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Channel: 大ぼら一代番外地
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Buenos Aires (day 3 : day off)

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本日は、此処Buenos Airesにて完全なるオフなり。

左足甲痛は、抗生物質投与にて快方へ向かいつつあるとは云え、未だ歩行には支障来たす有様、然れば折角のオフを静養に充てさせて頂かんとす。

 

ネット上にて、ウルトラセブンを象りしギター「Flying Seven」なんぞが製造販売されし事実を知れば、

 

 

均かセブン御本人が演奏される写真も発見、思わず驚愕せり。

 

 

ウルトラマンも御愛用か。

 

 

ウルトラマンを象られしヴァイオリンもあり。

 

 

ウルトラマンティガは、オリジナルモデルにあらざれどベース担当、

 

 

ウルトラマンタロウは、スピーカー内蔵小型ギターを愛用されるか。

 

 

ウルトラマンギンガはエアギターなり。

 

 

「Flying Seven」は、円谷プロとESPとアルフィー高見沢氏に由るコラボ企画なりけりて、その高見沢氏とウルトラマンゼロの共演画像も発見せり。ウルトラマンゼロもエアギターに興じられし。

 

 

能く能く見ると、高見沢氏のギターのデザインが、何処となくウルトラマンゼロのデザインと酷似、

 

 

宛らこれは「Flying Zero」なるか。

 

 

高見沢氏の熱狂的ウルトラマンファンぶりは有名にして、自らが巨大化し怪獣と戦う「激闘バトル!ウルトラマンタカミー」なる円谷プロ制作に由る映像作品もあれば、

 

 

「ウルトラマンジジード」なんぞと嘲笑されるウルトラマンジード ロイヤルメガマスターに、何と先んじてのマント装着されし御雄姿かな。

 

 

オフなれば、街の風を感ずるべく外出される「何も成し遂げてないくせに自分探しの旅に出てしまいそうなロクでもないジャンベ野郎 ジブン・サガシ」と、Buenos Aires在住の友人にレコード屋案内して頂かんとする「後輩芸人を飯に誘っておいて会計の時には必ずトイレに行く、鳴かず飛ばずの売れないベテラン芸人 ピンキー・ミツル」なる御両名御出立之圖。

 

 

連日のヘヴィ級肉絨毯爆撃にて、我が消化器系臓器は壊滅的被害被れば、本日はホテルにて静養せんとす。思わず「おろし納豆うどんとか食いたいなあ…」なんぞと溢せば、NANI君より「それは云っちゃあいけませんよ」窘められし次第、全く以て仰せの通り、相済みません。

 

 

出発の際、大阪伊丹空港の売店にて所望せし「大阪 紅ショウガ天 柿ノ種揚」召喚、紅生姜の味わいに救われしかな。

 

 

「わっさー揚げといたで!」なるコピーも添えられし。「わっさー」とは、久しく耳にせぬ大阪弁語彙なるかな。

 

 

昨日と同じレストランにて、ビール+ステーキ堪能されしNANI君なれば、帰還されるや即轟沈之圖。流石は若人、この連綿と続くヘヴィ級肉食戦線に於いて、身銭を切り更に肉を食らわれれば、昨昼より既に3食連続ステーキなる記録更新中。

 

 

日がなホテルの自室にて惰眠貪れば、せめて溜まりしブログ記事更新せんとすれど、徒然なる儘に日暮らし、MacBookに向かいて、心に移り行く由無し事を、其処は彼と無く書き付くれば、奇しうこそ物狂おしけれ。

 

日本より持参せし虎の子たるカップ麺「ペヤングやきそば 酸辣MAX」召喚、

 

 

ブレックファースト供される簡易キッチンに備えられる電気ケトルを拝借、湯を沸かせば、此処にカップ焼そば食すに至りし。残念乍らソーシーな味わいにあらねども、ヘヴィ級肉食戦線より一時離脱し得し安堵感を得るに至れり。

 

 

ウルフこと「何も成し遂げてないくせに自分探しの旅に出てしまうジブン・サガシ君」可成り酩酊ぶりにて帰還されれば、本日の「自分探し」その成果報告に来られれど、そもそも他人の人生なんかどうでもええし。

 

 

況して「鳴かず飛ばずの売れないベテラン芸人 ピンキー・ミツル」なんぞ、そもそも他人の話には一切興味あらざりて、馬耳東風ならぬ「豚耳豚風」ぶり。外出時と喫煙時以外は、ジョン&ヨーコ宜しく日がなベッド上にて過ごされれば、只管携帯電話を弄り捲るに終始、然れど時折突如気色悪しきゲタ笑いと共に、しょうむない自分ネタを無理矢理にも押し聞かせせんと、他人の時間に土足にて踏み込むデリカシー欠如ぶりを露呈、太々しきにも程があると思えば、太いのんは体だけにしとけや。

 

 

既に夜更けに差し掛かれば、本日初の外出を決意せり。そもそも日曜なれば多くの店が休業日にして、況して既に時刻も遅ければ、漸く1軒のハンバーガー屋の如きへ漂着せり。NANI君と冷えしビールにて乾杯、

 

 

私が所望せし「Canchero」なるサンドウィッチは、何せ巨大な代物にして、

 

 

中身は、豚ステーキ肉x2、目玉焼、ハム、チーズ、炒められし玉葱とパプリカなる重量級ぶり、

 

 

豚ステーキ肉は、その1枚の大きさが、日本に於いてはトンテキ1枚に充分匹敵、それが2枚とは流石「肉食天国」アルゼンチンかな。アルゼンチンの肉料理の多くは、塩のみを以て味付け施されれば、久々なるケチャップ、マスタード、マヨネーズとの遭遇を以て、大いに懐かしさ沁み入るばかり。

 

 

NANI君が所望されしには、パティ2枚重ねられし、是亦重量級の代物なるかな。

 

 

酩酊し乍らも本日2度目の「自分探し」へ旅立たれし「ジブン・サガシ君」が、漂流の果て此処へ合流、徐ろに「すみませーん、あの…ワイン1本!」一切何の躊躇いもなく日本語にて注文されるや、店員もその酩酊ぶりに苦笑しつつも、概ね察せられれば、無事赤ワインを手にされしサガシ君、未だ探索中なる己れの人生について熱く語らんとす。

 

 

ワイルドな男「ウルフ」たる生き様を目指し乍らも、現実の己れの姿が遠く及ばぬ葛藤に、

 

 

遂には、見えぬ月に遠吠え繰り返す「ウルフ」ぶりかな。

 

 

斯くしてBuenos Airesの第3夜は更け行きし。

 

NANI君のブログも並走更新中なれば、是非に御併読頂きたし。

 

 

 

 

 

 

 


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