて幕。

ライヴ写真ネット上にて拾遺叶えば、此処に無断借用転載させて頂く次第、悪しからず。

 

 

 

 

 

 

 

終演後、機材一式も撤収完了すれば、AMTヤングお兄さんチームに、フェスの雰囲気堪能も兼ね、晩飯買い出しを託せり。然れば「ステーキ&ポテト」を確保、見た目はええ感じやがなと、いざ食らえば塩っぱ過ぎにて即死。塩を払いつつ、赤ワインにて中和させつつ食せり。

 

 

「ステーキと私」シリーズ。

 

 

 

 

 

ちびっこファン獲得されしNANI君なり。この男の子が25歳を迎えんとする頃には、NANI君は五十路後半、私なんぞ七十路前半なれば、果たして未だ現世に留まるや否や、各して絆は紡ぎ繋がれると知れ。

 

 

斯くの如くちびっこさえ感動へ至らせし、渾身のプレイにて完全燃焼されしNANI君、芝生の上にて仮眠之圖。

 

 

白髪長髪+白髭なる組合長&東君之圖。

 

 

ふと見れば、未だフェスティバルのプログラムは中途なれど、既に我々が使用せしアンプ群やドラムセットが搬出され、音響機材屋のトレーラーへ積み込まれれば、何とこのテントステージにて、アンプやドラムセット等の所謂「前時代的」機材使用する出演者は、我々のみと知るや驚愕。確かにバックステージにセッティングされずらり並ぶ機材群は、全てシンセサイザーやらミキサー等の類いにして、最早我々の如きロックバンド形態とは、絶滅危惧種たらんや。然れど然ればこそ我々の演奏が、斯くも尋常ならぬ盛り上がりを見せしとは、詰まる処、機材や演奏形態なんぞ一切無関係、結局はその音楽がオモロイか否か、その一点に集約帰結すると知れ。

 

結局、会場内徘徊彷徨どころか、ステージとバックステージ以外、全く何処へも赴かねば、そもそもメインステージが何処にあるかも存ぜずして、他の出演者の演奏も全く観ぬ儘、如何せん先の「ステーキ&ポテト」さえ買い出し御願いせし有様、然ればこそフェスティバル然とせし写真も皆無、イメージ画像として、ネット上よりメインステージの写真を無断借用転載させて頂けば、悪しからず。

 

 

出番も終われば晩飯も済ませ、最早フェスティバル会場に留まる意味もあらざれば、速やかに今宵の投宿先たるホテルへ撤収せり。日本と並び無料Wi-Fi後進国なる大英帝国なれば、ホテルにおけるWi-Fi使用は有料にして、30分間のみ無料にて接続化なり。然れば事務仕事や拙ブログ投稿等は、明日へ順延決定、然ればテレビ観乍ら轟沈せり。

 

斯くしてCheshireの夜は更け行きし。

 

NANI君のブログも並走更新中なれば、是非に御併読頂きたし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「Acid Mothers Temple Variation」London

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日本も熱波襲来にて、各地を灼熱地獄と化せにけりと聞き伝えられれど、こちら大英帝国も熱波襲来中、日本と大きく異なる点は、日本は如何に気温が上がれど、冷房中空間へ逃避すれば快適な事この上なけれど、如何せん元来寒さ対策に重き置かれる欧州北部なれば、そもそも冷房器具なんぞ皆無、建造物も防寒対策にて風通しせぬよう設計され、均かの熱波襲来なんぞ想定外も甚だしく、然れば室温の上昇ぶり尋常ならぬ様にして、結局その熱波襲来中なる屋外の方が遥かに涼し気なる本末転倒ぶり、我々の如く冷房依存症な屁垂れは、最早死を覚悟するしか術もなし。

 

 

ビッグレッドマシーンことKANEに由る、地獄の業火を以ての制裁か。果たして今日1日を生き抜けるや、正に死して屍拾おうにも灰、冷房皆無なるを念頭に入れ「心頭滅却すれば火も亦涼し」と腹を括るべし。

 

 

朝飯を求め、ホテル界隈のガソリンスタンドへ赴き「メキシカンスタイル・ホットドッグ」なるを所望、何がメキシカンかと云えば、ハラペーニョが挟まれるのみにして、パンの粗悪ぶりが、正にガキの頃に給食にて食らわされし激不味コッペパンさえ想起せられるレベルにして、大英帝国が発祥地たるサンドウィッチと云い、兎に角パンが尋常ならぬ程に激不味なり。

 

 

ネット接続が30分のみ無料なれば、常時使用されるスマホならず、わざわざパソコンを以て、ブログ記事の下書きに精出されるNANI君之圖。然れど斯くも執筆に精出されるNANI君に、後程均かの大悲劇が訪れようなんぞ、この時は未だ誰も知る由もなし。

 

 

午前10時、いざLondonへ向け出発せり。道すがら立ち寄りし大型スーパーの惣菜コーナーにて、昼飯を物色せんとすれば、アメリカにても御馴染み「鶏の丸焼」発見、

 

 

更には「はじめ人間 ギャートルズ」にでも出て来んと思しき「骨付き豚肉グリル」もあれば、これはなかなか圧巻なるかな。

 

 

実は肉食派なる東君、男前にこの「骨付き豚肉グリル」に挑まんとされれば、

 

 

「むぐぅ、こ、こ、これは…塩っぱい…」結局僅か二、三口を以てギブアップされし顛末なり。

 

 

私は「鶏丸焼ハーフ+葱」所望、薬味に葱を齧り乍ら鶏肉を貪らんとす。

 

 

 

ジョンソンも「骨付き豚肉グリル」所望されれば、

 

 

野蛮人の如く肉を食らえとばかり、猛然と挑まれれば、

 

 

何と2度に分けこそそれ、ぺろりと見事完食されし男前ぶり。

 

 

食うたら寝るとは森羅万象生物の生理なり。

 

 

御自慢の便利枕「フェイスクレイドル」ジョイント部分に問題勃発すれば、上の写真の体勢は最早無理と相成り、あれこれ復旧試みられれど叶わず、結局異なる形態にて使用される羽目と相成れば、曰く「日本へ帰ったら返品やな。」

 

 

熱波襲来中なれど、悲しくもバンに冷房設備搭載されねば、仮令車窓全開とは云え、運転席とナビ席のみ開閉可なる仕様なれば、後部の我々が座する2列目3列目はサウナ状態、更に私が座する席は、常に直射日光照射される最悪のシチュエーションにして、愈々以て血液沸騰、熱中症へのカウントダウンも始まれば、

 

 

凡そ宇宙恐竜ゼットンが、御自慢の「一兆度の火球」其処等一帯に乱射されしか。

 

 

ガソリンスタンド内売店にて、清涼飲料コーナーに並べられしココナッツの実に、齧り付かんとされるウルフ之圖。

 

 

余りの暑さに体力喪失半端なくして、此処は生命維持すべく糖分補給図るべく「シュークリーム」2個を一気食いにて堪能せり。矢張り欧米の甘さ爆裂な味わい、正に甘味とは斯くあるべし。日本の屁垂れな「甘さ抑えめ」なんぞ糞食らえ、そもそも甘さ抑えめなんぞホザくボケ共に、甘味食らう資格もなし。

 

 

今宵の会場Cafe Otoへ到着せり。

 

 

サウンドチェックも無事済ませれば、

 

 

こちらは、今宵第1部を務める「NANI ∞ GURU」のサウンドチェックを眺むるウルフ之圖。

 

 

会場内は既にサウナの如き暑さにして、未だ風も吹く表のベンチにて、組合長とビール酌み交わせり。

 

 

嘗て「Uneven Eleven」欧州ツアーの際、ツアードライバー務めて下さりしMarkと、愛娘Nikitaちゃん誕生までは、自宅をLondonの定宿として提供下さりしGlynさんも顔出して下さりし。

 

 

今宵のライヴに関し、Cafe Oto公式サイトに「謎のゲストあり」と記されれば、そのゲストとはGeoff Leoghなり。

 

 

組合長の盟友Barry達とNANI君、

 

 

現在「Gong」のリハーサル中にてLondonに滞在されるFabioを始め、我等がブッキングエージェントにして、最近は女性ドラマーとのデュオユニット「TOMAGA」にて人気急上昇中なる、ぴか様曰く「ダンディーハウス」なTom、仏女性ヴァイオリニストAgathaちゃん達、

 

 

既にステージ衣装に着替えられ気合十分な「ネオ格差コンビ」の御二方、

 

 

今やAMT元老院なる私と東君、而してNANI君之圖。

 

 

今宵は「Acid Mothers Temple Variation」と銘打たれ、通常セットとは異なる内容のライヴを行う所存なり。然れば第1部は、Cafe  Otoより直接御指名頂きし「NANI ∞ GURU」を以て30分程のセットを展開せり。「experimental psychedelic hyper noise disco」なるコピーも添えれば、正に怒涛のノイズとハイパービートを、ソールドアウト満員御礼にて完全サウナ状態と化せし会場内へ絨毯爆撃大乱射、大いに盛況にて幕。

ライヴ写真ネット上にて拾遺叶えば、此処に無断借用転載させて頂く次第、悪しからず。

 

 

 

