重量級肉食文化を誇られる南米、況して「主食が肉」たるアルゼンチンに1週間程も滞在となれば、そもそもライヴ行いし日は先ずレストランにて肉、更にオフも身銭切りて連日レストランへ足繁く通われ、正に肉食三昧にて悦楽に耽られるミツルコさん、只管「食うちゃ寝」にて爆食惰眠貪られれば、ここは少々そのダラけし性根と肉体を叩き直すべく、いざ折檻。
「チェーーーーーストッ!」「ぎゃあああああああ!!!!」
午前6時起床。左足甲痛は、抗生物質投与の効能もあれば、況してや骨に「異常なし」均かの「感染症」と知るや「健康は思い込みから」とばかり、更には生来の享楽的且つ楽観的刹那主義にして運命論者なればこそ「後はなるようにしかならん」なんぞと、最早能天気に完治せし姿をイメージし得れば、痛みなんぞ最早ほぼ皆無、逆に歩行補助器具アキレスブーツ装着すら、どうにも面倒臭く億劫なるばかりかな。
本日は、旧友「Reynols」のAnla Cortisが、スタジオにて「AMT+Reynols」なるセッションレコーディングをコーディネイトされれば、いざ現場たるRubber Tracksへ出撃せり。
昨夜スパークし過ぎにて、案の定二日酔いにて、未だほぼ機能せぬ体たらくぶり晒すウルフなれば、スタジオに用意されしマテ茶なんぞにて、正に御茶を濁さんとすせり。
学生時代は卓球部部長務められしNANI君なれば、斯くもダレ切りしウルフの性根叩き直すべく、奇しくもスタジオ内に卓球台設営されれば、ウルフの体内残留アルコールを排出させるべく、地獄の猛特訓開始されし。
セッティングも完了すれば、徒然なる儘にジャムセッション録音に耽りし。
昼食休憩となれば、界隈の中華料理よりテイクアウト下さり「焼飯(2種)+茸炒め+揚げ春巻き」
いざ食らえば、焼飯が些か硬過ぎ、パラパラならぬバリバリなれど、如何せん南米重量級肉地獄より脱却図り得る喜びにて、大いなる感謝を以て食せり。
再びレコーディング行えば、午後のセッションよりダウン症候群のドラマー/ヴォーカリストMiguel Tomasínも参加せり。
嘗てリリースせしAnlaとのデュオアルバム「Live at Namba Bears」のジャケットに使われし絵を描かれし画家Alejandro Leonelli氏が、今回のセッションに立ち会い乍ら描かれしライヴドローイング、
氏より、超緻密に描かれし素晴らしき原画群拝見させて頂き、更には画集とステッカーまで頂戴せり。
一足先に帰還されるMiguelよりサイン頂戴せり。「Reynols」が国外ツアー行いし際、彼は同行し得ぬ上、国内ライヴでさえ参加は稀なると伺えば、一昨日の地元Buenos Aires公演ですら欠席されし次第にして、然れど彼こそがバンドの最重要人物なれば、今回彼と面会共演し得し機会持てしは、正に幸運たりしか。
全セッション終了後、インタビューを受ける私之圖。
こちらは「日本対アルゼンチン・ドラマー卓球対決」之圖。
晩飯は、ホテル界隈の中華料理テイクアウト専門店へ繰り出せり。ビュッフェスタイルにして、ステーキ以外の献立がずらり並ぶ様に思わず狂喜、とは些か奇妙な様とは重々承知之介なれど、如何せん重量級肉料理が連綿と続けば、仮令高級ステーキですら嫌気が差すも当然の理、然れば多彩な献立に脳内パニック引き起こし、最早冷静な判断不可なる状態にて、況して歩行不自由なる身なれば、幾度も気楽に足運べぬと知ればこそ、此処は明日の朝飯も確保すべく、2食分を購入せり。
「チキンカツ+焼飯+アスパラ炒め+シーフードサラダ(貝と烏賊入り)+焼そば+茄子味噌炒め」をプラ容器内に3階層を構築し詰めし次第。矢張り焼飯が硬過ぎにして、申し訳なくも廃棄処分とさせて頂きし。チキンカツは、日本より持参するポン酢施し食らえば、懐かしき味わいに胸熱くなりしかな。如何せん「主食が肉」なるアルゼンチンなれば、ステーキ等にも施すは飽くまでも「塩のみ」にして、大蒜やソースの類い皆無、成る程「主食」なればこそ塩のみと知れ。
NANI君も、久々の中華料理に舌鼓乱打せられし。
昨夜のスパークぶりが祟り、未だ二日酔いにて轟沈中なるウルフ之圖。正に「愚か者」を地で行く稀代の御調子者ぶりは、仮令父親となれど不変なるかな。愛娘菜子ちゃんこと「潤子(と書いて『ウルコ』と読む)に、斯くも不甲斐なき様見られでもすれば、父親の権威失墜なんぞ云うに及ばず、挙句「パパ、お酒臭ぁ〜い!嫌い!」なんぞと愛想尽かされんと憂慮もされれば、しっかりせぇ!ウルフ!
斯くしてBuenos Airesの第4夜は更け行きし。
NANI君のブログも並走更新中なれば、是非に御併読頂きたし。


