第2部は「Acid Mothers Temple feat. Geoff Leigh」にして、アコーティックぽくフォーキーな展開を以て、90分のセット披露せり。大英帝国に於いて初御目見得なるジョンソンのソロより幕開け、そのジョンソンに呼び込まれるが如くメンバー登場、而して所謂「ヴォーカル・チューン」な楽曲を、フォーキーなアレンジにて演奏せり。最後は畳み掛ける大団円に大団円を上書きする究極の大団円ぶり、大いに盛況にて無事幕。

今宵のセットリストは以下の通り。

1. ジョンソン solo

2. La Le Lo

3. Blue Velvet Blues

4. Beautiful Blue Ecstacy

5. Dark Star Blues

6. Pink Lady Lemonade

7. Cometary Orbital Drive

8. Hello Goog Child

 

下の画像は、私が客席より撮影せしジョンソン solo之圖。

 

 

 

 

ライヴ写真ネット上にて拾遺叶えば、此処に無断借用転載さあせて頂く次第、悪しからず。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

機材撤収し、今宵の投宿先たるTom宅へ。

夜食の「大蒜焼飯」拵えんと、何と大蒜5欠も投下されしNANI君之圖。

 

 

 

私は昼の「鶏の丸焼ハーフ」胸肉部位のみ残せば召喚、本日そのスーパーへ立ち寄りし際、然り気なく即席麺購入すれば今こそ召喚、Tom宅の冷蔵庫に残される野菜屑なんぞ失敬し、葱共々投下、斯くしてインプロクッキング「鶏胸肉入りピリ辛ラーメン」食せり。

 

 

斯くしてLondon第1夜は更け行きし。

 

NANI君のブログも並走更新中なれば、是非に御併読頂きたし。

 

先程、本ブログ記事をアップすれど、既にFacebookへは連携投稿されぬ次第。悪しからず。私は顔文字なんぞ使用せねど、顔文字提供終了なんぞも何故か、私にはとんと理解及ばぬものなり。

 

day off in London

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午前2時起床。先日より始まりし新番組「ウルトラマンR/B(ルーブ)」第3話を、公式無料配信にて鑑賞せんとすれば、何と大英帝国にては不可。そんな事やから海外進出に失敗すんのんじゃ。そもそも国内テレビ放送も、テレビ東京系僅か7局ネットなれば、テレビ朝日系全国30余局ネットにて放送される仮面ライダーシリーズに、大きく水を開けられるも当然かな。

 

 

熱波襲来中にして、冷房施設も稀なる大英帝国なれば、今日は珍しくオフなれど、下手すれば斯くの如く殺意さえ抱く羽目と相成るらんや。

 

 

昨日の骨付き豚肉グリル残党召喚されし東君、ラーメンのトッピングとされれば、豪快な一品「骨付き豚肉グリル入り豚骨ラーメン」食されし。

 

 

日本より持参せし素麺、昆布つゆ、味付海苔、わさび薬味を召喚、

 

 

トッピング皆無にして質素極まりなき「素麺」食せり。

 

 

界隈のスーパーにて食材購入されしジョンソン、好物たりし「ラムステーキ」に舌鼓乱打之圖。

 

 

昨日スーパーにて購入せし即席ラーメンに、東君より御裾分け頂きし骨付き豚肉グリル残党ぶち込み、斯くして「豚ラーメン」食せり。

 

 

Lonson観光へ出動されるウルフ、何故斯くもフル装備にて出動されるか謎なれど、精々「街角アナリスト 内藤タケシ」として闊歩堪能されたし。

 

 

食材調達すべく界隈のスーパーへ出撃、ジャパニーズ・ファーストフードチェーン「itsu」製カップ麺「katsu udon noodle」発見、シースルーの蓋より中を覗けど、どない見てもカツなんぞあらざる様に伺えれば、果たして如何な代物か、然れど身銭切りて確かめる程にあらざれば、悪しからず。

 

 

昨夜の灼熱地獄ライヴにて流石に汗塗れと化せば、洗濯されしジョンソンの鬘なれど、この鬘のみにてジョンソンの存在を感じさせれば、何とも妙な感じなるかな。

 

 

スーパーにて食材調達され、絶賛調理中なる東君、

 

 

「ハンバーグステーキ」完成、

 

 

バックヤードにて、ワイン嗜みつつ堪能されれば、何とも優雅な昼餐なるかな。

 

 

その背後に、ずらり並ぶジョンソンの洗濯物も御愛嬌なり。

 

 

購入せし米、トマト、玉葱、冷凍海老、葱、更には東君より御裾分け頂きし骨付き豚肉グリル残党最終部隊をフライパンへぶち込み、此亦同じく購入せしトマト&ガーリックペースト、日本より持参する昆布つゆ投下、而して水も注し、

 

 

一気に加熱調理せり。

 

 

炊き上がれば、蒸らし序でに玉子投下、斯くして「ミックスパエリア」完成、いざ食せば大いに美味なり。

 

 

London観光に興じしウルフ帰還。本日の活躍ぶりは、彼のInstagramページより無断借用転載させて頂けば、悪しからず。

 

 

 

昨日執筆せしブログ原稿が一瞬にして消失せしNANI君は、余りの失意に呆然とされつつも執筆作業に明け暮れられれば、こちらは日がな「GODMAN」新譜の録音に勤しむ次第、お如何せん来月末より「The Silence」とのWレコ発国内ツアー控えれど、未だその音源完成を見ぬ体たらくぶりなれば、流石に尻に火が点きし次第。

午後9時過ぎ、漸くその録音作業も一段落すれば、本日の業務終了とばかり、皆と晩酌に興じんとす。ワイン、ウイスキー、グラッパと飲み明かしつつ、アホ話百花繚乱、

 

 

 

気付けば空瓶の山にして、午前2時半に至るや漸く散開消灯就寝お相成りし。

 

 

斯くしてLondon第2夜は更け行きし。

 

NANI君のブログも並走更新中なれば、是非に御併読頂きたし。

 

先述せし「GODMAN」の国内ツアー日程は以下の通りなれば、是非にチェックされたし。

 

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「The Silence & GODMAN 新譜ダブルリリース記念Japan Tour 2018 」

 

■8月29日(水)@広島 Club Quattro (082-542-2280)

http://www.club-quattro.com/hiroshima/

open 18:30 / start 19:00

adv ¥2500 / door ¥3000

w/ the JAHCAZE, anndoe

 

■8月30日(木)@岡山 Pepperland (086-253-9758)

 http://www.pepperland.net

open 19:00 / start 19:30

adv ¥2500 / door ¥3000

 

■8月31日(金)@大阪 東心斎橋 Conpass (06-6243-1666)

http://www.conpass.jp

open 19:00 / start 19:30

adv ¥2500 / door ¥3000

w/ 秋葉慎一郎 (Drソロ) x 豊田哲司 (Sound operating ) x 小堀努 (映像)

 

■9月1日(土)@京都 Urbanguild (075-212-1125)

http://www.urbanguild.net

+ 仙石彬人 : time painting, visual 

open 19:00 / start 19:30

adv ¥2500 / door ¥3000

 

■9月2日(日)@東京 東高円寺 UFO Club (03-5306-0240)

https://www.ufoclub.jp

open 19:00 / start 19:30

adv ¥2500 / door ¥3000

 

GODMAN :

宮下敬一 : guitar (Mandog)

河端一 : guitar, synthesizer (Acid Mothers Temple)
森田聖 : bass (ex.Reform, Adios Dios, 黒い森)

砂十島NANI : drums (Acid Mothers Temple, Bogulta)

 

 

2005年、Acid Mothers Templeの河端一、東洋之、Mandogの宮下敬一、榎本隆幸、渡邊靖之の5人で結成、1stアルバム「GOD ∞ DOG」をAcid Mothers Temple Labelよりリリース。その後、河端と宮下を中心にした不定形メンバーによるバンドと化しながら、不定期ながらライヴ活動を継続。
2002年Damo Suzuki’s Networkアメリカツアーのリードギタリストを務めて以来、ダモ鈴木とは深い交流をもつ、さすらいのギターボヘミアン宮下敬一ことMandogが織り成すミニマルなトランスギターと彼のルーツたるジャジーなパッセージ、海外においては絶大な人気を誇るAcid Mothers Templeのリーダー兼ギタリストであり、グルと称される河端一による轟音超高速ギターから悠久のギタードローンに至る恍惚感、この双頭ギタリストに、70年代後期よりリフォーム等のバンドで活動、ピナコテカより作品発表後、上京しスタジオミュージシャンとして音楽業界に従事後、帰阪後は関西アングラシーンの良きオヤジとして若手より慕われる超絶ベーシスト森田聖と、関西ゼロ世代なんぞという肩書も今や不要、自身のBogultaを筆頭に、Acid Mothers Temple、サイケ奉行、想い出波止場、Amazon Saliva、ヒューマンシャワー等世代を越えて活動する、稀代の天才異能ドラマー砂十島NANIが合体!
奏でられた音が風となり大地を、そして彗星となり宇宙空間を自由奔放に駆け抜け、宇宙の果てまで果てしなく疾走し続ける、究極のコズミック・トランス・サイケデリック・ミュージック!
今回のツアーに合わせ、このメンバーによる、13年ぶりの新譜をリリース予定!

 

The Silence :

馬頭將噐 : guitar, vocal (ex: Ghost)
岡野太 : drums (非常階段, ex: Subvert Blaze)
吉田隆一 : baritone sax, flute (Black Sheep)
山崎怠雅 : bass, vocal (山崎怠雅グループ、Hardy Rocks)

 

 

1984年より東京でコミューンを母胎としたグループGhostを主宰。アメリカでDrag Cityよりデビューした後は海外を活動拠点として30年間活動した。そのサイケデリック、アシッドフォーク的な音楽と、ライブに於いては即興演奏が延々と続くスタイルでカルト的な人気を誇った。解散後、馬頭、岡野を中心としてThe Silence を結成。Drag City より三枚の作品を昨年迄にリリースしている。9月に4枚目の新譜を同じくDrag Cityから発表する。フリージャズ、サイケデリックロック、フォークの要素が混然と溶け合って強烈なグルーヴに裏打ちされる。

 

 

 

 

 

 

 

 

recording in London

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午前5時起床。此処数日を、熱波襲来及び冷房設備皆無なる環境下にて過ごせば、常に脳が沸騰せしが如き感覚にて、目覚めし刹那より猛烈な火照りに苛まされ、妙な脂汗の如きが常に滲む有様、もしやこれは熱中症なんぞの類いかとも思いつつ、そもそも気温が5℃〜15℃辺りが最も心地良く感ずる寒冷地仕様に生まれれば、白熊の生まれ変わりかと揶揄されるも稀ならずして、最早冷蔵庫の中にて暮らしたしとさえ思う始末。

 

 

朝飯食らわんとすれど、調理せんとする元気もあらざり、昨日スーパーにて贖いしカップ麺「日清 Soba(焼そば)」とモヤシ召喚、

 

 

熱湯にて戻せしカップ麺を、モヤシ共々フライパンにて炒め合わせ、添付されしソース投下、

 

 

斯くして「焼そば+サラダ」食せり。

 

 

〆切迫る「GODMAN」の録音作業に勤しまんとすれど、相も変わらぬ脳沸騰及び全身の火照りに加え、猛烈な胸焼け及び嘔吐感急襲にて、再び轟沈せり。

目覚めれど、気分優れぬ様は変わらずして、昼飯に「海老入り素麺」食せど、症状一向に改善されぬ始末なり。

 

 

本日は昼より、Tomの友人が新築されしレコーディング・スタジオにて録音なれば、いざスタジオへ出動せり。聞く処に由れば、Bitcoinにて大儲けされ、その利益にてこの家を購入され、更には斯くも立派なレコーディング・スタジオを建造されしとは、いやはや投資なんぞ全く以て無縁極まりなき赤貧ドサ廻りミュージシャンなる私なんぞには、何とも夢物語の極みなるかな。

 

 

ヴォーカル用ブースにて、ひとりリハーサルに余念あらざるジョンソン之圖。

 

 

而してウルフ、

 

 

NANI君。不覚にも東君の写真撮影し忘れれば、悪しからず。

 

 

ジョンソンの隣のブースには、スペシャル㊙︎ゲスト迎えし次第。

 

 

スタジオ内には、夥き数のギターやらエフェクター類、更にはアンプ群、シンセサイザー群も所狭しと積み上げられ、ふと見つけしロシア製と思しきシンセサイザー、いとをかし。

 

 

巨大Marshallアンプなり。

 

 

宇頭巻神様、これが斯くなる金運を導き給いしか。然れば僅かなりともその御利益に肖るべく、確と拝まさせて頂く次第。

 

 

猫も居れば、

 

 

犬畜生も居り、

 

 

小人食らう怪獣さえ居ると知れ。

 

 

流石にスタジオ内は空調完備にて、冷房がバリバリに効きし快適ぶりなれど、録音直前まで、例の熱中症かと思しき脳沸騰状態+嘔吐感に加え腰痛まで勃発すれば、ほぼ廃人状態にてダウンすれど、演奏始めるや次第に回復せしとは毎度乍らの不思議にして、録音全て終える頃には、脳沸騰状態のみ残し概ね平癒せしか。

 

而して全曲ほぼワンテイクのみとは云え、相当な時間を費やし結構な曲数を録音すれば、本日のスペシャル㊙︎ゲストはGeoff Leighなり。

 

 

斯くして「Acid Mothers Temple feat. Geoff Leigh」之圖。

 

 

ひと仕事終えれば、エンジニア務め下さりしスタジオオーナー御夫婦共々、界隈のパブへ赴き、先ずは乾杯、

 

 

トルコ料理をデリバリー頂き「シシケバブ+アダナケバブ+チキンケバブ(タヴクシシ)+トルココロッケ+サラタ+ピタパン+ピラウ」を皆して食せば、楽しき晩餐と相成りし。

 

 

今宵、サーストン・ムーアの60歳を祝うプライベートな誕生日パーティーが行われれば、是非にと誘われれど、この熱中症と思しき脳沸騰症状に加え、流石に長時間レコーディングに起因せし疲労感は否めず、久々なるサーストンとの再会を諦め、Tom宅へ帰還させて頂くや、冷水シャワーにて脳冷却、漸く脳沸騰状態より脱出し得れば、いざ「GODMAN」の録音に勤しまんとすれど、今度は疲労感ピークに達すれば、再び敢え無く轟沈せり。

欧州に於けるオフなんぞ稀なる好機とばかり、夜狼活動も兼ね、Tom共々サーストンの誕生パーティーへ繰り出せしウルフ、果たしてその顛末や如何に。

 

斯くしてLondon第3夜は更け行きし。

 

NANI君のブログも並走更新中なれば、是非に御併読頂きたし。

 

 

 

 

ソロ活!2018夏

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AMT宗家露英遠征道中譚を連日綴る中なれど、帰国後に控えるソロライヴの御案内させて頂く次第、悪しからず。

 

珠玉のアシッドフォークトリオ「さんましめさば」率いられしタケヤリシュンタ君より招聘頂き、来たる8月9日(木)@神戸Helluva Loungeにてソロライヴ行う予定なれば、暑き最中とは思われれど、是非に御運び頂きたし。

「ヒカシュー」のリズム隊御二方に由る別動隊「黒やぎ白やぎ」が「黒やぎ白やぎ10周年&還暦やぎツアー」行わんとされれば、それの神戸公演なりけり。「ヒカシュー」はデビュー当時よりファンにして、果たして80年代末たりしか90年代初頭辺りまでは、幾度かライヴに足も運び、リリースされし作品群も買い求めし経緯あり。所謂日本アンダーグラウンド・ミュージックシーンなる世界に於いて、自分の友人知人の多くが、巻上さんと懇意されにけると伺えど、如何せん人付き合い苦手にして、そもそもシーンなんぞも含め、何かにつけて徒党組まんとする界隈には近寄らぬ私なれば、実は知り合いなるミュージシャンとは僅かばかり、悪しからず。

今回は、主催タケヤリ君よりのリクエストもあり、ギターとシンセの二刀流に由るソロを予定すれば、炎天下の下、斯様な機材背たろい、明日香の深山より神戸まで赴く次第、然れば是非とも多くの方々に御運び頂きたしと切に願うものなり。

対バンは、先ず岡山の才人「村岡充」君、その一筋縄では行かぬ屈折し乍らも美しき音楽性のみならず、こけし蒐集家たる彼の薀蓄伺うも大いに楽しみにして、更には主催タケヤリ君とBATAに由るデュオ「タケヤリシュンタ&北畠荘陽」未だ無限の可能性秘める若き才能のコラボレーション、斯くもバラエティーに富めば、申し訳なくも「黒やぎ白やぎ」未聴なれど、正に真夏の夜の夢の如き一夜と相成るは必至、Helluva Loungeなればこその異界ぶりもあらんと思えば、是非に共に真夏の夜の夢に惑わされん。

 

然れば8月9日(木)は、神戸Helluva Lougeにて御目に掛かります。因みに今夏のライヴ予定とは、このソロライヴ以外には、8月末より予定される「GODMAN」レコ発国内ツアーのみにして、久々なる夏休み頂戴せんとすれば、明日香の深山にて避暑堪能させて頂く所存、悪しからず。

 

NANI君も「BOGLTA」新編成にて復活ライヴ控えられれば、奇しくも同じ神戸Helluva Loungeにして、関連ブログ記事もアップされれば、是亦御併読頂きたし。

 

 

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■8月9日(木)@神戸 Helluva Lounge (078-331-7732)

http://helluva.jp

 

「地下街の牧歌 Vol.3 黒やぎ白やぎ10周年&還暦やぎツアー in Kobe」

 

河端一 solo

 

open 18:30 / start 19:00

adv ¥2500 / door ¥2800

 

w/ 黒やぎ白やぎ (佐藤正治: dr + 坂出雅海: b from ヒカシュー), 村岡充 (Test Pattern), タケヤリシュンタ (さんましめさば) + 北畠壮陽 (après-guerre na・poto, 黒い森)

 

 

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「The Silence & GODMAN 新譜ダブルリリース記念Japan Tour 2018 」

 

■8月29日(水)@広島 Club Quattro (082-542-2280)

http://www.club-quattro.com/hiroshima/

open 18:30 / start 19:00

adv ¥2500 / door ¥3000

w/ the JAHCAZE, anndoe

 

■8月30日(木)@岡山 Pepperland (086-253-9758)

 http://www.pepperland.net

open 19:00 / start 19:30

adv ¥2500 / door ¥3000

 

■8月31日(金)@大阪 東心斎橋 Conpass (06-6243-1666)

http://www.conpass.jp

open 19:00 / start 19:30

adv ¥2500 / door ¥3000

w/ 秋葉慎一郎 (Drソロ) x 豊田哲司 (Sound operating ) x 小堀努 (映像)

 

■9月1日(土)@京都 Urbanguild (075-212-1125)

http://www.urbanguild.net

+ 仙石彬人 : time painting, visual 

open 19:00 / start 19:30

adv ¥2500 / door ¥3000

 

■9月2日(日)@東京 東高円寺 UFO Club (03-5306-0240)

https://www.ufoclub.jp

open 19:00 / start 19:30

adv ¥2500 / door ¥3000

 

 

GODMAN :

宮下敬一 : guitar (Mandog)

河端一 : guitar, synthesizer (Acid Mothers Temple)
森田聖 : bass (ex.Reform, Adios Dios, 黒い森)

砂十島NANI : drums (Acid Mothers Temple, Bogulta)

 

 

2005年、Acid Mothers Templeの河端一、東洋之、Mandogの宮下敬一、榎本隆幸、渡邊靖之の5人で結成、1stアルバム「GOD ∞ DOG」をAcid Mothers Temple Labelよりリリース。その後、河端と宮下を中心にした不定形メンバーによるバンドと化しながら、不定期ながらライヴ活動を継続。
2002年Damo Suzuki’s Networkアメリカツアーのリードギタリストを務めて以来、ダモ鈴木とは深い交流をもつ、さすらいのギターボヘミアン宮下敬一ことMandogが織り成すミニマルなトランスギターと彼のルーツたるジャジーなパッセージ、海外においては絶大な人気を誇るAcid Mothers Templeのリーダー兼ギタリストであり、グルと称される河端一による轟音超高速ギターから悠久のギタードローンに至る恍惚感、この双頭ギタリストに、70年代後期よりリフォーム等のバンドで活動、ピナコテカより作品発表後、上京しスタジオミュージシャンとして音楽業界に従事後、帰阪後は関西アングラシーンの良きオヤジとして若手より慕われる超絶ベーシスト森田聖と、関西ゼロ世代なんぞという肩書も今や不要、自身のBogultaを筆頭に、Acid Mothers Temple、サイケ奉行、想い出波止場、Amazon Saliva、ヒューマンシャワー等世代を越えて活動する、稀代の天才異能ドラマー砂十島NANIが合体!
奏でられた音が風となり大地を、そして彗星となり宇宙空間を自由奔放に駆け抜け、宇宙の果てまで果てしなく疾走し続ける、究極のコズミック・トランス・サイケデリック・ミュージック!
今回のツアーに合わせ、このメンバーによる、13年ぶりの新譜をリリース予定!

 

The Silence :

馬頭將噐 : guitar, vocal (ex: Ghost)
岡野太 : drums (非常階段, ex: Subvert Blaze)
吉田隆一 : baritone sax, flute (Black Sheep)
山崎怠雅 : bass, vocal (山崎怠雅グループ、Hardy Rocks)

 

 

1984年より東京でコミューンを母胎としたグループGhostを主宰。アメリカでDrag Cityよりデビューした後は海外を活動拠点として30年間活動した。そのサイケデリック、アシッドフォーク的な音楽と、ライブに於いては即興演奏が延々と続くスタイルでカルト的な人気を誇った。解散後、馬頭、岡野を中心としてThe Silence を結成。Drag City より三枚の作品を昨年迄にリリースしている。9月に4枚目の新譜を同じくDrag Cityから発表する。フリージャズ、サイケデリックロック、フォークの要素が混然と溶け合って強烈なグルーヴに裏打ちされる。

 

 

 

 


Salisbury

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午前4時起床。脳沸騰状態未だ続けば、ウルトラセブンを苦しめし凍結怪獣ガンダーに由る超局地的大寒波も今ならば大歓迎、而して脳味噌冷却大作戦敢行すべく、冷水シャワーを頭部に放射する事5分強、斯くして漸く脳温度低下すれば、脳機能も無事復旧果たせしか。

 

 

朝飯食らわんとすれば、鰯缶、トマト、玉葱、スナップ豌豆、ボイル海老、大蒜、米をフライパンへぶち込み、トマト&ガーリックペーストと昆布つゆ投下、水を注しいざ加熱調理、些か水が多過ぎしかと思われれど、斯くしてインプロクッキング「鰯と海老のパエリア」完成、大いに美味なり。

 

 

朝方こそ久々に曇り空なるLondon、然れど暫し後には再び大快晴へ至り、気温も34℃へ至りにけり。

 

 

疲労感漂う東君は、体力回復図られるべく、再び「ハンバーグステーキ」絶賛調理中、疲労回復には「肉&大蒜」即ち「Wニク幻想」あればこそ、信ずる者は救われると知れ。

 

 

カップ麺「日清 Soba(焼そば)」召喚、乾燥されし具材に、何やら立方体の形状せし代物あれば、これこそ「欧州版謎肉」たらん。

 

 

カップ麺を熱湯にて戻せし傍ら、フライパンにてモヤシと玉葱を炒め合わせ、其処へ戻せし麺投下、添付されしソース施し更に加熱調理、レタス&トマトに日本より持参せしマヨネーズ施せば、此処に出来上がりし焼そば盛り合わせ、目玉焼も添えれば、朝飯残党も召喚、斯くして「焼そば+サラダ+鰯と海老のパエリア」なる意味不明食い合わせを以て昼餐とすれば、郷愁誘うソーシーな味わい心底堪能せり。

 

 

我々寝静まりし昨夜遅く、スペインはValenciaより我等が偉大なるツアードライバーMorgan到着、彼が起き抜けてこられれば再会祝すばかりかな。今回の残り日程こと本日よりの3日間、彼がツアードライバーを務めて下さる次第、是を以って此処に「AMT宗家欧州旅団」全員集結せり。然りとて最後の異動日も含め僅か4日間、何故わざわざスペインくんだりよりMorganが招集されしかと云えば、彼こそが「欧州に於いて最もナイスガイ且つ御値打価格ドライバー」なればこそ、而して何より過去2年間に於いて、彼と我々が紡ぎ上げし絆あればこそ。

 

 

昨夜、待望の英国社交界デビュー果たし、名実ともに「グローバルな社交家」と相成られし「Mr. ウルフ」然ればセレブな社交界デビューの記念品を手に、居合わせし各界著名人歴々を尻目に、ゴージャスなセレブレディ達と過ごされし一夜の武勇伝、大いに語られしとは云わずもがな。

 

 

気温34℃と、本日も到底Londonとは俄かに信じ難き真夏日の中、いざSalisbury 目指し出発せり。今回Morganが駆る小型レンタヴァンは、先日のエアコン無したりし地獄の灼熱ヴァンと異なり、エアコン搭載にして仮令渋滞食らえども快適至極、エアコン万歳、文明の利器万歳、人類の叡智万歳。

 

 

道すがら見掛けしに「Cine Professionals」なる看板掲げられる映画関連ショップと思しきあれば、リール積み上げられし店内も圧巻なれど、超マニアックな客層のみを対象とされる商いかと思われれば、店主と思しきが入口にて来客を待ち受る様、些か厳しき雰囲気さえ漂う次第かな。

 

 

ビル屋上より身投げされ、見事頭部が地中に減り込まれれば、世相悪化に伴う投身自殺禁止を促すプロパガンダも兼ね、無情にも其の儘ブロンズにて固め永久保存され、行き交う通行人達に晒されし、某男の哀れな末路なり。

 

 

貸倉庫の案内と思われれど、何とジェット戦闘機まで預かり保管下さる次第。

 

 

ドライヴインに立ち寄れば、KFCが掲げる看板にて「Double Down」全面プッシュ中、フライドチキン2枚を以ってベーコン&チーズを挟む超男前な代物なり。

 

 

渋滞続きにして、前を行くヴァンには凡そエアコン搭載されぬと思われれば、車窓全開どころか側部のスライド式ドアさえ全開にて走行される有様、然れど運転席側なればその車内の様子も些か覗き得るMorgan曰く「喫煙中」なりけり。時同じくして消防車数台がサイレン鳴らし駆け抜ければ、

 

 

果たして炎上事故か、

 

 

然れば車窓より投棄されし吸殻が、中央分離帯の植木に引火、ボヤ発生されにけりて、然れば先のヴァンの輩共も精々注意頂きたし。

 

 

今宵の会場たるThe Winchester Gateへ到着せり。

 

 

田舎町の狭小なパブなれば、正に初心に帰る心持ちにして、何気に背筋もシャンと伸びるものなり。

 

 

 

Parallax Sounds主宰されるAnthonyが顔出して下されば、本日は着ておられねど、そもそも彼もタイダイTシャツ愛好家なれば、ことらも本日は生憎タイダイTシャツならぬ我等が「タイダイ君」と、此処に「日英タイダイ・ブラザーズ」結成されし。

 

 

サウンドチェックも済ませるや、今宵の投宿先たるTomの友人女性宅へ赴きし。

 

 

素晴らしき雰囲気溢れる、正に「森の中の不思議ハウス」なれば、

 

 

 

 

 

彼女が「チリ・コン・カーン+ポテト」用意下さり、皆して晩餐に興じし。

 

 

会場へ戻れば、今宵先鋒務めて下さりし地元サイケバンド「Carpet」熱演中、シンセ主体なるクラウトロックバンドにして、客席もええ感じに盛り上がりし。然れど如何せん狭小な会場なれば、既にホール内はサウナ状態と化せり。

 

 

今宵は80分のセットを披露せり。Tomより借り受けし機材群は、僅か今宵と明日の2公演のみを対象とすればこそ、経費節減且つ小型レンタヴァン故に大型アンプ搭載不可故、私もRoland JC-120をメインに据えるセッティング、然れど斯くも狭小な会場、況してアンプにマイキングも施されれば、如何せん良き意味にて些かイカれ気味なエンジニアの御仁が、爆音にて出力下さるを楽しまれる様にして、外音に関せば一切不安抱かぬ次第なれど、ステージ上に於いては、アンプがNANI君の後塵を拝する様なれば、NANI君は私のギターアンプの出音が直撃すればこそ、己れのドラム打音が全く聴こえぬ様にして、然ればこそ尚一層渾身の気合と力を込め叩かれ、結果尋常ならぬデカさにドラム鳴らされれば、私の立位置に於いては、NANI君のドラムのみ聴こえ来る有様、共に爆音相乗効果にて己れの出音がモニター出来ねば、ついぞ一層力も入り更なる爆音化を辿る爆音負のスパイラルへ突入、況してステージ上は最早完全にサウナと化す蒸風呂地獄、全身より汗が噴射するが如きにして、気力のみにて怒涛の疾走を以って走り切れば、危うくKO3秒前、大団円大いに盛況にて幕。

ネット上にてライヴ写真拾遺叶えば、此処に無断借用転載させて頂きし次第、悪しからず。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先日のCafe Oto公演にも顔出して下さりしMarkを始め、凡そ10余年ぶりたらん旧友知人の方々とも再会果たせば、これこそツアーに於ける最たる喜びかな。

 

投宿先たる女性宅へ帰還、何やらバックヤードにてパーティーさえ催される気配感じつつも、参加は「グローバルな社交家 Mr. ウルフ」へ丸投げ、こちとら宛てがわれし部屋にて、日本より持参せし儘ついぞ忘却の彼方へ封印されし安酒紙パック召喚、更には携行食材より鰯缶、スナップ豌豆召喚、晩餐の残党たる櫛切りに処されしライムを失敬、持参する昆布つゆに搾り汁合わせ「ライム昆布ポン酢」拵えるや、鰯缶を開け、刻み生姜共々このライム昆布ポン酢を施せば、湯煎せしスナップ豌豆も添え、斯くしてアテたる「鰯の生姜風味ポン酢和え+スナップ豌豆」摘みつつ安酒呷れば、大いに郷愁唆られる有様かな。如何せん短期ツアーと嘗めて掛かればこそ、大した準備も覚悟もあらざりて、然ればこそ逆にダメージ大きく、何かに付けて望郷の念に駆られる体たらくぶりを露呈せり。

 

 

何やら日本へ台風襲来なる報受ければ、29日に控える帰国便に果たして影響及ぼさぬ事、切に祈るばかり。

 

 

果たして大英帝国を襲いし熱波は何処かへ失せしか、扨亦此処が随分田舎なればこそか、久々に涼風心地良き夜を迎えれば、漸く精神的な安堵感さえも得られしか。

 

斯くしてSalisburyの夜は更け行きし。

 

NANI君のブログも並走更新中なれば、是非に御併読頂きたし。

Penryn

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今宵は皆既月食なりければ、Morganは大いに楽しみにされる次第、曰く「もしも雲が掛かってきたら、丁度AMTの演奏中の頃だから、その爆音で雲を吹き飛ばしてくれ」此処まで大英帝国なればこその所謂イングリッシュウェザー、即ち「晴れ時々曇り時々雨」なるオールマイティーな天候にあらず、稀なる快晴続きなればこそ、皮肉にも今宵に限り雨模様たらんとは、世の常なるかな。

 

 

午前5時起床。森の中の不思議ハウスにて目覚めれば、あの熱波も漸く失せしか、明け方は薄ら寒き程にして、ソファにて眠るNANI君も何気に身を縮められし様なり。

 

 

朝飯食らわんとすれば、昨朝の「パエリア」残党と、昨日ドライヴイン内スーパーにて贖いし「海老カレー」召喚、

 

 

中華鍋に双方ぶち込み加熱、サラダと共に盛り合わせるやリサイクル・インプロクッキング「混ぜ海老カレー+サラダ」食せり。

 

 

本日は5時間に及ぶ異動控えれば、道中弁当拵えんと、先ずは携行する野菜全軍を適当に刻み、プラ容器へぶち込むや、

 

 

素麺と冷凍海老を茹で、

 

 

これを合わせるや、昆布つゆ+オリーブオイル施し「海老サラダ素麺」完成、Morganがタイヤ修理に赴けば出発が遅れ、結局昼飯として食せど、大いに美味たりし。

 

 

洗濯され干されしウルフTシャツ之圖。

 

 

眠る犬畜生之圖。

 

 

眠る犬畜生之圖。別角度より。

 

 

即席焼そばと昨夜の残党ジャガイモ食されるウルフなれど、無料動画サイトにて中華料理の調理動画鑑賞され乍らの食事とは、果たして己れが食らう代物より遥かに豪華な食卓を眺めての食事とは、果たして虚しさのみ誘われんと思えば、是如何に。扨亦彼奴目の事なれば、この豪華な食卓を眺むる事にて、己れが食する貧相な食事を、幻想を以て豪華な食事へと変貌させ得る能力を備えられしかとも思われ、正に貧乏の極みの果てに体得せし妙技たらん。

 

 

片や「ネオ格差コンビ」としてウルフの相棒たるジョンソンは、その格差ぶりを見せ付けるが如く、界隈のスーパーにてハンバーグステーキ贖われ、ええ感じに焼き上げられるや、その美味さに御満悦の表情なり。

 

 

いざPenrynへ向け出発せり。

 

 

夏休み最初の週末を迎えんとすれば、行楽へ向かわれんとする渋滞に巻き込まれし。

 

 

遂に連続晴天記録も絶たれ、雨降り始めし。

 

 

車中にて、例の「フェイスクレイドル」を駆使され仮眠中なるジョンソン、一見滑稽なる様なれど、そもそも美男子にして、斯様な代物さえ似合えば、ピーター・ガブリエリルなんぞ想起させ得るコスチュームの如しか。

 

 

ドライヴインに立ち寄れば、ジャパニーズ・ファーストフード・チェーン「Chow」発見、

 

 

空かさず「カツカレー(大)+海老フライ2本」購入せり。

 

 

先程ハンバーグステーキ2枚平らげられしジョンソンを除く全員が、同じく「カツカレー(大)」購入、ヤングお兄さんチームは一気に完食とは、流石に若さが為せる技かな。

 

 

 

 

今宵の会場Fish Factory Art Spaceに到着せり。

 

 

ハン・ソロも居られし。

 

 

サウンドチェックも済ませれば、ジョンソンの楽器散乱之圖。

 

 

不可思議なハンドメイド・マシーンあれば、前時代的パソコンのキーボードをリサイクルされれど、その本体は全くの謎なる代物。

 

 

今宵、前座務め下さりし親子電子音ユニットあれば、この謎マシーン駆使されれど、未だ5歳程度と思われるこの男児が、何とこの謎マシーンを製作されにけりと知れば驚愕、正真正銘の天才か。

 

 

然レど演奏始まるや否や、もう飽きられしか、全く以て演奏に参加する風にあらず、父親一人が熱心に演奏されるばかりにして、遂にはステージ上に座り込む始末。天才過ぎなれば、斯くも旧態依然とせし前時代的「電子音楽」なんぞに、全く興味抱かれぬか。20年後の彼が果たして何を為さんとするか、個人的に興味募るばかりなり。

 

 

今宵は、90分のセットを披露せり。昨夜に続き狭小なスペースなれば、亦しても初心に還る次第にして、況して今宵はD.I.Y.なアートスペースなれば、PAも質素極まりなく、ヴォーカルのみにマイキング、私が使用するアンプは、今宵も携行するRoland JC-120のみなれば、その出音は御馴染み「地獄の3段積み」に程遠きショボさとうは当然、然ればこそ「体にて音を表現伝達せん」とは、正にAMT宗家海外ツアー黎明期に修得せし奥義のひとつなれば、今宵はその奥伝を紐解くべし。アートスペースなればこそ、矢張り先鋭的芸術家達も詰め掛けしかと思われ、敢えて実験音楽なんぞ匂わせる即興演奏も繰り出しつつ、最後は怒涛の疾走を以て大団円へ至るや、大いに盛況にて幕。

 

ライヴ写真ネット上にて拾遺叶えば、此処に無断借用転載させて頂きし次第、悪しからず。

 

 

 

 

 

連夜の夜狼活動に余念あらざるウルフなれば、その体中より発散されるワイルドフェロモンに誘われしか、今、正にひとりの女性がその餌食とならんとせし刹那を激写、曰く「俺の名前を云ってみろ!」

 

 

ほっぺにチューも頂けば、普段は見せぬ不敵な面構え晒し「俺のワイルドさこそ罪」何をヌカしとんねんな。精々夜をぶっ飛ばされたし。

 

 

生憎の小雨模様なれば、皆既月食は拝み得ず、Morganの落胆ぶり推して知るべし。

 

 

今宵の投宿先たるオルガナイザーの父親なるRobさん宅へ御邪魔させて頂くや、いきなり高級ウイスキーが御出迎え、

 

 

至る所に、海辺にて拾遺されしガラクタを以て製作されしアート作品飾られれば「バネバネマン」と共に発条のポーズキメられしジョンソン之圖。

 

 

高級ワインにて、いざ乾杯。

 

 

Robさんと共に記念撮影。

 

 

高級スコッチを手に、至福感最高潮に達されしNANI君之圖。

 

 

我等「AMT夜更かし組」なり。

 

 

今宵は既に夜狼活動も充分な成果上がれば、余裕の笑顔浮かべられるウルフなり。

 

 

晩餐の準備下さるシェフRobさんの後ろ姿なり。

 

 

「鶏の丸焼き」

 

 

「ポテトの何某」

 

 

いざ晩餐に興じんとすれば、心尽しの料理は大いに美味にして、皆して貪り食らう有様。

 

 

腹も膨れれば、グラス片手に各々歓談に興じられし。

 

 

Robさんと、最高級スコッチのボトル抱えるNANI君之圖。

 

Robさんより頂戴せし写真も、此処に掲載させて頂く次第。

 

 

 

 

大英帝国の海辺の田舎町にて、斯くも優雅な夜を堪能する我々なれど、片や日本は前代未聞の迷走ぶりな台風襲来中なりければ、明後日に控える我々の帰国便に影響あらざらぬ事を、切に祈るばかりかな。

 

 

斯くしてPenrynの夜は更け行きし。

 

NANI君のブログも絶賛並走更新中なれば、是非に御併読頂きたし。

 

 

「Standon Calling」Herts

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投宿させて頂くRobさん宅のソファにて轟沈すれば、午前5時起床。然れば家中に展示される「界隈の海辺にて拾遺せし鉄屑を以て制作されしオブジェ群」鑑賞せん。

 

 

 

 

 

 

 

 

大英帝国の水洗トイレ事情とは、水圧が低ければタンクに水を貯めるに当たり、結構な時間を要する事屡々にして、連続してフラッシュすれば、タンクに水が満たされるまで只管待たねばならぬ羽目と相成る次第、然れば大抵傍らに備えられるバスダブのシャワーを引っ張り寄せタンクへ放水、斯くして迅速に水を貯めるも常識的な知恵と知れ。

 

 

嘗て大英帝国にて見受けられし「水と湯が別々の蛇口」なる、何とも不便極まりなき代物も、最近はすっかり「混合栓」なる、湯と水が同一蛇口より供される代物へ取って替わられる次第。

 

 

嘗ては斯様な工夫も亦、大英帝国の洗面台事情に於ける常識たりし。

 

 

Robさんが、朝飯に「クロワッサン」供して下されば、大英帝国名物「偽ワッッサン」にあらず、正真正銘本物にして美味。

 

 

バックヤードへ出んとすればD.I.Y.テラスありて、いとをかし。

 

 

 

其処へ歯磨き中のNANI君登場之圖。

 

 

悠々と趣味の推理小説読書に興じられる東君之圖。

 

 

ビー玉が仕込まれし黒猫、いとをかし。ビー玉猫なんぞと命名すれば、ふと滋賀出身の女性フォークシンガー「びろうどねこ」ちゃんは、果たして今、何処にて何をされておられるか、素晴らしきシンガーなれば、その活動休止は惜しまれるばかりかな。

 

 

今宵は、今回の露英夏季遠征の千秋楽たるフェスティバル「Standon Calling」出演控えれば、いざHerts目指し出発せり。

昨夜の残党たる「カツカレー+海老フライ」に、日本より持参せし味付海苔も添え、これを以て道中弁当とせり。こちらの「カツカレー」とは、日本の其れ、即ち「カレーライス+カツ」とは異なり、ライス+カツ+カレーソースなるコンセプトなれば、圧倒的にルーが少なくカツが多ければ、自ずからライスが余り気味にして、然ればこそ味付海苔を重宝せんとす。

 

 

途中立ち寄りしドライヴインにて、昨日の「Chow」とは異なる、中華系ファーストフード・チェーン「CHOPSTIX」が、矢張り今人気沸騰中なる「カツカレー」を、新メニューとして全面押しされれば、序でに試してみんと訪れれど、注文するや「カツを用意するのに45分待ってもらえますか?」「は?」「カツを用意するのに45分待ってもらえますか?」「は?」「カツを用意するのに45分待ってもらえますか?」「45分?」「はい、45分です(きっぱり)」おんどれ舐めとんのか!どないやったらカツ揚げるのに45分も掛かるねんな。今から肉捌いて衣付けたかて45分も掛からへん云うねん。均か新メニューは店長のみが揚げ得るとかで、その店長の出勤が45分後とか、そういうアホな理由とちゃうやろな。兎に角余りに馬鹿げし申し出を、当然とばかりの面持ちにて述べられれば、こちとら斯くも御人好しにあらずして、そもそも45分も要するファーストフードなんぞファーストフードとして失格なれば、当然キャンセルさせて頂きし。

 

 

会場への道すがら、Heathrow空港の傍らを通り抜ける次第なれば、明日帰国便搭乗を控える我々、今宵は空港界隈のホテルへ投宿予定につき、此処は行き掛けの駄賃とばかり、先ずチェックイン済まさんとす。然れどチェックインせんとすれば、フェスティバルより支払わし筈の宿泊代金が未払いなる事実発覚、Morganの大奮闘にて無事フェスティバル側より支払い完了すれば、漸くチェックイン完了、ルームキーも支給され、私は同室のNANI君共々部屋へ向かえば、カードキーが動作せぬ有様、再びレセプションへ戻りカードキー再発行を御願いに伺うや、Morganと東君も居合わせ、何と彼等の部屋には、既に違う御仁が投宿中なるダブルブッキング状態、結局彼等はツインルームからシングルルーム2部屋へ変更され、こちらは3度カードキー再発行すれど動作叶わず、遂には異なるツインルームへ変更され、漸く入室果たせり。天下の高級有名ホテルなれど、斯様な失態続きとは是如何に。

 

 

漸く入室叶えば、何せ空腹至極にして、最後の2束たる素麺召喚、大英帝国のホテルと云えば電気ケトル常備は常識、然れば煮え滾る熱湯を以て、何とか素麺を戻さんとせり。

 

 

無事素麺も湯煎し得れば、持参する昆布つゆと麺用ふりかけの如き「わさび薬味」を施し、備蓄食材最後の残党たる葱もぶち込むや、これにて「素麺」食せり。

 

 

いざ「Standon Calling」会場目指し、弩田舎道を爆走せり。

 

 

 

約1時間のドライヴにて、無事「Standon Calling」会場へ到着せり。

 

 

楽屋之圖。今や斯くも弩田舎にて行われる野外フェスでさえ、楽屋にてWi-FIありとは、思わず呆れ返る次第。

 

 

こちらが我々が出演予定するステージなり。

 

 

遥か彼方に臨み得るが、メインステージなりけり。

 

 

嘗てAMT宇宙地獄組にて出演せし際、観客の多くがコスプレに興じられしが、何とも印象深ければ、今回も様々なコスプレの方を御見受けする次第。

 

 

フードゾーンへ赴き、晩飯を求めんとす。

 

 

結局「Fish & Chips」屋台の列に合流せり。

 

 

皆様腕輪をされておられれば、これに金をチャージ、買物等支払い全ては、この腕輪のタグをスキャンし行われる仕組にして、いやはや何ともハイテクな様かな。

 

 

久々に食せし「Fish & Chips」は、初めて大英帝国を訪れし22年前に食せし、ラードにて揚げられしベタベタにして内部より油が無限に滲み出るえげつなき代物も今は昔、今やそれなりにサクサクに揚がれば、あの激ベタベタぶりこそ、地元の方々曰く「Fish & Chipsの醍醐味」と知れ。

 

 

出番も迫りて、ステージ袖より客席を臨めば、敷地内に設営されし移動式遊園地の電飾が、一層の賑やかさを彩りしか。

 

 

今宵、スペシャル㊙︎ゲストとして参加下さるGeoff Leigh、バックステージにてウォーミングアップに余念あらざりし。

 

 

開演直前バックステージ乃圖。

 

 

今宵は60分間の演奏を披露。Geoffの参加にて彼のパートをフューチャーせんとすれば、皆してスペースを譲り合う余り、何とも優雅且つ悠久なソロパートも披露頂き、然ればセット後半は尋常ならぬ圧縮ぶりを以て、超高速超高濃度超高密度なる怒涛の疾走を以て、遂には大団円へと至るや、大いに盛況にて幕。久々に超絶なアクションを以てギター演奏すれば、いやはや己れの老いさらばえし様を痛感、僅かな時間にも関わらず息が上がる体たらくぶり、そもそも五十路なれば当然か。

 

下の画像は、私がステージ上よりNANI君を撮影せし1枚なり。

 

 

ライヴ写真ネット上にて拾遺叶えば、此処に無断借用転載させて頂く次第、悪しからず。

 

 

版元レーベルの依頼にて、CDジャケットを翳しての記念撮影も行えば、

 

 

いつの間にやらバンド内最年長と相成り、同い年も相棒東君と2人のみ、メンバー一新され「AMT宗家ネクストジェネレーション」と称せし現行ラインナップを思えば、正に「Deep Purple」第4期の如しかとも思われれど、異なるは、我々は「Deep Purple」にて云う処のリッチー・ブラックモアとジョン・ロードを残せしかの如したる一点か。

 

 

Morganが哀しげな表情にて楽屋へ帰還されれば、場内に設営されるゴーカートに乗らんと、腕輪のタグに金をチェージせんと試みれど、複雑にして果たせず、況してや現金にてなんぞ到底罷りならぬとの事なりけり。

 

 

Geoffと亦の再会を誓い記念撮影に興じし。

 

 

楽屋より撤収せんとするや、スタッフに呼び止められ、貼り出されるタイムテーブルにサインせり。

 

 

明日のメインステージには、何と元「ロキシー・ミュージック」の「Bryan Ferry」が出演予定、因みに今回の全出演者に於いて、私がその名前を知るはこの「Bryan Ferry」のみたりし。

 

 

ゴーカートに未練たらたらなMorgan之圖。

 

 

昨夜の皆既月食は拝み得ねど、今夜の月は仰ぎ得し。

 

 

 

ホテルへ帰還、ウルフ&ジョンソンの部屋にて最後の清算も済ませれば、ツアー無事終了祝し、今や「AMT SHopzone社長」の重責も担われるウルフの訓辞の後、いざ乾杯せり。

 

 

これにてAMT露英夏季遠征2018も無事全日程終了せり。残すは明日の帰国便搭乗のみなり。

 

 

自室へ戻るや、NANI君とテレビにて、女性に由る異種格闘技大会の如しを鑑賞。

 

 

流石に今宵は疲労困憊すれば、明日こそ〆切が今週末に迫る「GODMAN」新譜のミックスダウン完了させんと、誓うばかりかな。

 

斯くして大英帝国最後の夜は更け行きし。

 

NANI君のブログも絶賛並走更新中なれば、是非に御併読頂きたし。

 

 

 

 

いざ灼熱地獄日本へ帰国せん

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今回のAMT宗家 露英夏季遠征も、昨夜無事千秋楽を迎え、愈々帰国の途に就くのみとなれど、本日こそ、8月末より「The Silence」とのWレコ発ツアー控える「GODMAN」その新譜音源の〆切に他ならねば、何としてもチェックアウト時刻たる正午までに完成させ、マスタリング・エンジニア中屋さんへ音源データ送信完了させねばならぬ次第、然れば午前3時起床、先ずはツアー時下のミッションなるブログ執筆更新果たし、いざミックス作業に取り掛からんとす。

先達てフェスティバル「Blue Dot」出演せし夜、ホテルにて深夜テレビ垂れ流しにし乍ら、この「GODMAN」録音作業に勤しめば、欧州にて時折遭遇するエロチャットへ案内の類いかと思しきエロ番組なんぞBGVとすれど、

 

 

ふと気付けば、デブのオッサンが、下着姿にて何やら汚く食い散らかすのみなる、世にも悍ましき番組へと一変すれば、一体どこのどいつがこんな汚らしい気色悪いもん求めんのじゃ!1日の始まりなる夜明け前より、全く以て最低の気分に墜とされれば、その件りをブログに綴るも厭われれど、均か〆切日たる今朝も遭遇しては業務に大きく支障来たさんと思われ、敢えてしょうむないテレビショッピング番組をBGVとせり。

 

 

斯くして午前7時前、NANI君起き抜けられれば、ミックス作業中の私と共に、ホテルの朝之圖。

 

 

NANI君と連れ立ち、1階のレストランへブレックファースト求め出撃せり。

 

 

イングリッシュ・ブレックファーストも含むビュッフェスタイルなり。

 

 

写真にて確認困難ならんと思われれど、檸檬の隣にサーモン塩漬けの如きも並ぶ次第。

 

 

豪華な朝飯に満足気なNANI君之圖。

 

 

唯一人、帰国便が午前出発なる東君は、朝飯食らわれれば出発控えられ、これにて暫しの別れとなる次第。今や四国は高知宿毛の海傍に居を構え、日がな釣りに興じられる悠々自適な暮らし満喫される東君なれば、存分に夏の海を堪能されたし。

 

 

自室へ戻り、再びミックス作業に勤しめば、午前10時過ぎ、遂にミックス作業完了、中屋さんへデータ送信すれば、ギリギリ業務完了せり。

正午、チェックアウトすれば、MorganにHeathrow空港ターミナル5まで御送り頂きし。彼には、10月2日より6週間に渡り敢行せんとするAMT宗家欧州ツアーにて、再びドライバー務めて頂く次第ならば、それまで暫しの別れなり。

 

 

「Adios!」

 

 

先発部隊たりし東君を除く我々4名、皆して同じ帰国便に搭乗なれば、チェックインも無事完了、いざ搭乗ゲートへ赴かんとすれば、セキュリティーゲートにて液体物は一切没収される為、昨夜楽屋より失敬されし缶ビールを、今此処にて飲み干さんとするジョンソン之圖。

 

 

搭乗開始まで1時間を残せば、アジア系ファーストフードチェーン「itsu」へ繰り出せり。巻寿司と餃子が詰め合わされしコンボ、果たして温めるべきか否か、真に以て難しき一択強いられる代物ならん。

 

 

ヴィーガン用弁当なれど、おかずがアボガドや枝豆ってどないやねんな。こんなもん料理でも何でもないちゅうねんな。唯野菜切って詰めただけやがな。笑かしよんのう、ホンマ。そんなやったらその辺に生えてる草でも食うとけ云うねん。

 

 

挙句「Zen Water」とは是如何に、笑止千万な御目出度き代物なり。

 

 

御品書眺むるや「veggie gyoza udon」なる代物あれば、肉なし野菜餃子がぶちこまれしうどんに他ならずして、ふと思えば「ワンタン麺」はあれど、何故「餃子麺」の類いあらざらんか。餃子+ラーメンなるセットこそ一般的なれど、その餃子をラーメンにぶち込みしなんぞ存在するや。能く能く考えれば、餃子+うどんとは是如何に「意外にも美味かったりして」なんぞとジョンソンと談笑せり。

 

 

餃子扱われれど、卓上に餃子のタレや酢すらあらざれば、その代わり「hot-su potsu」なる代物あり。本来正式には醤油+狭義のポン酢たるが「ポン酢醤油」即ち今で云う処の「ポン酢」にして、この唐辛子入り酢と思しき「ホット酢」即ち「potsu」って何やねんな。検索すればアマゾンUKにても取り扱われる次第。

 

 

ラベルに意匠されし「健康的な人生」なるコピーに、思わず失笑せり。そもそも一見ヘルシー志向の如きイメージ戦略展開されれど、実際に供される料理にヘルシーさなんぞ微塵も伺えぬギャップは、アジア料理、特に日本食に対する「ヘルシー」なイメージを、巧く取り込まんとされしインチキ日本食商法の先鋒なればこそか。

 

 

然りとて「better than nothing」とばかり、このインチキ日本食商法に見事に引っ掛かる我々、取り敢えずアサヒスーパードライ小瓶にて乾杯せり。

 

 

「korean bbq pork rice’bowl+gyoza」所望、その「korean bbq pork」とは韓国式豚焼肉を想像すれど、味わいはタイカレーの如しにして、況して汁気も充分に多過ぎなれば、よもや注文間違われしかと思えども、公式サイト伺えば、タイ風と銘打たれしはチキンのみ、肉の形状より矢張りこれが「korean bbq pork rice’bowl」たるは疑いの余地あらざれど、サンプル写真と余りの相違、更にはその名前と実際の味わいの差が激し過ぎ、おんどれらアジア料理って何か知ってやってるんか?全く以て出鱈目にも程があると苦言呈させて頂けど、日本に於いても、他所様の料理に関し同様の現象なんぞザラならんと思えば、一概に非難し得るものにあらざらんや。

 

 

搭乗ゲートにて、ブログ執筆に余念あらざるNANI君野圖。如何せんツアー道中記たるブログ記事を、帰国後も綴らねばならぬ苦痛とは、尋常ならねばこそ。

 

 

斯くしてBritish Airways午後3時45分発成田空港行きに搭乗、いざ帰国の途に就かん。

 

 

上の写真を撮影せしや否や、ジョンソンも搭乗ゲートに現れれば、別枠にて撮影させて頂きし。

 

 

空の旅の愉しみとは、ハリウッド娯楽大作鑑賞に他ならぬ私なれど、往路のフライトにて日本語吹替映画の目ぼしきは全て鑑賞済み、然れば所謂名作なれど未見の作品を選択、斯くしてロブ・ライナー監督作品「スタンド・バイ・ミー(原題:Stand By Me)鑑賞せり。御存知の通り、原作はスティーヴン・キングの非ホラー作品「THE BODY」にして、あのリヴァー・フェニックス等の出世作としても知らるるなんぞとは、云わずもがな。先日観賞せし「ピラニア3D」に於いて、男根食い千切られしポルノ映画監督デレックを演ぜられしこそ、本作に於いてはバーン・テシオ演ぜられしジェリー・オコンネルにして、本作の出世頭たるエース演ぜられしキーファ・サザーランドや故リヴァー・フェニックス等含めれど、あのデブ役演ぜられしジェリー・オコンネルこそが、後々役者として斯くも大活躍せんとは、果たして誰が予想し得しか。正に本作ラストにて語られる通り、人生万事塞翁が馬なるかな。

 

2本目は、以前も観賞すれどザック・スナイダー監督作品「ジャスティス・リーグ(原題:Justice League)」再び。矢張りライバルたるマーヴェル程の圧倒的カオスとパワー感ぜられねば、前回の感想記事に於いては、嘗ての日本に於けるプロレス界、即ち馬場率いる全日と猪木率いる新日に例えれど、今回感ぜられしとは、毎年繰り出す新シリーズが何れも絶好調にして、全国30余局ネットを以て今や特撮ヒーロー界の頂点に君臨せらるる仮面ライダーと、偉大なる歴史を誇示されつつも、現在に於いては僅か7局ネットにて新作放送中なるウルトラマン、日本を代表するこの2大特撮ヒーローの関係と、何やら同じ空気を感じざるを得ぬ次第にして、全日、ウルトラマンと、何故か常に少数派支持となる私なれど、このマーヴェルとDCに関せば、残念乍らマーヴェル派なり。異星人なればこそ余りに強過ぎにして、且つ他の地球出身ヒーロー達との実力差が明白過ぎなるスーパーマンが、結局物語の中心とならざるを得ぬとは、猪木のカリスマ性のデカさこそが、後進に道を譲る好機を見誤られし親日と、何処かオーバーラップせられしか。

 

3本目は、是枝裕和監督作品「三度目の殺人」観賞せり。ドキュメンタリー畑出身なればこそか、その作風は常に対話形式を用いられ、亦「誰かを悪者として描くことをしない」主義も、共に本作に於いても貫かれ、然ればこそ二転三転する展開に、果たして誰に感情移入すべきか判断しかねれば、其の儘遂にはラストシーン迎えし次第。主演されし福山雅治を脇役にさえ感じさ得る役所広司の妙演ぶりは、今や重厚な役者が絶滅寸前なる邦画界に於ける、正に最後の光明たらん。昨今のゴミ邦画尽くしに辟易とせられし中なれば、久々に観応えありて、鑑賞後の余韻も心地良き重厚感漂えば、そもそもは熱烈な邦画ファンなればこそ、未来へのひと筋の希望が未だ潰えざりしを実感させて頂きしか。

 

4本目も、今回の往路にて観賞済みなるウェス・ボール監督作品「メイズ・ランナー:最後の迷宮(原題:Maze Runner : The Death Cure)」再び。前回観賞せし際には、余りの退屈さに睡魔と格闘し乍らたれど、今回は確と観賞せり。然れど残念乍ら印象は変わらず終い、未見のシリーズ前2作を観んとさせるにも至らじ。

 

離陸後の機内食を、不覚にも爆睡すれば食い損なえど、搭乗前に「itsu」にて昼飯済ませれば、取り立てて残念感もあらざりし。

 

到着前の機内食は、選択肢問うや「イングリッシュ・ブレックファーストかオムレツ」なりけりて「オムレツ」選択すれど、開ければベイクド・ビーンズや焼トマトやマッシュルームがオムレツと共に詰め合わされ、結局「イングリッシュ・ブレックファースト」然とせし有様。因みに隣の男性が「イングリッシュ・ブレックファースト」所望されれば、オムレツの代わりにスクランブルエッグが少々詰められ、他にソーセージぶち込まれし代物たりし。今朝ホテルの朝飯にて酷似せしを食せば、最早この手の味わいに辟易せられし次第にして、申し訳なくも概ね遠慮させて頂きし。

 

 

当初の到着予定時刻より25分早き午前10時50分、無事成田空港へ到着せり。帰国手続きが自動化されれば、些か戸惑えど、スムーズに受託手荷物受取場まで到達、預けしギターケースとスーツケース受け取れば、此処にて皆と別れ、一足先に税関へ迎えども、奇しくも2人前に並ばれし台湾人カップルが荷物検査と相成り、是にて行列の進行は完全停止、向かいの列後方に並ぶNANI君発見すれど、最終的にはそのNANI君にさえ先を越されし有様にして、せやから糞成田嫌いやねん。そもそも通路を歩く乗客共も、その歩み何とも遅ければ邪魔な事この上なし、イラチ揃いの関空とはえらい違いやっちゅうねん。

午前10時48分発成田エクスプレスに何とか間に合えば、この糞蒸し暑き日に、均か駅構内にクーラーあらざらんや、ホームの蒸し暑さ尋常ならずして、列車を待つのみにて汗が濁流の如く吹き出る有様、どないなっとんねんなJR東日本!客を舐めるんもええ加減にせえや。

 

 

成田エクスプレスにて東京目指せば、東京スカイツリーも見えるものなれど、この趣き皆無なしょうむない建造物には、そもそも何の思い入れもあらざれば、況して「デカ過ぎて絵にならないから、怪獣映画でも破壊されない」成る程ゴジラの身長の6倍以上と知れば、然もありなん。正にしょうむなさの極みかな。

 

 

東京駅にて、午前11時発新大阪行き「のぞみ」乗車せん。東京駅は折り返し運転始発駅にして、出発5分前まで悠長に掃除係が車内清掃に勤しまれれば、こちとらこの糞暑き中、只管待たされ続けるのみ。対して新大阪駅を始発とする東海道新幹線車両は、約15分前よりホームにドア開け停車されれば快適至極と知れ。客舐めんのもええ加減にせえよ、JR東海!

 

 

駅弁「東京日本橋 三代目 たいめいけん チキンライス弁当」なんぞ食せり。そもそも「深川めし」購入せんと思えど、何故か斯様な代物購入すれば、正に注文せんとせし刹那、突如目に入れば反射的にその商品名告げし経緯にして、これも全てはこの尋常ならぬ残酷暑ぶりなればこそ。

 

 

斯くして午後3時40分頃、新大阪駅到着すれば「気温35℃ 湿度88%」なる表示に思わず目眩失神3秒前、大阪アジトへ帰還するやクーラー全開、文明の利器の有り難さを改めて痛感せられし。

 

斯くして「AMT宗家 露英遠征夏の陣2018」無事終了すれば、ツアー道中譚も是にて脱稿。御免。

 

NANI君のブログも絶賛並走更新中なれば、是非に御拝読頂きたし。

 

AMT宗家 露英夏の陣 2018 総集編

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帰国以来既に24時間以上経過、大阪アジトへ帰還し概ね25時間半経過すれど、案の定高レベル時差ぼけに苛まされ、加えてこの残酷暑に対応し切れねば暑気中り気味、奇しくも突如襲来せし全身痛も相俟れば、クーラー全開快適適温空間にて、只管一見仮眠の如き実は気絶を繰り返すばかりなり。

然りとて勤しまねばならぬ業務あれこれあれば、新譜「GODMAN」入稿も恙無く進行、来春のAMT宗家北米ツアーのブッキングも開始、その他諸々の事務仕事も完了すれば、是を以て帰国初日業務状況は上出来とせん。

 

先のAMT宗家露英遠征こと今更乍ら「露英夏の陣2018」なんぞと名付けさせて頂きしも、道中譚ブログ記事は既に脱稿済みなれど、各記事投稿せし当時には拾遺叶わざりしライヴ写真多ければ、此処に何を以て「総集編」なんぞと銘打つかは扨置き、それらライヴ写真群を、今更乍ら此処に無断借用転載させて頂く次第、悪しからず。

 

「Moscow @ FORMA FESTIVAL ФОРМА 2018」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「Cheshire @ Blue Dot Festival」

 

 

 

 

 

「London @ Cafe Oto」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「Salisbury @ The Winchester Gate」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「Penryn @ Fish Factory Art Space」

 

 

 

 

「Herts @ Standon Calling」

 

 

「AMTヤングお兄さんチーム」が撮影されし「AMT元老院」之圖。

 

 

 

最終夜、プチ打ち上げ@Heathrow空港界隈ヒルトンホテルの部屋にて、SHOPZONE社長業の重責完遂されしウルフ、渾身の一発ギャグ「君は俺のヒースロー!!」之圖。

 

 

 

 

「AMTヤングお兄さんチーム」各々に由る道中譚は、以下のリンクにて。

NANI君ブログは並走更新。

https://ameblo.jp/nani-satoshima/  

ジョンソンもFacebookに道中日記アップ。 https://www.facebook.com/jyonson.tsu  

ウルフもインスタに写真アップ。 https://www.instagram.com/spacetime246/ 

 

 

 

 

 

 

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